今日は「こどもの日」、言わずと知れた端午の節供です。
こどもは「子供」と書きたいけど、祝日法の条文に従いました。法律上この日の意義は
「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」
なので、真の「母の日」なのですが、殆ど知られていません。
端午の節供とは、月の端(はし)、つまり月初の午の日で、「午」は「五」に通じることから、数字が重なる5月5日を呼ぶようになったそうです。
菖蒲の節供は旧暦の季節感。菖蒲→尚武で武家の男の子の節供となったのはご存じの通りです。
季節感は旧暦のほうがしっくり来るものが多いのですが、鯉のぼりばかりは、雨の旧暦5月より青空の新暦5月のほうが気分いいですね。
(善福寺池に渡された鯉のぼり…無風時、鯉目刺し…(笑))
鯉のぼり
作詞・作曲 不詳
甍の波と雲の波 (いらかのなみと くものなみ)
重なる波の中空を (かさなるなみの なかぞらを)
橘かおる朝風に (たちばなかおる あさかぜに)
高く泳ぐや 鯉のぼり (たかくおよぐや こいのぼり)
開ける広き其の口に (ひらけるひろき そのくちに)
船をも呑まん様見えて (ふねをものまん さまみえて)
ゆたかに振う尾鰭には (ゆたかにふるう おびれには)
物に動ぜぬ姿あり (ものにどうぜぬ すがたあり)
百瀬の滝を登りなば (ももせのたきを のぼりなば)
忽ち龍になりぬべき (たちまちりゅうに なりぬべき)
わが身に似よや男子と (わがみにによや おのこごと)
空に躍るや 鯉のぼり (そらにおどるや こいのぼり)
背くらべ(せいくらべ)
作詞:海野厚 作曲:中山晋平
柱のきずは おととしの
五月五日の 背くらべ
粽(ちまき)たべたべ 兄さんが
計ってくれた 背のたけ
きのうくらべりゃ 何(なん)のこと
やっと羽織の 紐(ひも)のたけ
柱に凭(もた)れりゃ すぐ見える
遠いお山も 背くらべ
雲の上まで 顔だして
てんでに背伸(せのび) していても
雪の帽子を ぬいでさえ
一はやっぱり 富士の山
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