日本再生への道

2011年7月11日 (月)

日本人の悪癖は八百万の神が許さない

『部下が安易にメール投稿呼びかけ…九電副本部長』(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110711-OYT1T00441.htm

やらせメールですか。まあありがちな話、普段なら笑っておしまいですが、空気を読まなすぎですね。ばれたら叩かれること間違いなし!なのは、幼稚園児でもわかりそうなもんなのに…

それで「ブカガ…」は情けないの自乗。部下に責任を押しつけて自分は知らんぷりですか。これだけはやってはいけない。部下がやっても、責任は上司にあります。それだけの責任を負わなければならないからこそ、高い給料をもらい、名誉ある地位を占めているのです。

どうも、この日本では、偉くなればなるほど「部下が悪い」「野党が悪い」「国民が悪い」などという傾向がありますね。不思議なことに、部下などおらず給料も安いペ-ペーほど責任感が強かったりするんですよね。

論語に曰く

子曰わく、君子は諸(これ・責任)を己に求む、小人は諸を人に求む(衛霊公十五)

偉くなればなるほど小人になるのが日本人の悪癖です。では、日本一の小人は誰?言うまでもないこと…でもないか。鳩か菅か、大いに悩むところではあります。

日本に巣くう小人を一掃すれば、日本は一気に風通し良くなり復活するのは確実です。大東亜戦争敗戦から日本が早く立ち直ったのは、GHQによる「公職追放」が一役買っていたのでしょう。でも、今回の東日本大震災では、そうはなりませんでした。

以下、のんべの想像。

きっと、まだ終戦したわけではないのでしょう。八百万の神の怒りが収まったようには思えませんので、これからが本番でしょう。八百万の神による「公職追放」が起こるかも知れません。

八百万の神が祝福なさっている悠仁殿下が即位なさるとき、絶対に日本の時代になります。資本主義でも民主主義でもない、新しい時代。それまでは苦難の道。

子供たちにバトンを渡すまで、我々は常に「八百万の神による公職追放」を食わないように日々自省して、なんとか頑張りましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2011年6月 4日 (土)

どうでもよいつぶやき

菅首相の不信任案否決からの退陣さわぎ、ばかばかしくて見ていられません。いくらなんでもあそこまで露骨な嘘をつくようでは政治家以前に人間として論外。

とにかく子供の教育上非常によろしくない。なんでもいいからとにかく退陣してほしい…

以前、某国のとんでもない大統領を笑っていたら、それ以上にとんでもない首相が日本に2人続けてとは…因果応報とはまさにこのこと…

----------------

首相だけを批判しても仕方がないことです。残念ながら、私を含む日本国民がここまで情けないことになっている、ということ。

大震災は、まさに我々日本人に猛省を促しています。石原慎太郎氏言うところの「我欲」にまみれた日本人の心。これを「感謝」の心に立て替えられないようなら、また天災が起こるでしょう。

今回、原発がやられたのは、日本で一番人口の多い首都圏の人々に、災害を他人事と思わせないためなのかもしれません。他人事なら心の入れ替えはできませんから。八百万の神々がそれだけ怒っておいでになる、ということでしょう。

首都圏の人々の心も、少しずつは立て替わっている、と信じたい。

----------------

首都圏の人々の今一番の関心事は、夏の節電。暑い夏になるな、という想念はすさまじいほどに感じます。この想いの強さ、多分叶うのではないかと。

しかし、そう都合良くはいかない。寒さの夏はおろおろ歩き、がなにより恐ろしい。

----------------

菅も鳩も小澤も権力に恋々としていること。ああ情けない。まあ、反面教師ですね。

彼岸があるのかどうか私は知りません。

でももしあるのなら…こういう連中には、さぞや素敵な彼岸が待っていることでしょうね。不運にして地震で亡くなられた方々は、本当に美しい彼岸にいらっしゃるでしょうが、同じところには絶対に行けないことでしょう。

その昔、平清盛公は地獄に落ちることを覚悟していたと聞きます。政治家にはその覚悟が必要ですが、果たしてあるのでしょうかね。

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2011年5月22日 (日)

政府は「リスク」急増に対処せよ

『放射性物質:「荒茶」検査に静岡県が反発 要望書を提出』(毎日)
http://mainichi.jp/select/science/news/20110518k0000m040096000c.html

周期表を見ればセシウムはカリウムと化学的性質が近いのは明らか。植物の肥料は「窒素・リン酸・カリ」、植物が吸い上げるのは当然。吸い上げたセシウムのうち、葉の栄養分になるのが圧倒的に多いので、茶葉には溜まるでしょう。そばなどの実にもカリウムは結構多いから、困ったもんです。

聞いた話ですが、パリの某そば屋で日本から蕎麦を輸入しようとしたところ、税関でストップされたとのこと。走り回って、311以前の袋詰めを照明してもらい、それならOK、となったらしいですが…

そりゃあ、水道水にせよ農産物にせよ、国際基準に比べ何十倍もゆるゆるになった現在の日本基準では、そりゃあ外国人が信用できないのは当然です。これは「風評被害」ではなく、「日本基準」=「基準外」→「輸入禁止」というだけのこと、ごく当然の話です。

日本の信頼を揺るがすところまで基準を緩めないと、現実的に生きていけないからそうしているわけでしょう。

今や、静岡以東の住人は1年あたり10~200mシーベルトの「低線量率放射線」に曝されているのは間違いなさそうです。

「低線量率放射線」については、非常に危険から健康に良いまで、議論百出しています。要するに、いままで日本人はそんな経験をしたことないわけですから、わかるわけないのです。

それぞれそれなりに科学的根拠があるようですから、みなそれなりに正しいものと思われます。なぜぶれるのか。これは「低線量率放射線」が健康「リスク」、つまり「不確実の度合い」を急増させている、と考えるべきです。

政府は健康「リスク」を国民に甘受させているわけです。「新自由主義」とは経済だけの世界でしたが、それを健康にまで広げた世界です。医療費を払えない人は病気を治せない、どころではありません。

リスクが大きくなった場合は経験上「弱者狙い撃ち」です。北斗の拳ほどではないにせよ。

ガンになる人が今と比べ増えるのか減るのか…わかりませんが、「今まで通り」ではなさそうだし、仮に全体として減ったとしても、元々「ガンになりやすいという体質」を持っている人だけガンになる可能性を高める、などということはありそうです。

となれば、政府のすべきことは決まっています。たとえば『ガンになるリスクが上がった分の取り返し』のために、ガンを安全に治せる可能性を高めなければいけない、ということです。つまり、ガン治療への研究費や設備費(たとえば「重粒子線」照射器)などを今までの何十倍も充実させるべきです。

「ただちに」健康への影響はなくても、長期的にリスクが高まるのは確実。間違いなく、「ただちに」行うべきことのひとつです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年5月 4日 (水)

災害が育んだ日本と日本人

Otakanomiti_2昨日、国分寺にある真姿の池湧水群を見に行きました。実に素敵なところ。東京にもすばらしい湧水はいくつもありますが、ここは日本百名水にも選ばれたところで、地域住民の心のこもった保全活動のおかげで、その清冽さは屈指のものです。

国分寺の地名は、もちろん聖武天皇の発した「国分寺建立の詔」(天平十三年、西暦741年、ついでながら大仏造立の詔はその2年後)によるもの。国分寺はこの真姿の池湧水群のところに現存します。

国分寺崖線が美しい。断層ではなく、大昔、多摩川が武蔵野台地を浸食してできた浸食崖です。湧水があるのはこの自然環境のおかげです。

美しい自然は、我々に恵みをもたらしてくれます。海、山、崖…そして日本列島。

災害と恵みは背中合わせ。日本列島自体が大陸プレートの潜り込みでできたわけですから、地震がなければ日本列島の存在すらありません。台風のおかげで、豊かな水がもたらされています。

古来、災害が起こると必ず日本人は以前よりたくましく立ち上がりました。大東亜戦争時の空襲や原爆も、自然災害と同じようなものです。災害がはぐくんだ日本人の「無常観」は、しなやかで無敵、災害すら恵みに変えてしまいます。

今回の東日本大震災と原発事故。つらく厳しいことですが、きっと天罰ではなく、天恵です。原発事故のおかげで、日本侵食を企んでいた多くの外国人は逃げ出しました。残った外国人の中では、日本を愛する方々の割合は大幅に増えたでしょう。日本を愛する外国人は大歓迎!民主党政権・かん首相であったこと自体が大災害だけど、やはり天恵。おかげで、多くの国民が、目を醒まして本来の日本人らしい心を取り戻し、さらにありがとうの言葉が増えました。もはや民主党は唯一の使命であった「反面教師としての役割」ももう終わり、静かに退場すべきです。

近いうちに首都圏を地震が襲うのは確実(少なくともそう考えておくべきで、できるだけの準備をしましょう)。やはりそれも同じこと、天恵です。八百万の神々の思いをくみ取り、感謝の気持ちを持って、しなやかに、そして、にこやかに。

続きを読む "災害が育んだ日本と日本人"

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2010年11月 7日 (日)

日本を早く取り戻そう

『【尖閣ビデオ流出】都心で4500人抗議デモ、主婦や家族連れも 中国に怒り、日本政府にも不満』(産経)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101106/crm1011062129023-n1.htm

Sankei20101106_demo

のんべもデモによく参加しますが(今回は所用で不参加)、実はみんなで大きな日章旗を振り回して、というのはあまり好きではありません。(写真は産経新聞より)

のんべがいいと思うのは、各梯団(参加者多数の場合は、数百人で一団として、その単位でデモ行進する)の先頭にいる「旗手」が重い責任を担って大きな日章旗を持ち、他の人はプラカードを持ったり、日の丸の小旗を振ったりする、そんなデモ。

オリンピックの入場行進がそうですね。船でも、船首に国旗、船尾に団体旗(例えば海自なら旭日旗)を掲げます。本来、掲げる大きな国旗は一本であると思います。振るのは小旗。

でもねえ。最近では、日本でも大きな日章旗を思い切り振り回すデモも必要なのかな、と思うようになってきました。

大きなチベット旗、ウイグル旗、それに緑の台湾旗などを振り回すのは全然問題ないと思ってます。なぜなら、それは亡国の旗だから。大きな国旗を思いきり振って主張することで、頑張って国を再興したいという思いを託すわけです。国旗がいつか再興すべき国のある証しで、その主張を伝えるためのデモです。一本より、たくさん掲げた方が目立っていい。

日本も既に亡国になりつつある。中共「漁船」の尖閣侵略、ロシア大統領による不法入国。ロシア大統領は、APECで日本に入国したら「国内法に従って粛々と逮捕」…さすがにそこまでは言いませんが、犯罪者として入国を許可すべきではありません。尖閣「漁船」ビデオも公開できない民主党が政権を持っている以上、もはや日本は亡国となったも同然。

亡国の日本を取り戻し再興するためのデモ。ですから、大きな日章旗を振り回すのも「あり」なのかな、と。それは、哀しいデモですけど。

一刻も早く亡国の民主党を倒し、日本を取り戻して、入場行進みたいな楽しいデモを行いましょう。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2010年7月11日 (日)

保守政治家は大同団結せよ

『【参院選速報】日本創新党党首の山田宏氏の落選確実』(産経)
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100711/elc1007112106046-n1.htm

東京選挙区では、前杉並区長・山田宏氏は落選確実になりました。そりゃあ私は練馬区でお隣ですから知ってますけど、殆ど知名度はないから当然のことです。こんなこと言ったら失礼ですが、ぶっちゃけ売名のための出馬としか思えませんでした。

今更言ってもせんないことだけど、創新党、立ち上がれ日本、などでは相当保守票は無駄にしたはず。それをまとめていれば、という思いがあるのは多くの人たちの思いでしょう。

今回の選挙後、なんらかの政界再編があるはず。リベラルという名の反日売国奴が大同団結して、日本解体三法案+その他の売国法案群を通す可能性が非常に高くなりました。

3年間の混乱は覚悟するしかありません。大混乱を続ければ民主の分裂も期待できるかも知れません。そのために、保守政治家は大同団結してほしい、と切に期待します。

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2010年2月13日 (土)

日本再生へ/真面目で優しい日本人を守るのが政治家の仕事

夕べ、現代日本人(もちろん私もその一員)を貶しました。なっちょらんと。

しかしかかし、日本人の多くは未だに真面目で優しい。財布を落としてもたいていの場合余裕で返ってきます。私もかみさんもしっかり落としてます(苦笑)し、逆もあります、そんなのはお互い様、誇ることでもなんでもない当たり前田のクラッカー。まだまだ当たり前のことが当たり前の世の中。

のんべはしがない窓際サラリーマン(苦笑)ですから、サラリーマンの世界のことを例にしましょうか。安い給料でみんな真面目に仕事を頑張ってます!首になるのが嫌だから?まあ、それもあるけど、仕事が終わった後に同僚と自分の金でサケ呑んで、そこで仕事の話ばかりしているなんて当たり前でしょ。上司の悪口は一番の肴でしょうが(笑)、そこでお互い励ましたりアイデアを出し合ったり、会議の続きです。やっぱり真面目なんですよ。

農家さんだって消費者の顔を思い浮かべながら作っている人が多いし、料理屋さんだって、お客さんが喜ぶ顔が一番、という心を持った人が多い。騙そうなどという精神を持った奴はごく一部のキチガイ野郎です。

また、マスコミでは日本人の凶悪犯罪が増えたかの如くに報道しますが、そうでもありません。統計上暴行や傷害などは増えているようですが、殺人は横ばいなところを見ると、今まで泣き寝入りしていた場合でも訴えるようになったせいかも。外国人が加害者の犯罪は大幅に増えています、これは在日外国人が増えれば当然のことです。

まだまだ日本人は棄てたものではない。

しかし、劣化が著しいのは政治ですね。今にして思えば、小泉構造改革には騙されました。もちろん、利権にまみれた構造を少しでもぶち壊したことは功績です。でも、小沢の胆沢ダムに象徴されるように、主な利権は相変わらず残ったままだし、構造改革利権の嵐にしてしまいました。さらに致命的だったのは、日本人の心をだいぶ壊してしまったこと。靖国参拝は大いに評価します。ですが、「稼ぐが勝ち」と言い放ったホリエモンを自民党候補に担ぎ上げたことに象徴されるように、真面目に働くよりインチキでもなんでもばれずに稼げばいい、という「資本原理主義」を礼賛し国民を騙したのは最悪、その挙げ句国民が味わったのは、欧米の暴力的資本と中共の価格破壊(もちろん農民奴隷の犠牲)による強烈な痛みだけです。

安倍元首相は美しい国のため、麻生前首相は経済立て直しのためそれぞれ必死に頑張ったけど、残念ながら道半ば至らず…それに、選挙の洗礼を受けていない以上、正統ではない政権、であるのもまた事実。

「資本原理主義」に疲れた我が国民に、自民党は見放されました。前の選挙では誰も民主党が好きで投票したわけでもないでしょう。

期待を背負った民主政権。しかし、自民がう○こ味の腐ったカレーなら、民主は見た目がカレーっぽいだけの腐ったう○こ。その後の大混乱、言うまでもありません。「資本原理主義」の是正もできないどころか、シナ朝鮮の工作員ぶりを発揮し、外国人参政権法案・夫婦別姓法案・人権擁護法案に代表される悪魔の法案群だのを推進。「資本原理主義」に対して「人権原理主義」と言ってもいい。

そして、「人権原理主義」は、本来の人権侵害の極致である拉致問題を決して解決しようとはしない。少しだけ期待を持った私はやはり大馬鹿者でした。

もちろん、政治家を役立たずと批判することは国民を役立たずと批判することと同義、我々の自業自得ですよ。でも、これはひどすぎです。

利権を守ることではなく、我が日本と日本国民を守ることこそが政治家の仕事。

経済と日本人の心を破壊する「資本原理主義」「人権原理主義」を許さない

我が国の主権(領土)の侵害を企てる中共の軍備増強に備えて防衛力を強化する

我が国の主権(国民)を侵害した拉致問題を解決する

我が国を捏造で貶し、国連をも騙し利用し、我が国から国富を掠め盗ろうとする特亜三国などの反日国に対して堂々と真実を主張して捏造を打ち砕く

これくらいは最低限でしょう。

もし最低限真っ当な政治が行われていたら、我々庶民が政治に口を出す必要もありません。真っ当に働くのみです。

それどころか、小泉・鳩山両政権はその正反対。小泉政権のときは国民の多くが騙されました。反対していた奴の多くが酷い左巻きだったせいもあります…左巻きが少しでも真実を語ると混乱する、という教訓などというのは強弁、騙された私が悪い。今回は騙されていない人が少なくないけど、全体から見ればまだまだ少数派でしょうか。

騙されずに、選挙で正しい投票、否、「まだまし」な投票をしましょう。

PS.最近、鳩山首相は実に強かな人、と考えが変わりました。小沢の操り人形かと思ってたら…

『枝野氏の刷新相起用、首相じわり「小沢離れ」か』(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100210-OYT1T00921.htm

『規正法違反事件、首相「小沢氏らに説明義務」 衆院予算委』(日経)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100212ATFS1200L12022010.html

『首相は「起訴、不起訴の違いはあるが国民からみて疑わしいところがあれば、政治家として高い倫理観で説明する義務を負っている」…
「国策捜査だ」と発言した件について「青天のへきれきのような事件が起きた周囲の状況で申し上げた。申し訳なかった」と謝罪』

ですからねえ。小沢サン、きっと怒り心頭に発しているでしょうが、黙ってます。となればこれは、きっと国策捜査なのでしょう。これ以上好き勝手にすると本当に逮捕するよ、参院選だけ頑張って勝てる態勢を作って下さいよ、という脅し。それで、態勢ができたあたりで小沢逮捕で政権支持率急アップを狙っているのでしょう。

でも全く定見はない。過去の発言は小沢の言いなりになっていただけ。首相でさえいれば満足。

となればですよ、逆転の発想はどうでしょう。

社民党切ってね、悪魔の法案は止めてね、日教組やシナ朝鮮などの言いなりもやめてね、そうすれば保守派は熱烈支持するよ、自民なんてイチコロだよ、という応援をた~くさん送ったらいいかも。ころっと保守派もどきに鞍替えするかも。

時はまさにバレンタインデー。全国のおねえさま方、明日送ってみたらいかがですか(笑)、鳩山首相だって、××党の誰ぞみたいな連中から毒の入ってそうなチョコレートもらっても嬉しくないでしょうから。

| | コメント (4) | トラックバック (2)

2010年2月12日 (金)

日本再生へ/「自己責任」は無責任の極致

「自己責任」という言葉が一世を風靡しました。ひどい言葉、無責任の極致みたいな言葉です。「自己責任」と称するいわゆる「人権」、そんなものは認められません。

例えば、車の来ない道で赤信号で待つのは馬鹿のすること。自己責任で渡るのが当然。などという発想が当たり前の世の中になっています。それでいいの?

下の話をしましょうか。「性の決定権」は「自己責任」。年端も行かぬ子供にそんな言葉を教える教師がいるそうです。そんなあほな、子供にそんなもんはありません。親の庇護の元にいる限り、「性の決定権」もへったくれもあるか。子供は親の愛を独占する権利はあります。義務教育の期間を過ぎれば、将来の進路に関して親と意見が異なっても結構。でも、子供にSEXマシンになる「権利」などありません。まして、そんな「教育」をする「権利」など許し難い。

不倫も「自己責任」?脱税だって「自己責任」?馬鹿な話があるもんか。しかし、最初の壁が崩れると…それは信号無視のような小さなことかもしれない…どんどん崩れてしまうもの。え、どこかの国の総理大臣の真似だ?あ、そういえば…

矛盾するようですが、信号無視するな、などとは言いません。でも、それは後ろめたさを感じて、悪いことだと認識してほしい。不倫だって止まらないこともあるでしょう。でも、それを堂々と「自己責任」などと当然至極の権利であるように言うこと、許し難いと思うわけです。

誰も見ていない?いえ、お天道様と自分は見ていますよ。それで恥ずかしいことは悪いに決まっています。お天道様の道に外れて生きるなら、日陰者になる覚悟が必要です。それはそれで構いませんよ、それなら自己責任と言えなくもない。

日本語では「日陰者」。これが西洋だと「アウトロー」なのかな。「日陰者」とは、太陽と世間様の恵みが受けられない者、「アウトロー」とは法律の庇護が受けられない者。どちらも覚悟を決めないと生きられない道です。それを「権利」なんて、甘えるのもいい加減にしろ!

酔っぱらいの頑固オヤジの戯言でしょうかね。頑固オヤジがいなくなった世の中も困りもの、せめてのんべは頑固オヤジのままでいましょ。

PS.誤解なきようにあえて蛇足。例えば以前、渡航延期勧告を無視してイラクに行って人質になった奴など、「自己責任」以前の大馬鹿者です。

PS2.haruさんに誤解されてしまったのは、私の言葉足らずのため、失礼しました。

「子供を親が自力で育てる」「老後に備えて国民年金に加えて貯蓄をする」などは、「自己責任」以前の「朝起きたらおはようと言う」くらい当たり前のこと。

問題は例えば「国民年金なんて自己責任で払わないよ、自分で個人年金入っているからね」などと言うふざけた奴ら。「おはようなんて言わなくていいだろ、怒られたら自己責任だ」なんて屁理屈をこねるガキ並みです。
もちろん、真っ当に働いて切り詰めてもお金が無くて払えないというのなら、やむを得ず減免措置を申請するのも仕方ないことです。

当たり前のことに「自己責任」という言葉を使うと、ふざけたことに「自己責任」を主張する連中と混同されます。というか、ふざけたことを正当化するため「自己責任」と言い出した連中が、わざわざ当たり前にも「自己責任」などと言い始めたのでしょう。

| | コメント (4) | トラックバック (1)

日本再生へ/一人一人が心を入れ替えよう

『内閣不支持45%、支持36%=内閣発足後、初の逆転-時事世論調査』(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010021200945

鳩山政権支持率はまだ36%もあるとは…脱税総理なんて、自民だったら支持率はほぼ0になるような話です。史上最低最悪の総理であること疑いない。

先日の総選挙は、腐りきった自民に対して国民が愛想をつかし、民主に政権を委ねた図。でも、民主に批判的な私らですらとても想像できなかったほどすさまじくひどい政権でした。当時の自民がどんなに腐っていようとも、この民主と比較しては申し訳ない。

それではなぜ政権の支持率が下がらないのか。おそろしいほどの諦めムード、無力感でしょう。まだ自民に対しては怒っていた国民も、現政権には怒る気力も失っているのでしょう。だから支持しない、ではなく、どうにでもなれ、でとりあえず支持。小沢辞職を希望しながら鳩山政権を支持する人は、小沢が全部悪いから小沢だけ辞めてしまえ、そんなところでしょうかね。

無力感が溢れる日本。哀しい限りです。

かく言うのんべも、最近は無力感のかたまり。全然ブログを書く気になれません。鳩山政権って、批判するのもばかばかしい政権。相手にすれば自分が馬鹿になるだけ、というような政権です。朝令暮改どころか秒令秒改、という風情。無茶苦茶。

もちろん、この政権を選んだのは私を含む日本国民。国民主権とは、良くも悪しくも自業自得ということ。政権を馬鹿にすることは自分を馬鹿にすること。情けないなあ。

あーあ。ひでえの。

こんな日本に誰がした。私も犯人の一人。国民みんなが犯人です。

無力感が溢れる理由は、国民が無責任になったから。なんか悪いことが起こればすぐに人のせいにする。自分が悪いことに気づいても見ないふり。人のせいにして満足してしまう。

日本をダメにしたのはマスゴミと日教組だ

教師が悪いから子供がダメになるんだ

マスゴミに騙されて民主に投票した連中が国をダメにしたんだ

鳩山政権が無能極まりないからいつまでも不況が続くんだ

あえて保守派が言いそうな言葉を選んでみました。どれも事実でしょう。でも、こんなことを言っているだけのでは「人のせいだ自分は悪くない」という無責任思想に過ぎず、サヨク連中と同じです。

今日本がダメになったのは、こんな無責任思想を我が国民が金科玉条にしてしまったからです。私もその国民の一人。この日本の苦しみと無力感は自業自得。

マスゴミやら日教組やら民主党やらがどうしょうもなく許し難いのは間違いない。でも、そいつらのせいにして、それで満足してしまう連中はそれ以上に悪い。負け犬の遠吠えです。

歯を食いしばり頭を使い身体を動かして働く。愛する家族を守る。人のせいにせず、人任せにせず、自分が頑張る。私を含む日本人ひとりひとりがその心を持てば、日本は必ず良くなります。

これは現代流行の「自己責任」とは似て全く非なるもの。もちろん「日本が悪い」論でもない。どうもこの辺の混同が誤解を生むのかもしれません。それは次回のお話にしましょう。

| | コメント (4) | トラックバック (0)