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2011年8月13日 (土)

人権弾圧法の本質を暴いた?朝日社説

まず、人権侵害救済法案絶対反対。これだけは先に言います。「人権救済」と称して真っ当な生活をする権利、政府を批判したりする権利を弾圧する「人権弾圧法」であることは明らかなので、断固反対です。

よく、人権侵害救済法案を治安維持法に例える人がいますが、それは治安維持法に失礼。あの時代としては「アカ」は危険極まりなかったわけなので、当時としてはやむを得ない面もありました。実際、「アカ」の親玉コミンテルンにより日本は戦争に引きずり込まれ、二百数十万の人命を始めとして非常に多くのものを失ったわけです。

しかし、人権侵害救済法案は特定の人の「人権」を過剰に守り、普通の人の人権を弾圧するためだけのもの。これは史上最低の悪法「生類憐れみの令」と同じレベル、「お犬様」が「大きな声を出す一部の迷惑な人たち」になっただけです。

私の意見を明らかにしたところで、朝日社説を見てみましょう。

『人権救済機関―この仕組みで働けるか』(8/12朝日社説)
http://www.asahi.com/paper/editorial20110812.html#Edit2

『(略)
朝日新聞は人権機関の創設に賛成しつつ、旧政府案がメディアの取材活動を人権侵害の代表例に位置づけ、規制しようとしたことを、表現の自由を侵すと批判してきた。
(略)
江田構想で疑問に思うのは、人権委の調査を関係者の同意を得て行う範囲に限り、救済方法も「調停・仲裁」という緩やかな対応に当面とどめたことだ。旧政府案には調査を妨げる行為に制裁を科す規定があり、加害者に対する「勧告・公表」や、被害者が起こす裁判に人権委が自ら参加して手助けすることも盛り込まれていた。
こうした「強力な人権委」には、主に保守層が「権利をふりかざす市民や団体にいいように利用される」などと反発している。説得力のある主張とは思えないが、論争を棚上げし、合意形成を優先した結果が今回の構想といえそうだ。(以下略)』

この社説、全文引用は控えますので、リンク先をざっと読んでください。論点はだいたい下記の通り。

1.マスコミの「報道の自由」は断固守れ
2.法務省の下に人権委員会を置くことには反対
3.人権委員会の「人権委の調査を関係者の同意を得て行う範囲に限り、救済方法も「調停・仲裁」という緩やかな対応に当面とどめたこと」には断固反対。強制力を持つ「強力な人権委」にすべき
4.「強力な人権委」は「権利をふりかざす市民や団体にいいように利用される」という保守派の意見は間違いと思う

まず、人権侵害救済法案で最も問題にされている、「人権」とは何かは全く言及していないのが特徴です。

本来「政府を批判する権利」「自活する普通の人がまともな生活を過度に邪魔されない権利」「真に困窮した場合、健康で文化的な最低限度の生活(たとえば、朝昼晩、ご飯と味噌汁と鮭の切り身程度の食事に、家族4人で6畳一間で暮らす程度)のための補助を受ける権利」くらいの意味のはず。

「人権」の定義を詳細に明らかにして、それを守るための委員会なら、保守派でも賛成するかもしれません。

しかし、「人権ジンケンと騒いで自分勝手なわがままを通す権利」になってしまっているのが実態。そんな「人権」は、保護する必要など一切ありませんし、「人権委員会」なんぞぜったに作ってはならないこと、明らかです。

本文も無茶苦茶。100点満点で減点法で採点してみましょうか(笑)

まず、1は勝手な言い分。俺は偉いと言っているだけ、マイナス60点。

マスコミのおかげでどれだけの人が人権侵害されているか。普通の人がまともな生活をする権利をもっとも侵害しているのはマスコミなのに。
松本サリン事件で、被害者だったにもかかわらずマスコミに犯人扱いにされた河野さんの例でも、マスコミはほとんど謝っていません。
阪神大震災でも、今回の地震でも、被災者のみなさんの助けを求める声が取材ヘリの爆音にかき消されたことは周知の事実。
無数の捏造報道などの反省を一切せず「報道の自由を守れ」など、何の説得力もありません。

2はどうでもいいが「政府は信用できない」と言っているだけ。確かに民主党政権は全く信用できないのは事実、増減点なし。

3は先ほども記載したとおり、最も重要な論点である「人権」の定義もせずに「人権を強制的に守れ」と言うわけで、前提を書かない、というインチキ技、マイナス70点。

大きな声を出す人の「人権」とやら、つまり一部の人のわがままを通すために強制力なんぞ持たされたら、普通の人はたまりません。

4は論説文に根拠のない感想、これだけで0点になるレベル、まあどんなに甘く採点してもマイナス70点。
実態を突かれて痛いところに反論できないから「説得力のある主張とは思えない」でごまかしています。こんな社説、読者の立場では「説得力のある主張とは思えない」ですよねえ。

100点満点のはずが、0点を遙かに突き抜けてマイナス100点に。めでたくマイナス満点です。よくもまあこんな文章をぬけぬけと書けるものですね。まるで民主党政権。朝日新聞って、やっぱり大したもんです。

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コメント

3年前国籍法改悪がありまして、そのころから、在日外国人問題が急激に増大して行ったような気がしますが、そこで取り上げられる子供の人権と言う物は常に親のエゴや怠慢の延長線にしかないのかと言う感じがします。
来日と言う、自分の欲求の道連れにしておきながら、子供のためと言う大義名分においてすら、自らの負担にかかわることを嫌がる親が頻発しています。
マスゴミは、そうした親のエゴが子供の利益と重複するときに限って子供の人権を強調する一方で、親が割りを食おうとしないことに関して批判をするという記事に出くわしたことがありません。
いろんな人権団体にしても、結局のところは、そうした親のエゴや怠慢におもねる形でしか、子供の人権を尊重することをしようとしないケースが多いように見受けます。

投稿: DUCE | 2011年8月13日 (土) 20時23分

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