論語を読もう
こども論語で素読してきました。気分いいもんです。以下、読んだ部分の抜粋ですが、子供たちはその心をよく理解していたようです。
なお、括弧内はのんべのテキトーな意訳です。
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子曰わく「人にして、遠き慮(おもんぱか)り無ければ、必ず近き憂い有り」
(先々のことをよく考えない小人は、必ずまずは身近なことでしくじる)
子曰わく「巧言令色、鮮(すくな)し仁」
(口先ばかり、パフォーマンスばかりの小人は思いやりにかけるもんだ)
子曰わく「君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩る」
(君子は正しいかどうかで判断するが、小人は自分の利益になるかどうかで判断する)
子曰わく「君子は言は訥(とつ)にして、行に敏ならんことを欲す」
(君子は口先を重視せず、迅速で的確な行動をしたいと思うもんだ。小人は口先ばかりだ。)
子曰わく「君子は人の美を成し、人の悪を成さず。小人は是に反す」
(君子は人の優れた点を出させて欠点を出させないようして成功に導くもんだ。小人はその反対だ)
子曰わく「君子は和して同せず。小人は同じて和せず」
(君子は人と心より理解して仲良くできるが、迎合するわけではない。小人はその反対だ)
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一部の意訳には、原文にはない「小人」をあえて入れています。
言うまでもないけど、小人のかわりに菅なり鳩なり入れると、ぴったりするのが怖すぎる…
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