地元の民主議員に葉書を出そう
『菅首相:「復興実施本部設置を」 野党に参加呼びかけ』(毎日)
http://mainichi.jp/select/seiji/kannaikaku/news/20110423k0000m010097000c.html
大震災を政権支持率浮揚の絶好の機会と思った菅首相。しかし、演技ばかりでまともな仕事もしないおかげで、被災者は救われず、原発は落ち着きません。もはや菅政権は、日本にとって単なる害悪になりました。菅首相のもとでは、野党どころか与党すらまとまることができません。
大震災の前は、総選挙まで2年半の厳しい辛抱をするしかない、と思っていました。民主党を選んだのは我々日本国民で、民主党が自爆しない限り総選挙など行われるはずはない、と。
しかし、大震災のため、もはやそんな悠長なことを言っている場合ではなくなりました。日本は必ず復活すると信じていますが、菅政権がある限り、復活はあり得ません。
もはや、救国政権を作るしかありません。1年間の期間限定で大連立。民主でもなく、自民でもない誰か、引責辞任覚悟の方…もちろん平沼赳夫氏が最善とは思いますが…を首相にする。
復興のシナリオは新首相に考えてもらうしかありません。たとえば、数百兆円の通貨大発行を敢行し、金に糸目をつけずに原発安定と復興に全力を尽くす。
期間が終わったら、大連立という禁じ手を使った責任を取り、衆議院を解散し、首相は完全に引退する。もちろん民主も自民も解党し、再出発する。
そのためには、政権にしがみつく菅首相に引導を渡す、つまり内閣不信任案を成立させるしかありません。しかし、民主議員が賛成しない限り、成立しません。
そこで、地元の民主議員に対して、菅首相の内閣不信任案を提出し、救国の時限大連立政権を作るように、葉書を書いたらどうでしょうか。
もちろん、FAX攻勢もありなんでしょうが、地元有権者が実名で葉書を出すのが一番効きそうです。地元有権者からわんさか葉書が来たら、さすがに焦ると思いますよ。
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コメント
確かに救国内閣を作るなら第3局の人を首相にしないと両党とも納得しませんよね。ただ、民主の議員が首相指名投票の時に保守系の平沼さんに投票するかどうか。
私は、管首相のまま夏ごろまで引っ張り、あるいは、いったん小沢派の総理になり、しかし党内がまとまらずに大混乱のまま解散に持ち込まれるのが望ましいと考えています。小沢派が造反して不信任案可決、小沢派の総理になっても今度は反小沢派が造反して不信任・・ 民主党である限り安定はありえないので、どこかで解散でしょう。
原発は、おそらくは、アメリカやフランスのおかげで夏ごろまでには安定するのではないでしょうか。放射能の問題を別に考えれば、火事と同じで、冷やし続ければ徐々に安定していきますし、放出される放射性物質の量もかなり減っては来ているようです。
原発が安定して、被災地で仮設住宅の建設が進んだら、一気に総選挙に追い込むべきでしょう。
投稿: haru | 2011年4月27日 (水) 09時40分
haruさん
原発は簡単には安定しないでしょう。相当やばいレベル、原発の熟練作業員がみな線量一杯になるのは時間の問題。小沢さんが決死隊のリーダーをやったところで技術のないひとが抑えることは難しそうです。無人の機械がどこまで使えるかが勝負でしょうねえ…
投稿: | 2011年5月 4日 (水) 00時18分