« 前原氏の問題は「政治とカネ」ではない | トップページ | なんという桁違いの大地震… »

2011年3月 8日 (火)

朝日社説といえどもここまで書くか…

3/8の朝日新聞社説
http://www.asahi.com/paper/editorial20110308.html
にはさすがにあきれました。しかも2本立て!

『前原外相辞任―いつまで続く泥沼か』(その1)
『…事の軽重を問わず政争の具…』

『前原外相辞任―外国人と政治献金』(その2)
『どうにも、もやもやが残る。

いくつかの例から見えてくるのは、日本の政治や選挙と外国人の間の線引きが実はあいまいで、政治家の都合で左右されている現実

今回、ことさらに「国益」をうんぬんし、「外交問題が起こった時にどちら側に立つか」と問うような批判は、当たっていたのだろうか。』

今回の前原事件とは、国会議員、こともあろうに外務大臣が、外国人からの献金を受けたこと、つまり外務大臣が外国人のために働かざるえなくなったこと、それが大問題とされているわけです。

それを、金額が少ないからいいじゃん、という論調でNHKをはじめとした多くのマスコミは済まそうとしていますが、社説にまで、しかもご丁寧に1日2本も書きますかねえ。さすがは朝日新聞です。

比較のため、他紙を見てみましょうか。まず読売と産経は厳しい論調、これが当たり前です。

読売
3/6『看過できない外国人違法献金』

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110305-OYT1T00855.htm
3/7『前原外相辞任 窮地に追い込まれた菅首相』
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110306-OYT1T00688.htm
『政治資金規正法は、外国人からの献金を明確に禁じている。まして前原氏は日本の外交の責任者である。「政治家としてのけじめ」をつけるため、引責辞任に踏み切ったのは当然』

産経
3/5『外国人違法献金 前原外相の責任は重大だ』

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110305/stt11030502540005-n1.htm
3/7『前原外相辞任 外国人献金の徹底調査を』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110307/plc11030702270003-n1.htm

日経もほぼ同じ。

3/7『外相辞任で崖っぷちに立たされた菅政権』
http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE0E6E7E4E4E3E6E2E2E5E2E1E0E2E3E38297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D
『明白な法律違反…日本外交を担う外相としての適格性を疑われるもので、辞任は当然』

驚いたのは毎日新聞社説。

『前原外相辞任 菅政権最大の危機だ』
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/archive/news/20110307ddm004070049000c.html
『献金は少額で、全容はまだ明らかになっていない。そんな中での外相辞任は性急過ぎるのではないかという印象がある。だが、ルールに違反したのは明白だ。厳しい国会情勢を考えればやむを得ない判断だったと考える。

政治資金規正法が外国人からの献金を禁止しているのは、日本の政治や選挙への外国や外国人勢力の影響を防ぐためだ。前原氏は「古くからの知人」という、この女性に関し「献金を受けているとの認識はなかった」と語っていたが、規正法の規定は国会議員であれば当然認識すべき内容…』

読売・産経ほど厳しくないにせよ、毎日ですら辞任は当然という論調。朝日の異様さが際立ちました。

PS.毎日新聞の話題が出たので…

最近、のんべは毎日新聞本社ビルに勤務しています。毎日新聞とは縁もゆかりもなく、要するにパレスサイドビルは雑居ビルなんで単に勤務先の事務所が移転してテナントで入っただけなんですが、実にビミョーな気分(苦笑)

屋上が結構楽しい。平日の昼休み頃には一般開放されます。皇居東御苑の景色がすばらしいし、宮内庁や長和殿も見えます。いささか不敬ですが、まあ場所が場所だけに仕方ない。御所は見えないのが救いです。

さらに、毎日新聞神社があり、天照大神と日枝大神(大山咋神)を祀っています。アマテラスさまとオオヤマクイさまを祀ったビルで、反日記事書くなよ…

なお、屋上では無断撮影禁止です。許可を取るのは面倒なので、当ブログでは写真掲載不可能です。でも、許可を取った方がいらした模様で、「パレスサイドビル 屋上」でググれば(笑)

|

« 前原氏の問題は「政治とカネ」ではない | トップページ | なんという桁違いの大地震… »

コメント

ほっとけばいいんですよ。
こんな記事を書くから部数が減る、という事を理解できないアタマの持ち主なのでしょうから。

このままでは民主党と心中ですね。

こころある(というより正常な広告主なら)朝日に広告をだそうって気がなくなるでしょうね。

読者と広告主を大切にしないマスコミの末路はあわれでしょうね。(このままでは600万部割れも時間の問題でしょう。ご愁傷様です)

投稿: みやとん | 2011年3月 9日 (水) 21時05分

みやとん様

ははは、仰せの通りですね。ネタ記事として読んでください(笑)

投稿: のんべ | 2011年3月 9日 (水) 23時16分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 朝日社説といえどもここまで書くか…:

« 前原氏の問題は「政治とカネ」ではない | トップページ | なんという桁違いの大地震… »