ワシントンポスト、ルーピー賞に異議!
『日本の鳩山氏に因んで制定された第一回「ルーピー賞」にエジプトAl-Ahram紙…写真捏造の浅ましさに』(ワシントンポスト)
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/09/21/AR2010092104827.html
『最もまぬけな行動をとった組織に与えられる「ルーピー賞」。第一回である2010年度受賞者が決定した。
この賞は日本の鳩山由紀夫前首相に因んで制定されたものだが、栄えある今年の受賞者はエジプトの最大紙、国営Al-Ahram紙(1876年発行)に決定した。
まず最初に、同紙は写真に細工を施したのである。9月1日、ホワイトハウスで行われた首脳会議の後、ニュースメディアとの会見のために赤じゅうたんの上を歩いて出てきた時の写真だが、ホスニー・ムバラク大統領はオバマ大統領、アブドラ2世国王(ヨルダン)、マフムード・アッバス議長(パレスチナ自治政府)およびベンヤミン・ネタニヤフ首相(イスラエル)たちの先頭に立っている。(写真下)
実際の写真(写真上)はオバマ氏が先頭で、ムバラク氏は後方に位置していると、エジプト人ブロガー、Wael Khalil氏が指摘…賞を決定づけたのは、下らない移し替えだけではなく、それに輪を掛けた大間抜けをやらかしたことが後押ししたのである。AP通信によると、同紙の編集長が社説でこの件を書いている。
「この“表現主義的”写真は端的に生々しい真実を表している。ムバラク大統領はパレスチナ問題を主導し、比類なき重要な役割を担っている…」と。(以下略)』
ワシントンポストに異議を唱えなければなりません。真面目な話、アメリカから見て外国首相である我が日本の首相をおちょくって「ルーピー賞」なんて賞を作ったことは、悪意のあるジョークです。こういうのは国内の政治家でやらないと。
例えばの話ですけど、フランスのマスコミが、支持率の下がり方が激しい政治家に「オバマ賞」、第1回受賞は日本の菅直人首相、などとやったらアメリカ人は怒るでしょう。
でも…やっぱりルーピー賞って、作りたくなる気持ちはわかりますね(苦笑)あれだけ歴史に名を残す「政治」家はいないでしょう。
このフォトショ職人の仕事があまりにも「やっつけ」で、それに対する社説が某国の起源捏造並の間抜けさであることのコラボで受賞なんでしょう。まあ、確かにそれに値する行為ではあります。
しかし…日本の菅内閣の対中外交迷走ぶり、これはルーピー賞有力候補ですね。というか、被害の大きさを考えれば、こちらこそが真のルーピー賞でしょう。
もう一つ、日本のマスコミ全般かも。当時の政権与党たる自民首脳の漢字の読み間違えやら顔の絆創膏やらを猛攻撃して、ルーピー政権樹立を強烈に後押ししたこと、記憶に新しいところ。昨日の民主政権批判デモは2000人以上の参加者でも報道しないのに、左翼系が10人も集まれば大々的に報道。などなど、日本国民を騙す日本マスコミは、ルーピー賞に相応しい。
影響力皆無(笑)の「家族がいちばん」は、「真ルーピー賞」創設を決めました。栄えある第一回真ルーピー賞受賞は、民主政権とその樹立を後押しした日本のマスコミに決定!おめでとうございます!賞金は一不可思議のんべ円です(笑)
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コメント
これは実に失礼ですね、日本に対して。しかしそれほどに日本の首相への幻滅感が強いということは理解できます。鳩山・菅と続いた民主党政権がいかに日本の国益を損ねているか、改めて実感します。
投稿: 三四郎 | 2010年10月 3日 (日) 18時46分
三四郎さん
そうそう、許し難い無礼な話だけど、確かにそう言われても仕方ないなあ…と思わざる得ませんね。残念極まりないことだけど、この政権を選んだのは私を含む我々日本人、自業自得…
投稿: 練馬のんべ | 2010年10月 3日 (日) 20時49分
事も有ろうに、小沢さん支援の抗議デモをする人達がいるそうですよ。グーグルで検索すれば、それに関するブログはいくらでも見つかります。
ルーピーマスコミは、このデモは報道するんでしょうかね?
投稿: St.Judyのほうき星 | 2010年10月 6日 (水) 00時16分