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2010年3月 7日 (日)

悪魔の法案群が成立した世の中は…

のんべは今日、昼から一杯やってご機嫌で昼寝してました…

悪魔の法案群と言われた人権擁護法、外国人参政権法、夫婦別姓民法改正が通って3年後のある日。

八つぁん『ずいぶん暮らしにくい世の中になったもんだねえ。なんか不満を言おうものなら、そこを通る人権擁護委員とやらに「あなたの発言は私たちの人権を侵害しました。委員会まで同行願います」って言われて拒絶すると勝手に家捜ししてパソコンを強奪して、見も知らぬ誹謗中傷文書が入っていた、とか言われて捕まっちまうんだ』

熊さん『外国人参政権もひどいねえ。いつのまにか国政もOK、しかも永住どころか観光に来た外人にも参政権があるとかなっちまった。もちろん、批判する人は市民でも裁判官でもかまわず人権擁護委員に捕まっちまう。沖縄から九州はもう中国の自治区として主権を渡すことになっちまった』

大家さん『シーッ!どこに盗聴器があるかわからないんだから、しゃべらないほうが身のため、しゃべったら友愛されるよ』

八つぁん『それでもこれが黙ってられるもんか。夫婦別姓は、今度は既婚者が結婚できないのは差別だとか言う奴がいて、重婚までOKになっちまった。近親婚も同性婚もOK、この前なんか母親と娘の結婚式があったらしい』

熊さん『どれもこれも憲法違反の声があったんだけど、憲法はものの見事に変わっちまった。日本に来た外国人は当然に参政権を持つだとか、人権擁護委員は裁判官よりも上位であるなど、無茶苦茶な条文ばかりだ。国民投票のとき、反対の票は別室で入れることになったんだよね。で、反対の部屋にいこうとすると人権擁護委員に捕まる仕組みだ』

人権擁護委員が通りがかる

人権擁護委員『そこの小日本人ども、日本語でごちゃごちゃ言うなど、ワタシの人権を侵害するアルネ。人権擁護法違反で委員会まで同行アルヨ』

大家さん『(中国語で)これは人権擁護委員さま、申し訳ありません。こいつら昔の教育を受けているから中国語が下手なんで、なにとぞお許しを。これこの通り(と言いながら金一封渡す)』

人権擁護委員『(金一封をそっと仕舞ながら)そういう事情なら仕方ないアルネ。次から気をつけるアルヨ』

別の人権擁護委員『日本語だの中国語だのワタシの判らない言葉はダメニダ。韓国語で話すように』

元の人権擁護委員『韓国語なんてダメアルヨ。お前はワタシの人権を侵害したから人権擁護法違反で委員会まで同行アルネ』

別の人権擁護委員『なにを言うか、この野郎。お前こそ人権擁護法違反で委員会まで同行ニダ』

人権擁護委員同士で喧嘩を始めた隙に、大家さんと八つぁん熊さんは逃げ出しました。

大家さん『だから言わんこっちゃない。この金一封分は、お前達の家賃に上乗せしておくからね。それにしても嫌な世の中だねえ』

そこで目が覚めたのんべ。悪夢のお陰で、今晩は深酒になりそうです…

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コメント

こんばんは。
人権委員が裁判所の令状なしに家宅捜査などを行うのは現行の憲法に明らかに反しているのに、上の未来予想図では、憲法自体が変わっちゃうんですか…

>八つぁん『それでもこれが黙ってられる
>もんか。夫婦別姓は、今度は既婚者が
>結婚できないのは差別だとか言う奴がいて、
>重婚までOKになっちまった。
>近親婚も同性婚もOK、この前なんか母親
>と娘の結婚式があったらしい』

「みずほ」は夫婦別姓の次はPACS法だ、と息巻いているそうです。
「PACS法」って何かというと、同性カップルとか結婚してないけど同棲しているカップルに正式の夫婦と同等の法的権利を与えようという法律のようです。フランスですでに施行されています。
フランスでは同性カップルの権利主張が強くなった他に、正式に夫婦となる手続きが結構大変という背景があるそうですが、そういうのを日本でも真似しようなんて、「みずほ」は結構危険な思想の持ち主ですね。

「夫婦別姓」は「家族別姓」「親子別姓」と言い換えると、かなりイメージが変わると思います。だから、私は断固反対です。

投稿: St.Judyのほうき星 | 2010年3月 8日 (月) 01時01分

St.Judyのほうき星さま
まあ、上の寓話はちょっと極論、憲法まで変えちゃうことはないでしょうが…
法案上、人権擁護委員が令状なしに家宅捜索する権限をもつのは事実ですね。

>「みずほ」は夫婦別姓の次はPACS法
そうらしいですね。家族の概念を根本から変えたい、と思っているようで、我々から見れば家族破壊そのものです。
近親婚についても以下の通りです
『「近親婚禁止をできるだけ狭めていこうという考え方も同じく、個人の結婚をするという自己決定権、幸福追求権を広げていこうという考え方のあらわれである」(「結婚が変わる、家族が変わる―家族法・戸籍法 大改正のすすめ」共著)』

投稿: 練馬のんべ | 2010年3月 8日 (月) 01時33分

>法案上、人権擁護委員が令状なしに家宅捜索する権限をもつのは事実ですね。

憲法を無視することによる事実上の改憲ですね。

福島瑞穂は左翼弁護士ですからねえ。日弁連が左翼に支配されていることを暴露する本を大阪の弁護士が出したそうですが、弁護士の懲戒権限をもつのは弁護士会。嫌がらせで懲戒を受けるのを恐れてだれも言わなかったことなのによく勇気を持って暴露したものです。

とはいえ、日弁連に代表される日本の司法の歪みが国政をも歪めている気がします。

はやく日弁連を解体しないと・・

投稿: haru | 2010年3月 8日 (月) 08時37分

haruさん

>憲法を無視することによる事実上の改憲ですね。
まさにその通りでしょう。

>日弁連に代表される日本の司法の歪みが国政をも歪めている
酷いものです。特に東京第2弁護士会なんぞ最悪。例えば
http://niben.jp/info/opinion20100304.html
『当会は、内閣総理大臣及び文部科学大臣に対し、高校無償化制度について、朝鮮学校を含む全ての外国人学校を対象とする制度とするよう強く求めるものである』

投稿: 練馬のんべ | 2010年3月 8日 (月) 22時49分

はじめまして、凍え馬と申します。

司法は全体的に左派的です。例外は検察の一部位のものです。特に日弁連は閉鎖的な組織ですから、一度左傾化してしまうと容易には元に戻ることは無いでしょう。

人権法案は完全な憲法違反です。外国人参政権よりも明らかです。
成立してしまうと治安維持法よりも悪質な法案になることは明らかですね。

投稿: 凍え馬 | 2010年3月 9日 (火) 19時45分

凍え馬さま
ご訪問ありがとうございます。

>日弁連は閉鎖的な組織ですから、一度左傾化してしまうと
>容易には元に戻ることは無い
そのようですねえ。上にいる左巻きのジイサン方が引退するのはまだ先のこと…

>人権法案は完全な憲法違反です。外国人参政権よりも明らか
仰せの通りですね。

>成立してしまうと治安維持法よりも悪質な法案になる
治安維持法は、共産主義の魔の手が伸び始めていた時代を考えればやむをえないものだったかも知れません。戦前は真っ暗だった、という史観を広めた連中がすさまじい悪法にしてしまいましたが…
人権擁護法は、生類憐れみの令に匹敵する悪法でしょうね。

投稿: 練馬のんべ | 2010年3月10日 (水) 07時36分

この法律が成立してしまうと、権力を持つ連中にとって不都合な者は人権侵害と言うでっち上げで弾圧されてしまう事になります。ひどい場合は、個人的に利益にならない者を陥れるために利用する場合だってありえる訳ですからね。お金を貸してくれない、求愛を振ったと言う逆恨みに対して。あるいは商売仇を追っ払うなどなど。
さながら全体主義国並です。ちなみに全体主義国ではちくり屋が各所に暗躍していたようですが、この法案でもあり得るでしょう。

投稿: DUCE | 2010年3月10日 (水) 14時02分

DUCEさま
そう、まさに全体主義国家になります。人権擁護委員が最強。中共や北朝鮮並みです。

投稿: 練馬のんべ | 2010年3月11日 (木) 06時51分

こんばんは。
信憑性が不確かな情報ですが、「署名.tv」の署名「【外国人参政権】・【人権侵害救済法案】に断固反対します」の3月12日19:11のコメントに、3日後に人権侵害救済法案が出されるという話があります。

ただ、閣議の案件を2~3月の分全部Webで調べたのですが、人権侵害救済法案と思われる議案は見当たりません。
閣議で議論されてない法案が国会に提出されるはずはないし…
これから閣議に出されるのか?と思いましたが、3月12日の3日後である3月15日は月曜日です。閣議は毎週火曜・金曜です。

というわけで、このコメントが本当かどうかよく分かりません。
地道に同法案に反対を叫び続けましょう。

投稿: St.Judyのほうき星 | 2010年3月13日 (土) 00時55分

St.Judyのほうき星さま

真偽不明とはいえ、いつ出されても不思議はないと思います。

>地道に同法案に反対を叫び続けましょう。
はい!

投稿: 練馬のんべ | 2010年3月13日 (土) 08時22分

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