成人の日に思う
今日の東京の天気はどんより曇っています。いまはまさに不況のまっただ中。鳩山政権になって、景気は悪化するばかり。新成人の諸君は、曇りどころか土砂降りの中、スタートを切ることになりそうです。
就職市場もとんでもない買い手市場。これではやる気がなくなるのも当然でしょう。
しかし、今が日本にとっては夜明け前。夜明け前こそ一番冥いものです。しばらくは辛抱の時、必ずや再び日は昇ります。
どうやって辛抱するのか。人として・国民としてすべきこと、学生として・社会人としてなすべきことをなすしかありません。
学生さんは必死に勉強しましょう。
正社員さんは、会社を辞めずに頑張りましょう。
フリーターさんは、必死に働いて少しでもお金を貯めましょう。
引きこもりさんは外に出ましょう。
中年ののんべだって家族の口を糊するために懸命に働いています。当然のことです。
このひどい社会を変えるために頑張ろう、と思うことは素敵なことです。しかし、それはなすべきことをなしてからです。
ネットでさわいでも、世の中は変わりません。そう思うのにのんべが書いているのは矛盾ですが…弊ブログの読者は、家族を大切にし日本を大切にしようと思う方が多いでしょう。もともと縁なき衆生は、仮に読んで納得するはずもありません。
のんべもネットで知らないことを教えられうっかりしていることに気づかされることはいくらでもあります。しかし、それで根本的に変わるものではありません。
ネットには人を動かすだけの力を持った情報も多々あります。博士のブログ
http://specialnotes.blog77.fc2.com/
など、その典型と思います。でも、それを発信する力は並大抵のものではなく、誰にでもできることではありません。
ネットを出て「行動」するのもなんだかなあ。のんべはよくデモで大声を上げることがありますが、これは言いたいことを大声で言うのが健康によくストレス解消になるから。これで世の中が変わる、などと甘いことは思ってません。しないよりはましでしょうが。
繰り返しになりますが、まずはすべきことをしましょう。
日本国民としての義務を果たし、日本人らしく真面目に生きましょう。
そして次に、できることをしましょう。
のんべのブログにはありふれた時評が多く、それはのんべが言いたい放題で書いているだけにすぎないでしょう。
しかしそれだけではなく、例えば議員への外国人参政権反対のFAX、のんべ自身も行いますし、運動の紹介もしたいと思っています。
また時折は、日本の伝統文化を紹介する話…多くは神社などの話…を入れて読者のご参考にしたいと思います。
それがのんべの「できること」かと。
以下、余談。
余談1.デモの中でも、少人数の「濃い」人たちだけが集まるデモは、白い目で見られるだけですね。数多くの方が軽い気分で集まれるデモ、これが一番なのかなあ、と思っています。また、あんまり多数の旗を突き上げるのもなんだかなあ。軍隊でも入場行進でも、国旗は梯団単位に旗手が一本堂々と掲げ、後の人たちは小旗くらいにすべきなのでは、と思います。
余談2.一時期成人式と言えばマスコミによる「荒れる成人式」ばかりでしたが、最近はそういうのは減ったようですね。別にそう若者の意識が変わったとも思えないので、いまままでの「荒れる成人式」はマスコミのやらせだったのかな?と邪推したくもなります。
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コメント
今の新成人って、ゆとり世代ですよね。
なんだか不安ですね。
早くゆとり教育を廃止して、せめて数年前までのカリキュラムに戻さないと・・
総合学習は面白そうだから残してもいいけど、土曜授業復活で時間数を確保するのが前提ですね。
たしかに詰め込みだけではだめだけど、基本的な知識すらない人たちが社会に出てくることに不安を感じます。
そのうち子ども手当とか高校無料化とかで甘やかされた世代が社会に出てくるようになるともっと怖いですが。
投稿: haru | 2010年1月11日 (月) 23時54分
haruさん
今の若い人は、危機意識を持っている人は昔に比べて多いのでは。その危機意識を自らの向上心に変えてほしいと思いますし、若い人たちにはそれができると信じています。
ゆとり教育は、一部の組合教師のゆとりだけのためのもの、さっさと廃止しないといけないけど、日本人は一部の組合教師に国の実権を渡す、という暴挙を行ってしまったので…しばらく冥い時代は続きますね。
投稿: 練馬のんべ | 2010年1月12日 (火) 00時08分