香取神宮と鹿島神宮
昨年末のことですが、急に思い立って行ってきました。年末は神社はすいていておすすめです(笑)
香取神宮は下総国一宮。鹿島神宮は常陸国一宮。先日の寒川神社といい、一宮めぐりをしているみたいですが、この両神宮に参拝した時点では、両神宮が一宮ということを知りませんでした(苦笑)
伊勢神宮以外で神宮を名乗る神社は、平安時代から江戸時代まで神宮の名のつく神社はこの2社だけでした。なお、日本書紀では石上神宮だけ、ということです。
香取神宮は広いのにこじんまりとした親しみの持てるやさしい神社、という感じを受けました。なんのことかわかりませんね(笑)
でも要石(かなめいし)の近くに行くとなんだかわかりませんが強烈なパワーを感じます。
奥宮も荒ぶる神を祀っているせいか強烈、吹っ飛ばされそうな感じ。
鹿島神宮は、鳥居をくぐると工事中みたいな本殿。正月を前に臨時の幅広の賽銭受けを設置したのでしょうか?賽銭受けに邪魔されて?そこではあまり感じるものはありませんでしたが…
実は両社を参るときには御祭神のことを考えていませんでした。鹿島神宮がたけみかづち様、つまり国譲りの主人公、諏訪神社のたけみなかた様に力比べで勝った神様。香取神宮はふつぬし様、古事記には出てきませんが、たけみかづち様と同一神とも、たけみかづち様が神武天皇に与えた刀とも言われている神様。その荒ぶる魂が気魄溢れるのは当然でした。
要石とは、大ナマズを抑えている石。鹿島神宮の要石は大鯰の頭、香取神宮の要石は尾を押さえているそうです。まさにパワースポットの名にふさわしい。表に出ているのは数十センチ程度ですが、その下は非常に大きいらしく、水戸黄門が命じて掘らせても、ついにどれだけあるかわからなかったそうです。
おまけ。鹿島神宮にはさざれ石がありました。奉納されたもののようです。おまけに、石造りの日の丸まで!嬉しいですねえ。
おまけのおまけ。昼飯は香取神宮から車で数分の佐原駅近く「手打ち蕎麦 い志い」で。なかなか美味かったですよ。
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