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2009年7月

2009年7月30日 (木)

ウイグルの悲劇は他人事ではない

Higasi_turkey米科学誌、中国・核実験でウイグル人数十万人が死亡した可能性』(産経)

『米国で最も人気の高い科学雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」7月号が、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区で中国当局が実施した40数回の核爆発実験の放射能により、数十万ものウイグル住民が死亡した可能性があるとする記事を掲載した。
(中略)
 高田教授はNHKが長年、シルクロードの番組を放映し、多数の日本人観光客に核汚染が明白な地域を訪問させながら、核爆発については一切、沈黙してきたとして今年4月、公開質問状の形で抗議した。NHK側は、「(放射能汚染についての)認識は放送当時も現在も持っていない」と回答…』

ウイグルで何度も何度も中共による核実験が行われ、広島+長崎の犠牲者の数よりはるかに多いウイグル人死者が出ていると言われています。しかし中共が隠しに隠してきましたので、あまり表沙汰にはなっていませんでしたが、今回アメリカの科学雑誌で取り上げられたのは大きなことです。

ウイグル人は自分の土地を中華人民共和国の植民地にされ、女は連れ去られ、多くの人たちが虐殺されてきました。今回の平和的デモにも発砲され多数の死人が出て、しかも翌朝には一万人以上が消えてしまったそうです。ウイグル人は捏造民族ではないから真実でしょう。

日本も他人事ではありません。シルクロードブームに乗って日本人も多くウイグルの地に行きました。映画のロケも行われました。三蔵法師を演じた夏目雅子さんが白血病で亡くなったことは何年経っても記憶に新しいところです。

NHKが放射能汚染を知らないはずがありません。それを言ったら中共サマにお叱りを食らうから言えないのでしょう。JAPANデビューと同じ構図です。

日本はウイグルを断固応援すべき。中共サマに「テロリスト」呼ばわりされているラビア・カーディル世界ウイグル会議議長が来日中で、昨日は自民党を訪問なさり、今日は講演会をなさっているそうですが、ぜひ多くの真実を暴露していただきたいものです。中共サマは日本にいたくお怒り、NHK大慌て(笑)

Flag_shousuuminzokuフリー・ウイグル!
フリー・チベット!
フリー・モンゴル!
フリー・満州!
フリー・台湾!
フリー・日本!

そして、フリー・シナ!

中共は植民地支配・一党独裁・世界への毒の垂れ流しをやめろ!

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2009年7月28日 (火)

神社で護国を祈ろう(続き)

武蔵国一宮は、現代では前回紹介した大宮氷川神社以下の3社ですが、実はその昔は府中多摩の小野神社だったそうです。というわけで、今回参拝しました。ふう。

小野神社は、多摩川を挟んで府中と多摩にあります。本社と分社なのでしょうが、詳細不明です。川が氾濫するたびに遷座を繰り返した、という話もあるようです。

まず、京王線中河原駅からほど近い府中の小野神社へ。国道20号を少し北に行きパスタ等のファミレスを左折、しばらく行き「小野宮間島自治会館」の看板を右に入ったところです。(地図

Fuchu_onojinja 小さな神社です。府中には有名な大国魂神社があり、そちらが崇敬をうけたため、こちらは衰微したそうです。でも、神様の有り難さは社の大小に関係ありません。どなたか、なんとなくパワーを感じる神社、と書かれていたのですが、確かにそんな感じもします。

ご祭神は天下春命(知々夫国造の祖)、瀬織津比賣命(幻の女神、wikiによれば、ホツマツタヱではアマテル神のお妃)の二柱ですが、小野氏の祖の天押帯日子命を祀っている、という説もあるそうです。小野氏は妹子、篁、道風が有名ですね。日本をお守り下さいますように。

ついでに歩いて20分ほどの府中市郷土の森博物館のプラネタリウムへ。ハヤブサ~バック・トゥー・ジ・アース」、小惑星イトカワに行ったハヤブサの物語、泣けました。天文ファンに限らず強くお薦めします。予告編はこちら

Itinomiya_watasi_2 次に川の向こう側、多摩の小野神社。聖蹟桜ヶ丘駅西口で降りて右へ行き、突き当たり左、右側に「一ノ宮渡し」の石碑(写真)が見えたら左前方の石畳っぽい道を行くのが肝腎です(地図)。まっすぐ行っても行けるけど、途中「ルーマニア国旗」を見るハメに…(苦笑)

Tama_onojinja こちらはそれなりに広くて立派な神社。後北条氏などの崇敬を受けたそうです。日本をお守り下さいますように。

御祭神は同じで、天押帯日子命主祭神説があることも同じ。他に、イザナギさま、スサノオさま、オオナムチさま、瓊々杵尊、彦火火出見尊、倉稲魂命もご祭神ですが、多分後から合祀したのでしょう。

末社には、内宮、外宮、三島神社他、有名どころがずらり。小野神社が相当な社格の神社であることが伺われます。

まあ、ご祭神や社格を考えながらお参りする方は少数派でしょうし、それで構いません。政治の世界では「細かいことは政権交代してから」は論外だけど、お参りするときは「細けえことはいいんだよ」で結構です。

真心を持って「日本をお守り下さいますように」とお祈りしましょう。どんな形になろうとも、必ずや日本をお守り下さることでしょう。

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神社で護国を祈ろう

先日、夏休みを取ったのんべ(サラリーマンです)は、車で武蔵一宮と言われる氷川女体神社、中山神社、そして大宮氷川神社に参拝しました。

Hikawa_nyotai まず氷川女体神社。浦和見沼に鎮座しています。ご祭神はクシナダヒメさま。まさに鎮守様、かわいらしい神社です。不思議なほど心落ち着く神社、今まで参拝した神社の中で、心落ち着くことではこちらが一番でした。クシナダさま、日本をお守り下さいますように。

Nakayama 次に中山神社。氷川女体神社と大宮氷川神社のほぼ真ん中にあります。ご祭神はオオナムチさま(大国主命)。オオナムチさまは日本書紀ではスサノオさまの息子、古事記では曾孫の曾孫です。日本の神様は、こういうところはおおらかというかいいかげんというか…(笑)オオナムチさま、日本をお守り下さいますように。

Hikawa 大本命?の大宮氷川神社。元官幣大社、陛下が元旦に四方拝で遙拝なさる神社の一つです。ご祭神はもちろんスサノオさま。のんべは子供の頃にご近所に住んでいたのでおなじみ。私が通常通り二礼二拍一礼でお参りしている横では、お経を読んでいるおばあさんがいました。神社でお経?といささかいぶかりましたが、まあ、日本の神様は、仏教式やキリスト教式で祈っても、きっと真心を受け止めてくれる心の広い神様でしょう。スサノオさま、日本をお守り下さいますように。

Saitamaken_gokoku 氷川神社にお参りしたのなら、当然、すぐ裏にある埼玉県護国神社にもお参りします。埼玉県の英霊の皆様、日本をお守り下さいますように。

以下、のんべが言うのは変かも知れませんが、ご勘弁を。

国を思う多くの皆様、どうかこの第二の敗戦は目前と言われる時代、お近くの神社に行き、お参りなさって下さい。みなが真心を持って日本の神様に祈れば、きっと思いは通じます。仮に敗戦しても、必ず復興できるでしょう。でも、日本の神様をおろそかにすると、カルト(インチキ宗教、共産主義、…)の跳梁跋扈を許してしまうことでしょう。

日本の神様は我々が拝するところにおいでになる、拝さなければおかくれになる、とのんべは思っています。

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2009年7月27日 (月)

鳩山センセイ、売国とか何とか以前に…

首相、団体回りで組織固め=鳩山氏、全国行脚を開始-好対照の両党首』(時事通信)

『鳩山氏は…民主党の財源対策への与党の批判には「財源は必ず見いだすことができる。ひぼう中傷、間違った批判だ」と反論…』

「財源はどうするの?」という質問に「あるはずだ、批判は誹謗中傷だ」って…もし政権取って、見つけられなかった時には「あるべきはずの財源は、自公政権が全部使っていた、責任は前政権にある」とでも言うのでしょうか。サヨクとか売国とかいう以前に、いくらなんでも無茶苦茶や…

Jimin 自民党のCM「僕と結婚すればバラ色だよ」「お金は大丈夫?」「細かいことは結婚してから考えるよ!」には大笑いしましたが、まさか鳩山センセイご自身が「細かいこと…」のかわりに「お金はあるはずだよ!」と仰せになるとは、さすがに想像を絶するというか、斜め上、と言うか…のんべが甘かったようです(苦笑)

PS.「マニフェスト」はなんだかごまかしてあるけど、本音は「民主党政策集INDEX2009」。これがとんでもない。「重国籍容認へ」「選択的夫婦別姓の早期実現」「嫡出推定制度の改善」「人権侵害救済機関の創設」って、サヨクどころか極左…

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2009年7月24日 (金)

女性差別とは、へそが茶を沸かす(笑)

『女性差別対応、日本の遅れ批判…国連撤廃委』(読売)

女性優遇・男性差別世界一の日本。なにが女性差別ですか。あほくさ。

『あらゆる分野で指導的地位を占める女性の割合を、20年末までに30%とする目標などを説明した。これに対し、委員からは「日本全体で女性の参画は進んでいないのではないか」などの意見が出された。』

「あらゆる分野で指導的地位を占める」のは女性に決まってます。どんなに「指導的地位」についている旦那さんだって、財布を握っている奥さんに逆らえるわけ無いでしょ(笑)

男女共同参画なんてやってる奴らは、その多くが家族破壊を企む「フェミニスト」です。彼らは、実は日本では女性の地位が高い、ということは絶対に言わずに、日本がいかに「遅れている」かだけを強調するわけです。そうすれば国連は「勧告」とやらを出すに決まってます。それで家族破壊を進める、という作戦です。

こんなのに騙されてはいけません。国連(笑)ですから。無視しましょう。でも、民主が政権を取ったら…(鬱)

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2009年7月23日 (木)

これはひどい…

【09衆院選】民主がマニフェスト原案 外国人への地方参政権付与も』(産経)

『民主党…「政策集INDEX2009」…永住外国人への地方参政権付与など結党以来の政策はそのまま踏襲。戦時中の日本の加害行為を調査する「恒久平和調査局」設置や、「慰安婦」調査への取り組みも表明…夫婦別姓についても「民法を改正し、選択的夫婦別姓等を導入する」…人権侵害救済機関の創設も…』

…民主党マニフェスト原案とやら、いくらなんでも、これはひどすぎる…

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2009年7月20日 (月)

楽しいNHKスタジオパーク見学(笑)

どうでもいい笑い話です(苦笑)

Nanami 今日(海の日)、子供を連れて電力館(入場無料)、NHKスタジオパーク(大人は200円)とはしごしました。子供には楽しいのは当然として、大人にも楽しいイベントです。

電力館は勉強になりますよ。真面目におすすめです。原子力発電に関するデータを集めた本もいろいろ貰ってきました。

Nhk_bus_2 そこからNHKは遠くありません。お、バスが走ってきました。渋谷からNHKに向かうバスは京王と東急があるらしいけど、これは東急。NHKのラッピング広告バスです。東急バスは祝日にしっかり日の丸を揚げる素晴らしいバス。ラッピングしたNHKも見習って欲しい(笑)

Nhk_kaitai NHK前に来ました。おお、今日は祝日だから日の丸が乱舞しています!さすがはNHKさん、祝日に日の丸を揚げるために素晴らしい放送をなさったのですね(笑)。もちろん、チャンネル桜の水島社長の声だったと思いますが、NHK糾弾の大演説が聞こえたのは言うまでもありません。

Domo_kun 大人だけ切符を買って入口に。ドーモ君が歓迎してくれます。あれ、なにか書いてありますね。
「お客様へ 館内では、個人、団体を問わず、宣伝活動やビラ配布、および、ほかのお客様に迷惑をかける行為はご遠慮下さい。お守りいただけない場合は退館していただくことがあります。NHKスタジオパーク」
のんべはたまたまサントリーモルツのおまけTシャツを着ていたので、「宣伝活動」にならないかと恐れましたが大丈夫でした(笑)、きっと「NHKの大罪」というTシャツだと「宣伝活動」なんでしょうね。

館内にNスペの展示がないか楽しみにしていたのですが、そんなものはありませんでした。大河ドラマや朝ドラの展示、アナウンサー体験やアフレコ体験、スタジオ見学など、楽しめることは間違いありません。

Deiriguchi 帰り。出入り口はこんな風景です。わずかに門を開けて、警備の人もいっぱい。入るときには「スタジオパーク見学ですか」と質問されます。ものものしい(笑)

Asahi 以下おまけ。数日前、たまたまアサヒビールの本社近くを通りました。後ろの建物はスーパードライホール。そこで掲げられていたのがこの旗。左のアサヒビール旗、真ん中の日の丸はわかるけど、なんで太極旗?謎でした。まさか、そういえば、NHKの福地会長、アサヒビールの元社長だけど、まさか関係ないよなあ…

Asahi_biru 参考:遠景、wikiより。この一番右の奇妙なオブジェのビルが上記の後ろの建物。火の玉ビルと言うらしい。決して「う**ビル」ではありませんよ(笑)

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日本国憲法を読んでみよう(その9.国民権利義務その4、政教分離原則)

父「今日は前回は省略した信教の自由、政教分離について考えてみよう」

第二十条【信教の自由、国の宗教活動の禁止】

 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。

 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。

 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

父「信教の自由とは、政府がどこかの宗教を国民に強制してはいけない、宗教団体も政治的権力を持ってはいけない、ということだ。歴史的に見て、宗教が政治に関係すると碌なことはないんだ」

子「公明党の支持母体は創価学会だけどそれはいいの」

父「内閣法制局の解釈では、グレーだけど黒ではない、ということらしい。おかしいと思うけどね」

子「首相が靖國神社に参拝するのはどうなの」

父「首相が国民に対して靖國神社参拝を強制したら問題だろうね。でも、首相が参拝したところで「特権」「宗教的活動」などにあたるはずもない。完全な政教分離などできるはずもない。なんでかわかるかい」

子「どうしてなの」

父「例えば、京都には有名なお寺がたくさんあるね。もし税金から一切援助してはいけないとなったら、京都市は、お寺を文化財として保存することに関与できなくなる。お寺に資金がなくなって土地が売られ、伝統ある寺院が取り壊されてそこにマンションがばんばん建つ、なんてことはいいのかな?」

子「いいわけないじゃん。神社仏閣は貴重な文化財だよ」

父「現実に神社仏閣に対して京都市はお金を出しているけど、神社仏閣の宗教を応援するためかな」

子「しつこいよ。日本人にとって大切な文化財を保護するためで、宗教を応援するためのはずないよ。京都の神社仏閣は宗教の建物かも知れないけど、一般的には観光地だよ」

父「その通りだ。つまり、神社仏閣は日本の伝統文化の担い手。同じように、宗教法人が運営する私立学校は、教育の担い手。そういう面を国や地方自治体が応援するのは憲法違反とすべきではないんだ」

子「じゃあ、政教分離というのはなんなの」

父「政教分離とは、政府が宗教を不当に弾圧したり優遇したりするのはだめだし、宗教も政治にかかわることで不当な利権を漁ったり不法行為を認めさせたりするのはだめだよ、ということだ。例えば、どこかの宗教団体の構成員しか見られない秘密の像があるとしよう。宗教団体の信者は拝めるけど、他の人たちは排除している。そういうものは文化財ではなく、宗教の象徴だから、それにお金を出してはいけないんだ。私立学校でも、例えば1日6時間の授業のうち、1時間は礼拝の時間、5時間は英数など一般的教科の時間としようか。礼拝の時間に対して私学補助は×、一般教科の時間に対しては○なんだ」

子「なんとなくわかってきたわ」

父「慰霊という行為はどうだろう。亡くなった方を単に思い出すだけなら宗教的行為ではないけど、「霊」を慰める、という行為はどう転んだって宗教的なものだ。日本人でも、最近は無宗教の葬式が増えているらしいけど、無宗教ではなく、特定の宗教の形式によらない、ということだ」

子「お墓参りも宗教的行為ね」

父「そうだね。だったら、慰霊を国が行ったら憲法違反なんだろうか。そんなことはないね。8月15日の戦没者追悼式が問題にされたことはない。東京都慰霊堂では仏式、つまり特定の宗教で行っているけど、それですら問題ない」

子「あくまでも先人に感謝し慰霊すること目的であって、宗教団体の応援が目的ではないからいいのね」

父「そうだよ。ところが、戦死なさったみなさまに感謝するために靖國神社に首相が参拝するだけで、政教分離が大騒ぎになる。日本の政教分離というのは、政治と神社の分離だけが徹底される、インチキなものだ」

子「なんでそうなったの」

父「GHQが目の敵にしたのを未だにひきずっているのだね。あと、東京裁判という名の戦勝国の復讐劇を今でも金科玉条にする人たちがいて、その裁判で一方的に殺された人たちを貶めたいんだ。すべては日本を大東亜戦争の敗戦国のままにしておきたい人たちのご都合なんだ。靖國神社はその象徴だ。まあ、この憲法は敗戦のときにGHQが押しつけたもの、当然といえば当然だ。これをいつまでも廃棄せずに放置している日本人の怠慢こそが問題だよね」

子「戦争に負けてからもう60年以上たつわよ」

父「いい加減もう敗戦国はやめたらいいと、お父さんも思うよ」

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2009年7月19日 (日)

第二の敗戦の日は近いか…

民主の子ども手当…子供なし夫婦は負担増も』(読売)

これ、民主のふざけたバラマキの象徴です。選挙はみずものなので何が起こるか分かりませんが、仮に今の情勢が変わらないとすれば、民主圧勝は間違いないわけで、政権マニフェストが実現したら、将来このツケを払のは子供たち。子供たちに申し訳ない限り。

自公政権のバラマキも酷いと思ったけど、報道されている今度の政権公約を見る限り民主のバラマキはそんなものではありません。

しかも、中学生までの子供一人毎月26,000円?高校生以上の子供だけがいる世帯は、記事を読む限り、配偶者控除の廃止などですから増税に見えるわけで、、今、中3以上の子供だけがいる家庭は、一番金のかかる時期なのに、たまったもんではないでしょう。日本国民を分断して対立を煽る作戦とも言えます。で、その間に何をやろうというのかな。

新聞記事にはならないけど、外国人参政権だの移民1000万人だの人権弾圧法だの、日本を壊す無茶苦茶なことを考えているのは間違いありません。

民主党による政権奪取とは、シナ朝鮮対日侵略戦争勝利、つまり第二の敗戦と言えましょう。細川内閣成立以来の長い戦争の象徴とも言える、シナ朝鮮の進駐軍たる民主党。それは国民が民主主義で選んだことだから仕方ない。ノムヒョン時代に韓国が北朝鮮に侵略されぼろぼろになったことの二の舞です。後になって、詐欺による政権奪取は無効、と騒いでも遅いのです。

そのときは、「堪ヘ難キヲ堪へ忍ヒ難キヲ忍ヒ。以テ将来ノ若手ニ希望ヲ繋」ぎながら、分裂による政界再編を促すしかないでしょうね。極左から保守までのごった煮部隊は、今は「政権交代」という共通目的があるからまとまっているけど、政治を行う段になればまとまっていられるはずもない。それに、「さくらパパ」「ぶって姫」に象徴される単なる数合わせ以下の連中もわんさかいるので、政権を担う能力を持った政治家の数は圧倒的に足りないでしょう。

今は保守側は、敗戦後に備えて力を蓄えるとき。麻生首相を支えようとしない自民の断末魔には付き合っていられません。

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2009年7月17日 (金)

両陛下ご帰国

両陛下、カナダ・ハワイ訪問から帰国』(読売)

天皇皇后両陛下が15日間のカナダ・ハワイご巡幸からご帰国なさいました。長旅でさぞやお疲れのことと存じます、どうか少しご休養なさってください。

Ryouheika_hawaii 今回のご巡幸では、カナダでの日系人とのご懇談、平和維持記念碑でのご供花、ハワイでの国立太平洋記念墓地でのご供花(左の写真)など、両陛下でなければできない素晴らしいご公務でした。両陛下に衷心より感謝いたします。

Hinomaru

天皇皇后両陛下、ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい!

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教育出版「中学社会歴史」批判その5(中世・後半)

今回は中世の後半。相変わらず酷い記述が散見されます。偏向だけじゃありません。

2.ゆれる武家政治

マル1.南北朝の争乱と室町幕府 室町幕府の成立

マル2.海賊船と貿易船 発展する東アジア

マル3.団結する村 村の自治、町の自治

マル4.下克上の世 土一揆と応仁の乱

マル5,中世文化の広がり 禅宗と東山文化

ひとびと探検隊 中世に生きた人々

学習のまとめ 第3章 中世の日本と世界

Kibamusha_zou まず南北朝の争乱で「騎馬武者像」(重要文化財)が「南北朝争乱のころの武士の像」として載っています。この武者は足利尊氏のはず?と思って調べたら、どうも最近の研究ではそうとも言えないらしいでも、紹介で「武士の像」はあまりに手抜きだろう…

次の海賊船と貿易船はすさまじい。

まず倭寇。この教科書では、「明は…沿岸をおそう倭寇に苦しみました…室町幕府に倭寇の取りしまりを求めました」「朝鮮は倭寇を取りしまる…」だけです。記述の手抜きもいいところ。

歴史的事実として、勘合貿易前は「前期倭寇」、後は「後期倭寇」とされます。

前期倭寇は日本人が中心の武装商人というべきで、明が「海禁政策」を取り私貿易を取り締まり、つまり役人が賄賂を取りまくったわけで、やむなく武装商人が戦った、と解釈すべきでしょう。シナにも協力者がたくさんいたから倭寇が活躍できたのです。また、後期倭寇はシナ人が中心。ちっとも「倭」じゃない。

Hanguru アイヌ側の史観も大好き。「北海道南部に入り込んできた和人によって圧迫」(欄外に、アイヌの人たちが和人と呼んだことを記載)ですからねえ…

驚愕なのは欄外のコラム「ハングルの文字」。この教科書、内容が薄いから他にいくらも紹介すべきことがあるのに、歴史の教科書として明らかに余計な記述(怒)

「団結する村」「下克上の世」。一揆史観。どうもマルクスっぽいのが好きなようですねえ…

内容の薄さは文化史も。「中世文化の広がり 禅宗と東山文化」では、「禅宗の僧が中国朝鮮に派遣」「禅僧が中国からもたらした…水墨画」など、東山文化はシナ朝鮮の影響を強く受けている、とでも言いたげ。影響を受けているのは確かだけど、それを換骨奪胎して元の姿をとどめないほど和風の極みにしたのが東山文化ではなかったでしたっけ。

この表題を見れば、北山文化はどこに行った?と思いますよね。小項目「民衆に広がる文化」で、「義満の頃、世阿弥らが能として完成…」とあるだけ。え?と思い教科書を見直すと、金閣の写真は、文化史のところではなく、室町幕府の成立のところで、世界遺産の写真として載っており、その小さな解説は「義満は京都の北山に山荘を建てました。そのなかの金閣は、寝殿造、武家風のつくり、禅宗寺院の様式というように、各層が別々のつくり方となっています。義満は室町幕府の全盛期を築きました」。金閣は義満の栄華の象徴という趣旨でしょうし、それはそうでしょう。

でも、これでは武家的でありながら公家風の北山文化に対し、侘びの東山文化の比較もできません。こんな項目立て、ないだろう…

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2009年7月16日 (木)

靖國神社みたままつりも最終日

Giin_choutin いよいよ今日(16日)が最終日です。ぜひ行きましょう。のんべはまず初日夕方に行きましたが、やっぱりまだ外が明るいので感じがでません。そこで昨晩リトライ(笑)、提灯は夜に限ります。多量の提灯が照らす図、まさに光の祭典ですごいですね。ついでに人出もすごい。

Koba_hata 小林よしのり氏と畠奈津子氏のぼんぼり。

Abe_shinzou 安倍元首相のぼんぼり。まだ若いのだから捲土重来を期待します。寂然不動とは禅の言葉でしょうか。
(広辞苑第6版より)せきぜん、じゃくねん【寂然】
ものさびしいさま。しずかなさま。「―たる古刹(こさつ)」

Mikosi_1 御輿が出ていました。なかなか勇壮で素敵です。見物人の数もすごくて動きが取れません(笑)

Mikosi_2 別角度で見ました。太鼓の上は、英霊生前のお姿を象徴した軍人さんでしょうか。

PS.16日のイベント
午後6時30分 神輿振り(芝濱睦会)
午後7時 つのだ☆ひろ奉納特別野外コンサート

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靖國神社のみたままつり(13日~16日)

16日までトップに置きます。2009mitamamatsuri→後でみたままつりの写真を載せるのでそちらをトップにします(笑)

明日13日から16日まで靖國神社のみたままつり。光の祭典です。要するに盆踊りみたいなものですが、とても楽しく、光がきれいで幻想的なお祭り、ぜひみなさまおいでください。(このパンフレット、やっぱり夜景にしてほしいなあ…)

13日
正午 江戸芸かっぽれ
午後6時40分 千修吹奏楽団吹奏楽パレード
午後7時 青森ねぶた

14日
午後7時 日本歌手協会有志奉納特別公演

15日
午後5時 江戸芸かっぽれ
午後6時30分 神輿振り(こどもみこし・山車、大妻女子大学生、麹町靖国講)

16日
午後6時30分 神輿振り(芝濱睦会)
午後7時 つのだ☆ひろ奉納特別野外コンサート

おまけ、左が一昨年、右が去年のパンフレットです。一昨年の乙葉さんに萌え(笑)

Yasukuni_mitamamatsuri
2008mitamamaturi

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2009年7月12日 (日)

フリーウイグルデモに参加

今日(12日)渋谷で行われた、東トルキスタン大虐殺に抗議するデモに参加しました。

Shuukai集会の様子。たぶんチャンネル桜の水島社長のスピーチ場面と思います。参加者一同、中共に対して怒り爆発。人数はわかりませんが、500人くらいいたんじゃなかろうか?

Kaitai この手のTシャツを着た人は結構いました。今日、渋谷でNHKを掃除する会が開かれていたはずなので、そのTシャツに中共シールを貼り付けたものでしょう(笑)

Demo いよいよデモです。青い東トルキスタン旗がとてもきれい。チベット旗、台湾旗、南モンゴル旗、草莽崛起ののぼり、そしてもちろん我が日の丸も。

Demo2 別角度から。晴れた空によく映えました。

フリー・ウイグル!
中国は虐殺をやめろ!
中国は真実を隠すな!
ウルムチの惨劇を許さないぞ!
ウイグルの若者をさらうな!
ウイグルの女性をさらうな!
ウイグルの子供を殺すな!
ウイグルに平和を!
ウイグルラルガ・エルキンリキ!(フリーウイグルのウイグル語)

Puracard なお、これがのんべが預かったプラカードです。

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教育出版「中学社会歴史」批判その4(中世・前半)

今回は中世の前半。元寇の記述が楽しみです。

第3章 中世の日本と世界

1.武家政治のはじまり

マル1.武装する豪族たち 武士の活躍

マル2.いざ鎌倉 鎌倉幕府の政治

マル3.武士と民衆の暮らし 民衆に広がる仏教

マル4.おしよせる元軍 モンゴル帝国とアジア

調べてみよう 寺院・自社を訪ねて~円覚寺(鎌倉市)

偏向とかなんとか以前の問題として、内容が薄く歴史の流れがつかみにくい教科書だなあ、という感想があります。源平合戦も薄い。「いざ鎌倉」と表題にあっても、それが何のことかわかりません。「新しい土地をもらうこと(御恩)を期待し、そのかわり将軍のためには命がけで戦いました(奉公)」これだけで「いざ鎌倉」はないだろう、鉢の木物語をコラムにでも書いてほしいですよねえ…

Genkou さて期待?の元寇は、やっぱり期待を裏切りません(怒)

モンゴル帝国「(一部略)モンゴルはユーラシア大陸全域におよぶ大帝国をつくりました。東アジアでは(一部略)国号を元とし、宋をほろぼして中国全土を支配しました、元は朝鮮半島にも侵入しました。そこでは、10世紀初めに建国された高麗(コリョ・こうらい)が激しく抵抗し、30年以上戦いがつづきましたが、ついには元に服従させられました。」

(欄外注マル2)高麗…3年にわたって反乱…元の日本遠征はおくれました。

元軍との戦い「さらに勢力をの拡大をはかる元は、1274年、服従しようとしない日本に遠征軍を派遣しました。元と高麗の連合軍は、対馬・壱岐をおそい、さらに九州沿岸に上陸し、火器を武器とする元軍と、九州の御家人を中心とする幕府軍との間では、はげしい戦いがおこなわれました。元軍が引きあげたのち、幕府は再度の攻撃に備えるため、九州の御家人に命じて博多湾に防塁を築かせ護りを固めました。1281年、元は再び遠征を決行しましたが、上陸できないうちに暴風雨による損害を受けて退却しました。この2回の元軍の襲来を元寇といいます。」

まず前半。「宋をほろぼして中国全土を支配」って間違っちゃいないけど、この文章から、宋が現代の「中華人民共和国」の領土+植民地(チベット、ウイグル、南モンゴル等)を統治していたような錯覚を起こさせます。

また、高麗が抵抗しようがどうしようが、日本史に関係ない。でも、欄外にさりげなく、高麗の抵抗のお陰で日本が助かった、ような文章がありますね。また、元に服従させられた、って、なぜか高麗を主語にした文章です(笑)。

いよいよ後半。「服従しようとしない日本に遠征軍を派遣」って、どこの国の史観ですか、日本史の教科書の記述とは思えません。前半で朝鮮には「侵入」としているのと対比が面白い(笑)。なお、写真の次のページの欄外に「元はその後も侵攻を計画しましたが…」と小さく書いてアリバイ作りしています。

もちろん、高麗の軍が壱岐対馬でどれだけ酷いことをしたか、は華麗にスルーです(苦笑)

あと、元寇とひとくくりにしないで。文永の役、弘安の役くらいは一言書くべきだし、だいいち文永の役で神風が吹いたことすら載ってないって…

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2009年7月11日 (土)

日本国憲法を読んでみよう(その8.国民権利義務その3)

父「今日は「自由」に関する条文だ。これがいっぱいある」

第十八条【奴隷的拘束及び苦役からの自由】
 何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

第十九条【思想及び良心の自由】
 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。

第二十条【信教の自由、国の宗教活動の禁止】

 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。

 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。

 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

第二十一条【集会・結社・表現の自由、検閲の禁止、通信の秘密】

 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

第二十二条【居住・移転・職業選択の自由、外国移住・国籍離脱の自由】

 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。

 何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。

第二十三条【学問の自由】
 学問の自由は、これを保障する。

父「信教の自由、政教分離原則について話し出すと長くなるから、これだけは次回のテーマにしよう。これらの「自由権」を謳った条文を見てどう思う」

子「国民という言葉が出てこないわね」

父「そうなんだ。自由権は誰にでも認められるもの、という考えで、国民に限らないんだ。でも、実は自由権がない人がいるんだね」

子「悪いことをした人?」

父「それは第18条の「犯罪に因る処罰」によるものだから仕方ないね。自由権がないのは、皇室の方々。職業選択の自由も、表現の自由もないんだ。もちろん参政権もない」

子「天皇陛下が政治家になったり、特定の政治家を応援するのは変だから当然よ」

父「そうなんだ。でも、例えば贔屓の力士の名前も言えないのは辛いよね。

話を戻そう。例えば表現の自由は保障する、とあるけど、何を言ってもいいのかな。例えば、ウソを付く自由、ってあるのかな」

子「上沼恵美子さんなんか好き放題無茶苦茶言っているわよ」

父「あれはウソではなくホラだから誰も信じないでしょ、笑いのネタだからいいの。そうでなく、例えば必ず値上がりする、と言って潰れた会社の株を売ってもいいのかな」

子「そんなのは詐欺だからだめよ」

父「そうだ。犯罪をする自由、人に迷惑をかける自由などないね。また、例えば度を超えてエッチな本を売るのも問題があるだろう」

子「迷惑をかけるのは全部だめなの」

父「なんでもそうだけど、程度問題だね。例えばトラックが走れば騒音も排気ガスも出る。ほんの少しでもうるさいのは迷惑だからやめろ、ということになれば、物流が止まるから生活できないね。でも、今は珍走団と言うらしいけど、暴走族が爆音を出しながら暴走する自由なんか、許されない話だ。ある程度はお互い様だけど、それで済まないようなことはしてはいけなんだ。ここからだめ、という線引きは難しいけどね」

子「人の嫌がることなら、批判することはだめなの」

父「政府や政治家の批判をする自由は、ウソをつかない限り、普通の人には全面的に認められるべきだ。政府の批判をしたら牢屋にぶち込まれるようでは民主主義ではないね。ただ、マスコミなんかは、社会に対する影響も責任もきわめて大きいから、例えば民主党の悪いことは一切報道せず、自民党の悪いことだけ徹底的に報道するなどは許されることではないよ。

また、最近の話題だけど、8月6日に田母神さんが広島で「日本が唯一の被爆国でなく、共産圏の核に日本の反核団体が寛容であることへの疑問を踏まえ、いかに核の惨禍を回避するか」という趣旨の講演会をしようとしているのだけど、広島市長がやめてくれ、と言っているわけだ。要請文では「いつどこで、何を発言するかは自由」と書いてはいるのだけど、「被爆者や遺族の悲しみが増す結果になりかねない。広島での8月6日の意味は、表現の自由と同様に重要なもの」(全文)としているんだ。気に入らないし迷惑だからやめろ、ということだ」

子「核の惨禍を回避する、という講演会がなんで迷惑なの?」

父「おかしな話だよ。アメリカの核はだめだけど中国や北朝鮮の核は素晴らしい、「あやまちは繰り返しません」と呪文を唱えることだけが許されている、などという無茶苦茶な思想に侵されているんだ。一番大事なのは「原爆を二度と食らわない」こと、それを考える講演会が迷惑だなどというのは、憲法違反はもちろんだけど、人間としてどうかしているね。

「学問の自由」も、犯罪行為でない限り認められるべきなのは当然だ。聖書に反する研究は許されない時代もあった。昔、ガリレオは「地球は動いている」と言って、聖書に反するとして処罰された。学問の自由を謳っている筈の現代の国でも酷い例があるね。例えば韓国では、歴史の先生が竹島は歴史的に見て日本の領土であると言えば、まあ間違いなく先生をクビになるわけだ」

子「検閲をしてはならない、とあるけど、学校教科書の検定はいいの」

父「それは別の話だよ。学校で学ぶ以上、指導要領に沿って教えるのは当然だ。小学1年生の算数教科書に、高校で習うべき微分積分が載っていたら困るだろ。でも、それを「小学1年生向け微分積分」として出版するのは自由だ」

子「そんな無茶苦茶な本、売れるわけないよ」

父「わかりやすく大げさに書いただけだよ。実際は、歴史教科書の家永訴訟が有名で、書き出すときりがないから、これくらいにしておこう」

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選挙へGO!棄権で太る○○党!

(過去記事を加工し再掲します)

いよいよ明日は都議選。都民のみなさまは必ず投票しましょう。

憲法第十五条の1
『公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。』
に記載のある「国民固有の権利」を行使する唯一の機会です。

投票したい候補者がいないから行きたくない、ですか?のんべもそう思うときがよくあります。でも、例えば某政党の支持母体の人たちは雨が降ろうが槍が降ろうが選挙に行くわけで、相対的にその1票の価値を増やしてしまいます。

新標語

『選挙へGO!棄権で太る○○党!』

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2009年7月10日 (金)

ウイグル人虐殺抗議デモのお知らせ

Higasi_turkey日本ウイグル協会主催のデモのお知らせです。ご都合がつくみなさま、ぜひご参加ください!切にお願いいたします。のんべもぜひ行きたいけど、都合がつくかどうか微妙…

「中国政府によるウイグル人虐殺抗議デモ」

2009年7月12日(日)15時

東京渋谷・宮下公園

詳細はこちら、プラカード用画像などもあり)

当日は、渋谷駅前街宣(13時30分頃から)、 中国大使館前抗議(13時から)を行う予定です。

2009年6月26日、中国広東省でウイグル人労働者を漢人が襲撃虐殺する事件が起きました。その事件を受けて世界中のウイグル人が中国政府に対して抗議デモを行いました。
7月5日、中国ウイグル地域のウルムチでもウイグル人による抗議デモが行われましたが、中国政府によって武力鎮圧され多くのウイグル人が殺害、逮捕されました。

現在ウイグル地域各地に抗議行動は飛び火し、それに対抗する漢人によるウイグル人虐殺が頻発していますが、中国政府は有効な対策を取らず漢人の暴徒を野放しにしています。

そして電話やインターネットを遮断し、ウイグル地域で今何が起こっているのか、正確な情報が洩れないようにしています。代わりに中国政府による公式の情報を内外に発信し、このウイグル人の「暴動」によって、漢人が被害にあっているとことさらに強調し、民族間の対立を煽る結果になっています。

今回の事件の根底には、ウイグル人を中国人として同化しようとする中国政府の企みあります。多くのウイグル人がウイグル地域から中国本土に強制移送され、逆にたくさんの漢人がウイグル地域に移住しています。6月26日に広東省で虐殺されたウイグル人労働者は、強制的に移送させられたウイグル人の若者です。また若いウイグル人女性も強制移送させられており、ウイグル人同士の結婚が阻害されています。

チベットや南モンゴルで起きている問題も同様であり、このまま中国政府による「少数民族」を抑圧する政策を続けさせるならば、アジアに自由はありません。

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2009年7月 9日 (木)

風雲!永田町将棋(笑)

最近、どうぶつしょうぎ、というゲームができたそうで、詳しくはこちらをご覧ください。駒が売れまくって生産が追いつかないそうです。実にめでたい。

のんべも子供と指しましたが、子供でもすぐ覚えられるのに結構奥が深い。優れたボードゲームです。将棋の思想で作られているから、子供がここから将棋に入ってくれればさらに嬉しいことです。

そんなことを思いながら、ちょっとパクって遊びたくなりました。名付けて「風雲!永田町将棋」、盤面の大きさと駒の動かし方は全く同じです。

Nagatachou_shougi盤と駒を用意したので印刷して切り取って下さい(クリックで拡大し、PC内にjpgを保存すれば印刷しやすい)。「二世」「議員」はつなげたままで折ります。なお、紙の駒は吹けば飛びます(笑)

もちろん子供さんはどうぶつしょうぎをやってくださいね。

Nagatachou_shougi_shokei 左の図のように並べます。

王様のかわりに総理または党首。たてよこななめの八方に一マスずつ動けます。将棋の王様と同じです。

総理・党首の右には律儀な「官僚」、たてよこの四方に一マスずつ動けます。

総理・党首の左には変幻自在な「秘書」、ななめの四方に一マスずつ動けます。

総理・党首の前には未熟な「二世」、歩と同じく前に一マスしか動けません。でも「二世」は敵陣奥の線(甲または丁の線)に入れば「議員」になり、金と同じで、たてよこ四方と両ななめ前に動けるようになります(笑)

取った駒は打てます。もちろん「議員」を取っても打つときは「二世」です。

敵の総理・党首を取ればもちろん勝ち。また、味方の総理・党首が敵陣奥の線(甲または丁の線)に入れば「トライ」というより「逃げ切り」で勝ちです。ただし、入った瞬間に取られる場合は入れません。

念のため、将棋を知っている方に一言、禁手はありません。打ち「二世」詰めも2「二世」もOKです。敵陣奥の線に「二世」を打つのもOK、動けなくなりますが。

さあやってみましょう。先手「総理」の実戦例を解説(笑)します。先手を▲、後手を▽で表します。

▲ 初手:ろー乙 「二世」
▽第2手:ろー乙 同じく「秘書」

Nagatachou_shougi_keikazu1_2▲第3手:ろ-丙 「秘書」

聞き手『早くも二世を交換して、両者秘書を前面に出してきましたね』

解説『未熟者の二世は冷や飯食わせて修行させないと。秘書が矢面に立つのはいずこも同じだ』

▽第4手:い-乙 「官僚」
▲第5手:い-乙 同じく「秘書」

Nagatachou_shougi_keikazu2_2 ▽第6手:い-乙 同じく「党首」

聞き手『党首は官僚を捨てて秘書を入手しました』

解説『悪いことは秘書のせいにしなければならないから、秘書の予備が必要なんだね』

▲第7手:ろ-丙 「官僚」打つ
▽第8手:い-丙 「秘書」打つ
▲第9手:い-丙 同じく「官僚」
▽第10手:い-丙 同じく「秘書」

Nagatachou_shougi_keikazu3 ▲第11手:は-丙 「総理」

聞き手『党首は秘書で総理を追い詰めます』

解説『総理だろうが誰だろうが、秘書に攻撃されたら辛いに決まってる』

▽第12手:ろ-丙 「官僚」打つ
▲第13手:は-乙 「総理」

Nagatachou_shougi_keikazu4 ▽第14手:ろ-乙 「秘書」

聞き手『総理は逃げるしかありません』

解説『党首は勢いがいいけど、官僚を手放したのは失敗だった。12手目で秘書で攻め続ければ勝ちだったね』

▲第15手:は-甲 「秘書」打つ
▽第16手:は-丙 「官僚」
▲第17手:は-丙 同じく「官僚」
▽第18手:は-丙 同じく「秘書」

Nagatachou_shougi_keikazu▲第19手:い-丙 「二世」打つ

聞き手『総理の反撃、二世を打ったのはいい手ですね』

解説『はさみと二世はなんとかと同じで、巧く使えば役に立つね。逃げれば「頭官僚」で詰み。今はろ-甲を党首が守っているけど、二世を取ると総理が逃げ切ってしまうよ』

▽第20手:い-丙 同じく「党首」

Nagatachou_shougi_shuukyoku ▲第21手:ろ-甲 「総理」

聞き手『総理の逃げ切り勝ちです』

解説『党首は官僚の使い方に問題があったようだ。また、今回は珍しく二世が議員になることはなかったね』

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フリー・ウイグル!

Higasi_turkey「アンカー」報道されないウイグル暴動の真実』(7/8放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”、ぼやきくっくりさん)

青山氏はなかなかマスコミが記事にしないことを(関西限定とはいえ)普通のテレビで放送。くっくりさんのテキスト起こし。ともに、大いに感謝です。

中共のウイグル人大虐殺、現代にこんな悲劇がまだあったのか、と思うほど。戦前の欧米列強の植民地より酷いのでは。中共は今回の「騒乱」をウイグル人のせいにしていますが、中共による暗黒の植民地支配が引き起こした事件であること、明々白々です。

コキントウ皇帝もサミットから緊急帰国。世界に威張ろうとしたところでメンツを潰されて内心怒り心頭でしょうが、天安門どころかベルリンの壁崩壊になりかねない大事件だけに、それどころではないのでしょう。

Flag_shousuuminzoku フリー・ウイグル!
フリー・チベット!
フリー・モンゴル!
フリー・満州!
フリー・台湾!
フリー・日本!
そして、フリー・シナ!

中共は植民地支配・一党独裁・世界への毒の垂れ流しをやめろ!

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2009年7月 8日 (水)

生老病死の先頭は「生」なんですね…

今回は単なるのんべのぼやきです…(なお、少し前に書いた文章です)

「生老病死」とは、仏教で言う四苦です。四苦八苦の四苦。(ついでに八苦とは、四苦に加え怨憎会苦(おんぞうえく)、愛別離苦(あいべつりく)、求不得苦(ぐふとっく)、五蘊盛苦(ごうんじょうく)らしい)

生老病死の先頭は生。ちょっと不思議だけど、やっぱり先頭でいいのかな。

先日、親戚の葬儀に参列しましたが、精神的に大いにしびれました。年寄りの葬式ならいいですよ、順番ですから。一休禅師がめでたい言葉を請われて『親死子死孫死』と書かれたこと、つくづくそう思います。でも、若いおかあさん。下の子供は未就学。どう言ったところで結局は寿命、人間の力でどうになるものでもない。泣いて「あきらめる」しかないけど…

小さな子供はなんだかわかりません。葬儀の最中もニコニコしているのを見ると…翌日になれば「おかあさんはいつ帰ってくるの」でしょうし…これが一番つらいですね。

年配の方がぽつりと仰せになりました。長生きすると、こういう哀しいことに遭ってしまうんだね、と。

生とは、死とは。何なのか、私にはわかりません。ただ、大自然(サムシンググレート)から意識が借りている身体は、空気や土、つまり大自然に戻ります。きっと大自然にお返しするのでしょう。それまでは好むと好まざるとに関わらず生きるわけです。そういえば、三四郎さんの副題を思い出しました、「死ぬまで生きる凡人の戯言」です。「死ぬまで生きる」という言葉の深み、葬儀で感じた気がします。

寿命を迎えた方は、たぶん生きる使命を果たされたのでしょう。その使命が何か、生きている人間にはわかるはずもない。お迎えがいつ来るのかもわからない。でも、お迎えが来て、初めて知るのかも知れません。残された家族は生身の人間、なにもわからず泣くしかない。でも、大自然のなす事が、無意味なはずはないでしょう。きっと家族が残されたことで、はじめてできる使命があるのでしょう。

「お迎えが来る」は日本人の伝統的死生観。失いたくないものです。ひょっとして、とっくの昔に失われているかも知れないけど…もしそうなら哀しい…

わけわからない文章、ごめんなさい。のんべがしびれていることだけ、お察し頂ければ…

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2009年7月 7日 (火)

七夕

今年は写真を取り忘れたので去年の焼き直し。毎日新聞社ビルの商店街にも大きな笹飾りがあるので、短冊に「変態退散」(笑)とでも書こうかと思ったのですが、まあそれは野暮ですね。

Tanabata_2007♪ささのはさらさら のきばにゆれる
おほしさまきらきら きんぎんすなご

ごしきのたんざく わたしがかいた
おほしさまきらきら そらからみてる

新暦七夕の日は、まだ梅雨明けしていないから織姫様と彦星様のデートは難しそうですね。仮に今日晴れても、十五夜で満月なのでデートには明るすぎ(笑)、まあ、あと2回、旧暦七夕や月遅れ七夕を楽しみにしてもらいましょ。(昨年の写真を流用…今年は今日慌てて飾るため間に合わず、と今年も同じこと書いてる(苦笑))

PS.日本三大七夕祭りといえば、仙台、平塚が不動の2強?で、数カ所が3つめを名乗っています。まあ、「三大」ではよくあるパターン(笑)

清水が今日最終日です。ありゃ、平塚はもう終わってた、そりゃないだろう…。仙台高岡安城は月遅れ、一宮はリンク先をご覧ください。いずれも市や商店街などが主催、寺社に関係ないのは「お祭り」としては珍しい。

2007asagaya_tanabata_1 なお、東京で最大の?七夕祭りは阿佐ヶ谷(写真は去年)、こちらも月遅れです。東京のその他のスケジュールはこちら

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東トルキスタン大虐殺を許すな!

Higasi_turkeyこれはひどい!人権弾圧、大虐殺とはまさにこのこと、中共の本領発揮というべきでしょうか…。亡くなられた多くの東トルキスタンのみなさまに、合掌。

詳細は宮崎先生の記事を読んで頂くのが確実なので、転載します。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」

平成21年(2009年) 7月7日(火曜日) 通巻第2653号 

ウルムチなど五都市に戒厳令、軍を大規模に動員し血の弾圧を再開

死者は数百名に達した模様。新華社筋は156名死亡と情報操作

「7.5ウルムチ暴動」と後世の史家は名付けるかも知れない。

暴動に発展したウィグル人の怒りは文革以後最悪の被害をもたらした。

世界ウィグル人会議(議長=カディール女史)が呼びかけた平和裡の抗議集会は、混入した過激派や公安のスパイなどの策動によって暴動となった。日頃の漢族に対する鬱積、不満、憎悪が一気に爆発し、多くの一般ウィグル人も加わったためだ。

新彊ウィグル自治区の省都=ウルムチは人口230万人、漢族が七割をしめ、経済の90%を支配する。

新彊ウィグル自治区そのものは原油、ガス、レアメタルの宝庫。砂漠は核実験場として無造作な実験を繰り返し砂漠の民、およそ十九万人が被爆して死亡している。

ガス、原油は漢族によって「盗掘」され、これもウィグル人から見れば、自分たちの財産が不当に収奪され、利益は漢族が独占している構造となる。侵略者としての漢族、宗教弾圧者としての漢族、支配者としての漢族。

したがって父祖の地を自分たちの手にもどそうとする独立運動が起きるのは当然であり、「東トルキスタン」としての独立を求める主流派と「ウィグルスタン」としての独立を求める派、さらにはアルカィーダに走る若者のグループがある。

中国はこれらを「分離主義」として、あたかも犯罪者のごとく扱ってきた。

7月5日夕方から発生したウルムチ暴動は、官製情報によっても、死者156名、負傷800名、パトカー二台、タクシー10台、公共バス190台などが焼かれ、106軒の商店や民家が放火、損壊被害にあった、という(日本マスコミ大手は新華社発表の140名死亡という数字を使っているが、BBC、フィナンシャルタイムズ、NYタイムズなどは156名としている)。

中国政府は外国人特派員のウルムチ入りを禁止せず、いやむしろプレスセンターを設置して情報の一元管理、官製情報だけをあたえ、インターネットは切断されている。
 
中国は「ウィグル独立過激派による暴力」というイメージを外国プレスに宣伝しているが、ワシントンのカディール女史は暴力を根底から否定、ミュンヘンに本部のある「世界ウィグル人会議」も、暴動の原因を否定し、あくまで平和な行進を呼びかけたに過ぎない、としている。

暴動は伊寧、ホータン、カシュガル、アクスなどにも飛び火した模様だが、軍四万が動員されたという以外の情報はいまのところない(7日午前五時現在)。

ウルムチでは王楽泉・党書記が「企業の三日間の休業」を命じ、ただちに戒厳令を敷いた。以後、情報が管理されるため、正確な数字の把握は不可能。血の弾圧が開始される。

「世界ウィグル人会議」は「死亡者は五、六百名に達している」としている。

日本ウィグル協会のサイト

(C)有限会社・宮崎正弘事務所 2009 ◎転送自由。ただし転載は出典明示

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2009年7月 6日 (月)

祝!静岡知事選の川勝氏当選

静岡知事に民主系の川勝氏、自公系の坂本氏を破る』(読売)

川勝平太氏の当選をお慶び申し上げます。

え、のんべは民主嫌いでは?という質問には…

民主側、川勝平太氏(当選)
新しい歴史教科書を作る会の賛同者として知られており、サヨクからは「極右学者」と言われている方。

自民側・坂本由紀子氏
全国フェミニスト議員連盟に属しているらしく、その合宿でパネリストを務めるほど。「男女共同参画」を強く推進。フェミニストから評価が高い。いわゆる「サヨク」に近そうです。

もしこれが練馬区長選なら、私でも断固として川勝氏に一票入れます。

千葉市長選でも酷い候補だったし、今回も保守派から見放されそうな候補。自民が勝てるはずないでしょう、何を考えていたのでしょうか…

川勝氏には、静岡県の各教育委員会に働きかけて、新しい歴史教科書の採択をすすめるように、ぜひ頑張ってほしいと思います。まさか、日教組の支援を受けて考え方を変えた、なんて仰せではありませんよね。

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教育出版「中学社会歴史」批判その3(古代その3)

今日で古代は終わりです。この教科書、読むのがつらいですね。子供を洗脳するならもっと洗練したものを作ればいいのに、これでは我慢大会で逆効果ではないかな(苦笑)

第2章
3.古代国家の発展

マル1.栄える奈良の都(平城京と貴族の繁栄)

マル2.農民の暮らしと開墾(苦しむ農民と社会の変化)

マル3.貴族の政治(平安京の繁栄)

マル4.日本文化の誕生(大陸風文化から国風文化へ)

ひとびと探検隊 古代に生きた人々
「都で暮らす人々、地方で戦う人々~長屋王と阿弖流為・田村麻呂」

ワールド・チャレンジャー 世界の古代遺跡のなぞ

学習のまとめ 第2章 原始・古代の日本と世界

3.古代国家の発展は、あまり面白くないし、内容が薄すぎてあまりコメントする気にもならないけど、少し見てみましょう。

マル2では、農民がいかに税金で苦しんでいたか、というのが強調されすぎているのが気になります。

マル3には「朝廷と国司」という項目があり、「地方の政治は国司にまかされ…国司の中には農民から租税をしぼり取り、自分の収入を増やす者もあらわれました」という表記があります。「しぼり取」るという表現には、悪意が感じられます。

また、国司がいつから地方政治を仕切るようになったのか、誤解を生みそうです。その前の項目に「桓武天皇は国司の不正を取り締まって地方の政治を引き締めました」とありますが、それ以前には記述がなく、国司が律令の役人であることがわかりません。

マル4も内容が薄い。この薄さでは議論以前です。

次の「ひとびと探検隊」も、なんだかなあ。

前半は「長屋王の暮らし」。大きな権力を持って、「現代人もうらやむような生活を楽しんでいた」、そこまではいい、「長屋王の暮らし」でしょう。ところが、その後に、729年に攻められて自害。妻子も自害。藤原四兄弟が力を伸ばしたが天然痘で死去、長屋王ののろいでは、とうわさになった。この記述、「長屋王の暮らし」でしょうか…

後半は「阿弖流為(アテルイ)の抵抗」。阿弖流為は、最近の教科書では人気の人物です。「蝦夷は自らの土地と名誉を守るため、阿弖流為らをリーダーに団結…」という蝦夷側の史観を、このようなコラムで紹介するのは一つの見識と思います。

ワールドチャレンジャーはようわかりません。ギザピラミッド、ストーンヘンジ、キトラ古墳、ナスカ地上絵、マチュピチュ(インカ)が取り上げられています。世界史に興味をもとう、というページでしょうか。あんまり関係ないような…

Kodai_matome 学習のまとめ(左の写真、クリックで拡大)には、さりげなく「身分差のない社会→貧富・身分の差が生まれる→…」とマルクスっぽいことが書いてありました。アジア、世界もすごい切り方。世界はすべてイスラムらしい…?!まあ、どうせこのページは誰も読まないでしょうけど(笑)

ここまでで古代は終わり。原始から平安時代までの登場人物(本文は大字、欄外(系図除く)は小字)に出てきた人物は、孔子、始皇帝、シャカ、卑弥呼、蘇我氏(名前は出ない)、推古天皇、聖徳太子、小野妹子、天智天皇、藤原鎌足、天武天皇、持統天皇、マホメット、阿倍仲麻呂、鑑真、山上憶良、桓武天皇、坂上田村麻呂、藤原氏、道長、頼通、最澄、空海、聖武天皇、紀貫之、紫式部、清少納言、それに上記の長屋王、藤原四兄弟、阿弖流為。

内容の薄さは、この登場人物の少なさからも想像していただけるのでは、と思います。最低でも、物部氏、馬子、蝦夷、入鹿、隋の煬帝、人麻呂、家持、道真、くらいは登場させそうなもの、と思いませんか。

その点、自由社の新しい歴史教科書は内容が倍くらい濃い。たとえばコラムの日本神話の紹介で、イザナギイザナミさまから神武東征まで載っています。

次回は中世。遅々として進みませんが、まあのんびり連載します。

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2009年7月 5日 (日)

問題なのは議員の数か?

【日本の議論】国会議員って722人も必要なの? 自民、民主の「チキンレース」の結末は…』(産経)

国会議員の数が多すぎるという議論を聞きますが、のんべは大反対。ただ、ものの役に立たない議員が、あの酷いサクラパパを始めとして多すぎることは間違いありません。

国会議員の数は少なすぎるでしょう。法律の数、すさまじいものがあります。例えば衆議院・制定法律は、第170回臨時会で

・地方税等減収補てん臨時交付金に関する法律
・児童福祉法等の一部を改正する法律
・銃砲刀剣類所持等取締法の一部を改正する法律
・長期優良住宅の普及の促進に関する法律
・国籍法の一部を改正する法律
・労働基準法の一部を改正する法律
・金融機能の強化のための特別措置に関する法律及び金融機関等の組織再編成の促進に関する特別措置法の一部を改正する法律
・保険業法の一部を改正する法律
・テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法の一部を改正する法律
・高度専門医療に関する研究等を行う独立行政法人に関する法律
・一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律
・国家公務員退職手当法等の一部を改正する法律
・障害者の雇用の促進等に関する法律の一部を改正する法律
・国民健康保険法の一部を改正する法律
・防衛省の職員の給与等に関する法律の一部を改正する法律

こんなにあります。悪名高い国籍法「改正」もありますね。これ、全部徹底的に審議されていると思いますか?国籍法「改正」のときも、法務委員会のメンバーがちゃんと理解していたと思いますか?

のんべの仕事で、ある法律への対応があります。立法の精神を調べるため○○委員会の議事録を見ましたが、レベルの低いこと。法律ではなく、現在の制度が単純にどうなっているかへの質問が多い。そんなもん、少し本を読めばわかることです。本来、現在の制度のことを十分に勉強しておいて、その問題点を指摘し、どのような法律があるべきものなのか決めていくべきものでしょう。○○委員会が、法律を検討する場でなく、単なるお勉強の場になっていることは明らかでした。

実質的にはすべて官僚が設定した審議会の場で決まっていたようです。その審議会ですら、学者先生の理論、消費者の感情、業界のご都合のぶつかりのガス抜きの場、結局肝腎要の部分は省令任せでした。ところがその省令すらどうにでも解釈できるようなもの。結局、業界は大迷惑、消費者のメリットなし。なんだったのでしょうかね。

問題なのは、議員の立法技術が低すぎることです。それは無理もないことで、もともとが法律の専門家でもない方が多い上、立法以外の仕事で多忙を極めている現状では、期待するほうが無理というものです。

議員スタッフを増やすのも有効な手と思います。でもいっそ、議員定数を大幅に増やし、出席する委員会の数を減らして、もっと法律の研究をする時間が取れる体制にすべきでしょう。

コストの問題は大したことありません。例えば議員定数を1000人増やして、歳費を半分にすれば、大したコスト増にもならないでしょう。ちゃんと働くなら今までの歳費でもいいくらいです。あと、本会議や委員会を欠席したら当然歳費は減額すべき。さらに、欠席日数が例えば10日を超えたら議員資格剥奪などの処置が必要です。

要するに、働く議員を大幅に増やすこと。これが議員改革のあるべき姿ではないでしょうか。

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逆切れほど恥ずかしいものはない

献金偽装、自民が騒ぎ立てている…民主・岡田氏』(読売)

これ、いくらなんでもひどくありませんか。民主党は逆切れするしか能のない政党なのでしょうか。

説明責任を果たせ、などと言うつもりもありません。ぽっぽ大センセイには、過去のご自分が、自民党の議員の会計担当秘書が不祥事を起こしたとき、当然議員本人もやめるべき、とさんざん言ってきたこと、お忘れなのでしょうか。

これで政権交代ですか。自民党より「自民党らしく」かつ、社民党より「社会党らしい」政党、つまり、自民党と社会党の悪いところ取りした政党に見えて仕方ないのですけど…

自民党だって褒められたものではない、どころではありません。でも、自民と民主には多くの真っ当な議員さん方もいます。大同団結して、その他の数合わせ連中を引き連れて、政権能力を持つ真っ当な政党ができることを期待していますが、まだ無理だろうなあ…

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北朝鮮の欲求不満、次のはけ口はいよいよ…

【北ミサイル】「2発はノドン」 弾道弾7発連射』(産経)

【北ミサイル】「米独立記念日に向けた発射は挑発だ」』(産経)

北朝鮮は何を考えているのでしょうか。アメリカ独立記念日にあわせてミサイル発射とは、ねえアメさん、こっち向いて、と見る向きが多いでしょうが、アメリカはうるせえこのガキ、くらいの反応だし、日本もまたかよ、と飽きてきたので、産経新聞ですら一面記事になっていません。

北朝鮮首脳部は、おかしいなあ、こんなはずでは、と思っているはず。もうやめる、という選択肢が彼らにあるはずもなく、もっと「派手なこと」をするはずです。日本領海内へのミサイル打ち込みとか。それが海に上手く落ちる保証などどこにもありません。冗談ではすまされないことになる可能性は極めて大きいと思います。それで北朝鮮は攻められて滅びるか?そんなことはないでしょう。きっと朝日新聞などが「一発だけなら誤射かも知れない」と身体を張って守るでしょうから。

日本もいい加減に目を醒ますべき。日本を護るためには、北朝鮮などいつでもつぶせるんだよ、という先制攻撃する能力を持たざる得ません。もっとも、今度の北朝鮮の攻撃には間に合わないでしょうが…

防衛力が間に合わなくとも、ここまで虚仮にされた以上、厳しい制裁措置を科さないと仕方ありません。全面輸出停止はなされていますので、北朝鮮との金融取引(送金も含む)の全面禁止、北朝鮮との金融取引のある銀行の日本国内での営業停止、朝鮮総連への破防法などの適用などが有効でしょう。

Blue_ribbon_image 北朝鮮は拉致被害者全員を即刻帰国させると同時に、無謀な軍事的挑発を即時停止せよ!

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2009年7月 4日 (土)

日本国憲法を読んでみよう(その7.国民権利義務その2)

父「権利に関する条文はたくさんあって解説が面倒だ。今日は簡単に、政府に対する国民の権利を書いた部分を読もう」

第十五条【公務員の選定罷免権、公務員の性質、普通選挙と秘密投票の保障】

 公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。

 すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。

 公務員の選挙については、成年者による普通選挙を保障する。

 すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

第十六条【請願権】

 何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。

第十七条【国及び公共団体の賠償責任】

 何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律(国家賠償法)の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。

父「第15条は、いわゆる公務員と議員を混同して書いているので少しわかりにくいね。

第1項は、議員を選挙するのは国民だけが持っている権利だよ、という条文。日本国憲法上、「固有」という文言はここだけなんだ。固有の意味は、広辞苑では『その物だけにあること。特有。』ということ。他の「国民は」という条文では、国民以外については記述がないけど、ここだけは国民以外を排除しているんだ」

子「民主党も公明党も外国人参政権ということを言っているけど、問題ないの?」

父「参政権が選挙権を含むなら、明らかな本項違反だよ。信じられないね。

第2項はすべての公務員、議員によくよく読んでもらいたい条文。

第3項は、選挙権が男性にしかなかった時代や、納税額で決められていた時代もあったので、こんな条文があるんだ。

第4項は当たり前だけど、ひどい国では、政府が決めた候補者以外に投票するときは別室で、なんてことがあるらしいね。別室の投票箱は捨てられるし、別室から強制収容所へ直行らしい」

子「それでは選挙とは言えないわね」

父「第16条は、文書によって政府などに誰でもお願いできるということ。昔は、例えば佐倉惣五郎が将軍に直訴して死刑になったそうだけど、今はそんなことはないんだ。なお、この条文では、国民でなく「何人も」になっているところに注意しよう。外国人でも請願はできるんだ。

第17条は読んでわかる通りだ。今日はこれくらい」

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2009年7月 2日 (木)

幸福実現党が目指すのは易姓革命か?

博士の記事の後追いみたいで申し訳ありませんが、のんべの観点で書きます。「新・日本国憲法試案」、第十四条だけは断固許し難い。

新・日本国憲法試案第十四条「天皇制その他の文化的伝統は尊重する」

不敬を承知の上で問うてみます。天皇陛下とは何者でしょうか。立憲君主。日本の家長、日本の象徴。日本と日本国民と世界人類の安寧を祈っていらっしゃる祭祀王、ローマ教皇以上の権威。政治的元首。日本人には当たり前の存在でも、世界標準の定義で考えようとするとなにがなんだかわからず、外つ国人に理解できる存在ではありません。天皇(TENNOU)としか言いようがないのです。

もう一度問います、天皇陛下とは何者でしょうか。日本人には簡単なんですよね。自分の子供に教えるために書いた過去記事から引用すれば

父「日本国の象徴、ってわかるかい」
子「わかんない」
父「じゃあ聞き直そう。日本ってこれ!と言ったらなんだい」
子「日本列島と日本人?」
父「そりゃあそうだけどね。日本ってこれ!と言えばまず富士山でしょ。他にはあるかな」
子「あ、そういうこと。そう…桜」
父「そうそう。日本といえば桜だ。他にはお米だね」
子「侍は」
父「え、侍?あ、侍JAPANか。そう、武士道もそうだね」
子「それと天皇と何の関係があるの」
父「天皇陛下とお呼びしなさい。日本といえば天皇陛下、ってことだよ。日の丸も同じだ」

ということです。

条文を見ると「天皇制(日本の国体を敵視する共産主義者の造語)」という言葉を使い、「その他」と一緒くたにして「文化的伝統」の一語で片付け、「尊重」するだけ。

政治用語で「尊重」とは、どうなろうが知ったことではない、ということ。日中共同声明で、「台湾は中華人民共和国の領土の不可分の一部であることを日本は十分理解し、尊重する。」の意味は、「中共が勝手に言うことに日本は干渉しない」ということに過ぎないことからもわかるでしょう。

要するに目指すところは、政治的権力の奪取のみならず、権威をも奪い日本を日本でなくすること、中華伝統の「易姓革命」としか思えません。

PS.のんべが今更言うまでもないことですが、他の条文もすごいですよ。大統領に絶大な権限(法律<大統領令(第七条)、憲法改正発議は大統領が同意しない限り不可能(第十五条))を与えておきながら、大統領の任期も選出方法も「法律で定める」(第三条)ですから…法律は大統領令とは別の体系ということらしいけど、例えば「法律を施行する場合は大統領の同意を必要とする」「国民たる資格は大統領令で定める」という大統領令を定めることを禁止するような規定は見あたりません…

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