伊勢神宮式年遷宮に奉賛して特別参拝しよう
先日、神宮(お伊勢様)にお参りしました。アマテラスさま、トヨウケさま、ありがとうございます。
今回は、内宮、外宮ともに「玉垣」の内で特別参拝をしました。下に内宮の御正宮の写真がありますが、神官の方に連れられてこの奥に入ってお参りしたのです。緊張して大汗をかきましたが、言葉で表現できないほどの感動。
みなさんも、ぜひお伊勢様にお参りするときは、式年遷宮に奉賛し、特別参拝を。以下、過去記事の再掲です。
神宮の式年遷宮とは、二十年毎に内宮(皇大神宮)・外宮(豊受大神宮)の正殿など御正宮・別宮の全ての社殿と鳥居を建て替え、御装束・神宝も造り替え御神体を遷す行事です。現在、平成二十五年の第六十二回遷宮に向けて各行事が進行中です。(写真は現在の内宮の御正宮)
第六十二回です。驚くべき回数です。え、箱根駅伝だって次回は86回、たいしたことナイジャン?いえ、二十年毎で六十二回、持統天皇の御代が初回で幾度かの延期を経て千三百年以上…(写真は内宮の御正宮となりにある御敷地)
なぜ二十年毎に建て替え造り替えるのか、「清浄さ」を保持するためなどとも言われていますが、のんべは知りません。いずれにせよ、この式年遷宮のおかげで、宮大工などの貴重な技術が伝承されてきましたし、これからも伝承されることでしょう。ひょっとしたら、日本でものづくりの伝統が引き継がれることの原点は、式年遷宮にあるのかも知れません。
読者のみなみなさま、このめずらしくも有り難い式年遷宮に奉賛しませんか。式年遷宮の各種行事に参加するのは難しいかも知れませんが、奉賛することで、誰でも簡単に式年遷宮に参加できるのです。多くの神社にはこの幟などがあると思いますので、そちらで受け付けています。
千円以上奉賛すると、特別参宮章が授与され、神宮参拝時に通常は入れない「玉垣」の内で特別参拝することができます(神様に不敬でない服装が必須。男性の場合、洋服ならネクタイ上着着用、女性も同等のもの)。私は昨年12月の参拝時は特別参拝のことは知らなかったので、次回の参拝が楽しみで仕方ないんです。特別参宮章はラミネート加工しました(笑)。詳しくはぜひ「西野神社社務日誌」様のこの記事とこの記事をご覧ください。
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コメント
うちの地元の神社にも同じ幟がありますね。
以前から奉賛しようしようと思いつつまだしてないので近いうちしようと思います。
費用は国民からの奉賛だけでまかなってるんですよね。すごいですよねぇ。でも、国も少しはお金を出してもいいのになぁって思いますけどね。こういうことについては、政教分離とか関係なしでいいと思います。
投稿: abedai | 2009年2月28日 (土) 05時36分
abedaiさま
そう、国民からの奉賛だけ。約550億円というなので、1000万人が奉賛すれば1人5500円。結構大きな額ですね。ご奉賛よろしくお願いします。
>国も少しはお金を出してもいいのになぁって
そう思います。国宝指定されていませんが、超々国宝ですからねえ。
投稿: 練馬のんべ | 2009年2月28日 (土) 08時24分
凡そ千三百年来、二十年毎に新築を続けて居る事を知つた時の衝撃ときたら(笑)
素晴らしい伝統です。
>国宝指定されていませんが
いけませぬ。
日本政府役人といふ凡人(小生も含め)の分際で「国宝に指定してやる」など畏れ多い事です(笑)。
投稿: 葦原屋 | 2009年6月24日 (水) 00時44分
葦原屋さん
>凡そ千三百年来、二十年毎に新築…素晴らしい伝統です
似たような時期に再建されたらしい法隆寺は、当時の建物が今でも使われていて、それも驚異ですが、これはたまに解体修理することで、当初の建築者の考えがわかり、伝統が継承されるそうですね。
世界で唯一無二の伊勢神宮、世界一古い木造建築の法隆寺、世界一のものづくりの伝統の日本、そしてなにより世界一の伝統の皇室、ばんざーい!
>日本政府役人といふ凡人(小生も含め)の分際で
>「国宝に指定してやる」など畏れ多い事です
確かに!
投稿: 練馬のんべ | 2009年6月24日 (水) 07時09分