藤沢秀行師に合掌
『名誉棋聖の藤沢秀行さんが死去』(産経)
藤沢秀行師、のんべが囲碁を覚えた頃に棋聖を連覇なさっていました。華麗で重厚な棋風、何度も並べて勉強したこと、よく覚えています。
とんでもない醜行で有名。無茶苦茶な酒の醜態、競輪でのすさまじい借金、数えきれない女性遍歴。
しかし、碁の神様に対する真摯な態度もすごい。気合いの入った碁のすさまじいばかりの迫力。そして後進の育成がすごい。名目上の弟子はわずかですが、実質的には今の棋士はすべて先生の弟子か孫弟子と言っても過言ではないでしょう。日本だけでなく、中国、韓国の棋士もみなそう。恐るべき話です。
こんなすごい棋士、二度と現れないでしょう。
藤沢秀行師のご冥福をお祈り申し上げます。
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コメント
オープンな場所で後進を指導するところ見学するところを見たことがあります。
中学を卒業し院生になったばかりの若手に遠慮なく指導と言うより、口の悪い爺さんだなって感じ、周りの人々もはらはらしていた様子が面白く印象に残ってます。
深く哀悼いたします。
投稿: のびぃ太 | 2009年5月 9日 (土) 00時26分
のびぃ太さま
後進の指導ぶりをご覧になったことがあるとは羨ましい。すごかったでしょうね。私は直接お会いしたことがなかったのが残念です。
合掌
投稿: 練馬のんべ | 2009年5月 9日 (土) 08時13分
碁族の読売ランドでのイベントのとき来ていただけたことが懐かしい思い出ですね。
碁族のはっぴの文字も書いていただきましたね。
合掌
投稿: 島谷 | 2009年5月 9日 (土) 09時47分
島谷様
ああ、あのイベントにいらして頂きましたね。私はずっと裏にいたのでお見かけすることはできませんでしたが。はっぴは今でも持っていますが、すごい字でした。
合掌
投稿: 練馬のんべ | 2009年5月 9日 (土) 16時15分