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2009年5月 6日 (水)

パール祭りに参加しよう

Paaruhakase ご存じの方も多いと思いますが、東京裁判の呪縛を解くため、「パール判事の日本無罪論」(田中正明)をアマゾンまたは紀伊国屋本店で買う祭りが行われています。

現在、アマゾンの政治・法律・国際法・歴史・地理部門で一位になっているほどの騒ぎ。きっと、東京裁判史観を金科玉条にしている人たちは慌てていることでしょう。

まだ参加していない方は、ぜひ参加しましょう。まだ読んでいない方はぜひ読んでください。既に持っているかたはお知り合いに差し上げるのもいいかも。

5月28日までです。のんべは事情があって未参加ですが、終わるまでには参加するつもりです。

文末に、水間氏のメールを転載します。

参加はこちらから

Yasukuni_pal靖國神社、パル判事の碑

時が熱狂と偏見とを
やわらげた暁には
また理性が虚偽から
その仮面を剥ぎとった暁には
その時こそ正義の女神は
その秤を平衡に保ちながら
過去の賞罰の多くに
そのところを変えることを
要求するであろう

Honsenji_kane_namaeのんべの雑感を少し。

東京裁判など、勝者による復讐劇に過ぎません。今から30年以上前に、品川寺の仲田順和師が当時のローマ法王・バウロ六世に「第二次大戦後、戦勝国は敗戦国日本に対して軍事裁判を行ない、1068人を死刑にしました。そのことを法王としてどう思いますか」と聞いたところ、「それは恥かしいことです。私は処刑された人々のミサを行ないたいと思います」と仰せになり、ミサが行われました。のんべの過去記事参照してください。(写真は品川寺の鐘の一部、いわゆる「A級戦犯」の絞首刑犠牲者7人を慰霊)

もちろん、当時の日本が全面的に正しいなどと思うほど、のんべはノーテンキでもありません。連合国が偉そうに言えた筋合いか、勝者の傲りにいつまでも付き合うほどのんべは閑ではない、と思うだけです。

当時の指導者が、日本国と日本国民に対し責任を取り、戦争で犠牲になった多くの方々に対して跪いたのかどうか、私は知りません。自決や絞首刑の形で、またはなんらか他の形で責任を取られた方もいたのでしょうし、また、ただ生き恥をさらしただけの方もいたのでしょう。それを議論しようとも思いません。いずれにせよ、最終的に全責任を取られたのは、本来全く無責任の昭和天皇陛下であることだけは確かです。

---以下、水間氏のメール---

「パール祭り」と麻生太郎首相

5月28日までの集計が、今から楽しみです。1ヶ月間、総合ベスト10位内を維持できれば、各専門別ランキングは一位になることでしょう。

現在、アマゾンの政治・法律・国際法・歴史・地理部門で一位になっており、新書・文庫部門では二位になっています。

新宿紀伊國屋本店週間ランキングは、総合八位になりました。

この数字は、出版不況下のいま、「事件」でありニュースなのです。

この事実は、マスコミが「国籍法改悪」「女性差別撤廃選択議定書批准問題」など、国民に知らせるべき、国家の根幹を揺るがす重要法案を黙殺していることへの不満が、爆発した結果と捉えることも出来るのです。マスコミの中でも記事にする可能性がある、スポーツ紙や週刊誌に情報を提供してあげることも、有効かも知れません。

麻生首相が「パール祭り」に、なにか、ご縁があるか、想いをめぐらして見ると、殆ど知られていないことがありました。

それは、A項(級)戦犯として処刑さた七士の墓が、熱海伊豆山の興亜観音にあります。その墓にある七士の遺骨は、GHQが七士の遺骨をどこかに持ち去ったため、残った「灰」を捨てた骨捨場の穴から、かき集められたものなのです。

その「遺骨」の存在は、主権回復する日まで、極少数の関係者以外に知らされていませんでした。

その墓碑名「七士の碑」を揮毫されたのが、麻生首相の祖父吉田茂元首相だったのです。当時、足が衰えていた故吉田茂元首相は、「七士の碑」の除幕式に列席するため、伊豆山の急峻な参道を、籠に担がれ駆けつけられたそうです。

興亜観音は、戦前、松井石根大将のたっての願いで、南京攻略戦で戦死した、日中両戦死者の血に染まった、激戦地の土を取り寄せて造った観音像です。それゆえ、興亜観音は日中両戦死者の安寧を祈っています。

その興亜観音慰霊祭は、毎年5月18日に開催さています。慰霊祭の日に参加したくてもできない方には、その日に、慰霊の気持ちを「パール判事の日本無罪論」に、託せれるのではないかと存じます。著者の故田中正明先生は、ご存命中「興亜観音を守る会」の会長を務められていたのです。

合掌

パール祭り

・【朝日とは違うんです】マスコミが黙殺する「パール祭」とは
 
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ネットだけ転載フリー

ジャーナリスト・近現代史研究家・水間政憲

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コメント

実は、もう「パル判事の日本無罪論」は持っているので
今回の祭りには参加していません (^^;

その代わりといっては何ですが、台湾に関する「普通の」映画が
2本、上映されます。
TBしましたので、詳しくはTB先をご覧ください。

投稿: ハーグ竹島 | 2009年5月 7日 (木) 00時48分

 私もこの本は10数年前に購入していますので、祭りには参加しませんが、のんべ様ご紹介の来日した法王ヨハネ・パウロⅥが行ったミサの話は知りませんでした、有難う御座います、亦、約千人という認識でしたが、今回1068人という正確な数字を著して頂きました事にも感謝します。

>A項(級)戦犯として処刑さた七士の墓が、熱海伊豆山の興亜観音にあります
>興亜観音は、戦前、松井石根大将のたっての願いで、南京攻略戦で戦死した、日中両戦死者の血に染まった、激戦地の土を取り寄せて造った観音像です。
 是等も知らない事でした、有難う御座いました。

 松井大将は身は軍人にありながら、本当にシナを愛した平和主義者だった様ですね、あの蒋介石が父とも慕っていたと聞き及びます、日華事変の後始末で、予備役から駆り出されたのも、シナに対する知識の深さや穏当な姿勢を買われてのことだったと思います、其れが南京大虐殺をでっち上げられてしまう原因にもなっていると思いますが。

 そういう意味で、極東裁判は、蒋介石にとって無二の親友広田ばかりか、慈父松井石根迄も死刑台に送り込んだ悔恨に満ちた、欺瞞の裁判であったと言えるでしょう、冷酷非情な彼ですが、その慟哭が聞こえてきそうです。

投稿: ナポレオン・ソロ | 2009年5月 7日 (木) 09時27分

ハーグ竹島さま、ナポレオン・ソロさま
私は中学か高校の頃!単行本を持っていた…親か祖母が買っていて書架にあったのを勝手に持ち出した…のですが、当時はなんのことかよくわからず(まさに宝の持ち腐れ)、いつの間にか無くなっていました。その後、ざっと立ち読んではいますが、今回祭りに参加して真面目に読もうかと思っています。靖國神社遊就館で買う祭り、ならもっといいけど、それでは一般にアピールしませんから…

ハーグ竹島さま
なかなか興味深い(いとをかし)映画ですね。しばらく野暮用で忙しいので、ちょっと観に行く暇がなさそうですが…

ナポレオン・ソロさま
靖國の会報に名越二荒之助先生が書かれた記事、それをのんべがテキストに起こしたのは一昨年の3月、ほぼ1ヶ月後に先生は亡くなられました。合掌。
私は先生の記事と、一燈照隅さん、反日ワクチンさんの記事を読み、品川寺に参拝いたしました。品川寺のことをいろいろ読んだのは偶然ですが、諸先人に導かれたのかも知れません。いずれにせよ有り難いことです。

投稿: 練馬のんべ | 2009年5月 7日 (木) 21時58分

4月28日に注文しました。その際、4月5日と8日にNHKが放映した「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー アジアの"一等国"」で多くのインタビューを受けておられた柯 徳三さんが出された「母国は日本、祖国は台湾」という本も台湾を応援する意味を込めて、併せて注文しました。「パール判事の日本無罪論」(田中正明)のアマゾン経由の購入を兄にも勧めたところ、5月に入って注文したようです。
全く別件で、すでに以前コメントしたかもしれませんが、広島市中区小町に本照寺という小さなお寺がありますが、その境内に「大東亜悲願之碑」があります。これは、パール判事が昭和27年広島で後援されたおり、原爆記念碑に書かれた言葉をパール判事が見て、疑問に思われたことを知った、この寺の住職がパール判事に相応しい言葉を書いてくれるようにお願いして、貰われたものを記したものです。これを見ると、NHKが平成19年8月にパール判決書に関して放映した際、最後に「パール判事は大東亜戦争を肯定したわけではない」と力説していたのが間違っていると言うことが判ると思います。このブログを訪れた方々が広島に行かれた際にはぜひとも本照寺を訪れて見てください。

投稿: おっさん | 2009年5月 8日 (金) 08時31分

おっさん様
祭り参加、おつかれさまです!

本照寺のお話、紹介ありがとうございました。今度広島に行くことがあればぜひ伺いたいと思います。

PS.本照寺でぐぐったところ、こちらのページが詳しいですね。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/7517/nenpyo/1951-60/1952_paru_nidome_rainichi.html

投稿: 練馬のんべ | 2009年5月 8日 (金) 19時58分

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