天皇陛下、お手まき
『陛下が皇居で恒例のお手まき』(産経)
(写真は宮内庁提供)
天皇陛下が手ずから種籾をお蒔きになられました。時季が来れば、田植え、稲刈りもなさいます。そして収穫されたお米は、宮中祭祀のお供物、神嘗祭(伊勢神宮)の懸税(かけちから)となります。
当たり前のことですが、稲を育てるのは遊びではなく、天皇陛下としてとても重要なお仕事です。瑞穂の国日本、今年も豊作でありますように。
PS.このお写真を見てふと思ったこと。陛下は「天皇」であり、他の表現はありえません。韓国は「日王」とまことに失礼な表現をしますが、天皇陛下は「王」でも「皇帝」でもありません。手ずから稲を育てる「王」だの「皇帝」だの、あまり聞きませんね。「王」は金正日、「皇帝」はコキントウにふさわしい称号です(笑)。「祭祀王」という一面もありますが、それでは表現しきれず、例えば「日本の家長さま」でもあるわけです。いかん、そろそろ出社時間、これ以上書くときりがなく遅刻は確実なので、また別の機会に(苦笑)
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コメント
農耕民族で、太陽や水を神として崇める宗教は、古代エジプトの太陽神ラーやバビロニアの水神・豊穣神イシュタルとして現れています、収穫を神に感謝するのは、ごく普通の感情でしょうが、自分達の為し事である農事を神聖とすると言う視点は有ったのでしょうか。
この宮中行事は、農事を神事として居ると言う事ですが、そういう民族って他に有るのでしょうか、亦、この神事を「労働を神に奉じる」と考えて好いのでしょうか、それとも、豊作を祈願するに、稲の実の種撒く処から、御神様にご照覧頂くべきと考えているでしょうか。
どちらにせよ、日本のスメラミコトは農業・漁労を生業とする、百越の民中心の文化の表象にして、列島全土に亘って、集い来た全ての神を祀ろう司祭であらせられた古代そのままの御姿、役割を引き継がれて措いでです。
宮中行事の示す処は、年々歳々の季節の移ろいに併せて行われて、千年、万年続く意味の有る行事であります、農業祭祀と呼んで良いのでしょうか。
投稿: ナポレオン・ソロ | 2009年4月 9日 (木) 09時18分
ナポレオン・ソロさま
わが日本はみずほノくにですね。子々孫々、伝えていきたいことです。そして、天皇陛下ノくに、日の丸ノくに、君が代ノくに、さくらノくに。
投稿: 練馬のんべ | 2009年4月 9日 (木) 21時26分