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2009年3月16日 (月)

伝統的な家族がいちばん

発信箱:産めば得する社会』(毎日)

少子化も困るけど、産めば得だから産む、という社会なんて、私はぞっとします。子供のためには親が苦労するのは当たり前、そこに楽しさもあるのに。

『フランスで生まれる子供の2人に1人は結婚しないカップルの「婚外子」』

そんな世の中、羨ましいでしょうか。子供にはお母さんとお父さんがいる、というのが標準でしょう。もちろんそうでない方々を非難するつもりなど毛頭ありませんし、素敵な人たちもいっぱいいます。でも、やっぱりそれは例外であってほしい。例外が標準と化した世の中って、どうなんですかねえ。婚外子が多いって、要するに(以下自粛)…「変態毎日新聞」が記事にするのも納得です。

『知人の欧州人女性は「もっと産みたい」と口をそろえる』

へえ、それは素晴らしい(棒)、毎日新聞の別の記事では、日本女性は「日本人の母は、成績を落とさないためにフェラチオをする」「日本の女性はイきすぎで病気だ」などだそうですから、ずいぶん違いますね(怒)

いわゆる「フェミニスト」連中は、口をそろえてフランスだの北欧だのを讃美します。そんなに素敵な世の中なら、どうぞ遠慮なくそちらに行ってくださいな。今の日本でいいとは思いませんが、だからと言ってそんな「(伝統的な)家族がいちばんなんてありえねえ」なんて世の中は勘弁です。

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コメント

要するに、この連中は無節操なんですよ。とにかく日本悪しきで物を考えるしか能がないのですな。
日章旗や君が代反対の一方では、フランスマンセーならば、三色旗やラ・マルセイエーズの下で、ヨーロッパの大半を侵略し、アフリカの大半を植民地化し、そのおかげで、アフリカ諸国の多くはいまだに国家公用語がフランス語で、フランス風の名前を有する人がいるのはいかがな物でしょうか。日本など及びも付かないほどに言語強制、創氏改名が行われていることを知らぬ訳でもありますまい。
産めば得をするという事は、働かずとも、生活保護が受けられるとたかをくくった結果でしょうか。昨年の国籍法改悪の発端たるフィリピン人母子家庭にしても、、日本の似非人権団体から、そのように吹き込まれたからだと思います。

投稿: DUCE | 2009年3月17日 (火) 08時37分

DUCEさん
そうですね、困った連中です。そんなに日本が嫌いならフランスでも北朝鮮でもどこでも行けばいいのに。亡命しなくとも、日本には外国どこにでも自由があります。

投稿: 練馬のんべ | 2009年3月17日 (火) 22時55分

のんべ様こんにちは。
このコラムとてもいいと思ったのですが…。

日本悪しきではなく、日本の国益のためのコラムだと思います。
普通の専業主婦が仕事との両立で悩まなくても安心して赤ちゃんが産める社会は、日本の国益に繋がります。少子化だから外国から移民を受け入れるという考えの前に、日本人の子どもを増やしたいということだと思います。変態コラムを書いたのは別の人で、こちらのコラムの記者は同じ考えではないと思います。
ちなみに、婚外子というのはお父さんお母さんがいないという意味ではないと思います。事実婚のようなものでしょうか。仲良しの伝統的家族もいると含むと思います。

投稿: 玉葱 | 2009年3月21日 (土) 06時27分

玉葱さま

>日本悪しきではなく、日本の国益のためのコラムだと思います
それならいいですのですが…フランスやらフィンランドやらを絶賛する人たちの多くは「日本ダメダメ」論者なので…

>普通の専業主婦が仕事との両立で悩まなくても安心して
>赤ちゃんが産める社会は、日本の国益に繋がります。
それは大いに賛成です。

>婚外子というのはお父さんお母さんがいないという意味では
>ないと思います。事実婚のようなものでしょうか。
>仲良しの伝統的家族もいると含むと思います。
ざっと調べたところ、フランスは基本が夫婦別姓らしい。その中で、わざわざ婚姻届を出さないというカップルは、責任を持ちたくない、いつでも別れられるようにしておきたい、という精神を持った人が多いのでは?、とのんべは邪推しています。

投稿: 練馬のんべ | 2009年3月21日 (土) 07時51分

 日本を何処かの国と比べて云々と言う手法が有益だったのは、日本を西洋化する実験段階では有意義だったと思いますが、現在その西洋社会自体、総合的に看てうまく云っているとは言い難い情況でしょう、経済、政治、教育、どれを看ても、総合的に看て日本を上回っていると言える国が有るでしょうか。

 オマケに日本には日本形の家庭や家族に対する常識やメンタリティが存在しています、先ず、社会構成が均質的な日本と比べ、欧州は何処でも、民族・文化混淆にして、階層社会ですから、小学生の教育水準一つ取っても、決して同じ括りで語れるモノではない様に思います。

 例えば、スラブ系住民は今でも各国の下層民に大量に居るし、ユダヤ系も、ムスリム系も、アフリカンも居れば、チャイニーズもいるでしょう、特に、旧東欧諸国は、社会インフラ自体が未整備だったり、旧式のママだったりして、環境が丸で日本とは格差があります、そんな国々の情況をつまみ食いの様に採り上げて云々する比較をするのなら、出てくる結論は、全くの絵空事になりかねない。

 トピック程度なら、欧州社会を断面的に紹介するのは善いでしょうが、比較して、深く検討する等、余程の知識量がなければ出来ないのではないでしょうか。

 我々は拠り善き社会を目指しているのですから、ドロップアウトした、亦は、しかかっている人達の救済や補助は進んでするべきでしょう、しかし、既定の基準の意味を無視して、端から其れを想定して制度を造るやり方は、ドロップアウト行為の奨励に繋がりかねません。

 社会のモラル破壊に直結すると言うことです。

 婚外子であることは、本人に取っても、親にとっても辛い話です、不幸で有るか、無いかは判りませんが、出来れば、「そうで無い」情況が望ましいのですが、社会のモラルを壊すほどの保護は寧ろ害にしかならない。

 それより、社会として訂正すべきは、公務員への就職の際の、片親差別であったり、親兄弟の前科調査だったりします、本人の努力や資質とは関係のない部分で着けられる格差を差別というのですから。

投稿: ナポレオン・ソロ | 2009年3月21日 (土) 15時33分

ナポレオン・ソロさま

>既定の基準の意味を無視して、端から其れを想定して制度を造る
>やり方は、ドロップアウト行為の奨励に繋がりかねません…
>社会のモラル破壊に直結すると言うことです。
とてもわかりやすいまとめ、それに尽きると思います。

>婚外子…社会のモラルを壊すほどの保護は寧ろ害にしかならない
カルデロン騒ぎと一緒にしては申し訳ないのですが、「かわいそう」なら何やってもOK、というのはまさに日本の社会を破壊しようというもの、変態毎日やアサヒル推奨の思想。

>社会として訂正すべきは、公務員への就職の際の、片親差別で
>あったり、親兄弟の前科調査だったりします、本人の努力や
>資質とは関係のない部分で着けられる格差を差別という
大いに賛成です。こういう差別はけしからんですね。

投稿: 練馬のんべ | 2009年3月21日 (土) 16時40分

◎のんべさま (長文、失礼します)

フランスで結婚した経験がある訳ではないので詳しくは分かりませんが、結婚すると離婚するのが非常に難しく弁護士と時間とお金が必要だそうです。結婚しないで共同生活するPACSの場合も、日本の婚姻届のように届けによる契約がきちんと必要で、それで法的に認められるようです。

日本人にはよく理解できない仕組みですが、結婚に拘らず責任と愛情を持ち同居しているカップルもいるのではと思います(ちなみにロワイヤル氏は3人の子持ちの政治家です)。

反面、おっしゃるとおりいつでも別れられるようにしておきたいという無責任な人もいると思います。個人主義で自分のわがままを通したいフランス的国民性に合う仕組みなのではないでしょうか(笑)。

責任感が強く家族を重視する点は日本人の素晴らしいところなので、日本では難しいシステムだと思います。でも、相手を間違って結婚して、夫婦が不仲なのに子どものために耐えて不幸にならないようにとの慎重派が選ぶのかもとも思いました。

コラムは、もっと日本人が幸せに暮らすためにとの考えで書かれたものだと思います。日本では学費が高額なため、きちんと大学まで行かせたいと考えると、産めば産むほど貧乏になってしまう現状があります。

日本の国益や日本人の幸せのための少子化対策は、よく議論に出される外国人移民受け入れより、まず日本人が安心して家族や子どもと暮らせるようにすることだと思います。そのためには、得する程の勢いが必要かも…。

◎ナポレオンソロさま

ごもっともです。欧州など外国のケースは、実情や社会背景の異なる日本には合わないと思います。
その意味では、婚外子が本人や親にとって不幸なのは日本で、欧米では不幸でもなく特に気にされていないのかもしれません。国民性や社会のあり方が違いますし。

私も日本は世界で一番素晴らしい国だと思います。
西洋化するのではなく、外国の成功例や失敗例から学んで、いい点は(考え方や政策の一部分でも)日本的にうまく取り入れて、悪い点は参考にして、さらにもっといい国にしたいと思います。

ところで、公務員が就職する時に、親兄弟の前科調査や片親差別があるのですか?全く知りませんでした。

投稿: 玉葱 | 2009年3月21日 (土) 17時26分

玉葱さま

長文のコメント有り難うございました。大いに参考になります。

>フランス…結婚すると離婚するのが非常に難しく弁護士と時間と
>お金が必要
そうでしょうね。日本でもなんのかんの言って離婚には時間も金もかかります。とても豪華な結婚式をした挙げ句離婚した知人は、離婚は結婚の3倍(時間も金も)かかった、とぼやいておりました。

>共同生活するPACSの場合も、日本の婚姻届のように届けによる
>契約がきちんと必要で、それで法的に認められるようです。
なるほど。wikiによれば
-------------
共同生活を営むカップル(内縁者)を対象とし、同性カップル、異性カップルを問わず、法的婚姻関係になるカップルと同等の権利を認め公証する制度。当事者自身が相互の権利と義務の関係を決め契約内容にした契約書を自由に作成し、それを裁判所に提出して公証してもらう。
フランスでは、婚姻や離婚に関する法律的な条件が日本などに比較すると厳しい(例えば、日本なら可能な協議離婚ができない。相続法の関係で、事実婚は内縁関係でなく「事業契約」と同等と見なされるため、パートナーの一方が死亡した場合、残された相手の生活に必要な財産が保護されない、など)。そこで、このような制度が要請されたと思われる。
そのため、同性愛者のカップルだけでなく、同棲はしていても何らかの理由で結婚できない・したくない異性愛のカップルが、同性カップルと同様、PACSを利用したりする場合もある。
-------------
だそうですね。確かにようわからん。

>夫婦が不仲なのに子どものために耐えて不幸にならない
>ようにとの慎重派が選ぶのかも
そうかも知れませんね。

>コラムは、もっと日本人が幸せに暮らすためにとの考えで
>書かれたものだと思います。
それならまことに結構なことです。のんべも(変態毎日新聞の記事、という偏見を捨てて)そう解釈することにしましょう。

>日本では学費が高額なため、きちんと大学まで行かせたいと
>考えると、産めば産むほど貧乏になってしまう現状があります
はい。のんべ家は子供3人ですから、特に中学高校で私立に行かせるのは非常にしんどい。なんとか中高は公立で頑張ってもらい、大学のときはなんとかしよう、と思ってます。正直、きついですよ。

>日本の国益や日本人の幸せのための少子化対策は、よく議論
>に出される外国人移民受け入れより、まず日本人が安心して
>家族や子どもと暮らせるようにすることだと思います。
まさに。

>そのためには、得する程の勢いが必要かも…。
仰せのことはわかります。それくらいしないと、反転させられそうもありませんね。

投稿: 練馬のんべ | 2009年3月21日 (土) 18時20分

>玉葱さん
>>公務員が就職する時に、親兄弟の前科調査や片親差別がある
 勿論公的に認められた採用基準ではないでしょうし、地域によって程度の差はあるでしょうが、昔、公務員を受験しようとして言われました、「アンタは片親だから、難しいだろう」と、そう言えば、姉も市役所を滑って居ます、是は、所属する社会が持つ、ある種の特性なのだと解釈するしかない。

 ウチは、両親が離婚したワケで、別に、私が婚外子と言うわけではありませんが、「片親」と言うのは、別に婚外子であろうが無かろうが、同じカテゴリー、同じ目線で扱われていましたね。

 そう言う公を規定する基準がある事から云って、外国人参政権など絶対認めたくない気持ちです。

 蛇足ですが、キリスト教国の場合son of bitchと言う罵詈雑言がある様に、「私生児」は差別されて来ました、キャソリックの場合、離婚そのものが難しい。

 現在の風潮はそう言う硬直した制度への反発・反動なのではないかと推量する次第です。

投稿: ナポレオン・ソロ | 2009年3月22日 (日) 06時25分

ナポレオン・ソロさま
今でこそ「個人情報保護法」もあって、特に都心部のお役所などでは詮索は少なくなっているようですが、田舎ではまだまだ裏の選考基準があるようですね。

>現在の風潮はそう言う硬直した制度への反発・反動なのでは
そう思います。

世の中では当初は被害者救済を目指したものが今では逆に被害を生んでいることが多いですね。
例えば「セクハラ」などという言葉がなかった頃、会社では女性へのセクハラなどごく当たり前の挨拶代わり、というオヤジのワガママが通じていたわけで、酷い話です。ところが女性側が反撃し始めて、そういうオヤジどもを抑えたまではよかったけど、今やそれが酷くなって今度は女性が「セクハラ」と言えば何でもセクハラ、という無茶苦茶が幅を利かせて、いわゆる「フェミナチ」の台頭するようになりました。こんな例はいくらでもありそうです。

投稿: 練馬のんべ | 2009年3月22日 (日) 08時29分

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