« 立春 | トップページ | 対馬を守る署名運動 »

2009年2月 7日 (土)

東トルキスタン支援デモに参加

昨年は北京五輪せい火リレーのお陰で世界中にフリーチベットの風が吹き荒れ、東トルキスタン(ウイグル)と南モンゴル応援の声も大きくなりましたが、今年は不況でそれどころではないのか、残念ながら世界の世論はだいぶ静かになってしまいました。

しかし、チベット、東トルキスタン、南モンゴルの弾圧は落ち着いたはずもありません。相変わらず中共の植民地です。

2月5日は、東トルキスタンのグルジャ市で、大虐殺が行われた日として知られています。

1997 年2月5日、無実の罪で逮捕されたウイグル青年の釈放を要求し1000人ほどの民衆がデモを行いました。このデモ隊に対して公安警察、武装警察は過酷な弾圧を加え、多くのデモ参加者を逮捕し、一箇所に集め、厳冬の最中、気温マイナス20 度の状況で彼らに対して放水し、多くのウイグル人を凍死せしめたのです。

その後も不当逮捕は続き、多くのウイグル人が拘束され亡くなりました。

また、東トルキスタンでは1964~96の間に46回もの核実験が行われ、周辺住民に甚大な健康被害をもたらし、環境は著しく汚染されました。「きれいな核」のお陰でどれだけの人が亡くなったことか…

Uigr_1 さて、今日の抗議デモの様子をちょっとだけ。ざっと数えたところ7~80人くらいが参加していたようです。渋谷の宮下公園で集会を行い、宮下公園→表参道→原宿→宮下公園の3.3km、約1時間半のデモです。

Uigr_2 幸いよく晴れたので、歩いていて気持ち良かったですね。風船を持って、フリー・ウイグル!などの普段出せない大声を出すのもストレス解消になります。もちろん虐殺された人々の事を思うとそれどころではありませんが…。沿道から声援を受けながら!整斉と行進しました。

中国共産党は、チベット、東トルキスタン、南モンゴルの非人道的極まりない植民地支配を即刻やめろ!

追記:小坂英二荒川区議、「花ウサギの世界は腹黒い」さんのところもぜひご覧を。

PS.報道されたそうです。

中国の弾圧に都内で抗議デモ  在日ウイグル人ら』(47ニュース)

(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧ください)

 世界の亡命ウイグル人組織を束ねる「世界ウイグル会議」の日本代表イリハム・マハムティさん(39)ら在日ウイグル人と日本人支援者ら約100人が7日、12年前の中国新疆ウイグル自治区伊寧市での弾圧事件に抗議し、犠牲者を追悼するデモ行進を都内で行った。

 イリハムさんは「中国の東トルキスタン(現在の新疆ウイグル自治区)侵略以来、半世紀以上もウイグル人は過酷な弾圧を受けてきた。強権支配に厳重に抗議する」と訴えた。伊寧の事件では、住民の不当逮捕に抗議する約1000人のデモ隊と警察が衝突、100人以上の死傷者が出て、関与を疑われた数万人が逮捕されたという。

 この日のデモには台湾やチベットをめぐる問題で活動を続ける市民も参加し、渋谷駅前や表参道など約3キロを行進。東トルキスタンやチベットの旗を振り「ウイグルに自由を」「中国は侵略をやめろ」などとシュプレヒコールを繰り返した。(共同)

|

« 立春 | トップページ | 対馬を守る署名運動 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 東トルキスタン支援デモに参加:

» 再開120回目 ユダヤについて思うこと [下から視線 −自由主義者の気儘な呟き−]
 ユダヤ人問題は移民問題。  今の俺はこう考えています。  そして、とあるサイトによって、 「ナチス(ヒットラー)によるユダヤ人排斥は正しい」 と思うようになってもいます。  前提条件として、 「ナチスによるユダヤ人虐殺の証拠がない」 「証言というあやふやなものばかりで、確固とした虐殺の証拠がない」 「たとえ虐殺があったにせよ、現在の数百万というような数はありえない」 というのがあったりします。  それについては下のサイトを参照して下さい。 【maaと愉快な仲間たち】 「逆転ニ... [続きを読む]

受信: 2009年2月 8日 (日) 09時31分

» 日本の一分 ー この野郎、一体何様のつもりなんだ! [何となくドライブ・バイ 覗き見]
社会を担っているだと!? 大きな口を聞くんじゃないよ! そんなに社会を担うような大仕事をしていて、忙しくても昼飯を、それも待って食う暇が あるのか! 昔は忙しい時には飯抜きか、遅飯、昼夜兼用だったもんだ。 この野郎は子育てもやったことのねぇ、夜中に薄いとろろ汁を、母ちゃんに発射して、 後は知らん顔してた「ママの僕ちゃん」だったんじゃないかと疑うね。 この少子化の世、その上不景気、質の悪い教育制度に馬鹿な政治家、世の中間抜けな日本人ばかりじゃないか。 少しはまともな将来の日本を背負う子育てを考えろ。 ... [続きを読む]

受信: 2009年2月 8日 (日) 12時25分

» アルカイダとオバマ/パキスタン諜報部 ISIのCHANGE [米流時評]
   ||| アルカイダとISIのCHANGE |||  パキスタン陸軍諜報機関ISIにもCHANGE、動揺するアルカイダの内部対立  政府軍の米軍協力討伐作戦強化で、アフガン東部国境地帯へタリバンが逆流 テロ戦争に関しては、イラク戦争と違ってオバマは100%反対ではない。というよりもむしろ、タリバンの残党とアルカイダのトップ2、オサマ・ビンラディンとザワヒリが棲息すると見られる、アフガニスタンの東とパキスタンの西の、いわゆるタリバニスタンと俗称される地域にある本拠地をピンポイントで攻... [続きを読む]

受信: 2009年2月 9日 (月) 21時45分

« 立春 | トップページ | 対馬を守る署名運動 »