東トルキスタン支援デモに参加
昨年は北京五輪せい火リレーのお陰で世界中にフリーチベットの風が吹き荒れ、東トルキスタン(ウイグル)と南モンゴル応援の声も大きくなりましたが、今年は不況でそれどころではないのか、残念ながら世界の世論はだいぶ静かになってしまいました。
しかし、チベット、東トルキスタン、南モンゴルの弾圧は落ち着いたはずもありません。相変わらず中共の植民地です。
2月5日は、東トルキスタンのグルジャ市で、大虐殺が行われた日として知られています。
1997 年2月5日、無実の罪で逮捕されたウイグル青年の釈放を要求し1000人ほどの民衆がデモを行いました。このデモ隊に対して公安警察、武装警察は過酷な弾圧を加え、多くのデモ参加者を逮捕し、一箇所に集め、厳冬の最中、気温マイナス20 度の状況で彼らに対して放水し、多くのウイグル人を凍死せしめたのです。
その後も不当逮捕は続き、多くのウイグル人が拘束され亡くなりました。
また、東トルキスタンでは1964~96の間に46回もの核実験が行われ、周辺住民に甚大な健康被害をもたらし、環境は著しく汚染されました。「きれいな核」のお陰でどれだけの人が亡くなったことか…
さて、今日の抗議デモの様子をちょっとだけ。ざっと数えたところ7~80人くらいが参加していたようです。渋谷の宮下公園で集会を行い、宮下公園→表参道→原宿→宮下公園の3.3km、約1時間半のデモです。
幸いよく晴れたので、歩いていて気持ち良かったですね。風船を持って、フリー・ウイグル!などの普段出せない大声を出すのもストレス解消になります。もちろん虐殺された人々の事を思うとそれどころではありませんが…。沿道から声援を受けながら!整斉と行進しました。
中国共産党は、チベット、東トルキスタン、南モンゴルの非人道的極まりない植民地支配を即刻やめろ!
追記:小坂英二荒川区議、「花ウサギの世界は腹黒い」さんのところもぜひご覧を。
PS.報道されたそうです。
『中国の弾圧に都内で抗議デモ 在日ウイグル人ら』(47ニュース)
(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧ください)
世界の亡命ウイグル人組織を束ねる「世界ウイグル会議」の日本代表イリハム・マハムティさん(39)ら在日ウイグル人と日本人支援者ら約100人が7日、12年前の中国新疆ウイグル自治区伊寧市での弾圧事件に抗議し、犠牲者を追悼するデモ行進を都内で行った。
イリハムさんは「中国の東トルキスタン(現在の新疆ウイグル自治区)侵略以来、半世紀以上もウイグル人は過酷な弾圧を受けてきた。強権支配に厳重に抗議する」と訴えた。伊寧の事件では、住民の不当逮捕に抗議する約1000人のデモ隊と警察が衝突、100人以上の死傷者が出て、関与を疑われた数万人が逮捕されたという。
この日のデモには台湾やチベットをめぐる問題で活動を続ける市民も参加し、渋谷駅前や表参道など約3キロを行進。東トルキスタンやチベットの旗を振り「ウイグルに自由を」「中国は侵略をやめろ」などとシュプレヒコールを繰り返した。(共同)
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