高校日本史必修は歓迎ですが…
『【教育】高校の日本史、広がる必修化 理数系でも国際人の「教養」』(産経)
最近、産経新聞は左巻きに汚染された変な記事が増えてきましたが、これはなかなか素敵な記事です。ぜひご覧ください。
記事にもありますが、日本史を必修にする学校が増えてきたのは好ましいことだけど教科書があまりに酷いので、なんとかしないといけない、のんべもそう思います。
以前、山川の高校教科書「詳説日本史」を実際に読み込んだのですが(この連載参照)近現代史は言うに及ばず、古代から一貫して反日を貫いています。こんな教科書ではたまったもんではありません。
おすすめは明成社「最新日本史」。現場で教科書の選定がもしできないのなら、副読本として読ませたらどうでしょうか。左巻きの先生方にはこれ以上ないほど猛烈に不評です(笑)から、これが一番なのは明らかです。
教科書を二つ読んで比較することで「歴史を見る目の多様性」を学べます。それだけでなく「受験に役立つ」という実益が大きい。あら探し的な読み方は、楽しみながら精読することができるし印象に残ります。参考書を読むよりずっといい。特に、長文記述問題対策としておすすめですよ。
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コメント
更に問題なのは、大学受験に際して最も適した
日本史の教科書はどこかといえば山川出版社の
ものだという事です。
事実、私の高校時代、学校では旺文社の教科書を
使っていましたが、そのようなアドバイスを受けて
わざわざ山川の教科書を買って勉強しました。
そして、実際に試験問題に接して旺文社より山川の方が
適しているのは事実だといわざるを得ません。
つまり、大学が出す試験にも問題があるわけです。
2004年のセンター試験で…
日本統治下の朝鮮について述べた文として正しいものを、
次の1~4のうちから一つ選べ。
1.朝鮮総督府が置かれ、初代総督として伊藤博文が赴任した。
2.朝鮮は、日本が明治維新以降初めて獲得した海外領土であった。
3.日本による併合と同時に、創氏改名が実施された。
4.第二次世界大戦中、日本への強制連行が行われた。
…というフザけた設問が出たのは有名ですね。
投稿: ハーグ竹島 | 2009年2月12日 (木) 02時30分
ハーグ竹島さま
>更に問題なのは、大学受験に際して最も適した日本史の
>教科書はどこかといえば山川出版社のもの
うーん、確かに…
>大学が出す試験にも問題があるわけです。
仰せの通りです。
>2004年のセンター試験で…フザけた設問
正解なし、ですね(怒)
今年もあったようですよ。
2009年度大学入試センター試験
日本史A 第5問 問5(日本史B 第6問 問5)
問5 下線部eに関連して、1920年代から30年代にかけて日本軍の国外活動に関して述べた次の文について、古いものから年代順に配列したものを、下のうちから一つ選べ。
I 日本軍が中国の都市南京を占領するに際して、捕虜や非戦闘員を殺害する事件が起きた。
II 中国東北部での日本軍の活動に対して、国際連盟からリットン調査団が派遣された。
III 関東軍参謀河本大作らが、中国軍閥の一人である張作霖を奉天郊外において爆殺した。
1.I-II-III 2.I-III-II 3.II-I-III
4.II-III-I 5.III-I-II 6.III-II-I
投稿: 練馬のんべ | 2009年2月12日 (木) 07時11分
酷いですね。
今や日本の教育が、日教組という根腐れする土壌の上に立って居るのが丸判りですね、先ず、文科省改革から始めて、左傾化した思想の役人は免職にすべきでしょう、その判断は教科書検定とか、敵である筈の日教組との関係で判るはずです、彼らは自治労を通じて日教組とも関連するコウモリ類の疑いがありますから、中山さんに文科大臣になって貰って、役人人事で大鉈を揮っていただきたい処ですね。
腐った土壌の上には奇妙な植物しか育ちません、先ずその植物が繁殖しないように排除するところから始めなければならない、その上で、土壌改良ですよね。
投稿: ナポレオン・ソロ | 2009年2月13日 (金) 09時31分
ナポレオン・ソロさま
>腐った土壌の上には奇妙な植物しか育ちません、先ずその植物
>が繁殖しないように排除するところから始めなければならない、
>その上で、土壌改良ですよね
はい、仰せの通りと思います。トイレの臭いは元から絶たなきゃダメ!という古いコマーシャルの通り…
投稿: 練馬のんべ | 2009年2月13日 (金) 21時00分