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2008年12月

2008年12月28日 (日)

「家族がいちばん」2668年話題十選

世間一般でもなく、のんべ個人でもなく、「家族がいちばん」の記事にした中から今年も主な話題を選んでみました。記事は一つに限りませんが、主な記事にリンクを貼ってあります。

2008sanga_nagawaden同率一位.天長節の一般参賀と武蔵野御陵参拝

陛下のご竜顔を拝し、先帝陛下の御陵にお参りして、やはり日本の夜明けが遠くないことを感じました。

Naikuu同率一位.伊勢神宮参拝

日本は必ず復活するから頑張れ。皇祖皇宗、天照大神様にそんな風に言われたような気がします。

Dokugyouza_hantai 三位.シナ毒・紅旗が日本と世界を席巻

毒餃子を始めとしたシナ産毒食品が日本をパニックにし、中共はチベットを蹂躙し、せい火リレーは長野を紅旗で埋めつくし、フクダ首相はコキントウに臣下の礼。しかし、多くの日本国民はさすがに「やりたい放題もいいかげんにしろ!」と立ち上がり、のんべも毒餃子反対エプロンデモコキントウ歓迎デモに参加、世界でもフリーチベットの巨大な波が起きました。

Kokusekihou_yamatani四位.悪魔の法案群との戦い

春に人権擁護法案の危機をネットの力でなんとかしのいだものの、冬には国籍法改悪を許してしまいました。しかし、戦いはまだ始まったばかりです。

Megumi_ani1  五位.拉致問題、今年も進展せず

北朝鮮情勢は逼迫するも、拉致問題は相変わらず全く進展ありません。来年こそは被害者全員を取り戻しましょう。

参考:12/12の国際シンポジウム、張哲賢韓国・国家安保戦略研究所先任研究員(元北朝鮮統一戦線部要員)および、アーサー・ブラウンCIA元東アジア部長の講演レジメはこちら文字化け時は表示-エンコード-日本語(自動選択)

Fukuda_1 六位.フクダ首相退陣で麻生政権樹立。替歌ネタ切れ(笑)

フクダ政権が倒れたまでは良かったのですが、麻生政権はマスコミの総攻撃に遭って棒立ちの様相を呈しています。しかし、来年は反攻の年となるでしょう。ただ、フクダ首相は替歌のネタの宝庫、退陣でネタ切れになりました(笑)

Yasukuni_sakura_0330_2 七位.靖國の春秋例大祭と敗戦の日に参拝。首相は今年も参拝せず

すっかり靖國さんの準常連になったのんべ。毎月1回は参拝しています。でも、相変わらず首相は今年も参拝なし。靖國に参拝しないと短命政権になるのは明らかなのに…

Mainichi_keikoku 八位.毎日新聞の変態報道発覚

毎日新聞英語サイトではすさまじい変態報道が発覚。日本女性を侮辱したこと、まことに許せない限り。抗議運動は相変わらず続いています。

Hinomaru九位.田母神論文、日本人の目を醒ます

田母神航空幕僚長が書かれた東京裁判史観を否定する論文に、政府も野党もマスコミも大慌て、逆切れとも言える総攻撃。田母神氏は今や保守派の重鎮、今後の活躍に大いに期待します。

Nankin_7nin 十位.南京の真実、第一部完成し試写会に参加

映画「南京の真実」第一部「七人の死刑囚」がチャンネル桜・水島社長のご尽力で完成し、その試写会に参加。また、品川寺、巣鴨プリズン跡の石碑にも参拝。日本を護れなかった諸先輩方、無念だったことでしょう…

Sinagawajinja 番外.東京十社巡り

のんべは東京十社を巡りました(リンクは神社一般)。ところが連載の途中で国籍法問題が勃発し、連載は中断中ですが、来年再開します。

これにて「家族がいちばん」は年末休暇に入ります。

本年は読者のみなさまには大変お世話になりました。来年もまたよろしくお願いします。

良いお年をお迎え下さい。

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2008年12月26日 (金)

初詣は靖國へ

Image0024_2今上陛下と基督様の御誕生日も終わって、いよいよ日本はお正月モードとなりました。(どの写真もクリックで拡大します)

例年書いてますが、まず氏神様に初詣しましょう。然る後に、著名な神社に行くのがよろしいかと。東京近郊の方もそうでない方も、ぜひ靖國にも初詣に行きましょう。比較的空いています。

Image0022いろいろな祝賀行事もあります。特にのんべが好きなのは新春弓始め(三三九手鋏式)、以前の様子はこちらの記事をご覧ください。

20081225_yasukuni手水舎の屋根の葺き替えや能楽堂の改修も終わって、すっかり新年の準備は整っています。もちろん、おなじみ大絵馬もご覧の通りです。楽しみですね。

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2008年12月23日 (火)

皇居にて、天皇陛下ばんざーい!

天長節、友人のブロガーさんと一般参賀に行ってきました。

2008sanga_uyoku まず東京駅から二重橋に向かってあるきますが、その途中がこれ。来るのは勝手だけど、公共交通機関で来いよ…

2008sanga_bodycck 厳重なボディーチェックを済ませます。22日、wikiで参賀爆破予告のせいか、非常に厳重。不敬千万な犯人を断固逮捕してほしい。極刑に処せ!は感情論ですが、最低限警備費用をすべて払わせるべきです。

2008sanga_seimon 正門から入ります。衛兵がまことにかっこいい!彼らに憧れて皇宮警察を志す若人もきっといるのでしょう。

2008sanga_isibasi 普段は渡れない(※)二重橋から見る石橋。これを二重橋と誤解している人も多いと思います。幟持っている人もいますね。

2008sanga_nagawaden 長和殿ベランダで両陛下、東宮同妃両殿下、秋篠宮同妃両殿下がお出ましになられます。のんべが見た位置から写しました。

2008sanga_masukomi 後ろに控えるマスコミの放列。鬱陶しい連中です、代表写真で十分なのに…でもまあ、のんべは両陛下・各殿下がお出ましのときはひたすら旗振ってばんざーいの声を上げるだけ、写真を写すなどとてもできませんので、後で写真を借りましょう。

Imp0812231103003p2 両陛下、各殿下がお出ましになられると大興奮。ばんざーいの声が各所で響きます。しかし、陛下のお言葉になると、ぴたっと静かになる。(写真は産経新聞よりお借りしました)

のんべはやはり日本人、ご竜顔を拝し、お言葉を拝聴したときの感動、並大抵でのものではありません。

2008sanga_musasinogoryou 帰りに、果敢にも中央線で高尾まで行き、多摩御陵・武蔵野御稜に参拝いたしました。(写真は武蔵野御陵)

※皇居参観のコースに入っています。詳しくはこちら

追記:今日か明日あたりクリスマスパーティーをするご家庭も多いかと思いますが、のんべ家ではクリスマスパーティーではなく、あるお店(頂いた優待券、大感謝!)で天皇誕生日パーティーと称してました。天皇陛下、ばんざーい!

Santaのんべ家では、今日のんべが振った小旗をサンタが持たされています。なお、持たせたのは長女です(笑)

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天長節おめでとうございます

2008tenchousetsu 天皇陛下が七十五歳におなり遊ばされたこと、心よりお祝い申し上げます。

大変不敬な言葉ではありますが、やはりもうお年です。庶民なら引退して孫と遊んでいるのが普通でしょう。相変わらず陛下のご重責を担われているご苦労は並大抵のものではないとお察し申し上げます。

今回、ご公務軽減のため、記者会見ではなく感想ご発表とした宮内庁の判断、まことに適切なものと思います。今後とも、宮内庁には、不要不急のご公務の削減、重要なご公務もできる限り東宮殿下と秋篠宮殿下にご代行、にてお願いいたします。

ご感想を謹んで拝見いたしましたが、陛下の国民を思うお気持ち、まことに有り難い限りです。

Hinomaru_2天皇陛下、ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい。

天皇皇后両陛下、ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい。

(続きに陛下のご感想を掲載いたしました)

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2008年12月21日 (日)

今日は冬至

昼間の一番短い日。一陽来復です。

去年の冬至には、

『今日は冬至、日本も冬至。これから大雪でしょう。でも、積もった雪の下には春が芽吹くもの、大雪になれば春はもうすぐです。』

と書きましたが、予想通りこの1年は日本には反日と経済悪化の大雪、降り続くどころか一段と勢いを増しており、寒さは厳しくなっています。

でも、芽は出始めました。コキントウ来日のときの大歓迎ぶり、人権擁護法案や国籍法改悪時の声の高まりなど、世の中はかわりつつあります。

来年は最悪の年になることは覚悟しています。最悪ということは、日本がそのまま終わってしまうか、復活に向け反転するのか、分水嶺の年になるということでもあります。

子供達のために素晴らしい日本を残すため、頑張りましょう。

そのために今日は、カボチャを食べゆず湯に入って、身体を温めてのんびりしましょ。

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2008年12月19日 (金)

拉致被害解決のため、民主党案を実現せよ!

民主 北朝鮮政策で党内調整へ』(NHK)

拉致問題解決のため、せっかく民主党は素晴らしい北朝鮮対策をまとめたのに…やっぱり党内には北朝鮮大好き人間がたーーーくさんいるようですね。こりゃあかんわ。(内容はこちらの記事参照)

民主がごたごたしているなら、麻生政権が民主党の案を丸呑みして、民主党の案であることをはっきり言明して、そのまま国会に議案を提出すればいい。まさか民主党は反対しないでしょ。

少しでも早い拉致問題解決が最優先の課題。超党派で大至急解決すべき問題。民主党の案はまことに優れているのだから、ぜひやってほしい。自民党も民主党も、私の記憶が確かならば(古い!)、日本の政党のだったと思うのですが…

Blue_ribbon_image北朝鮮は即刻拉致被害者全員を日本に帰せ!

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2008年12月17日 (水)

イラク派遣の空自のみなさまに感謝!

イラク支援撤収の空自、最後の1機クウェート飛び立つ』(読売)

Hinomaru イラクに派遣されていた航空自衛隊のみなさま、そしてご家族の皆々様、まことにおつかれさまでした。長期間の大変なご苦労につき、心より感謝申し上げます。みなさまは日本の誇りです。

現場の方々は信じられないほどのご努力とご苦労をなさっているのに、派遣している側の政治家はなんでしょうね。現政権は田母神前幕僚長の平穏な論文に過剰反応。次期政権の可能性がある民主党は自衛隊の足を引っ張る。もうやだやだ。

こんな状態なら、文民統制なんぞやめたほうがいい。規律の取れないちゃらんぽらんな文民が統制することなど、百害あって一利なし。暴走するのは政治家やらマスコミやら、というのが歴史の教訓でしょう。

日本国憲法上、「文民」という言葉は第六十六条の2「内閣総理大臣その他の国務大臣は、文民でなければならない」だけ。文民統制の原則なんてありません。だいたい自衛隊は建前では軍ではないのだから文民統制もへったくれもありません。

もちろん上記は暴論。自衛隊法で、
第七条  内閣総理大臣は、内閣を代表して自衛隊の最高の指揮監督権を有する。
第八条  防衛大臣は、この法律の定めるところに従い、自衛隊の隊務を統括する。
と定められているのはわかっています。でもねえ、ハマコーの息子と、田母神氏と、どちらが信頼できるか、顔見ただけでわかるでしょう…(笑)

つい愚痴になってしまいました、すみません。

大変なご苦労をなさっている自衛隊とご家族の皆様に、敬礼!

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2008年12月15日 (月)

北海道議会で可決した『国籍法改正に関する意見書』

水間氏のレポートでは、北海道議会では、今回の「国籍法改正」に関して、厳しい意見書を作成し、共産党を含む全会派一致で可決したそうです。

他地区の地方議会でも同様の動きがあるようです。

先日、みなさんには首相への請願をお願いしましたが、地方議員(都道府県議会、市区町村議会)の方々にも伝えて、同様の意見書を提出するようにお願いしましょう。

以下、水間氏のレポートです。メール特有の読み難い表記を直した部分がありますが、文意は一切変更していません。

北海道議会『国籍法改正に関する意見書』 (水間政憲)

北海道自民党は、国籍法改正に関する道民の声を尊重して、各会派の協力のもと「国籍法改正に関する意見書」を、共産党を含む全会派一致で12月10日可決した。

【国籍法改正に関する意見書】

現行国籍法では、出生後の認知により嫡出子たる身分を取得した子の場合、日本国民の父または母の間に婚姻関係が存在することが日本の国籍を取得する要件とされているが、この婚姻の要件を除外することなどを内容とする改正法案が今国会で論議され成立したところである。

本改正法案は、出生後日本国民である父に認知された子の国籍の取得に関する国籍法の規定は一部違憲であるとの最高裁判所判決があったことにかんがみ、父母が婚姻をしていない場合における認知された子にも届け出による日本の国籍の取得を可能とするために提出されたものであるが、改正法の適正な施行に向け両院で附帯決議が行われたほか、国民の間でも偽装認知の防止などをめぐり懸念する声がある。偽装認知の発生は、我が国が批准する「児童の権利条約」に揚げられた国籍を取得する権利はもとより、子どもたちの未来を損ない、さらには、人権立国や我が国の根幹をも揺るがしかねない可能性をはらむものである。

よって、国においては、この改正法の趣旨を踏まえ、児童の権利を等しく保障するよう偽装認知の防止など厳格な制度運用に万全を期されるよう要請する。
以上、地方自治法第99条の規定により提出する。

(意見書ここまで)

上記意見書は、衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・法務大臣に提出された。

某北海道議会議員に取材したところ、「道民からのFAXやメールの声に応えた結果の意見書」とのことです。北海道議会が、共産党も含めての全会派一致で可決したことは歴史に刻まれる価値ある決議です。

北海道から挙がった狼煙を沖縄まで届くことを望みます。
皆様、地方議会の決議で国会を包囲してもらいましょう。

皆様の声は、確実に巨大な影響力を発揮し始めました。
「麻生内閣総理大臣への請願書」と「地方議会議員への要請書」で日本を護りましょう。【請願書】は平成21年3月末までに100万通を目標にしています。

皆様、ご自愛してください。 ネットだけ自由に広めて下さい。ジャーナリスト水間政憲。

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2008年12月14日 (日)

子供に罪がなくても親には罪がある

無保険救済法案が衆院で可決  中学生以下に短期保険証交付』(47NEWS)

こういうニュースを聞くと、国籍法改悪、民法改正要求訴訟(離婚300日規定)、給食費未納、赤ちゃんポストなどなどの話を思い出してしまいます。

どれもこれも見事に共通なのは「子どもには罪がない」というサヨクの論理です。「子ども」ですよ、「子供」じゃないですよ。

確かに子供には罪がありません。でも、例えば今回の国籍法改悪は、子供を作りっぱなしで放置した父親が悪いのに、その責任を国家に押しつけようというもの。民法の離婚300日規定適用も赤ちゃんポストもその原因は、無責任でふしだらな親。無保険も給食費未納も払わないのが悪い。すべては親の責任です。

子供に罪はない、という言葉の裏には、責任はすべて親が取る、という言葉が隠れています。でも、責任を取れないパッパラパーは昔からいるもんで、その場合は「親の因果が子に報い」ます。今は「親の無責任が国家に報い」となるわけです。

「子どもがかわいそう」という論理をすべてに優先させてしまうのは、無責任に生きることの奨励です。言い換えれば、まじめに生きている庶民は税金を、ふしだらなパッパラパー連中へまわすことを、正当化するものです。

それどころか、結局子供のためになりません。子供がこのことを知ったら「何やってもいいんだな、自分は常に正しくて悪いのは社会なんだな、結局誰かが助けてくれるんだな」となるでしょう。パッパラパーの再生産です。

こんなことをやっていては日本も社会も家族も崩壊します。既にだいぶ崩壊していますね。ああ、嫌だイヤだ。

パッパラパーにはきっちり責任取らせましょう。保険料も給食費も税金並に取立てないといけません。どうしょうもない場合に限り救済措置を講ずればいい。また、認知する場合は養育義務、払えない場合は債務不履行で牢屋行き。不義密通は天下の御法度、姦夫姦婦は重ねて四つ。だんだん過激になってきました(笑)

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【転載歓迎】「08憲章」が中国を変える!―『開放』編集長・金鐘氏

中共での「08憲章」を、チナヲチの御家人さんがアップなさいました。ぜひご一読を(できればチナヲチさんの元記事をどうぞ)

本ニュースはのんべも非常に気になっていたのですが、素早く翻訳し記事アップなさった御家人さんに大感謝。

以下、転載歓迎!必ず冒頭か文末に【※注】の文章を明記願います

---以下、転載-------

【※注】本記事はブログ「日々是チナヲチ。」(http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/)様の了解を得て同ブログより転載したものです。

「08憲章」が中国を変える!――『開放』編集長・金鐘氏

◆一党独裁に叛旗!全面的民主化求める異例の檄文「08憲章」

 中国共産党による一党独裁体制の終結と全面的な民主化を求めた「08憲章」と題する文書が12月10日、中国の学者や作家、弁護士,新聞記者など303名の署名とともにインターネット上で発表された。

 知識人らの連署による政策批判や政治犯釈放要求は過去にも行われてきたものの、300名以上が実名を明らかにして公然と一党独裁を批判するのは極めて異例だ。

 「08憲章」は著名な反体制評論家・劉暁波氏らが発起人となって起草されたもので、「一党独裁」と明記してはいないものの、

「新中国は名義上は『人民共和国』だったが、実質的には『党の天下』だった」

「執政党が政治,経済,社会の一切を独占し」

「その結果数千万人の生命が失われ、国民も国家も極めて惨憺たる代価を払うことになった」

 などと一党独裁体制を真っ向から批判。その一方で多党制、三権分立、普通選挙制,基本的人権の尊重、共産党色の払拭などといった全面的な制度改革を実現することで中国が健全な民主国家に生まれ変わることができると主張している(「『08憲章』の主張」参照)。

 ――――

 中国当局は強硬姿勢でこれに対処するものとみられ、すでに劉氏ら複数を8日、「国家政権顛覆煽動罪」の容疑で刑事拘束。今後も署名者への監視・拘束が相次ぐのは必至だ。

 ただしネット上で各所に転載された「08憲章」は現在でも中国国内から検索することができ、その大半はすでにアクセス不能となっているものの、一部のウェブサイトではいまだに全文を読むことが可能。これについては署名者が出揃ったところで一斉摘発を行うのではという見方もある。

 しかし「08憲章」に賛同した署名者数は海外在住の中国人も含め,12日現在ですでに1000名を突破。中国国内では知識人だけでなく労働者、農民、企業経営者,プログラマー、大学生などの新規署名が目立ちつつあり、賛同者が従来の枠を超えて庶民の間にも広がる勢いを見せ始めている。

 折しも主要先進国の景気後退を受けて、輸出頼みでやってきた中国経済は失速中。広東省だけですでに数万社が倒産したとみられ、突然の工場閉鎖や解雇通告、また経営者の夜逃げで失業者となった出稼ぎ農民たちが騒いで官民衝突に発展するなどの事件が頻発している。

 不動産と株のバブルもはじけて原野商法や高利をうたった違法な資金集めなどの被害者による暴動も相次いで発生。一方で中国独特の歪んだ経済発展モデルが超格差社会という形で行き詰まった状態でもあり、待遇改善を求めるタクシー運転手が地域を越えて連携し、各地で同時多発的にストライキを決行したのは記憶に新しいところだ。

 ――――

 こうして中国社会に不穏な空気が漂い始めた矢先、基本的に書斎派である知識人を中心に発表された「08憲章」が庶民レベルでも受け入れられることになれば、事態は意外な展開をみせる可能性もある。

 署名者には耕地強制収用や再開発事業で生活の場を失った農民や市民など被害者に対する救済活動に奔走している人権派弁護士や、エイズ患者救済活動家などが多数名を列ねている。すでに半ば組織化されている被害者経由で一般市民などへのつながりが生まれていけば……?

 あるいは、ユーザー数が2億人を突破し、都市部住民の代弁者として政府も無視できない存在感を示すようになったネット世論が、「08憲章」を好意的に受け止めて盛り上がるようであれば……?

 生活に行き詰まって蹶起する事件が多発するなか、「民主化」という悠長なテーマを掲げた「08憲章」が一般層に受け入れられるかどうかは甚だ疑問だが、一党独裁体制やその必然的帰結のひとつである党官僚の汚職や特権ビジネスの蔓延を公に批判する、という凛然たるスタンスが共感を呼んで火種となり、反体制的なムーブメントが生まれるという「大化け」の目も。

 ともあれ、中共政権に対する「叛旗」、知識人による「宣戦布告」ともいえる、ある意味歴史的な文書が出現しながら、日本のマスコミによる報道は遺憾ながら未だ詳細に欠け不十分だ。

 こうなったら関係者に直接聞いてしまおう、ということで当ブログは無謀にも独自取材を敢行。

 中国問題に関する評論や消息筋情報が満載で中国観察には欠かせない、香港の月刊誌『開放』の編集長にして著名なチャイナ・ウォッチャーである金鐘氏に話を聞いた。

 同氏は劉暁波氏とも親しく、「08憲章」にもすでに署名している。有数の中国観察家にふさわしく、金鐘氏は「08憲章」の内容に対する充足感と希望を託す心情を吐露しつつも、「08憲章」が直面している厳しい現実を冷静に分析・解説してくれた。

 「大化け」はやはり、夢で終わるのだろうか?

  ――――――――

◆「08憲章」の主張

 ●「自由,人権、平等、共和、民主、憲政」の六点を基本理念とする。

 ●「一党独裁」と明記していないものの、中共政権に真っ向からダメ出し。↓

「新中国は名義上は『人民共和国』だったが、実質的には『党の天下』だった。執政党が政治・経済・社会資源の一切を独占し、反右派運動、大躍進、文化大革命、六四(天安門事件)、また民間宗教活動や人権擁護運動への弾圧など一連の人権災害をもたらした。その結果数千万人の生命が失われ、国民も国家も極めて惨憺たる代価を払うことになった」

 ――――

 主な具体的目標は下記の通り。

 ●多党制、普通選挙制、三権分立の実現と基本的人権の尊重。

 ●集会・デモの自由、表現の自由、言論の自由、結社の自由、報道の自由、出版の自由、宗教の自由、学術研究の自由の実現。

 ●私有財産の保護。

 ●財政・税制改革の断行と社会保障制度の確立。

 ●環境保護の強化。

 ●都市と農村の二本立てである戸籍制度の一本化。

 ●各組織における党委員会は国家による法治を著しく阻害するため廃止。

 ●イデオロギー色の濃い政治教育や政治科目試験の廃止。

 ●軍隊の国軍化(現在の人民解放軍は政府ではなく党中央の指揮下にある)。

 ●香港・マカオの自由な制度を保障し一国家二制度の実質を保つ。

 ●自由と民主を前提に台湾と対等な立場で協議の場を持ち、最終的には民主的憲法の下に中華連邦共和国の建国を目指す。

 ●過去の政治運動で迫害された者とその家族に対する名誉回復と国家賠償の実施。全ての政治犯、良心または信仰によって犯罪者とされた者の釈放。

 ――――――――

◆インタビュー:「08憲章」が中国を変える!――香港誌『開放』編集長・金鐘氏

■格段に進化した「民主化綱領」

 ――「08憲章」は事実上現在の中共一党独裁体制を否定し、一方で民主的国家の成立を目指すと宣言したものとみていいか?

「その通り。中国を日本のような民主国家にするというものだ。ただ(「08憲章」の文面では)『一党独裁』という言葉は避けているが」

 ――「08憲章」は長期的ビジョンとしての提案なのか、それとも切迫感に満ちた「檄文」とみるべきか?

「中国の民主化は長期的な目標。『08憲章』が主張しているものの多くは短期間で実現できるものではない。だが『08憲章』の発表に踏み切ったのは切迫感によるもの。中国社会の人権、法治、両極分化などといった不公正が、社会における様々な対立をエスカレートさせている。『時代遅れした現行の体制はもはや改める他ないことを、災難のような収拾のつかない状況が明示している』と『08憲章』の前言にある通りだ。憲政制度改革への着手は待ったなし、ともいえる。官民ともにそういう共通認識を持つべきだ」

 ――1989年の民主化運動~天安門事件当時と比べて、「08憲章」の主張する内容には相違点や進歩した点はあるか?

「1989年の学生運動(民主化運動)は、北京の大学生が官僚による汚職蔓延への反発や胡燿邦の再評価を求めたことに始まり、それが報道の自由、トウ小平引退を求めるという、国内はもとより世界の民主化運動を震撼させる圧倒的な動きに発展した。鎮圧されてはしまったが、その意義は極めて大きい。だがあの運動は、全体主義体制を根本から全面的に改造するという大方針を最後まで打ち出すことはなかった」

「当時の天安門広場のリーダーたちは結局のところ、政治的・思想的にまだ未熟な大学生だったからね。だが今回の『08憲章』はほぼ形の整った中国改造の民主化綱領で、ここ百年の中国における無数の志士たちの心血と夢が凝縮されている。だから内容についていえば、『08憲章』は明らかに1989年の学生運動よりも遥かに高い見地に立ち、とても成熟したものになっている」

■切迫した危機意識が生んだ「08憲章」

 ――中国国内の知識人たちが「08憲章」を発表した動機は?

「動機は3つあると思う。まずは現実的な切迫感。歪んだ形での発展が、根深く広範で際限のない悪影響を中国にもたらしているという点だ。それが良知ある知識人の心に重くのしかかっている」

「第二に、ここ20年近くの中国の『国民社会』の発育と成長が、『皇帝への上書』といった伝統的な考え方から知識人を解放し、社会に直接訴えかけるスタイルを生み出した。それが今回、わずかな時間で300名以上もの、しかもその大半は知名度も活動分野もバラバラな人たちの署名を集め得た要因だ」

「第三点は、外国の経験に学んだこと。チェコの劇作家ヴァーツラフ・ハヴェル氏が1977年、ヘルシンキ宣言に織り込まれた人権擁護を当局に対し求めた『憲章77』が、1980年代のチェコや東欧の民主化に歴史的貢献を果たした。これは中国の知識人たちにとって忘れることのできない啓示だ」

 ――「08憲章」の起草作業はいつごろから?

「『08憲章』の起草作業が始まったのが具体的にいつごろかは,私も知らない。ただ、来年の『六四』20周年と今年の世界人権宣言60周年という二つの節目を迎えるにあたって、発起人たちの間で話し合いが行われたとは聞いている。結局12月10日の世界人権デーに今回の文書を発表することにした訳だが、執筆にはあまり時間をかけていないようだ」

「執筆者の中心的存在である劉暁波氏は、海外の中文メディアでよく知られている政論家。この20年来北京に居を構えて、中国社会と政治に対する鋭敏な観察者というスタンスを貫いている。1988年に北京師範大学で博士号をとり、過去に中国独立作家ペンクラブの会長を務めたこともある」

 ――わざわざこの時期を選んで「08憲章」を発表したことに何か含みはあるのか?国内の経済・社会状況に混乱が出始めたというタイミングとの関係は?

「『08憲章』の出現が中国社会の悪化と危機に関係していることは話した通りだ。だが今日(12月10日)発表したのは、単に世界人権デーに合わせただけのこと。もちろんこれは非常に良いタイミングだ。チェコの『憲章77』も人権擁護の名の下に発表されたことを忘れないでほしい」

■保護者なし。投獄覚悟の孤独な闘争

 ――中国国内で「08憲章」のようなものを発表するというのは政治的リスクが極めて高いものと考えるが?

「そう、リスクがある。12月8日の夜に、劉暁波氏は『国家政権顛覆煽動罪』で『刑事拘留』された。劉氏は『08憲章』を起草するに際して、投獄に備えてちゃんと用意をしていたそうだ。ハヴェル氏も当時、日用生活品を整えていつ逮捕されてもいいようにしていたというが、これは全く常人には理解できない、崇高な使命感を有した人の覚悟だ」

 ――発起人をはじめ署名した知識人たちは何を拠りどころとしているのか?後ろ盾はあるのか?

「彼らに後ろ盾がいるかだって?人に聞かれたことがあるよ。戊戌の変法の康有為ら六君子には光緒帝がいて、1989年の民主化運動には趙紫陽がいたが、いまは誰が『08憲章』のメンバーを保護しているかってね。私の知識と分析でいえば、『08憲章』には保護者の存在が全く見出せない」

 ――1989年の民主化運動のときは、党中央にも趙紫陽のブレーンなど民主化を支持する開明的なグループがいたが、現在はどうか?いまの中国に「08憲章」を支持あるいは保護する政治勢力は存在するか?

「歴史を振り返る必要があるね。あのとき趙紫陽派が学生運動の後ろ盾だったかどうかはともかく、少なくとも学生運動に同情的で武力鎮圧には反対していた」

「1980年代を通じて行われた中国共産党上層部の権力闘争というのは、国家も国民をも滅茶苦茶にした文化大革命を経て反省の念を深めた胡燿邦や趙紫陽ら第二世代の指導者と、トウ小平に代表される保守的・伝統的観念の元老派というべき第一世代との間に発生した調和しようのない衝突といっていい」

「この衝突は元老派が学生運動を武力鎮圧したことで終わった。以後現在までの20年間、中共当局は銭ゲバな経済路線を強力に推進して、社会をまるごと、カネこそ全ての世界にしてしまった。様々な利益でエリートの大半を縛り上げて、国家の命脈、中枢部そして痛点を掌握したんだ」

「権力者とエリートが利益共同体となって、貧民たる庶民を圧制の下に置いた。そうなると1980年代のような党上層部内の対立はもう起こらない。連中はどんな反体制的な動向に対処するにせよ、共通した立場にあるからね」

「つまり、党中央には『08憲章』を支持する政治勢力が存在することはない。たとえ内心では同情していても、ひとつの勢力を形成するには至らない。民主派・自由派知識分子で党員になっている者は『08憲章』に間違いなく共鳴するだろうが、その程度の支持で上層部を動かすのは困難だ」

■大学生より庶民に期待

 ――現在の大学生は質の面で1989年当時より大きく劣り、社会的な問題意識も希薄なように思えるが?

「その見方には全く同感だ」

 ――では「08憲章」が大学生の間で広く支持されると思うか?

「大学生の政治への情熱は20年前とは比べようもない。だから『08憲章』を支持する学生はいるとしても限定的だろう。内心では支持していても名乗り出る度胸はないだろうね」

 ――「08憲章」を発表することで学生運動の再現を期待するという意図はあるのか?

「1989年の学生運動を再現するには、『08憲章』ひとつだけでは足りないな」

 ――「08憲章」は広範な庶民の支持を得られるか?

「一般社会での支持度は大学生や知識人たちよりも高くなると思う。特に基本的な権利すら侵害されている底辺の民衆やネットユーザーあたりだね。でも彼らの意思表示の方法は制約を受けるだろうな」

 ――「08憲章」は海外の中国人たちの間で、また国際世論に広く支持されるか?

「海外の中国人は中国本土や香港、台湾よりも強く支持するだろう。国際世論からも一定の支持を得られると思うが、もちろん1989年のように熱烈なものにはならない。(『08憲章』は)ただ一片の文書に過ぎないし、それが運動にも発展していないからね。世界的な経済危機にあって、多くの国が中国経済の支援に頼っているという側面もある」

■当局は強硬姿勢、対話より暴力か

 ――中国当局は「08憲章」についてどういう形で対処するか?

「中共当局は強硬な態度で臨んでくる、というのが私の見方だ。劉暁波氏を『刑事拘留』したのは不吉な前兆といえる。2009年は中国の『政治の年』だ。天安門事件20周年、チベット暴動50周年と、いずれも『多事多難の年』になることを感じさせる」

「治安系統を統括する周永康(党中央政治局常務委員)は江沢民系の保守的な人物で、独裁の威力の信奉者だ。劉暁波氏の逮捕を『2009年の鎮圧を控えたお掃除』だなんて言う者もいる」

「『蘇東波』(ソ連・東欧社会主義政権の相次ぐ崩壊)は中共にとっての悪夢。連中は『08憲章』が『憲章77』になることを決して許さないだろう。ネット上の規制を強化して『08憲章』が広まるのを封殺するだろうね」

「ただ翻って考えれば、強力な鎮圧はより大きな抵抗と社会の動乱を招くだけだから、賢明な対処法は暴力ではなく対話に他ならない。そのどちらを選ぶかについて中共上層部では意見が分かれるかも知れないが、賢明な意見が大勢を占めるのは難しいと私はみている」

 ――あなたが「08憲章」に署名した理由は?

「私が編集長を務める『開放』が創刊以来22年間、一貫して守ってきた政治的理想と原則が,『08憲章』と完全に一致したからだ。それに劉暁波博士は長年にわたる寄稿者であり、私たちの友人でもある。彼は『開放』に数多くの素晴らしい政治評論を書いてくれたし、言行一致で深い内省力を持った尊敬に値する人物だ。だから『08憲章』の推敲中の原稿が私のところに回ってきたとき、公に彼を支持しようと決意した」

■暁闇に包まれて結実の日を待つ

 ――現在、中国の経済・社会状況は坐視できない混乱した状況に陥りつつあるようにみえるが、今回の「08憲章」の発表は中共政権に対する致命的な一撃となるか?中国に平和的変革による民主化実現を促すものとなるか?

「それこそが『08憲章』の起草者,署名者と数多くの署名していない中国人の願いだ。差し当たってどういう運命をたどることになろうと、『08憲章』は長期的な影響力を有していると私は確信している。それは1989年の民主化運動のような勇壮なものではないかも知れないが、種として密やかに中国人の心に入り込んで根を張り、いずれ花を咲かせて実を結ぶことだろう」

「新時代の理性は必ずや暴力に守られた邪悪に取って代わる。アジアにおいて初めての共和国を成立させた民族は、必ずその栄光を取り戻すだろう」

「しかし、私たちはいま少し黎明を控えた暁闇に耐えなければならない。著名な余英時氏(米プリンストン大教授、『08憲章』署名者)からは、死に際の猛虎の凶暴さを見くびるな、と忠告されたよ」

「確かに中国共産党による統治は強大で多種多様であるだけでなく、その手段も極めて巧みで手が込んでいる上に,より緻密なものになりつつある。これが『08憲章』の前に立ちはだかる現実なのだ」(2008年12月10日 / 聞き手:河井森太郎)

 ――――

■金鐘氏プロフィール

 1980年に中国本土から香港へ転居。1981年に中国情報月刊誌『七十年代』編集者となり、1987年に中国情報月刊誌『開放』を創刊、編集長として現在に至る。

 1997年からは開放出版社の編集長職も兼任し、『毛澤東鮮為人知的故事』(2006年)、『趙紫陽軟禁中的談話』(2007年)などのヒット作を刊行。著書に『鄧小平的中國』『中國的演變』、編著に『共產中國五十年』『紅朝宰相周恩來』。『趙紫陽軟禁中的談話』と『紅朝宰相周恩來』は和訳版が日本で発売されている。

 1994年に台湾誌『中国通』の特集企画「華人の中国問題専門家はこの10人」の一人に選ばれる。「08憲章」発起人の中心人物・劉暁波氏は20年来の知己。1988年に行った劉氏へのインタビューが後に中国当局による劉氏批判の主要根拠となり、香港はもとより中国国内でも話題を呼んだ。香港の政論家としては中国政府によって入国を禁じられている唯一の人物(1996年~)。

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日韓通貨スワップって何だろう?

合意文書要旨=日中韓首脳会談』(時事通信)

ウォン安対策、韓国に2.8兆円融通 日本政府方針、通貨危機防止』(日経)

日中韓首脳会談が終わりました。あんまり三カ国で話し合うのがいいことだとは思えないんですけどねえ…中韓は、近くて遠い国のままにしておくのが無難でしょう。まあ、尖閣諸島の立場をはっきり中共に言ったことは良かったかも。竹島問題も言ってくれれば良かったのですけどね。

ところで、日韓通貨スワップ枠拡大について、賛否両論が乱れ飛んでいます。のんべはいいとか悪いとか言う以前に、通貨スワップとは何か、よくわかりません。

通貨スワップとは、文字通りで言えば自国通貨と別の通貨を交換することでしょう。ウォンを日本が預かって円を融通することなのでしょう。スワップ満期時には、スワップ実施時での円+円建の利息と、ウォン+ウォン建の利息との交換になるのでしょうね。

韓国は例えば1兆円融通してもらい、11億ドルに替えて為替市場に介入する力を持つ、ということですか。円でドルを買うわけですから、ドル買いの介入効果で、円高も防げる。そう考えればそんなに悪いことでもないような気もします。

もちろん、満期時にちゃんと円を返してもらえる、という前提付きなので、その時点では円を用意しなければならない。ウォンを売って円を買うことになるから、ウォンに対する円高が進行することになります。韓国にとってそれがいいのか?

また、日本にとっては「満期を延ばしてくれ」という申し入れを延々と繰り返されているうちに韓国の国家破産が発生するリスクも高く、大丈夫なのかよ?という気もします。

以上、素人考えに過ぎないのですが、今回の問題はまことにわかりにくい。麻生政権が支持率落ちているのは、わかりにくいことばかりで、マスコミの恣意的報道を許してしまっていることも大きいと思っています。もちろん、国籍法改悪などで、保守派が残念がっていることも大きいのですが…

なんだかようわからん記事ですいません。

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素粒子は朝日ル新聞ビッグバンの素?

ちょっと遊びましょ。

12/9朝日『素粒子』

『♪どんぐりころころドンブリコ お池にはまって さあたいへん
どじょうが出て来てこんにちは 坊ちゃん一緒に 遊びましょう

♪あそう氏ころころドンブリコ 支持率さがって さあたいへん
おざわ氏が出て来てこんにちは は~やく解散 いたしましょう

♪はつげんころころドンブリコ 朝れい暮かいで さあたいへん
ゴルゴ13が出て来てこんばんは バーでいっぱい やりましょう』

……?!#&%¥??……あまりに素晴らし過ぎて何もコメントできませんので、かわりに「こどもあさひるしんぶん」の豆記者がひとこと。

しんぶん記しゃさんは、この字あまりだらけのかえ歌をかいて、たーくさんのおきゅうりょうをもらえる、とてもすてきなし事です。ぶろぐを書いてもおさけを一てきももらえないかわいそうなのんべさんのかえ歌のほうが、まだ字あまりが少ないとおもいます。

わたしもしょう来、しんぶん記しゃさんになって、かち組になりたいとおもいます。でも、朝日しんぶんはあか字で大へんだし、毎日しんぶんはへんたいしんぶんとよばれるし、なれるかどうかしんぱいです。

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2008年12月13日 (土)

国籍法改悪、パブリックコメントなしに施行

どうせそんなこったろうと思いましたけど、やはり来年の元日に施行、パブリックコメントはありませんでした。

行政手続法では政省令を定めるときは意見公募すべし、となっています。フローは以下の通りです(クリックで拡大/総務省HPより引用)

Pub_comme すなわち、今回意見公募が行われなかったのは行政手続法違反です。もっとも法にはちゃあんと抜け道があり、

「公益上、緊急に命令等を定める必要があるため、第1項の規定による手続(以下「意見公募手続」という。)を実施することが困難であるとき」は行わなくてもいいわけです。国籍法改悪など、不要不急は明らかでそれに当たるはずもありませんが、強弁するのでしょうね。

どさくさ紛れのインチキ法であること、自ら証明したようなものです。

ぜひ、廃止を求めて麻生首相宛に請願しましょう。(前の記事ご参照ください

(続きには行政手続法第6章 意見公募手続等転載)

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国籍法改悪、首相宛に請願+裁判官罷免請求で対抗しよう

国籍法改悪への対抗策は、まずは首相宛に請願+裁判官罷免請求のセットがよいと思います。再改正に向けて頑張りましょう!

裁判官罷免請求については「博士の独り言」さんをご覧ください。

首相宛請願については、水間通信をコピペ(元がメールゆえ読みにくい部分を修正、文意は全く変更なし)します。

緊急【官邸請願100万通目標・麻生首相断固支持】

H21年3月まで拡散希望 (水間政憲)

各マスメディアは、番組でヒステリックな麻生首相叩きを決行して、昼間の時間帯の電話アンケートで支持率20%代前半まで急落したなどと報道しています。マスメディアは、低俗な番組を見ていない勤労者・学生への携帯電話アンケートも実施して見るがよい。

皆さんにお願いします。麻生首相に請願法に基づく【請願書】を官邸に発送して下さい。目標は100万通です。

記載例を文末に記載します。

【要請書】は、一件一枚に記載して下さい。(文末のんべ注参照)

そして、住所・氏名・年齢を記載、捺印して発送して下さい。

最後に一番大事なことは、必ず《麻生首相を支持します》と意思表明を忘れないことです。

申請した方は、【丸坊主日記】[官邸請願申請者専用コメント] に、「要請書を発送した」と報告をして下さい

<記載例>

1.『国籍法再改正要請』

《「婚姻を国籍取得の前提条件とすることを基本とする。特例措置として父又は母の認知によっても国籍取得を認めるが、日本人男性が外国籍の子供を認知する時はDNA鑑定を必須とする」などの偽装認知防止策を担保することの再改正を要請します。》

2.『重国籍法反対要請』

《現行国籍法で何ら問題ない。22歳での国籍選択の厳格化を徹底する。重国籍絶対反対》

3.『反外国人参政権要請』

《外国人参政権断固反対します》

(のんべ注)
請願書の様式は決まっていませんが、1枚1件なので、3枚+麻生支持意思表明1枚になります。例は「まとめwiki」にもありますのでご参照ください。また、続きに参考までに請願法を記載します

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2008年12月12日 (金)

国際シンポジウム「北朝鮮の現状と拉致被害者の救出」

Sinpo_1「金正日は拉致認めれば日本が100億ドル出すと信じていた」…北工作機関の元幹部証言』(産経)

拉致解決へ「一層の圧力強化を」 家族会などシンポ』(産経)

Sinpo_hiranuma 国際シンポジウム「北朝鮮の現状と拉致被害者の救出」に、のんべも参加しました。(平沼議員)

Sinpo_sakurai 本当は、もうとっくに家族会なんて解散してなければいけないのですけどね。こういう会を相変わらずやらなければならないこと、残念です。でも、全員取り戻すまでは頑張るしかありません(司会の櫻井よし子氏)

延々4時間の集会、印象に残った言葉を記載しておきます。

Sinpo_sakie また、家族の方々のお言葉には非常に心打たれましたが、要約しがたいものなので申し訳ないけど省略します。(横田早紀江さん)

Sinpo_2_2 なお、特に面白かったのは西村議員のスピーチ、ぜひお聴き下さい。(スピーチ中、二人、とは、自民・古屋議員と民主・中井議員のことです)

元CIA アーサー・ブラウン氏

・日本人の意志の問題。しょうがないではなく、日本人が救出するのだ、という強い意志、計画、価値観が必要。

・アメリカ大使館にブルーリボンを!オバマに日本人の怒りを伝えるべき。

元北朝鮮幹部 張氏

・日本政府が確固たる原則を守り、言うべきことを強く言うべき

ジャーナリスト 恵谷氏

・予算が足りない。日本政府は情報を取るためもっと予算を増やすべき

早稲田各員教授 洪氏

・個人の自由を破壊する行動ももちろん、それを傍観することも、テロである

ふう。あと一杯素晴らしい話がありましたがここまで。

………

とにかく、絶対諦めずに、あらゆる手を尽くして頑張りましょう。

Blue_ribbon_image 北朝鮮は拉致被害者全員を即刻帰国させよ!

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2008年12月11日 (木)

お伊勢参り

お伊勢参りに行ってきました。夜行バス→新幹線終電の0泊2日の強行軍(笑)

Isewan_ferry 大雨の日、深夜11:40頃、新宿駅西口より「ほの国号」で渥美半島・田原へ、深夜バスは中年ののんべには些かきつい(苦笑)
田原から伊良湖岬までは
豊鉄バス
伊良湖岬から鳥羽までは「伊勢湾フェリー」で55分、長いすで横になりぐっすり(笑)で鳥羽着は朝9時5分。
9時13分発「
CANバス」は伊勢鳥羽の観光地をめぐるバス。乗り換え時間がないのにフェリーターミナルの出口で迷い大慌て、駐車場方面に出るのが正解らしい…

Meoto_iwa_2 まず夫婦岩へ。「日の神皇居遙拝所」で参拝。まことに心が洗われます。

夫婦岩と言えば日の出、見たかったのはやまやまですが、それは次回の楽しみに取っておきましょう。

Gekuu 次にCANバスで外宮、豊受大神さまに参拝。鳥羽発は内宮に先によるのでちょっと時間がかかるけど外宮から参拝するのがしきたりです。

晴れて暖かなので外宮前観光案内所でレンタサイクル、内宮まで約4km気分よし。CANバスに乗ったときフリー切符を買っていたのでバスで行けば無料ですが、レンタサイクル代500円の贅沢(笑)

Hinomaru_before 内宮に入ると日本一美しい日の丸が見えます。ところが絡まってる!うーん、残念…

Kokekokko にわとりが飼われています。天照大神さまが天の岩戸にお隠れになったとき、常世の長鳴鳥(にわとり)を集めて鳴かせた話から来ています。このにわとり君達、そんなことは知るよしもなく、のんびりしてます(笑)

Isuzugawa 五十鈴川で手を清めます。本当は身も心も清めたほうがいいかも知れませんが、風邪引くことは間違いないし、その前にしょっ引かれるなどの可能性が非常に大きいでしょう(苦笑)

Naikuu いよいよ天照大神さまに参拝。内宮を歩くだけでなぜだかわからんけど大いに感動。正宮前の石段を登るとさらにさらに感動。最高の気分で参拝できました。天照大神さま、日の神様、ありがとうございます。

Kazenokami_2 正宮を参拝した喜びが醒めない帰り道、別宮の「風日祈宮」にお参り。風の神さま、日本をお護り下さい。護国の神風をお願い申し上げます。

神楽殿では式年遷宮に奉賛しました。ぜひみなさまもご奉賛くださいますようお願い申し上げます。20年に一度のこと、滅多にないことですので。(なお、これは別記事を書きます)

Hinomaru_after 参拝を終えて日の丸を見ると今度は見事にはためいています。ほんと美しい。多くの人が写真を撮っていました。

大雨と真っ暗闇の深夜バスの強行軍。それが、内宮参拝後、見事にはためく日の丸を見せて頂いたわけです。日本の現在と将来でしょうね。

Koyasujinja 末社の大山祇神社と子安神社(写真)にも参拝。オオヤマツミさまとサクヤヒメさま親子の神社です。写真だと見にくいですが奉納された多くのミニ鳥居は、子供を授かることを願う方々の真心です。みなさまが幸せになりますように。

ところで、レンタサイクルを返しにいくところでパンク。トホホ…日本の将来は明るくとも、それまでの苦労は多いことを再確認(苦笑)

Akahuku 赤福も少しだけ買って帰りの電車の楽しみに。1年半前の参拝時に買ったときはパサパサでトホホな気分にさせられましたが、その直後にまき直し騒ぎ、納得したものです。今回は実にしっとりしてまことに美味しい。これなら大いに納得です。

Isonokami_jingu 大阪に所用があったので、まわりみちして石上神宮にお参り。日本書紀で「神宮」の名称が付くのは神宮(伊勢)以外では石上神宮だけです。先日馬渡議員も国籍法改悪に立ち向かうにあたり参拝なさったところ。のんべも護国を祈願。まだまだ悪魔の法案群に立ち向かわなければなりません。

Isonokami_jingu_kokko 石上神宮にもニワトリが飼われています。この由来は知りません。放し飼いのせいか気合いが入っていて(?)、10メートルくらいの木の上くらいまでなら飛ぶそうです。

大阪で一杯やって、新幹線終電で帰宅。くたびれたけど、神のご加護を頂いた最高の日でした。

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2008年12月 8日 (月)

水間通信コピペ

コピペですいませんが、水間氏のご意見、ぜひご覧ください。

のんべは明日~明後日ネットに接続できませんので、記事作成やコメント返信は木曜日以降になります、ご了承下さい。

<その1>

■社会正義は我々にあり (水間政憲)

明日(8日)チャンネル桜にて、今後の対策を述べます。
業務妨害などと言っている議員は、国会議員の資格などないでしょう。

【国籍法改正案】に欠陥があり、「偽装認知」の防止策がないことを、FAXかメール以外で認識していた国会議員がいたら、名乗り出てもらいたいですね。国家主権に関わる重要法案を、国民からのFAXで指摘されるまで知らなかった国会議員は、「恥を知れ」と言ってあげたいですね。

警察関係者も、今回の「国籍法改悪」には、頭を悩ましています。

現在、中国人偽装残留孤児が万単位でいるとの情報もあります。代議士は多くの国民の要請を、国会で立法化するのが仕事です。今回の悪法を支持している国民が、どれほどいたのでしょう。

『重国籍』問題は現行法の運用を厳しくする必要があります。

今後、【DNA鑑定】の義務化を求め、『請願法』に基づいて麻生総理(総理官邸)に手紙で出しましょう。また、国民の真摯な要請にたいして頓珍漢なことを言っている国会議員には、何故「国籍法改悪」なのか、基礎的な解説をしてあげて下さい。

【重国籍】を阻止する第一弾は、各選挙区選出議員が、「賛成」か「反対」なのかを文書で確認して、ネット上に明らかにして下さい。自由に広めて下さい。

<その2>

【GHQ洗脳】解毒本 (水間政憲)

現在の日本は、GHQ占領下の言論検閲と同等の検閲が実施されていることを、「今回の件」で皆さんも実体験したことでしょう。それを、周知徹底するには、自分自身が「洗脳」されていたことに気付いて頂けなければなりません。それが出来れば、「反日法案」問題にも耳を傾けてもらえるでしょう。

その「洗脳解毒本」に打ってつけなのは、南京戦当時の一次資料を中心にした検証で、「南京大虐殺」が捏造だったことを明らかにした【南京の実相】《国際連盟は「南京2万人虐殺」すら認めなかった》(日本の前途と歴史教育を考える議員の会・監修[中山成彬会長]日新報道、\1.600)です。

この中には、当時の朝日新聞社が発行した写真帳の写真が15枚転載され、朝日新聞の記事もそのまま読めるようになっています。

圧巻なのは、国際連盟理事会の議事録の原文全文(英語)と翻訳文が掲載されていることです。その資料だけで「南京大虐殺」は虚構と理解できます。

推薦文は、平沼赳夫衆院議員、島村宜伸自民党代議士会会長、中川昭一財務大臣。「まえがき」を中山成彬衆院議員が執筆しています。

朝日新聞にとって、田母神論文以上の問題にしても、よさそうな内容ですが、まったく触れる気配がありません。それは、朝日新聞が【南京の実相】を問題にして話題になると、戦後の朝日新聞が如何に捏造報道してきたか、白日の下に晒されるからなのです。

この【南京の実相】は、田母神空幕長が更迭された11月1日に発行されています。

今回の「国籍法改悪」問題で覚醒された方々は、お互いに知らない同志の結束の証しとして、【南京の実相】を座右の書として一冊御手元に置いて下さい。

仮に、100万人が【南京の実相】を手にすることになったら、朝日新聞は購読者を減らし赤字額が巨大になることでしょう。

中国は、【南京の実相】の動向を見ているはずです。

また、米国務長官にヒラリー・クリントンが来月就任しますが、アイリス・チャンをホワイトハウスに招いのがヒラリーだったのです。

この【南京の実相】は、英文・和文併記書ですので、外国に仕事や留学で行かれる方は、歴史論争の御守りとして携行することを御勧めします。

【南京の実相】は、紀伊國屋やジュンク堂など大手書店以外扱っていませんので、ネットで購入すると便利です。

皆さん、一息付いて「ネチっこく、しつこく」、淡々と勝利へ向かって歩みましょう。過去と未来の日本人のために。

ネットだけ自由に広げて下さい。

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2008年12月 7日 (日)

悪魔の法案群との戦いはこれから

国籍法改悪、これは悪魔の法案群…外国人参政権、重国籍、移民1000万、そして人権擁護…の露払いです。ここで呆然としていたら悪魔の勢いがつくばかり。

しかし、有志国民の力もすごかった。例えば安住淳議員のブログ「一部の人が多数を装って異容な抗議行動をやる。今回はネット社会の負の部分をまざまざと見た思い」など、コメント欄も閉じて震えている姿が目に浮かんできますね。一部の人が多数を装うのはサヨクの得意技でっせ(笑)

第一ラウンドの敗戦は認めます。しかし、次につながる大きな成果を得た敗戦でした。

巻き返しはこれから。次の手はいろいろあります。

ハマさんのコメントことさまの記事に紹介頂いた訴追請求

・内閣総理大臣に宛てた請願

・抗議のFAXやメールの継続

・地元議員事務所へ抗議

・MIXIでの一斉日記

・テレビ「太田総理」などへの投稿

他にもいろいろあるのでしょうから、これから考えていきたいと思います。

今回の改悪騒ぎでは、日本人の底力に感動しました。わかってないのは議員だけですね。ふざけた議員はなんとしてもたたき落としましょう。

我々が支持するのは、日本人のために戦う政治家だけです。政治屋のみなみなさま、首を洗って待っていてくださいね。

猿は木から落ちても猿。政治家は選挙に落ちればただの人。政治屋は選挙に落ちれば塀の中(笑)

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2008年12月 5日 (金)

国籍法改悪の法務委員会で消された発言

例の法務委員会、消された音声を復元してようつべにアップなさった方(大感謝!)がいます。コメント欄にテキスト起こしなさっていたので、コピペしておきます。

それにしても酷いものです。賛成派は、理事会で決まったのだから委員会では議論してはいけない、と。これでは委員会の意味は全くありません。まさに、議会の自殺、民主主義の崩壊です。

賛成派というのは言論封殺を目的とした連中ということがはっきりしました。このペースで。二重国籍の容認、外国人参政権法案の審議再開(店ざらしされているけど審議中です)、人権「擁護」法案の復活などを行ってくるでしょう。

粘り強く反対運動を続けましょう。また、賛成派を次回の選挙でたたき落としましょう。

澤委員長  「別にご意見も無いようですから・・・」
丸山議員  「委員長、自民党の丸山ですが・・・・」
千葉議員  「ちょっと」
賛成派議員 「理事会で決まってんでしょ」
丸山議員  「ダメですか?」
千葉議員  「座れ!」
事務方   「速記止めましょう」
澤委員長  「速記止めてください!」
丸山議員  「周知徹底されるような付帯決議を・・・」
賛成派議員 「自民党どうするんですか!国対委員長!国対で話し合ったでしょ !」
賛成派議員 「理事会で決まってるでしょ!国対委員長!委員長しっかりしなさいよ!」
澤委員長  「別にご意見も無いようですから・・・」
反対派議員 「何言ってるんですか?休憩休憩(休廷?)!」
澤委員長  「これより採決に・・・」
反対派議員 「本人(丸山議員?)の意思と違うじゃないか?」
反対派議員 「なんだこれは!」
澤委員長  「全会一致で可決・・・」

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2008年12月 4日 (木)

国籍法「改正」の戦いはこれから

国籍法が参院法務委員会で採決されました。丸山委員が発言しようとしたら公明党の木庭議員(が封殺。さすが言論封殺のお手並みだけは見事なものです(怒)

当然、明日は本会議で可決成立するでしょう。

でも、これが始まり、やっとヨーイドンの号砲を聞いたところ(聞きたくなかったけど…)。作戦はこれから考えるとして、まだまだ諦めてはいけません。

手始めはFAX嫌いの森法務大臣にでもFAXの山を届けることでしょうね。

また、一般的には政令等を制定する場合はパブリックコメント(意見公募)をするのですが、こういう法律の場合にどうなるのか、ちょっと知りません。

そして次は請願でしょうね。我々には請願する権利が保障されています。全国から何万もの請願が来たら、無視はできないでしょう。

FAX以外の具体的な戦術(あまり好きな言葉ではない…)はこれからとしても(繰り返しになりますが)戦いはこれからです。日本を我々の子孫に残すため、頑張りましょう。

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2008年12月 3日 (水)

天皇陛下のご快復をお祈り申し上げます

天皇陛下が胸部に変調、2日間公務取りやめ』(読売)

陛下のご快復を衷心よりお祈り申し上げます。

陛下のご公務、皆様ご存じの通りあまりにも多すぎます。普通のサラリーマンなら耐えられる量ではないでしょう。今回の体調悪化は、少しお休みになられた方がいい、という皇祖皇宗の声ではないでしょうか。

これを機に、ご公務は思い切って減らすべきです。重要度の低いものは思い切って廃止し、重要なものは東宮殿下と秋篠宮殿下に分担してお願いする。祭祀ばかりは減らすわけにはいかないので、陛下には祭祀に専念頂く。

大変失礼な言い方ですが、陛下もお年です。世間一般ならとっくに引退していてもおかしくありません。本当ならご譲位なさってもいいと思いますが、皇室典範上そうもいかないでしょうから、とにかく少しでもご負担を軽くするしかありません。

宮内庁には陛下をお守り頂くように頑張って頂きたい。経過の長寿をお祈りする国民の一人として、心よりお願い申し上げます。

天皇陛下、ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい!

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国籍法改悪阻止へ、有志議員の皆様、頑張って下さい!

国籍法改正案、4日参院委採決 5日成立へ』(産経)

やはり慎重審議はガス抜きに過ぎなかったようです。公明と自民の一部がどさくさ紛れに出してきた法案、ネットで大騒ぎになって反対の声がこれだけ上がっているにもかかわらず強行採決ですか。

公明+民主+自民反日勢力と、自民憂国勢力の戦い。自民ノンポリは自民反日になびき気味。これではなかなか勝てません。

こんなの許し難い。断固FAX攻勢を続けましょう。反対派の議員のブログには応援の声を!

国民新党が委員会採決に抵抗していること、まことにGJ!民主は国民新党を切るつもりでしょうか。もしそうなら、公明との密約を疑われても仕方ありません。

反対派の議員の皆様、なんとしても頑張ってください!

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国籍法改悪、民主の付帯決議案は無意味

コピペですいません。民主党さん、やっぱり推進派のようです。FAXで頑張りましょ。

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超緊急【民主党「国籍法」参院附帯決議(案)】拡散して下さい。 (水間政憲)

民主党参院の附帯決議(案)を入手しました。お粗末の一語です。
論評は後でしますが、取りあえず全文を掲載します。

1.本法の施行により、生後認知された子も胎児認知された子と同様、届出のみで我が国の国籍を取得することができることにかんがみ、本法の趣旨について十分な周知徹底に努めること。

2、我が国の国籍を取得することを目的とする虚偽の認知が行われることがあってはならないことを踏まえ、国籍取得の届出に疑義がある場合に調査を行うに当たっては、その認知が真正なものであることを十分に確認するため、認知した父親に対する聞取調査をできる限り実施すること、当該父親と認知された子が一緒に写った写真の提出をできる限り求めること、出入国記録の調査を的確に行うこと等につき、調査の方法を通達で定めること等により、調査のための万全な措置を講ずるよう努めること。

3.本法の施行後、改正後の国籍法の施行状況について、当分の間半年ごとに当委員会に対し報告するとともに、その施行状況を踏まえ、父子関係の科学的な確認方法を導入することの要否及び当否について検討する等、虚偽の届出を防止するために必要な措置を講ずること。

4.ブローカー等が介在して組織的に行われる虚偽の認知による不法な国籍取得の動きが生じてはならないことを踏まえ、入国管理局、警察等関係当局が緊密に連携し、情報収集体制の構築に努めるとともに、適切な捜査を行い、虚偽の届出を行った者に対する制裁が実効的なものとなるよう努めること。

5.本改正により、重国籍となる子供が増加する事態が起こり得ることにかんがみ、重国籍に関する諸外国の動向を注視するとともに、我が国における在り方について検討を行うこと。

----右決議する。

上記、附帯決議案1~5項のどこにも「偽装認知」を抑止出来る文言がない。
2の「できる限り実施すること」とか「父親と認知された子が一緒に写った写真の提出をできる限り求めること」などと、なんら拘束力ない「要望」だけである。
そして、法律案の不備を「入国管理局」と「警察」に丸投げの附帯決議案になっている。

《国籍法改正で、重国籍の子供が増えるから「重国籍」について検討する》は、まったく理由にならない。20歳で国籍選択できる現行法で十分なのです。

このような、お粗末な法律案しか作成できない国会議員に支払う税金はない。激怒します。自由に広めて下さい。

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国籍法「改正」の採決は4日以降

赤池先生のブログを拝見しました。採決は早くても4日、野党議員の心も揺れ動いている、ということなので、また今日もぜひ賛成派にFAX攻勢を頑張りましょう。

続きに引用します。赤池先生、大感謝!

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2008年12月 2日 (火)

国籍法改悪阻止へ、特に神奈川県民の方々にお願い

憂国子さまのコメント(感謝!)にある通り、国籍法改悪について今後の日程が千葉景子議員に託されたとのことです。

ここはぜひ神奈川県民のみなさまに頑張って頂きたいと思います。神奈川県民が千葉議員の当落を左右できるわけで、市区町村程度の住所を記載してFAX攻勢をよろしくお願いします。

他の地域の方々もよろしくお願いします。

参院法務委員筆頭理事 千葉景子議員(民主)

FAX: 03-5512-2412
地元FAX:045-201-8188

メール:tomato@cyberoz.net

TEL:03-3508-8412
地元TEL:045-212-3064

念のため、千葉議員の公約を拝見しました。

<外国籍市民と共生する>
・人種や肌、文化の違いを越えて、市民が共生できる社会づくりを神奈川から進めます
・外国人の市民権、地方参政権を積極的に検討します

これを見る限り推進派かそれに近い立場と推察されますので、あまり感情的な反対は逆効果になるかも知れません。お願いする趣旨は例えば以下のようなものでしょうか。

・今のままの国籍法改悪案では、国籍偽装者として子供がいじめられるのは必至
・欠陥法案であり、慎重審議のため今国会で採決をしないか、衆院へ差し戻すべき
・民主党の強い参院で否決されれば民主党の功績と評価される可能性大

以下、水間氏のメールです。

緊急『要請は千葉景子参院議員(神奈川)』《参院法務委員筆頭理事》 (水間政憲)

昨日(1日)、参院法務理事懇談会が紛糾して、今日の法務委員会の審議は流れたようです。民主党理事で今後の日程を決める権限があるのは、千葉景子参院法務委員会・民主党筆頭理事です。選挙区は神奈川県です。神奈川県民であれば、千葉景子参院議員の当落を左右できます。千葉景子さんは、自分の結婚式で「黒のウエディングドレス」を着用したユーモアのある方ですので、皆さんの声を真摯に聴いてくれる可能性もあります。今国会での採決をしないように申し入れをしましょう。自由に広げて下さい。

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2008年12月 1日 (月)

英国でも「同棲より結婚を」

ストップ虐待!英国「同棲より結婚を」』(ココログニュース)

前の記事をココログの編集画面で書いていたら目に入ったニュースです。まずはご一読ください。

この筆者はややリベラルな立場(というよりノンポリか)のようですが、それでも、

『「同棲より結婚を」…子供虐待増加の現実から逆算して導かれている…結婚というかたちだけにとらわれる必要がないとは思う。しかし個人ばかりが尊重される風潮の中で、自由すぎる大人の「とばっちり」を受ける子供たちがいることは、まぎれもない事実だ。カップルでいるのか、結婚するのか、今いちど子供の立場で考えてみるのも必要だろう。』

つまり「お前ら勝手にやるのはいいけど、少しは子供の立場になれ」というわけで、ノンポリリベラルですらこの主張。家族を破壊するジェンダーフリーの毒が、子供を無茶苦茶傷つけていること、やっと気がつき始めたのでしょう。

「家族がいちばん」と公言するのんべが書けば

「勝手にやるなら日陰者でいる覚悟をしろ」

となるかな?(笑)、そこまでの覚悟があれば、それはそれで立派だと思いますよ。

覚悟もなく、ただ好き勝手するばかりで権利ばかり主張するような方は、「おひとりさまの老後」がきっと待っていることでしょう。まあ、それはそれで楽しいかも知れませんけど。

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国籍法の次は民法が標的か

「300日規定」で出生届拒否、女性が違憲性問い提訴へ』(読売)

「ああ、嫌だイヤだ。国籍法改悪が国民の形をぶち壊そうというのなら、民法772条を違憲だなんて言うのは、家族の形をぶち壊そうというものだね。もうイヤだ」

いったいなんですか、この変な文体は。ところで、突っ込んでいる「陰の声」の私は誰?

「民法772条を見てみよう。

1項「妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する」
2項「婚姻の成立の日から200日を経過した後又は婚姻の解消若しくは取消しの日から300日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する」

300日ってのはだいたい十月十日だね」

とつきとおか、ですね。体育の日ではありません…おっと、今はハッピーマンデーでした。

「要するに、離婚前に妊娠したら、原則的には前夫の子、ということだ。当たり前だろう。不倫で生まれた子供でも、とりあえずは旦那の子、と推定する仕掛けだ」

「これをなんだ、要するに自分は離婚と決めたんだから事実上離婚しているんだ、そこで生まれた子供は自分の自由にさせろ、だ?もう無茶苦茶だね。離婚が決まる前なら不倫に決まっているでしょ。不義の子を産む奴が居てもいいよ、でもそれは日陰者呼ばわりされる覚悟があってのことだろう。それをまあ、憲法14条違反だなんて、よくもまあ恥ずかしげもなく…」

憲法14条第1項は(第2,3項省略)
「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない」

この原告の主張は、300日規定は法の下の平等に反する、ということでしょうか。この伝でいけば、泥棒して牢屋に入れられるのは「法の下の平等に反する」ことになってしまいます。

それにしても「日陰者」という言葉、すっかり死語になってますね。

「こんなの認めた日にゃ、不倫こそが正しい道になっちまうぞ。それにこの原告は前夫に責任を押しつけているけど、離婚なんてどちらか一方が悪いなんてことはまずないんだ。まず間違いなくどっちもどっち。DV防止法で云々とか書いてあるけど、DVなんて「♪これもDV あれもDV たぶんDV きっとDV」だし。もっとも、離婚前に間男作って子供まで孕んじまって、こんな無茶苦茶な訴訟を起こした女、「前夫」と言われる奴こそ同情されるべきかもな」

「でもまた裁判所は国籍法みたいなわけのわからん判決を出すんだろうな。誰かが「裁判所が日本を滅ぼす」と言ってたけど、その通りだな。イヤな世の中だ、サケでも呑まなきゃやってられんね」

そんな呑み方はおさけに失礼です、おさけに謝りなさい!

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