フクダ首相辞任への各紙社説

『福田首相辞任―早期解散で政治の無理正せ』（朝日社説）

『首相退陣表明　またも無責任な政権投げ出し』（毎日社説）

『福田首相退陣　政策遂行へ強力な体制を作れ』（読売社説）

『福田首相辞意　空白抑え強力な政権を　党利党略超えた政治に戻せ』（産経社説）

『解散戦略描けず行き詰まった福田政権』（日経社説）

いやあ、フクダ首相、やっといい仕事をしました。フクダ政権最高の仕事！（本当なら約１１ヶ月前にやってほしかった（笑））、タイミングの妙でオザワンへの嫌がらせばっちり、オザワンは苦虫をかみつぶしていることでしょう。

サヨクの方々も、フクダの首を取った、という構えですね。「姫井の乱（笑）」とやらで新党が間抜けな姿をさらけ出し、フクダ首相の進退窮まった、という方も多いようです。今回ばかりはサヨクの方々と呉越同舟で一緒に乾杯かな（苦笑）

さて、それはともかく、各紙社説を読み比べてみましょう。似たようなものになるかと思っていましたが、やはりカラーは隠せません。特に、今回は夕べ21:30頃発表になって慌てて書いたのでしょうから、書き慣れたスタイルになるのでしょう。

毎日・朝日は「政権投げ出し」「解散総選挙せよ」など、誰もが予想した平々凡々たるつまらん主張。でも、ひたすら罵倒しているので読んで笑えるかも、さすがアジビラだの変態だの言われる「新聞」ですね。せっかく中共サマの僕たるフクダ政権を応援していたのに、潰れたことへの恨み辛み、かわいさ余って憎さ百倍（笑）

読売は「政治空白を作るな」という主張。新政権を早く作って落ち着け、と。解散総選挙の主張はありません。まあ、それは一つの見解かな。

産経は混乱気味。前半で「無責任な政権投げ出し」と書きながら文末で「首相は…新たな陣容による懸案の解決を求めた。それを無にしてはなるまい」と何となく持ち上げる。まあ、この微妙な気分、わからんではありませんが…

おまけで日経も。おとなしい社説ですが、要は解散総選挙せよ、ということ。他紙に比べて面白みに欠けるので"chui"！