「都知事ごとき」が不敬千万な!
『「宮内庁ごときが決める問題ではない」石原知事が反発 五輪招致 皇太子さまご協力問題』(産経)
私は石原知事消極支持ですが、これは酷いですね。「宮内庁ごときが」などと、「都知事ごときが」言うべきではないのは明らか。またずいぶん偉そうなことで。
五輪が政治的なものかどうか、北京五輪を考えれば明らか。まさか、そんなこと石原閣下ともあろうものがわからないはずもない。五輪招致が国運のかかった問題?そんなこと、誰も思っていないでしょ。五輪が来れば国威発揚?まるでどっかの国みたいですね。
皇室の政治利用は厳禁のはず。政治利用したらどうなるか。両陛下の「北京訪中のくびき」を、まさか石原閣下がご存じないはずもない。
宮内庁には、断固皇室を護って頂くよう、強くお願いします。
(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧ください)
2016年の夏季五輪開催を目指す東京都の石原慎太郎知事が皇太子さまに招致活動へのご協力を求めていることについて、宮内庁の野村一成東宮大夫は4日の定例記者会見で「招致活動の段階からかかわることは難しい」と述べ、実現は困難であるとの見通しを示した。
これに対し、石原知事は4日、訪問先の小笠原諸島・父島で記者団に「宮内庁ごときが決めるべきことではない」と反発。そのうえで「(五輪招致は)ある意味では国運のかかった問題なのだから、政府が正式に(皇太子さまに)申し込んだら別の話になると思う」と述べた。
石原知事は東京五輪の招致活動で「旗頭がほしい」として皇太子さまにご協力を求める考えを示しており、1日には福田康夫首相と会談して政府に正式にご協力を要請し、森喜朗元首相が今月の皇太子さまのご公務に同席する際の感触をふまえ、政府に動いてもらうとしていた。
野村東宮大夫は「招致活動には政治的な要素が強いこともあるし、すでに決まった式典に出席されるのとは違う話だ。いずれにしても政府内で詰めることが先決」などと述べた。
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コメント
これには正直、失望しました。
確かに皇族外交を宮内庁が牛耳ることがあるとすれば問題だと思います。しかしこれは「東京五輪招致」という言わば石原氏の「ライフワーク」に皇族方を巻き込もうという発想でしょう。国威発揚のために五輪招致をするという思考方法そのものが、まさに日頃石原氏が批判する「どっかの国」と一緒のレベルです。「都知事」という小国の元首なみの地位に居続けて感覚が麻痺したのか、それとも石原氏といえど「老い」てしまったのか。
投稿: 三四郎 | 2008年7月 5日 (土) 15時33分
三四郎さま
>「東京五輪招致」という言わば石原氏の「ライフワーク」に
>皇族方を巻き込もうという発想
そうそう、私事に近いですね。
>国威発揚のために五輪招致をするという思考方法…
>「どっかの国」と一緒のレベル
まさに。許せない信じがたい話です。
投稿: 練馬のんべ | 2008年7月 5日 (土) 17時43分
三四郎さんの仰るように、五輪誘致の為に硬質の方々を政治利用すると言うのなら、彼の「老い」を感じざるを得ませんね、正に「駿馬も老いれば、駑馬にも劣る」事に成りかねない。
大体、アフリカと南米では未だ五輪は開催されていないのです、五輪開催にかかる経費を負担する経済力の問題が是まであったから、一概に非難は出来ないが、アマチュアスポーツの祭典だった五輪が著しく商業化し、プロ化した背景には、スポーツの最高の栄誉と持ち上げた挙げ句、ショー化してきた先進国のビジネス的な姿勢が原因していると思う。
唯の見せ物と化したスポーツの祭典で、もし、八百長なんかが発覚するなら、忽ちの内にオリンピックは衰退するだろう事は論を俟たないが、五輪のもぅ一つの面である国威発揚に絡めて、既に米国やソ連が、、祭典の信頼を貶めるような真似を、特に採点で優劣を付ける競技で過去にやっている、今回の北京五輪はその傾向が更に深くなるのは開催する前から分かり切っている、既にサッカーで其れは証明されて居る。
こんな五輪開催に血道を上げる理由が判らない、東京を称揚するに、期待される効果の大きさの割に、金のかからないイベントであることは認めるが、五輪関係団体自体の腐敗から、何かと金を毟られるネタを提供したダケに終わるのではないかと危惧する次第。
しかも、皇太子殿下に行啓頂いて、共産シナやIOCにゴマをするなんて、以ての外の様に感じます。
投稿: ナポレオン・ソロ | 2008年7月 8日 (火) 13時02分
ナポレオン・ソロさま
>五輪関係団体自体の腐敗から、何かと金を毟られるネタを
>提供したダケに終わるのではないかと
まさに(笑)
>皇太子殿下に行啓頂いて、共産シナやIOCに
>ゴマをするなんて、以ての外
許し難い暴挙としか、表現できませんね。
投稿: 練馬のんべ | 2008年7月 8日 (火) 21時49分