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2008年7月27日 (日)

中共政府の辞書に「矛盾」はない(笑)

五輪呼称「中国台北」に反発』(NHK)

Taioankia4 「中華台北」なんておかしな表現はやめて、当然「台湾」にすべきです。でも、それは中共が認めるはずないからこれは妥協の産物ですが、どさくさに紛れて「中国台北」とは、さすが中共政府。台湾の反発も当然至極です。もうボイコットするしかないでしょう。

選手の安全のためにも、それを口実に各国も選手団を派遣しない、というのはどうでしょ。多くの選手は日本で合宿しているのだから「日本裏五輪」でもどうですか。まあ、それはもはや夢に過ぎません。選手達が元気に生きて帰ってくることを祈るのみです。

ところでこの記事で笑えたのは『中国政府は、国内のメディアに呼び方を強制することはできないとして容認』というところ。少し前、産経新聞が中国批判をしたのに対し、中共政府の偉いさんが日本の政治家に、中国批判をやめさせてくれ、中国では新聞を党が指導している、と話して、世界の失笑を買ったことがありました。ひょっとして、中共はわずかな間に民主化したのでしょうか(笑)

いつものことながら、「矛盾」という言葉は中共からは消えてしまったらしい。

もちろん「矛盾」は古代シナの『韓非子』の一篇、漢文の教科書に出ていましたね。たまにはお勉強をしましょ(笑)

『楚人に盾(たて)と矛(ほこ)とを鬻(ひさ)ぐ者あり。これを誉めて曰く、「わが盾の堅き、よく陥(とほ)すなきなり。」と。また、その矛を誉めて曰く、「わが矛の利(と)き、物に於いて陥さざるなきなり。」と。あるひと曰く、「子の矛をもつて、子の盾を陥さばいかん。」と。その人応(こた)ふること能(あた)はざりき。』

古代シナ人では矛盾を指摘されると黙りました。楚人は素朴だったのかな。現代の中共政府なら逆ギレ確実です(笑)

(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧ください)

中国大陸のメディアがオリンピックでの台湾代表の呼び方を中台間での取り決めとは異なる「中国台北」と表記したことについて、台湾当局は「台湾を中国の一部のように扱っている」として、参加を取りやめることも辞さないと反発を強めています。

オリンピックでの台湾代表の呼び方については、中国と台湾との間で、英語では「チャイニーズ・タイペイ」、中国語では「中華台北」とすることで1989年に合意しています。しかし、今回のオリンピック報道の中で、中国大陸のメディアが「中国台北」と表記したことから、台湾側は「台湾を中国の一部のように扱っている」として反発を強めている一方、中国政府は、国内のメディアに呼び方を強制することはできないとして容認する姿勢を示しています。これについて、台湾の行政院体育委員会トップの戴遐齢主任委員は24日、台湾の報道陣に対し「もし北京当局がオリンピック期間中に『中国台北』という名称を使えば参加を取りやめることも辞さない」と述べ、中国側を激しくけん制しました。台湾当局は、聖火リレーでも、当初発表された台湾から香港・マカオを経由して中国本土に入るルートを「台湾を国内扱いしようとするものだ」として拒否しており、北京オリンピックでの台湾の扱われ方に神経をとがらせています。

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