平仮名地名の濫発に反対

『県名：「とちぎ県」はいかが　自民・岩崎県議提案、「影の薄さ」返上？？？』（毎日）

うーん…ばかなことを本気で考えているのでしょうか…なんでもひらがなにすればいい、という発想、いつの話ですか。目立つだけならローマ字で「ＴＯＣＨＩＧＩ＿ＫＥＮ」とか、有名な地名を並べて、「栃木日光那須足利宇都宮県」とでもしたらどうですか（怒）。

ひらがなの情けない地名と言えば、県庁所在地で埼玉県さいたま市が有名ですが（昔、大宮市民だった私としてはまことに腹立たしい…大宮亡命市役所、応援してます！）、とちぎ県栃木市（県庁所在地ではないが…）、というのも見たくありません。

地名で遊ぶべきではありません。地名は意味のあるものです。とちぎ県など、目先面白いかも知れませんが、ちょっとしたら情けない地名と蔑まれること請け合いです。

以下余談。（報道がいいかげんなことを書いていない、という前提で書きます）「アンテナショップは財政的な負担が大きくネットの仮想店舗」、などという議論がなされたそうですが、小学校の学級会以下の議論です。せめて多くの事例を調べて発言したほうがいいですね。武蔵野市が多くの姉妹都市の産品を集めた「麦わら帽子」など、コストは少なく効果を結構上げています、結構いいもの置いてますよ。先日葦原屋さんにコメント頂いた遠野市の暮坪蕪も季節によってはあるので楽しみ。大学と組んだ三浦市の取り組みも面白いですね、ぜひ今度見てこようと思っています。

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　県名をひらがなの「とちぎ県」にしたらどうか。６日の６月定例県議会で岩崎信議員（自民）が提案した。民間の地域ブランドランキングで全国最下位になったこともある「影の薄い県」を返上するためのイメージアップ戦略だが、福田富一知事は「法律的に可能か検討したい」と述べるにとどめた。
　総務省によると、都道府県名を変更するためには住民投票で過半数の賛成を経て、国会での議決が必要とハードルは高い。
　また、岩崎議員は県の物産品を販売するアンテナショップを東京に出店することも提案。福田知事はアンテナショップは財政的な負担が大きいことから、インターネットを利用した「バーチャルショップ」の設置を検討していると述べた。