ＤＶ法被害ってすごい…

昨日、「DV防止法犠牲家族支援の会の集会」に出席しました。講師は小菅さんと野牧さん。

まことに有益な会でした。ＤＶ防止法って、そこまですさまじい法律、人権擁護法案並だったとは…いささかのんべの認識が甘かったこと、認めざるえません。

有益ではあっても、聞いて気分悪いこと極まりありません。講師のせいではなく、法律と悪用者のせいですが…おかげで帰宅途中そば屋で飲んだ酒が増えてしまいました…あ、それはウソ、つい１本余計に頼んだのは、肴にした「桜海老のかき揚げ」がやたら美味かったせいでした（笑）（＠この店）

閑話休題。もの知らんのんべとしては、まずは条文を見てみましょう。

例えば「保護命令」について。

第十条　被害者が更なる配偶者からの暴力によりその生命又は身体に重大な危害を受けるおそれが大きいときは、裁判所は、被害者の申立てにより、その生命又は身体に危害が加えられることを防止するため、当該配偶者に対し、次の各号に掲げる事項を命ずるものとする。ただし、第二号に掲げる事項については、申立ての時において被害者及び当該配偶者が生活の本拠を共にする場合に限る。

一　命令の効力が生じた日から起算して六月間、被害者の住居（当該配偶者と共に生活の本拠としている住居を除く。以下この号において同じ。）その他の場所において被害者の身辺につきまとい、又は被害者の住居、勤務先その他その通常所在する場所の付近をはいかいすることを禁止すること。

二　命令の効力が生じた日から起算して二週間、被害者と共に生活の本拠としている住居から退去すること。

第二十九条　保護命令に違反した者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。

第三十条　第十二条第一項の規定により記載すべき事項について虚偽の記載のある申立書により保護命令の申立てをした者は、十万円以下の過料に処する。

「被害者の申立て」があれば保護命令を出さねばならない。「申立て」には証拠もなにもいらない。要するにウソでも何でも書けばいいわけです。ウソが仮にばれたとしても、わずか１０万円以下の過料、刑事罰でなく行政処分に過ぎません（と、昨日教わった…科料なら刑法上の刑罰）。でも、いい加減極まりない「保護命令」（家から追い出される！）に違反すると、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金。

要するに、奥さんが旦那さんを追い出すつもりになったら簡単にできますよ、というわけです。言い換えれば、男を去勢し家庭を崩壊させるための法律です。男女平等といいながら、逆に適用されたは１例しかないようです。

痴漢冤罪、セクハラ冤罪と同じ構図。「痴漢された」「セクハラされた」と言いさえすれば男を逮捕できるのと同じです。そして、冤罪を救う道は非常に細く険しい。

でも、女性にとってはいい法律？とんでもない。これ以上書くのは神経が持ちませんので、あとは詳しい方のＨＰを見て下さい。また気持ち悪くなったので、今日はここまでにしておきます。

両講師のホームページ

のまりんの資料棚（野牧さん）

内外地理研究会（小菅さん）

ＤＶ法被害者の方のページ

ＤＶ法による家族崩壊との戦い