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2008年4月10日 (木)

聖火の如く迷走する朝日ル社説(笑)

聖火リレー―中国が試されている』(朝日社説)

聖火リレー混乱 解決には対話しかない』(読売社説)

聖火リレー 対話重視の願い北京に届け』(毎日社説)

北京聖火リレー 五輪精神に基づく解決を』(産経社説4/8)

Bandeau_gb 産経以外は4/9の社説です。読売、産経だけでなく毎日ですらほぼ同じスタンスで、聖火リレーへの暴力には反対するが、その事態を招いたのは中共政府の無茶苦茶、ということです。それぞれ表現は違いますが、ごく当たり前の社説です。

それに比べ、やっぱり朝日は断然笑えます。何を言っているのか私にはわかりません。ちょっと引用してみましょう。

『五輪を開くことは、開催国のありのままの姿が世界にさらされ、試されることでもある。』

序文はこれ。うん、大いに賛成。

『北京五輪の開催を盛り上げる聖火リレーに対する妨害が、激しさを増している。中国のチベット政策に抗議し、世界に訴えようというのである。
 ロンドンでは、聖火リレーを阻止しようとする人たちが、沿道から次々に飛び出した。それをかわしながら聖火ランナーや警備陣が走る姿は、ラグビーの試合を見るようだった。』

そうそう。

Tibet_flag 『チベット政策が国際社会でどう受け止められているのか。中国は「ダライ・ラマ派の策動」と切って捨てるのではなく、現実に向かい合うべきだ。』

この「現実に向かい合う」というのはなんとも微妙な表現ですね。どうにでも解釈可能です。

『心配なのは、中国国内の反応である。聖火リレーへの妨害が報じられるたびに、反発が広がっているようだ。妨害行動を沿道の各国が放置しているような印象を与えれば、中国人のナショナリズムをあおることにもなりかねない。』

要するに、妨害活動など一切するな、という言論の自由への封殺でしょうか?

『五輪は政治とは切り離せないが、成功させるためには、政治に引きずり回されないようにする知恵が必要だ。それは開催国にも国際社会にも求められている。』

開催国にどんな「知恵」?人権弾圧を隠す「知恵」でしょうか?普通、人権弾圧をやめろ、とか言いそうなものなのに、なんでこんなところに「知恵」が?で、国際社会にはどんな「知恵」があるのでしょうね(笑)

『聖火はこれから北南米、アフリカ、中東、オーストラリアを経て、日本にも回ってくる。聖火をどのように迎えるか、ひとごとではない。』

世界に負けないように、抗議活動を煽っているのかな(笑)

というわけで、何が言いたいのか、よくわかりません。

ちょっと邪推してみましょうか。「中共サマのイベントに各国が邪魔するとは無礼千万、下がれおろー!」と直接書くと世界中から嗤われるのがさすがに判ってきたので、どう書いたらいいか大混乱している、というところでは(笑)

(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧ください)

『聖火リレー―中国が試されている』(朝日社説)

 五輪を開くことは、開催国のありのままの姿が世界にさらされ、試されることでもある。

 世界各地からの選手団や数百万人もの観光客を受け入れる十分な態勢があるのか。交通や住民の生活をまひさせることなく、円滑に大会を運営できるのか。その国の都市づくりや社会のあり方にまで目が向けられる。そこには当然、人権や民族問題も含まれる。

 北京五輪の開催を盛り上げる聖火リレーに対する妨害が、激しさを増している。中国のチベット政策に抗議し、世界に訴えようというのである。

 ロンドンでは、聖火リレーを阻止しようとする人たちが、沿道から次々に飛び出した。それをかわしながら聖火ランナーや警備陣が走る姿は、ラグビーの試合を見るようだった。

 続くパリでも国家元首並みに3千人の警備態勢を敷いたが、相次ぐ妨害で聖火をバスに乗せて移動せざるをえない場面さえあった。

 抗議行動にはチベット人や人権団体が目立ったが、応援する市民の姿もあった。欧州には移民や難民のチベット人もいて、英国のように歴史的にかかわりの深い国もある。人権問題に敏感なことに加え、そうしたことがチベットに関心を向ける理由となっているのだろう。

 チベット政策が国際社会でどう受け止められているのか。中国は「ダライ・ラマ派の策動」と切って捨てるのではなく、現実に向かい合うべきだ。

 中国はスポーツの祭典は政治と切り離すべきだといいたいだろうが、現実にはそうはいかない。

 そもそも聖火リレーは1936年のベルリン五輪から始まった。ナチスの宣伝だった面は否めない。五輪の開催だけでなく、世界を回る聖火リレーにも開催国の威信がかかっている。

 各国は大がかりな警備の態勢を整える一方で、フランスでは聖火の周辺にローラースケート隊を配備するなどソフトな演出を試みた。暴力は許さないが、聖火を守るのと同じように言論の自由も尊重する、というメッセージだろう。

 心配なのは、中国国内の反応である。聖火リレーへの妨害が報じられるたびに、反発が広がっているようだ。妨害行動を沿道の各国が放置しているような印象を与えれば、中国人のナショナリズムをあおることにもなりかねない。

 五輪は政治とは切り離せないが、成功させるためには、政治に引きずり回されないようにする知恵が必要だ。それは開催国にも国際社会にも求められている。

 聖火はこれから北南米、アフリカ、中東、オーストラリアを経て、日本にも回ってくる。聖火をどのように迎えるか、ひとごとではない。

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『聖火リレー混乱 解決には対話しかない』(読売社説)
 北京五輪の聖火リレーが大荒れ状態だ。

 中国政府のチベット弾圧に抗議する行動は、今後さらにエスカレートする恐れが強まっている。

 平和の祭典・五輪を平和裏に開催するためにも、中国政府は速やかにチベット亡命政府側との話し合いを始めるべきだ。

 聖火リレーは今月1日に始まった。ロンドンとパリでは、亡命チベット人グループや人権団体活動家らが聖火を奪い取ろうとし、ランナーの行く手を実力で阻むなど手荒な行動に出ている。

 抗議するにも、こんな強引なやり方では共感を得られまい。

 聖火リレーは9日には米サンフランシスコに移る。東南アジアなどを経て、26日には長野市でも行われる。混乱を招かないよう、万全の対策を講じる必要がある。

 スポーツの祭典である五輪にそぐわない、異様な事態を招いた原因は、中国政府の側にある。

 ブッシュ米大統領は先月、中国の胡錦濤・国家主席と電話会談した。その際、チベット情勢に懸念を表明し、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世と「実質的な対話」に入るように促した。

 しかし、胡主席は、チベットのデモ騒動が「あからさまな暴力的犯罪行為だった」として、武力制圧を正当化した。

 チベットが求めているのは「高度な自治」であって、独立ではない。だが、断続的に行われてきた中国政府と亡命政府との話し合いは昨年以降、中断したままだ。

 チベット自治区ラサや周辺地域でのデモ騒動は続いている。中国政府が前向きな対応を何もしなければ、北京五輪にも深刻な影を落とすことになる。

 すでにドイツ、ポーランド、チェコ、エストニア、ブラジルなどの大統領や首相が8月8日の開会式への欠席を表明した。

 中国内では、若者を中心に、開会式参加拒否など反五輪の動きに抗議するネット署名が220万人以上集まるなど、愛国主義的な民族感情が高まっている。

 この怒りが、中央政府に対する批判に向かえば、中国社会そのものが混乱に陥りかねない。

 ダライ・ラマは北京五輪の開催を支持するとともに、聖火リレーへの妨害行為を非難している。中国政府との対話にも応じる姿勢を強調している。

 福田首相は5月に来日予定の胡錦濤主席と会談する。日本政府もチベットの安定と北京五輪の無事開催に向け、積極的な対中外交を展開する機会にすべきだ。

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『聖火リレー 対話重視の願い北京に届け』(毎日社説)

 開幕まで4カ月を切った北京五輪の聖火リレーが始まったが、各地で妨害や抗議が相次ぎ、聖火は嵐の中で炎を揺らしている。

 3月24日、ギリシャ・オリンピア遺跡で古式にのっとり採火された聖火は31日に北京入りし、その後、五大陸21都市と中国本土をめぐる130日間、13万7000キロの旅に出た。

 しかし、採火式の最中からいきなり妨害の先制パンチを浴びた聖火は、行く先々で中国当局のチベット暴動への対応に抗議する亡命チベット人やその支援者、人権活動家らの激しい妨害に遭っている。

 4年後に夏季五輪が開かれるロンドンでは6日、トーチを奪い取ろうとした男性ら35人の逮捕者を出した。翌7日のパリでもスタート直後から妨害に遭い、3回にわたって聖火が消え、リレーは途中で打ち切られる事態となった。

 次の訪問地、サンフランシスコでも市議会は「警戒と抗議をもって聖火を迎える」と決議したことが伝えられており、ロンドン、パリを上回る妨害や抗議活動が予想される。

 北京五輪を「躍進する中国」を世界にアピールする機会ととらえ、聖火リレーをその先導役として期待していた中国だったが、現実は、聖火リレーが中国に対する抗議活動の標的にされた感が強い。

 平和の祭典を象徴する聖火が、通過各国からこれほど手荒く迎えられるのは前代未聞の事態といえる。

 中国政府は聖火が通過する国々の大使館を通じて聖火リレーの万全の警備を各国に要請している。26日に長野で聖火リレーが行われる日本も同様だ。

 長野県警には細心の注意を払った警備を求めたい。だが、表現の自由は尊重されなければならない。暴力を伴わない限り、北京五輪に反対する主張も規制すべきではない。気に入らない意見を力で封殺するような「万全な警備」は民主国家ではできない相談だ。

 聖火リレーが無事に五大陸を回ることができるかどうかのカギを握っているのは、通過各国の警備ではなく、中国政府の姿勢にあることを自覚してもらわなければならない。

 チベット人をはじめ国内の少数民族に対する高圧的な姿勢に国際社会は反発している。そうした声に真剣に耳を傾けない限り、聖火リレーを標的にした妨害活動は今後も続くだろう。

 胡錦濤国家主席が提起する「調和社会」の建設は、日本を含む国際社会も歓迎するところだ。まずは「調和」の精神に基づき、目に見える形でチベットの人たちとの対話を進めてもらいたい。ダライ・ラマ14世を北京五輪の開会式に招待するという私たちの提案もその一環となるだろう。

 全世界が北京五輪の開催を喜び合える環境を作り上げるのは、他ならぬ中国政府の責任である。

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『北京聖火リレー 五輪精神に基づく解決を』(産経社説4/8)

 中国政府のチベット抑圧をアピールしようと、北京五輪の聖火リレーを舞台にした抗議行動が世界各国で続いている。五輪という「平和の祭典」の行事がこのような非難を浴びるのは異常事態だ。中国は国際世論にもっと耳を傾ける必要がある。

 ロンドンで6日行われた聖火リレーでは、英国内や欧州各国の亡命チベット人ら約1000人が結集し、リレー走者から聖火を奪い取ろうとする場面もあった。

 7日のパリでは市庁舎に「世界各地の人権を擁護する」との横断幕が掲げられた。9日に予定される米サンフランシスコでは、市議会が前もって「警戒と抗議をもって(聖火を)迎える」との決議を採択している。

 一部の人権活動家だけでなく、一般市民の間にも抗議の輪が広がっている理由は明白だ。一連のチベット騒乱と強権的な対応についての中国政府の説明に、国際社会が納得していない。チベット亡命政府の長であるダライ・ラマ14世からの「対話」呼びかけにも応じない中国の姿勢に疑問を感じるからである。

 暴力を伴う五輪妨害行為は容認できない。しかし、民主社会の根幹である「言論の自由」を武力で封殺することもまた、許されない。五輪が政治に介入すべきではないとの原則を強調する国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長も「暴力的でない限り、抗議行動を尊重する」との立場だ。

 今回の抗議行動は、チベット問題を世界中に提起する結果をもたらした。しかし、聖火リレーをめぐる抗議行動が今後過激化したり、中国側が弾圧を強めたりする最悪のシナリオは回避したい。事態収拾のカギを握るのは、やはり、開催国とIOCだろう。

 オリンピックが最も重視する理念は「人権」である。そうであるなら、北京五輪を前にチベットで人権抑圧を訴える声が噴出し、多数の死傷者が出ている現実をIOCが直視し、開催国を含む国際社会に解決を訴えることは、政治を超えた、五輪精神にかなう行動ではないか。

 北京五輪開催が決まった2001年のIOC総会(モスクワ)で当時の北京市長は「五輪開催までにあらゆる分野で国際標準化を図る」と述べた。五輪憲章に基づき、国際社会に受け入れられる大会にするとの宣言である。この約束をほごにしてほしくはない。

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コメント

 さすがアサヒる新聞ですねぇ。

 なんと仰るあさひさん
 そんならお前と書き比べ
 向こうのお国の悪事まで
 どちらが先に書き尽くか

 なんてね。

http://tonogodz.blog70.fc2.com/blog-entry-243.html  

投稿: tono | 2008年4月10日 (木) 13時59分

中国が聖火リレーを妨害工良いから守る為に屈強な男数十人を各国に送り込んでいるようです。
「聖火防衛隊」やったかな?
昨日のチャンネル桜でその様子が映っていました。
多分軍の関係者やと思います。

五輪関係ではこんなネタも。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080410/stt0804100109001-n1.htm

投稿: ひろふみ | 2008年4月10日 (木) 16時51分

「妨害工良いから」→「妨害行為から」の変換ミスです。
すみません

投稿: ひろふみ | 2008年4月10日 (木) 16時54分

tonoさま
もしもしアカヒアカヒさん
世界の内でお前だけ
中共の言うことほんとだと
どうしてそんなに騙される

投稿: 練馬のんべ | 2008年4月10日 (木) 23時13分

ひろふみさん
聖火防衛隊、素敵ですねえ。県立地球防衛軍並…(笑)

投稿: 練馬のんべ | 2008年4月10日 (木) 23時14分

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