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2008年4月 9日 (水)

神社での祝辞が宗教活動ねえ…

神社式典での祝辞は違憲…石川・白山市長に公金返還命令』(読売)

今時こんなことを裁判所のしかも高裁が言うのですか。市長が神社のお祭りに祝辞を述べる、くらいは社会通念上常識でしょう。

白山比咩神社といえば、旧・國幣中社の由緒ある神社、全国にある白山神社の総本宮です。地元にとって最も大切な観光地です。宗派に関係なく誰もが来られる場所です。

有名な神社のお祭りに行く。これ、宗教活動に参加する、という意識を持った日本人がどれだけいるでしょうか。(それ以前に神社が宗教か?という問題もありますが、そこまでは立ち入りません)

しかも、公金と言っても運転手の超過勤務手当2,000円に過ぎません。無意味な「違憲」という言葉を述べるためのきっかけにするためだけの「ためにする」訴訟です。こんな訴訟を起こせる「男性」はよほど暇なのでしょうね。いわゆる「プロ市民」って奴らなんだろうなあ…いいですねえ。

普通、この手の裁判は一審で左巻き裁判官が非常識な判決を下しても、二審で常識的な判決がなされます。ところが今回はその逆。酷い話ですねえ…世も末だ…

(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧ください)

 石川県白山市の角(かど)光雄市長が公用車で神社の記念式典に出席したのは憲法の政教分離原則に違反するとして、同市内の男性が市長を相手取り、公金の返還を求めた訴訟の控訴審判決が7日、名古屋高裁金沢支部であった。

 渡辺修明裁判長は「式典で祝辞を述べたのは、憲法が禁止する宗教的活動にあたり、公金支出は違法」として、1審・金沢地裁判決を変更し、公用車を運転した職員の時間外勤務手当2000円の返還を角市長に命じた。

 判決によると、角市長は2005年6月、市の職員を伴い、白山市にある白山比(ひ)め神社の大祭の記念式典会場に公用車で出席し、祝辞を述べた。(白山比めの「め」は口ヘンに「羊」)

 渡辺裁判長は「大祭は宗教上の祭事であり、宗教活動であることは明らか」と指摘。公用車を運転した職員の時間外手当のうち、会場までの往復と待機時間にかかった費用を、違法な公金支出と認定した。

 同市の林俊明総務部長は「判決内容を見てから、対応する」とコメントした。

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コメント

よく拝読させていただいてます。
地元の話題でしたので初めてコメントを差し上げます。左巻きの多さには辟易しますね。
地元紙北國新聞の社説を記事にしましたので、お暇なときにご一読ください。地方紙に珍しくマトモなので、いつも安心して読めます。
TBははねられましたのでURLは↓
http://blogs.yahoo.co.jp/obara1999/52716063.html
お邪魔いたしました。

投稿: おばりん | 2008年4月10日 (木) 00時45分

 白山ヒメ神社は、私の遠い祖先が初代の神主をやった処と記録にありますので、なんか他人事ではないように感じました。

 先ず、裁判官の程度の低さにガッカリさせられますね。

 そも、日本は皇国です、皇国とは、日本列島そのものを天地社稷の百八十神、つまり、森羅万象を神の住処と見立てて、司祭足るスメラミコトが、年々歳々のご加護幸わいに御礼を捧げる国ということですが、これはスメラミコトが祭祀に専念する限り、固定した儀式に過ぎないし、元になるモノも単なる和合を求めるメッセージでしかない。

 宗教だと云うのなら何らかの制限や禁忌を、一挙手一投足まで厳しく決められた儀典の中以外の場で、周囲に強要する部分が有るはずでしょう、例えば、生活や習慣に干渉する、他宗教の教えを排除し忠誠を誓わせる、それこそ、信教の自由を侵害する全体主義的なモノとして非難糾合されるべきだが、一体、戦後の神道にそのような性格があっただろうか。
 
 国家神道は、無害な古神道を宗教に昇華させて、15年戦争を戦い抜く上で必要だった全体主義的社会維持の精神的脊柱にしようとの企てだった、と思います。

投稿: ナポレオン・ソロ | 2008年4月10日 (木) 06時34分

おばりんさま
ご訪問頂き有り難うございます。TBについてはココログの調子が悪いようで申し訳ありません。
記事拝見しました。北國新聞の社説、実にまともですね。朝日ル新聞などは救いようがないからどうでもいいけど、産経も北國新聞の爪の垢でも煎じて飲んだらいいかも。

投稿: 練馬のんべ | 2008年4月10日 (木) 10時03分

ナポレオン・ソロさま
裁判官は未だに「神道指令」を遵守しているのでしょうね。日本の政教分離、つまり日本国憲法は、神道、そして日本の伝統と文化を破壊するのが使命なのでしょう。

投稿: 練馬のんべ | 2008年4月10日 (木) 10時06分

 これは伝統文化の破壊工作だよねぇ。
 TB蹴られそうなので取りあえずURLを↓
http://tonogodz.blog70.fc2.com/blog-entry-244.html

投稿: tono | 2008年4月10日 (木) 17時45分

tonoさま
その通りですね。GHQによる捏造憲法の精神に忠実に従ったもの、とも言えますが…(怒)

投稿: 練馬のんべ | 2008年4月11日 (金) 07時12分

 神社が違憲なら、創価学会と公明党は、間違いなく違憲だよね

投稿: うらら | 2008年4月13日 (日) 16時40分

うららさん
政教分離原則は
『国家は宗教そのものに干渉すべきではないとする国家の非宗教性ないし宗教的中立性の原則。国教分離の原則ともいう。』
ということなので、宗教は政治に干渉するのはかまわないそうです。
しかし、憲法以前の問題として、政治に宗教が干渉し始めると宗教の体をなさなくなります。
また、宗教が政治に干渉した結果、政治が宗教に対しなんらかの不当な権利を与えてしまうことになるだろう、と容易に推測がつきます。そうなった瞬間にアウトですね。
創価学会の会合に公明党の議員が一切祝辞を述べたりしていない、というのならいいですが、選挙活動を学会の会館でやっている以上、それはあり得ないでしょうねえ…

投稿: 練馬のんべ | 2008年4月13日 (日) 17時26分

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受信: 2008年4月 9日 (水) 12時54分

» 「白山市長『違憲』判決」 北国新聞社説 20080409朝刊 [おばりんの写真日記]
=== おちおち祝辞も述べられぬ === {{{  白山市の角光雄市長が白山比〓神社二千百年祭の奉賛会発会式に出席し、祝辞を述べたのは違憲と結論づけた名高裁金沢支部判決は、政教分離の原理原則を厳格に適用したとは言え、市長の行為が「特定宗教の援助、助長、促進になる」と指摘されれば違和感を覚える住民も少なくないはずだ。政教分離をここまで狭く解釈されれば、首長は同様の会合でおちおち祝辞も述べられないことになる。  司法の判断と一般の人が抱く常識や感覚はときにずれが生じることがあるが、習俗や儀..... [続きを読む]

受信: 2008年4月10日 (木) 00時40分

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