福岡に泥棒を呼ぶ東アジア共通ICカード
『日中韓で使えるIC乗車券、実験都市に福岡市(08/03/22)』(日経)
前にも当ブログでは日中韓共通ICカードには大反対しています(例えばこの記事)が、ついに社会実験されるようです。
『実用化すれば、中国、韓国からの旅行者の増加につながるとみられる』
『「実用化で個人旅行者を中心にリピーターが増え、地域経済の活性化につながる」』
はあ?例えば普通の韓国人が「私のICカード、福岡でも使えるから福岡に行こうっと!」と思うのでしょうか?あり得ないと思いますが…『インチキカードを日本で売りつけて一儲けしよう』と思う連中が増えるだけでしょう。
要するに泥棒や不法入国者を増加させる効果は大いに期待どころか確実です(怒)
また、どこかの国でセキュリティが破られたら、すべての国で共倒れになります、そのあげくなぜか日本に謝罪と賠償を求められるのがオチ。
もちろん、人民解放軍が日本を狙うときはまず共通ICカードのシステムを混乱させるでしょう。日本のインフラを人質に差し出すようなものです。
地域の経済と安全を崩壊させようとする国土交通省。官僚が悪いのか、大臣が悪いのか…いずれにせよ、このような社会実験は即座に取りやめるべきです。
(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧ください)
国土交通省は世界初の国際IC乗車券の実験都市として、福岡市を選定した。2009年度以降の実用化に向けて、日本、中国、韓国の3カ国で、規格の異なる改札機にIC乗車券が対応するかどうかを調べる。実験都市はそのほかソウル、シンガポール、香港など5―6都市。
24日に発表する「IC乗車券等国際相互利用促進方策検討委員会の最終報告」に盛り込む。4月以降にIC乗車券を製造、今秋をメドに駅で公開実験する。「福岡市は交通網が整っている上、アジアの玄関口として民間企業も様々な取り組みに積極的」(国交省)として選定した。
福岡市では西日本鉄道が5月中旬に導入する「nimoca(ニモカ)」のサービス網を活用する。そのほか関西地区や広島県などでの実験を検討している。
アジアで流通しているIC乗車券は大きく2種類あり、日本・香港・シンガポールと、ソウルでは異なる。そのため、二規格の通信方式や基本ソフト(OS)に対応するIC乗車券を開発する。これにより既存の改札機を活用したサービスの提供が可能になる。実証実験を経て09年度以降実用化する。
委員会は07年9月、観光立国を目指す政策の一環として発足した。旅行者が一枚のIC乗車券で航空機や飛行機、バス、宿泊施設、飲食店などの支払いができる仕組みを構築して利便性を高め、旅行者を増やす狙い。「実用化で個人旅行者を中心にリピーターが増え、地域経済の活性化につながる」(国交省)という。
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コメント
東アジア共通ICカードの実験をする前に日本国内のICカードを相互利用するべきです。まだ、ICカードを導入してない沖縄モノレール、Suica,PASMO,ICOCA,PiTaPa,TOICA,Kitca,Sugoca,SAPICA,PASPY,nimoca,はやかけん,スマートカード,LuLuca,,Iruca,CI-CA,NicoPa,Hareca,itappy,Rapicaなどで相互利用をできるようにした方がメリットがあると思います。東アジア共通ICカードは何かが起きれば共倒れになるので反対です
投稿: 552 | 2008年12月17日 (水) 16時03分
552さま
仰せの通りと思います。先日、大阪市営地下鉄でsuicaを使おうとしたらだめでした。大阪のイコカで東京の民鉄もだめらしい。そっちを使えるようにするのが先と思います。
投稿: 練馬のんべ | 2008年12月17日 (水) 20時31分