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2008年2月25日 (月)

悪魔の2法案に反対する読売社説に敬服

外国人参政権 国のあり方を政争の具にするな』(2月23日付・読売社説)

昨日は毎日、今日は朝日の酷い社説を記事にしましたが、ここまでくると怒るより呆れますね。読者の皆様を気分悪くさせてしまったらまことに申し訳ありません。そこで口直しに読売の社説を取り上げます。

この外国人参政権を一刀両断した読売社説は実に真っ当です。2月18日には人権擁護法の問題点を明白に記述しました。この悪魔の2法案に対する態度はお見事、敬服の一語です。

ときどきジイサマの毒に中ったのか変なことを書くこともあるけど、概してまともな新聞ですね。今後も老害中毒には気をつけて真っ当な新聞であり続けてほしいと思います。

(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧ください)

 永住外国人への地方参政権付与という、すでに決着したはずの問題が、なぜ、こうも繰り返し、蒸し返されるのか。

 韓国を訪問した民主党の小沢代表が李明博次期大統領と会談し、「もたもたしているのは非常に遺憾だ。実現できるよう努力したい」と述べ、法案の早期の国会提出、成立に強い意欲を示した。

 だが、憲法の規定や、国のあり方という基本的な観点から見て、たとえ地方であっても、外国人に参政権を認めることはできない。

 1995年の最高裁判決は、憲法15条の公務員を選定・罷免する権利は、日本国籍を持つ「日本国民」にある、と明示した。地方自治体の首長や議員を選ぶ「住民」も「日本国民」としている。

 憲法は、地方も含め、外国人の参政権を明確に否定している。地方自治も憲法に基づく秩序の一環だ。憲法に反することは許されない。

 地方自治体は、住民の権利・義務の規制や、罰則を含む条例の制定など、国と類似した「公権力」の行使を行う。公共サービスだけでなく、国の安全保障や教育内容など、国の基本政策に関する問題にもかかわる。

 武力攻撃事態法や国民保護法は、有事の際の国と自治体の協力を定めている。日本に敵対する国の国籍を持つ永住外国人が選挙権を行使し、国と地方の協力を妨げれば、日本の安全が脅かされる。

 民主党内では、永住外国人への地方参政権付与を推進する議員連盟が発足する一方で、慎重論を唱える議員連盟が設立された。外国人に地方参政権を付与した場合、国の基本を揺るがす恐れがあるという強い懸念があるからだろう。

 地方参政権付与論が蒸し返されるのは、95年の最高裁判決が、傍論部分で、永住外国人への地方参政権付与は憲法上、禁止されておらず、国の立法政策にかかわる問題としているからだ。

 だが、傍論は明らかに本論と矛盾し、法的拘束力もない。傍論を根拠にした地方参政権付与の主張は、無理がある。

 問題なのは、民主党内で、「自民、公明両与党分断の揺さぶりになる」という判断が加わって、地方参政権付与の推進への積極的な動きが出ていることだ。

 地方参政権付与を主張する公明党は既に法案を国会に提出しているが、自民党内に慎重論が強く、たなざらしのままだ。だが、民主党が公明党と同様の法案を提出すれば、公明党は賛成し、自民党も動揺する、と見ているのだろう。

 国のあり方にかかわる問題に政略的な思惑で対処することは、許されない。

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コメント

民主党のような政策は、売国、亡国だと思います。日本人は、骨抜きになった感がありますね。

投稿: 芹田陽子 | 2008年2月26日 (火) 01時47分

先日竹島問題で「韓国、独島が韓国領土である」という決定的な証拠を掴んだ…という記事が韓国の新聞に掲載されたらしいのです。しかも、発表したのは韓国の大学の日本人教授。これだけでも胡散臭さ満載!ネット仲間が簡単に論破されました。それを近いうちにのんべ様のブログに書くべしか、メールで送るべしか迷っています。どっちが良いですか?

投稿: ひろふみ | 2008年2月26日 (火) 03時52分

芹田さま
そうですね。
意表を突いて民主がいきなり
「生活が第一のマニフェストに従い、日本国民の生活を脅かすものは許しません。具体的には以下の通り」
・中国からの食料品輸入全面禁止
・パチンコ三店方式全面禁止
・人権擁護法案/外国人参政権法案絶対反対
などと言い出したら一発で政権とれそうな気もします(笑)

投稿: 練馬のんべ | 2008年2月26日 (火) 06時46分

ひろふみさん
竹島話題のブログ記事に対するコメント、としていただけるとうれしいです。

投稿: 練馬のんべ | 2008年2月26日 (火) 06時48分

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