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2008年2月 8日 (金)

毒餃子は日本を立て直す好機

ギョーザ中毒事件発覚1週間、「食生活見直したい」』(日経)

今回の毒餃子事件、被害に遭われた皆様はまことにお気の毒、お見舞い申し上げます。死者が出なかったことは不幸中の幸いでした。

でも、今回の事件のため、餃子の皮が売れまくっているなど、

・中国産は極力買い控える

・冷凍食品をやめて手作りにする

という動きは間違いありません。これはすばらしいことです。

ついでながら、うちでも昨晩は水餃子でした。皮こそ市販品だけどあとは手作り、まことに美味しい。土日なら皮を手作りするのもまことに楽しいもんです。簡単でっせ。

以前より、多くの有志ブログがシナ食品の危険性を説き、日本の食糧自給率向上を呼びかけていたと思います。世の中では、安いが一番、という風潮がありましたが、今回の事件はその風潮に思い切り氷水をぶっかけ、有志ブログの正しさを証明しました。

シナ産の冷凍食品など信用できるわけがないのは、冷凍野菜残留農薬事件の時に既に明らかになっていたことです。

野菜は嵩高く鮮度の落ちが早いから運送コストが高く、本来は近隣のものが一番安くて良いはず。その運送コストをかけてもシナ産野菜はあれだけ安いというのは異常と思うべきです。

一番いいのは地産地消。少し高くても国産を買いましょう。売れるとなれば農家にやる気が出て、自給率が上がります。農業分野での雇用も増えるでしょう。また、耕地が復活すれば、日本の「自然」も守られます。

国産の農産物を買う運動が、日本を救う第一歩と思います。

PS.農業に限りません。割り箸は間伐材のものを買いましょう、林業を守り「自然」を守る第一歩です。

注.「自然」と「」付にしたのは、農業も林業も本来の自然を破壊活動だから。でも、日本の原風景は原野ではなく、人間が整備した「自然」です。

(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧ください)

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 中国製冷凍ギョーザによる中毒事件の発覚から6日で1週間。「食」への信頼が揺らぎ、一部では冷凍食品離れや外食を控える動きが広がる。輸入食品に頼る生活を変えるのは容易ではないが、スーパーの店頭では「食生活を見直すきっかけにしたい」との声も。新たな殺虫剤汚染が判明するなど事態が混迷する中、生活への影響はさらに広がりそうだ。

 中毒を引き起こしたギョーザを販売したコープ市川店(千葉県市川市)では5日午後、冷凍食品などの返品が500袋を超えた。「この店で買ったものはもう食べない」と回収対象外の商品を突き返す客もいるという。店内では商品のパッケージに見入り、原産国を店員に尋ねる買い物客の姿も。

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コメント

ギョウザの皮、スーパーでは売り切れでした。野菜だけでも国産にすれば、残留農薬の点も安心ですね。家庭の味も大切ですねぇ。

投稿: 芹田陽子 | 2008年2月 8日 (金) 08時19分

 シナの食品テロかなんだか知らないケド毒入り餃子事件のお陰で、被害者には申し訳ない言い方ですが、日本の食糧自給率がナント39%しかない事が知れ渡り、それなのに野菜の自給率がカナリ高い事も、日本の農作物が流通しない真の問題が、流通機構や価格に有ること等々、今まで関心を呼ばなかった事実が浮かび上がって、右翼左翼に関わらず、皆の周知する処まで後一歩のようです。

 これら「瓢箪から駒」の観がありますね。

 サヨクメディアは、日本の自給率を理由に、シナの野菜や加工食品無しには、日本の消費者は飢え死にするような事を言って居ましたが、然して変わらぬ位の人口を抱えていた70年代に、シナからの輸入無しでも十分やっていけた現実から、そういう発言自体、余りにも現実味が薄く、大袈裟であることが丸判りでしたね。

 但し、食糧自給率の回復には、流通を含めた農業に携わっている方々の努力のみ成らず、消費者サイドの「食の防衛」「食の安全保障」と言う視点からの意識改革、努力が必要とされていると感じました。

 外食産業への警世の鐘の音にも成ったことでしょう、是から先、外食産業には付き物の食べ残しで出る生ゴミを、進んで肥料化して、契約農家との間で低農薬の野菜、穀物を作る際のバーター品として提供する手法を何処かに盛り込んで欲しい。

 すると、生ゴミが減り化学肥料も減らせる、生産原価も落とせる、出来るだけ形の悪い野菜、虫が食った野菜を中心に買い取って行けば、低価格にして、低農薬の野菜を確保できるという事になりませんか。

 え? もぅやっている?

投稿: ナポレオン・ソロ | 2008年2月 8日 (金) 21時35分

芹田陽子さま
餃子美味かったですよ。夕べは水餃子を堪能し、残りは今朝焼いて子供たちのお弁当になりました。

投稿: 練馬のんべ | 2008年2月 8日 (金) 21時42分

ナポレオン・ソロさま
そうですね、今回は日本人の目を覚ますいい「ガイアツ」でした。無駄遣いせずに旬のものをたべれば野菜は輸入などなくても問題ないはずです。

投稿: 練馬のんべ | 2008年2月 8日 (金) 21時48分

国が輸入食料を増やすために食料自給率を価格ベースからカロリーベースに変へて意図的に下げたさうですね。

自給率はカロリーベースでは40%そこそこですが、経済的な意味のある生産額ベースだと70%です。そろそろ統計の化けの皮も剥がれる頃でせうか。

投稿: 葦原屋 | 2008年2月 9日 (土) 00時57分

葦原屋さん
知りませんでした、勉強になります(感謝)。困ったもんですね。
カロリーベースなら、(中国製が多い)きのこは統計に出なくなりますね。

投稿: 練馬のんべ | 2008年2月 9日 (土) 08時40分

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