♪これもDV あれもDV たぶんDV きっとDV
『デートDV:実態は 行動報告強要、金を返さない、避妊せず…--内閣府が初調査』(毎日)
先日、DVシェルター経営の極端なジェンダーフリーおばさん批判記事を書きました。でも、DVってなんだろう?なんだか暴力だけでなく夫婦喧嘩までDVって無茶苦茶?などと思っていたら、毎日に笑える記事がありましたので取り上げてみます。
この記事を読んで、ますますDVについてわからなくなりましたね。確かに、彼女に手を振り上げたらDVでしょう。恋人同士で子供を望んでいないのに避妊をまるでしないのもDVかも知れません。
でも、彼女の前で弱音を吐いたらDV?異性の友人との交流を嫌がったらDV?デートの内容は全部彼が決めたらDV?重要な判断を女性に任せたらDV?
これくらいでDV扱いされたら恋愛も結婚もできるはずないですよ。重要な判断を奥さんに任せたらDVだったら、結婚して奥さんに家計を任せたらDVなんですね。日本中のだんなさま諸君、DVとならないために奥さんから財布を取り上げましょう、なんて書いたら日本中の奥様方からのんべは総スカンを食います(笑)
昔のテレビドラマに「101回目のプロポーズ」があり、武田鉄矢が浅野温子にプロポーズする場面がありました。今ならストーカー扱い?また、その中でトラックの前に飛び出してぎりぎり止まった後「僕は死にましぇん」と絶叫したのなど、まさにDVになってしまいますね。
DVの概念、広がりすぎです。結婚させないためにDVの概念を広げているとしか思えません。
♪これもDV あれもDV たぶんDV きっとDV
(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧ください)
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◇暴力に発展のケースも
交際相手の支配的な態度に違和感を感じながら、交際を続けている若者が少なくない。中には、「デートDV」(恋人による身体的もしくは精神的、性的な暴力)の域に達しているケースもある。内閣府の調査結果を参考に、実態と対応策を探る。【望月麻紀】
●言動で支配
東京都内に住む20代女性は大学時代、難関大学に通う男子学生と付き合った。サークルの部長を務め、人付き合いのいい人だった。しかし彼女の前では「死にたい」と弱音を吐き、いら立った。言葉や体で慰めを求める一方で、人前では彼女をばかにする言動を見せた。
それでも彼女は別れられなかった。「彼の弱さを知っているのは私だけ。救ってあげたい」と思った。また、ばかにされることで自分に自信が持てなくなり、彼のために尽くすことが唯一、自分の存在価値を感じられる場になっていた。
9カ月の交際後、離別を切り出したのも彼の方だった。「殴るとかの暴力はなかったけれど、言葉や態度で彼から支配されていた」と、彼女は振り返る。
●恋愛=束縛?
似たような交際を経験している若者は少なくないようだ。内閣府が昨年行ったインターネット調査でも「1日に何度も電話やメールで行動を報告するよう命じられた」などの具体例が寄せられた。
調査は10~20代の未婚男女を対象に、恋人から受けた行為を尋ねた。男性128人、女性130人が答えた。
それによると「いつも気を使わされる」と回答したのは男性42%、女性25%。ただ「友達との用事を無理に断らされた」「貸したお金を返してもらえない」「避妊に協力してくれない」などの具体的な強制行為の経験は、女性の方が多かった。
女子大でもジェンダー学を指導する沼崎一郎・東北大大学院教授(男性学)は「異性の友達が増え、友達関係との差別化のため『恋愛関係では束縛できる』と考える傾向は男女とも強い」と、最近の関係を分析する。その上で、行動を制限したり避妊をしないなどの行為については「恋愛上の『相互束縛』とは区別して考えた方がいい。こうした行為こそ本物のデートDV。見逃すと、傷害やストーカー殺人に発展する恐れさえある」と警告する。
内閣府の調査でも、殴るけるなどの身体的暴力を受け、けがをした経験がある男女が各1~2人いた。また▽「別れたら死ぬ」「家に火をつける」などの脅迫は女性5%、男性4%▽性的行為の強要は女性9%、男性1%--が経験していた。
●携帯が助長か
被害事例などをまとめた「デートDV」の執筆者で、DV被害者を支援する「NPO法人全国女性シェルターネット」の遠藤智子さんは「各地の支援スタッフからも『デートDVの相談が増えている』と聞く。加害者も被害者も生まないために、予防教育などの対策を急ぐべきだ」と警鐘を鳴らす。
遠藤さんは、増加要因の一つに「携帯電話の普及」を挙げる。「いつも身につける携帯電話が支配を簡単にし、男性の暴力性を助長している」と言う。今回の内閣府調査でも「電話に出なかったり、メールにすぐ返信しないと怒られた」は男性45%、女性32%が経験。女性の11%と男性の4%が「1日に何度も定期的に電話やメールで行動を報告するよう命じられた」と答えた。女性の4%は専用の携帯電話を持たされていた。
ただ、今回の内閣府調査は初の本格的な実態調査で、デートDV対策はまだ緒に就いたばかり。配偶者や内縁関係に限定されているDV防止法の適用対象を、恋人まで拡大するかどうかは今後の課題だ。自分自身はもちろん、家族や友人らの交際関係に「おかしいのでは」と疑問を持ったら、専門機関や警察に相談するよう、遠藤さんは助言する。
シェルターネットは、DV危険度を示す恋人の行動のチェックリストを公表している=表参照。相談は、都道府県の女性センターや配偶者暴力相談支援センターなどで受け付けている。
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■デートDV危険度チェック
(全国女性シェルターネット作成、女性向け)
□いつも一緒にいることを要求する
□嫉妬(しっと)心が強い
□異性の友人との交流を許さない
□電話やメールが頻繁で、すぐ対応しないと怒る
□行動のすべてを知りたがる
□デートの内容は全部彼が決める
□服や髪形などで好みを押し付ける
□感情の起伏が激しく突然怒り出す
□手をつないだり腕を組んだりいつも体に触れる
□女性が意見を述べたり主張したりすることを嫌う
□女性の家族の悪口を言う
□交際相手を所有物のように扱う
□避妊具を使いたがらない
□別れ話になると「自殺する」と脅す
□重要な判断を女性に任せ「お前次第だ」と言う
※該当項目が多いほど危険度が高い
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コメント
殺人などに発展するDVは、本当の男らしさ、女らしさの概念を子供や若者に教育しなかったことの結果です。男女が異質なものと判っていれば、逆に暴力など振るわないものです。男女は同質だと教え込まれたのに、恋愛や結婚の場面で、互いの性の違いを知ると、「どうして女は男のように強くなれないんだ」「男は無神経だ」などと未熟なことを思い、それが暴力に発展します。好みを押し付けるだのそんな些細なことは、男女が同質だと当事者が思っているから、そんなことになるのです。異質な人間だと思っていれば、そんなことなど、しやしません。男女平等教育そのものがこんな事態を作っているのに、それでいてDVについて語るとは、マッチポンプもいいところですね。
投稿: 芹田陽子 | 2008年1月25日 (金) 08時17分
>>芹田陽子さま
ジェンダーフリーとは肉体を軽視する思想ですなあ。
精神だけで何でも成り立つように勘違いしている。
現実を無視した我侭な幼児の思考と何ら変わらない。
迷惑極まる話です。
こんなのがいると、まともな女性相手にも身構えたり敵視するようになるから困る。
投稿: モケケピロピロ | 2008年1月25日 (金) 09時38分
♪これもDV~
本家、松坂慶子に歌わせてみよう。
なんか、そんなドラマにも出てたし・・・
□いつも一緒にいることを要求する
・要求しないと、他に女が~と言われる!
□嫉妬(しっと)心が強い
・飽きたのって言われる!
□異性の友人との交流を許さない
・何故か、お互い様ではない!
□電話やメールが頻繁で、すぐ対応しないと怒る
・たまにだと、ご無沙汰ねと嫌味を言われる!
□行動のすべてを知りたがる
・聞かないと、感心が無いのねと言われる!
□デートの内容は全部彼が決める
・決めないと、どうすんの?と言う癖に!
□服や髪形などで好みを押し付ける
・言わないと、これまた感心が無いと言われる!
□感情の起伏が激しく突然怒り出す
・お互い様でしょう?
□手をつないだり腕を組んだりいつも体に触れる
・触れないと、他に女が~言う癖に!
□女性が意見を述べたり主張したりすることを嫌う
・同意で無ければ「嫌う」なんでしょ?
□女性の家族の悪口を言う
・これは、DV以前の問題では?
□交際相手を所有物のように扱う
・扱わなければ、他の人と、、良いの?と言う!
□避妊具を使いたがらない
・くっつく前に話せ!
□別れ話になると「自殺する」と脅す
・お互い様!
□重要な判断を女性に任せ「お前次第だ」と言う
・多分重要じゃ無いと・・・・
長くなってゴメンナサイ。
一人でPC占拠する→DV?
投稿: tono | 2008年1月25日 (金) 17時19分
tonoさま
ちょっと歌いにくいけど、ご本家・松坂慶子さんならきっと色っぽく歌ってくれそうですね。
詳細な解説いただき多謝!笑っちゃいますよね。
投稿: 練馬のんべ | 2008年1月26日 (土) 00時32分
芹田陽子さま
まさに仰せの通り!わかりやすくコメントいただき多謝!
投稿: 練馬のんべ | 2008年1月26日 (土) 00時34分
モケケピロピロ様
大いに賛成。それで恋愛できなくなるならジェンダーフリー論者の思う壺。恋愛も結婚も禁止!の恐怖の思想です。
投稿: 練馬のんべ | 2008年1月26日 (土) 00時36分
風呂前に最後の一筆を…恋愛も結婚もさせない、既存の家族は破壊する、ってのは、奴らが支那朝鮮のために日本民族滅亡を企てているということですな。
人権擁護法と児童虐待防止法、DV防止法は関連法ですよ。
いかに人権人権とわめきたてて締め付けようとしても、家族が団結して向かってこられたら怖い。
そう考えた敵は事前に家族を解体し、男女の対立そして女性や子供が濫りに訴えを起こせるようにDV防止法を作ったり子供権利条例を作らせているかと。
権利意識で固まり相手を憎んでいれば、たやすく密告者に化けますからね。
特に未熟な女性というものは、自己中心的に考えて男性を憎みがちですから。
投稿: モケケピロピロ | 2008年1月26日 (土) 00時45分
モケケピロピロさま
>いかに人権人権とわめきたてて締め付けようと
>しても、家族が団結して向かってこられたら怖い。
そうそう、家族がいちばんです。
>男女の対立そして女性や子供が濫りに訴えを起こせるように
>DV防止法を作ったり子供権利条例を作らせているかと。
なるほど、それは慧眼ですね。困ったもんだなあ。
そういう面については大いに広めていきましょう。
投稿: 練馬のんべ | 2008年1月26日 (土) 00時55分
この記事を書いたお姉さんは、恋愛というモノを知らないか、敵視しているのではないかと思いましたので私なりに、難問に挑戦してみました。
「気を遣う」のではなく「気を遣いたい」のであり、「いつも一緒にいることを要求する」のは、相手が好きだからだし、「嫉妬(しっと)心が強い」のも、「異性の友人との交流を許さない」のも恋愛感情を持って居る相手が他の異性に関心を持てば、至極当たり前「何故か、お互い様では無い」のは、それだけのめり込んでいる証拠でしょう。
「デートの内容は全部彼が決める」とか、「服や髪形などで好みを押し付ける」とか、「感情の起伏が激しく突然怒り出す」とか、「手をつないだり腕を組んだりいつも体に触れる」とか言うのは、個人差が有りすぎて一般論ではない、でも、恋していれば分かる話。
「女性が意見を述べたり主張したりすることを嫌う」とか、「女性の家族の悪口を言う」とか、「交際相手を所有物のように扱う」とか云うのは、「女」の部分を「男」に入れ替えても成り立つ話しですし、情況にも、個人の感受性の程度にも拠るのではないか?
「避妊具を使いたがらない」のは、どちらかが責任を取りたいからかも知れないし、云っても使わない/使わせないのなら、性交自体を「拒否」すればよい。
「別れ話になると『自殺する」』と脅す」=そんなのにビビってたら、一生「死んでやる」と云われる奴と付き合うハメになる、別れなさい。
「重要な判断を女性に任せ『お前次第だ』と言う」=もし、彼が自分で判断できたら、盲目的に随えるのですか? 夫婦になっても自分は何もしないお飾りで善いとでも・・
まぁ、恋愛関係にない普通の男女なら、半分くらい分かる話ですが、恋愛関係に有れば、至極当然というか、基本的に他人が介入する話しではないと思いますね、「亭主の好きな赤烏帽子」とか、「あばたもエクボ」と云う意味判ってないんでしょう。
こういう恋愛体験が無い、亦は極少の不幸な体験しかないと思われる人達って、男女共に確かに居ますね。
投稿: ナポレオン・ソロ | 2008年1月26日 (土) 18時02分
『デートの内容は全部彼が決めたらDV?重要な判断を女性に任せたらDV?』
↑これは矛盾しますよね?
勝手に決めたらDV,逆に任せすぎたらDV?
どっちやねん!って言いたいですわ。
まあメールとか携帯電話についてはその人その人ですわ。
マメに連絡くれ!って言う人もいれば、それをすると逆に鬱陶しい!って言う人もいますし。
(私はメール仲間が何人かいますが、人によってメールを出す頻度、くれる頻度はマチマチです)
結局行き着く所は所謂「KY」ですよ。
恋愛に限らず、人付き合いってモノはそんなもんです。
投稿: ひろふみ | 2008年1月26日 (土) 19時43分
ナポレオン・ソロさま
>この記事を書いたお姉さんは、恋愛というモノを
>知らないか、敵視しているのではないかと
以下妄想…失恋して激怒 or 恋愛経験がなく悔しくてたまらん…
>難問に挑戦してみました。
お見事!
投稿: 練馬のんべ | 2008年1月26日 (土) 20時11分
ひろふみさん
>これは矛盾しますよね?
鋭い!
要するに、デート=DV、なんでしょうね(笑)
投稿: 練馬のんべ | 2008年1月26日 (土) 20時12分