人権を侵害するための「人権擁護法案」など許すな
『伊吹幹事長「私の人権が侵害された!」』(産経)
ははは。大笑いできる記事でした。人権問題調査会の顧問に、本人の承諾を得ずに伊吹幹事長を就任?させたら「人権侵害」ですよねえ、伊吹さん、GJ(笑)。他のメンバーも事後承諾だそうで…。
これはまさに、特定者の「人権」のためなら誰の人権を奪っても構わない、という「人権擁護法案」の本質を示したものではないでしょうか。
危険極まりない法律。特定者の「人権」のために他人の人権を徹頭徹尾制限する悪法。戦前の治安維持法は共産主義者を排除するためのものでしたが、今回は一般人の権利を排除するための法律です。日本国憲法に照らしても、思いつくだけで二十一条の集会・結社・表現の自由、三十三条逮捕に対する保障、三十五条住居侵入・捜索・押収に対する保障などに抵触するのは明らかです。
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人権擁護法案の審議機関である自民党人権問題調査会(会長・太田誠一元総務庁長官)が、12月3日の活動再開を前に早くも足並みが乱れ始めた。伊吹文明幹事長は顧問就任を「了承していない」と不快感を表明。他のメンバーも「事後承諾だった」と不満をもらしており、来年の通常国会提出に向け、意見がまとまるか微妙な情勢だ。
「何の了解もなく顧問にさせられ、私の人権は侵害された。よって、もう会合には行かない!」
30日午前、党総務会終了後、伊吹氏は、太田氏に厳しい口調でこう通告し、釈明も聞かずにその場を後にした。
同調査会は福田政権発足後の11月9日、新体制を決定。伊吹氏ら党四役に加え、青木幹雄前参院議員会長、山崎拓元副総裁らが顧問となる重厚な布陣を敷いた。反対派の安倍晋三前首相の牽制(けんせい)を狙ってか、盟友の塩崎恭久元官房長官を会長代理に就任させた。
だが、伊吹氏は顧問就任を知らなかったとみえ、30日の記者会見でも「私の人権がまったく無視されたまま、顧問就任と報道され非常に問題だ」と強い不快感を表明。直後に太田氏に顧問就任を正式要請されて“キレた”ようだ。
人権擁護法案は党内が賛否二分しており、2年前も推進派と反対派が激しく対立した。古賀誠選対委員長ら推進派は来年の通常国会への再提出を目指すが、反対派は提出阻止に向けネットワークを広げつつある。
「勘の鋭い伊吹氏は党内の空気を察して防波堤を張ったのでは」(閣僚経験者)との見方もあり、「自分の会長就任も報道で知った」と漏らす太田氏も頭を抱えている。
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コメント
あはは、とんだ茶番ですな。
でも、笑い事ではないんですよね。人権擁護法のために日本国民の人権が侵害されるなんて許してはなりませんよ、ホント。冗談は中国や朝鮮だけにしてくれ、って感じです(笑)
それにしても、このような悪法を成立せんと躍起になってる張本人はあの邦夫ちゃんなのでしょうか?テロリストが日本にいるとか、友達の友達はアルカイーダだとか言ってたから、あり得ない話ではなさそうですね・・・。
投稿: かついち | 2007年12月 2日 (日) 13時19分
かついちさん
自民党でもっとも推進しているのは古賀誠氏らしいですね。外国人参政権、「人権擁護」法、靖国「分祀」の三点セット。こんなおじさんが日本遺族会会長なんだから嫌になります。
投稿: 練馬のんべ | 2007年12月 2日 (日) 16時00分
古賀誠ですか・・・。やっかいものですね。首相(総裁)の意見を無視して無理矢理選管委員になって党四役なんて作った悪党もいいところですね。
まったく嫌になりますね。
投稿: かついち | 2007年12月 2日 (日) 19時22分
かついちさん
こまったもんですね。「古賀る」(まわりがこまること)とでも呼びましょうか。
投稿: 練馬のんべ | 2007年12月 2日 (日) 22時33分