偽「家族がいちばん」
キーワード「家族がいちばん」でググると、kirara_sararaさんの「家族がいちばん♪」さんと当のんべブログが出てきます。ブログの中身は全く異なりますが、家族を大切にしたい、という心は同じです。
「家族がいちばん♪」さんは、とても素敵なご家族のお母さんの日記。「家族がいちばん」の先輩です。のんべがほぼ同名と気づいた時には遅く…お願いして「家族がいちばん」仲間ということで許してもらいました。kirara_sararaさん、有り難うございました。
ところが、最近
「普通の家族がいちばん怖い―徹底調査!破滅する日本の食卓」
という題名の本が出てくるようになりました。確かに「家族がいちばん」が入っていますが、いかにも怪しげ、反家族の本っぽい。立ち読んでみたら…
ひさしぶりに酷い本に出会いました。酷い専業主婦の例がこれでもかとばかり出てきます。専業主婦ってこんな酷いんですよ、家族なんて既に崩壊しているんですよ、と洗脳するためのジェンダーフリー毒本。
確かに酷い専業主婦もいるでしょう。専業主婦だろうが何だろうがスットコドッコイはいるものです。真っ当な大多数の主婦は無視。極端な例をあたかも一般的に見せる、といういつもの見飽きたインチキ技です。こんなアジビラ並の本が1,575円もして(「amazon価格」というのか、最近の本は送料無料を意識して?これくらいの値段が増えた…)しかも(神保町の三省堂書店では)平積みになっているんだから、世も末。
こんな本が「家族がいちばん」のキーワードで出てくるのは大迷惑。今年の漢字の通り、「偽」家族がいちばんですね。
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コメント
こんな例もある式の報道や本は、最近意識して触れないようになりました。
良い方の例を紹介すればいくらでも出てくるし、悪い方の例でも同様で、全体像が全然浮かび上がってこなくなるのですよね。
昔も悪い方の例はいくらでもあったようにも感じたいますし、昔はこんなによかったという事例でも、真似をし学びたいとは思いますが社会の大多数がそうだったわけではないように思います。
結局、終始一貫した自分の考えや「家族がいちばん」が最も大切なのでしょうね。
投稿: 山本大成 | 2007年12月27日 (木) 10時35分
山本大成さま
そうですね。例の選び方でどうにでもなります。それをさも一般的なようなフリをして…それはまあ勝手ですが、「家族がいちばん」で検索されないでほしいなあ…油断すると「家族がいちばん」の検索トップが家族崩壊になりかねません。
>結局、終始一貫した自分の考えや
>「家族がいちばん」が最も大切なのでしょうね。
まことに。
投稿: 練馬のんべ | 2007年12月27日 (木) 18時36分
こんばんは! いつも難しい話題でコメントできずにおりましたが・・・せっかくご紹介までしていただいたので突然ですが書かせていただきますw
時々、疲れきって「ご飯作るの嫌だなぁ~」と口にすると・・・我が家の旦那さまも「どうせ、そのうち料理をする主婦はいなくなるって言われてるくらいだから手を抜いて良いんじゃない?」って言ってくれます。
さすがに料理をする主婦がいなくなうとは考えられませんが、こんな言葉で手抜きに後ろめたさを感じさせない旦那さまで助かったと思っています(苦笑)
確かに良いことより悪いことの方が、みんながやってるって言われれば流され易くなってしまうんだろうなと想像できますが・・・相手を思いやることより「自分」が大事だと感じる人が増えたって事でしょうか?寂しいことです。
投稿: きらら | 2007年12月27日 (木) 23時28分
きららさん
ご来訪ありがとうございます。
素敵な旦那さまですね!
時折手を抜くのはなんら問題ないし、人生長いんだから完璧を目指さずに腹八分目(?)くらいのほうがいいと思いますよ。うちでもその方針。
>相手を思いやることより「自分」が大事だと
>感じる人が増えたって事でしょうか?
>寂しいことです。
この本ではそういう人(しかも極端な人)を選んで書いています。確かにそういう人も増えたのは間違いないし、ほんと寂しいことです。でも、私の知る限りではやはり家族を大切にする人が多いと思います、まだまだ大丈夫。
投稿: 練馬のんべ | 2007年12月28日 (金) 00時32分
日本の家族を壊そうという策動は、あちこちに観られます、「働け」イズムもその一つでしょう。
「女性の社会での自己実現を」と云えば、格好善いですが、それだけでは「男並に働いて社会の為に役立ちたい」のか、「男よりも善い評価を得て、男を見下す存在になりたい」のか、判りません。
前者なら男社会の中でやって行くのですから、男と負けないくらいのバイタリティと好奇心を持って居なくてはムリですし、大成する為には、男女共に支持を取り付ける事が必要ですが、そこには、男や女であることよりも、一人の人間性で評価される位でないとムリでしょう、此処を目指すのなら、昔から日本には女将と言う存在が何時の時代にも居ました、名は残って居ませんが、知る人ぞしる「偉大な女将」は何万人もいるでしょう。
後者は、大成と呼べる筈もありません、所詮使われる身、評価される身でしかないわけですから、上に阿って、下を見下す輩でも出世くらいは出来ます、唯、志が低いとしか云いようがありません。
男社会に措ける女の利点を活かす事の方が、女性が社会的に成功する為には有効だとしか思えないのですが、ジェンダーフリーの考え方って、女性らしさや男らしさを徹底的に否定する考え方ですよね、社会で失敗する為にやっているとしか思えないのですが。
偉大な女将は何万人の単位ですが、偉大な母親は、それこそ、何億人、何十億人の単位で居たことも忘れてはイケナイ、どんな偉人でも母親からしか生まれてこないのですから。
ホンに母は凄いモノ、釈迦やキリストをぽんぽん生む
と川柳にあります。
投稿: ナポレオン・ソロ | 2007年12月28日 (金) 23時08分
ナポレオン・ソロさま
家族を破壊したいジェンダーフリーオバサンと、労働者を安くこき使いたい財界は妙に仲が良く意見も一致しますね。こんなことして財界は長期的に見れば自分の首を絞めているだけです。最近の財界人は自分の時に良ければそれで良し、という目先の自分のことしか考えられないのでしょうかね。ジェンダーフリーオバサンたちの思う壺。
投稿: 練馬のんべ | 2007年12月29日 (土) 00時03分
>こんなことして財界は長期的に見れば自分の首を絞めているだけ
御意、公私の混乱が企業にも看られる、と言うか、公を無視したやり方をした企業が一時的に伸びて居ると云うべきではないでしょうか、そう言う輩は、少し成功しただけで馬脚を露わすのが常です、会社の福利施設だ、営業ツールだと言って、都内の誰でも知っている一等地のビルの最上階に、???が着く豪華な社長室を造って見せたり、大仰な家を建てたり、会社の経費で高級車を乗り回したりする共通点があります。
払う税金惜しさに公を偽装したり、私利や私的なカタルシスを追い求めるが故に公を忘れ私腹を肥やす、安っぽくてゲスな「成功者」の類が多いこと。
営利企業やその指導者に求められているのは、金の源泉である大衆からの信頼ですが、形や上辺ばかりの「成功グッズ」を揃えてみても、会社や個人の信頼が増すわけではない、物質に憧れる人って、年々少なくなっていますから、むしろ、壮大なビルを建設すると「こんなに儲かっているのは、何かオカシイ」と勘ぐられるくらいです。
ジェンダーフリーを推進しているオバハンや爺共は、「学問で飯を食う」ネタくらいにしか思っていないと思います、諸悪の根源は年に9兆円も予算が付く、男女共同参画資金という宝の山の存在でしょう。
投稿: ナポレオン・ソロ | 2007年12月29日 (土) 07時36分
ナポレオン・ソロさま
>安っぽくてゲスな「成功者」の類が多いこと。
そうですね、実にみっともない。稼ぐが勝ちなどというアンチャンを選挙に引っ張り出したのは、自民の汚点ですね。
>諸悪の根源は年に9兆円も予算が付く、
>男女共同参画資金という宝の山の存在
まさに。じぇんだー・GO・ジャパン(内閣府男女共同参画局
)なんぞ消えてしまえ!(冗談みたいなURLですね)
http://www.gender.go.jp
投稿: 練馬のんべ | 2007年12月29日 (土) 08時05分