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2007年12月22日 (土)

アメリカは台湾への内政干渉をやめよ

「台湾の国連加盟投票は挑発的な政策」、米国務長官が警告』(日経)

これは立派な内政干渉です。アメリカが台湾の内政に口を出す資格があるのでしょうか。中共を刺激するからやめろとは、自由と民主主義を掲げる国とは思えない情けない言い草。もちろん正しくは、中共に対して、台湾併合などと覇権主義はやめろ、と言うべき。

と、アメリカを批判する資格は我が日本にはありません。小泉政権のときに内政干渉した前科があります。台湾研究フォーラム会長の永山英樹氏のブログ「台湾は日本の生命線!」の記事「福田首相の内政干渉を警戒する台湾」より引用します。(感謝!)
「四年前の総統選挙でも、与党の推進によって国民投票が行われた。それは「中国の台湾に向けたミサイル配備の是非」を問うもので、もちろん中国はそれに反撥した。ところがそれに先立ち小泉政権は、外務省中国課のチャイナスクールの主導で、台湾政府に文書を送り、国民投票にクレームを付けると言う内政干渉を行った」

台湾は日本と運命共同体、他人事ではありません。もし台湾が中共に併合されたら、次は日本も中共の一部と主張するのは間違いありませんし、日本にも呼応する走狗がわんさかいるでしょう。

台湾が併合されればチベットの悲劇が繰り返されかねません。日本も同断。今、中共に媚びを売る走狗どもは煮られるでしょう。

台湾が中共の一部でないのは明らかですから、北京五輪前の今こそ、国際社会は台湾を国連の一員として迎え入れるべき。アメリカは中華大帝国を支援して台湾をその一部にさせたいのでしょうか。そんなことをすれば世界の安全保障はぼろぼろになるから、結局苦しむのはアメリカなのに…

台湾併合が日本滅亡につながる以上、日本はアメリカに対して盟友として声を上げるべきですが、売国フクダ政権では…

(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧下さい)

 ライス米国務長官は21日の記者会見で、台湾が「台湾」名義での国連加盟を問う住民投票を計画していることについて「挑発的な政策であり、台湾海峡の緊張を不必要に高める」と述べ、住民投票を中止するよう強い警告を発した。

 米政府はこれまでも住民投票に反対を示してきたが、ライス長官が厳しい表現で言及するのは初めて。

 長官は年末にあたって開いた会見でこの問題を来年の「東アジアの課題や紛争の発火点」の1つだと指摘し、米中台の関係に深刻な影響を及ぼすとの見方を表明。「国連加盟は台湾の人々にとって何の実利もない」と述べ「民主主義の制度を利用した民意の表明」とする台湾側の主張に反論した。米国は「国家」の資格を伴う台湾の国際機関加盟に反対で、国連加盟が実現する可能性がないことがライス長官の発言の背景にある。

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コメント

はじめまして。
ライスが示した米国の姿勢は本当にひどいですね。確かに日本もとやかく言う資格はないですが。
ぼくのブログも明日この問題を取り上げる予定です。日本人はこういうことには無関心すぎますので、少しでも注意を喚起しないといけないですね。おっしゃるとおり、将来「日本の滅亡」にも関わりかねないので。

投稿: n | 2007年12月22日 (土) 20時47分

nさま
仰せの通りですね。ライス談話はほんと酷い話で日本の死命にも関わるのに日本は殆ど反応なし。新聞でも取り上げているのは日経くらい。日本人は危機感がなさすぎ、このまま「茹で蛙」になってしまうのでしょうか。

投稿: 練馬のんべ | 2007年12月22日 (土) 22時36分

 そもそも戦後の日本が立ち直れたのはアメリカの援助もさることながら蒋介石総統のおかげです。
 その恩を忘れて台湾を中共に吸収させることに荷担することは許せません。

投稿: 島谷 | 2007年12月23日 (日) 03時36分

島谷様
「以徳報怨」ですね。蒋介石総統に対する評価は台湾での白色テロなどもありさまざまですが、「以徳報怨」で日本軍人の復員が早々に行われ、日本の分割統治が防がれたのはその通りであり、忘れてはならないことですね。

投稿: 練馬のんべ | 2007年12月23日 (日) 06時57分

 米国のご都合主義此処に極まれり、ですか。

 ライスの様な理念の無い政治家を登用するブッシュもそれに類した政治家なんでしょう。

 目先の私的な利権ほしさに、共産シナに尻尾を振っているダケなのに、ナンの疑いもないのは、元々彼が私を公に優先する安っぽい理念しか持ち合わせていないのと、ブッシュの弟が既に共産シナに取り込まれているからで、米国国民は史上最低、最悪の大統領と8年も暮らし、挙げ句に、今度は其れを上回りそうな、女性初の大統領を選出する事に成るようです、米国の政治的暗黒時代が更に4年乃至、8年が追加されるワケですね。

 日本は本当の意味で自立をしなくては成らない、国連とは、戦勝国連合の事です、それらの国の利権の為に造られた戦後体制からの独立・自立が真に必要なのです。

 国連など全くアテにならないのは判りきっていますから、そんな処へ台湾を加盟させる事に尽力するより、洞爺湖サミットの客分として招く方が先決でしょう、韓国を招くなんて云っていますが、来年3月に経済破綻が確定的な韓国を経済サミットに呼んで何をする気なのか、福田さんって、韓国関連の受益者代表だったんですね。

 台湾の独立問題は、共産シナの崩壊が始まれば一気に水面に浮上すると思います、蒋介石の恩義は恩義として、取り敢えず、一つの中国を主張する国民党には退場して貰いましょう。

 米国の繁栄に深刻な翳りが見え始めました、前出のライスの発言は、世界の新経済構造への一歩を踏み出すのに、台湾を切り捨てたい本音が顕れていると言っていいでしょう、台湾問題を対共産シナとの関係で足枷にしたくないとのブッシュの意向を汲んだモノでしょう。

 処で、台湾と言えば、日本と並んで巨大地震の多発地帯です、台風も良く来ます、そこで我々にとってもですが、彼等にとっても深刻な予言を紹介します。

 現代の預言者ジュセリーノ氏に拠れば、来年の1月1日から、地球全土で異変が多発する現象が顕れます、大地震や超大型台風等の自然災害、それに伴って起こる飲料水の不足、食糧の不足、未知の伝染病の大流行で、国力は疲弊し、人民は餓える事になります、特にシナ大陸では既にその傾向が顕在化し始めていますので、是が急速に悪化すれば、経済発展処ではなくなる可能性があります。

 亦、アフリカを中心とした低開発国の惨状は筆舌に尽くしがたいとの事、奪い合いが始まり、やがてアジアにも更なる死人の山が築かれます、2043年までに、人類の人口の8割が死に絶えるそうです。

「次期米国大統領は、アル・ゴアだ」そうです、そうなったら、米国は2010年に株価大暴落で危機に陥り、日本とも2012に仲違いして深刻さを増すが、2014には日本との仲も復活するとのお話です。

 しかし、米国民がそれ以外の選択をしたならどうなるのでしょうか、ロン・ポールと言う共和党候補の勝利は99%位あり得ない事でしょう、結局、ヒラリーとオバマ、そこに、ノーベル賞を貰った環境優先派ゴアが割ってはいる展開になるのでしょうか、今の処では、ヒラリーかオバマの2人のどちらかと言う雰囲気ですから。

投稿: ナポレオン・ソロ | 2007年12月23日 (日) 09時41分

ナポレオン・ソロさま
陳総統は誰かが騒ぐのを待っていた、という説もありますね。そうすれば台湾でナショナリズムが盛り上がって民進党が勝つ、と。以下「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」より引用します。
「四年前の総統選挙でも、土壇場で米国が台湾の住民投票に内政干渉し、反発を強めた本土台湾人が、優勢だった国民党・親民党連合を破り、僅差で陳水扁続投となった。
 1996年選挙でも、直前に中国はミサイルを台湾海峡へぶち込み、緊張感を高めた結果、台湾独立を主張する李登輝の圧勝に結びついた。」
だとすれば実は絶妙なアシストなのかも知れません。まあ、単なるKY、でしょうが(笑)
ジュセリーノ氏の予言については私はなんらわからないのでコメントを控えます。

投稿: 練馬のんべ | 2007年12月23日 (日) 13時18分

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米国のライス国務長官が、台湾が計画している「台湾」名義での国連加盟の是非を問う住民投票を「挑発的な政策で、台湾海峡の緊張を高める」と中止するよう警告したらしい。これに対し、陳総統は「台湾に挑発政策はない。住民投票は2300万人の台湾人民の民意を示すことにすぎない」として中止はできないと表明した模様だ(日経電子版)。 当然である。台湾は史上かつて一度も共産中国の統治下にあったことはない。厳然たる独立国である。米国をはじめとする国際社会が不当にも共産中国の圧力に屈し同国を「中国」として承認し、国連の場... [続きを読む]

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