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2007年12月10日 (月)

何度でもサマータイムに反対する

サマータイム導入めぐり二分 経産・環境省の合同審議会』(朝日)

冬にサマータイムの議論も野暮。まあそれはともかく、私は(既に書いたように)サマータイム反対。労働強化になるのは明らかです。また、システム対応にかかる費用を払わされる民間企業にとっても迷惑千万。

省エネの観点で暴論を書けば、いっそ逆サマータイムにして、その代わり終電時間は今まで通り、というのはどうですか。夏は昼が長いのだから朝を思い切って2時間くらい遅くする。そうなれば残業時間は絶対に減りますから、会社の冷房時間が短くなるのは請け合いです。家では一部屋しかエアコンを付けなくても会社では全館付けますから、残業時間が減れば減るほど省エネになります。終電変わらずなら、夜に飲みに行くことも減るでしょう。

昼が長くなれば活動時間が長くなる(仕事するか遊ぶか別にして)から省エネになるはずもありません。それより、朝にのんびりする時間を増やした方が省エネになることでしょう(笑)

(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧下さい)

 省エネか、労働強化か――。夏に時刻を1時間早め、明るい夕方を有効に使おうというサマータイム制度の導入について、地球温暖化対策を話し合う環境、経済産業両省の合同審議会が議論した。賛成派は二酸化炭素排出を年140万トン程度減らせるとの試算を示し、反対派は「朝1時間の早出になるだけ」と疑問をはさんだ。

 サマータイム制度は、京都議定書が定める温室効果ガス6%削減の約束を守るため、追加対策として検討されている重点項目の一つ。

 7日の合同審議会で、中上英俊・住環境計画研究所長は、家庭の照明を中心に年間で原油91万キロリットル分の省エネ効果があると試算。産業界の委員を中心に「生活や仕事のスタイルの変革を促す国民運動の推進にもなる」と賛同した。

 一方、日本労働弁護団の鴨田哲郎弁護士は「残業が多い会社員にとって、夕方に自由な1時間が増えるわけではなく、弊害が大きい」と反論。他にもコンピュータープログラムや交通ダイヤの変更、信号機の調整などのコスト増も指摘されている。

 サマータイムは現在、欧米の先進国を中心に世界70カ国以上で導入、日本も戦後の占領下で4年間実施されていた。

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コメント

なるほどねえ、日本と欧州の労働環境がまったくちがいますもんねえ。こっちでは夏は明るいうちに早く家にかえってビールを飲む、というわけです。まあ基本的に残業するのはマネージャー以上の幹部だけですからね。

投稿: マルコおいちゃん | 2007年12月11日 (火) 21時10分

マルコおいちゃんさん
いいなあ。早く帰って呑むビールは美味いでしょうね。
日本人は昼から酒を呑むとなんだか罪悪感を感じる民族なんすかね。暗くならないと呑む気にならない、それまで残業しよう、になってしまいます。そんな残業、会社にとっても意味ないのに。

PS.昼酒って美味いんですよね。特に平日に休暇を取って、みんな働いているのにこっちは昼酒、と思いながら呑むとまた一段と美味い(笑)
そば屋で昼酒、家に帰って昼寝でのんびり…なんてのは滅多にありませんけど(苦笑)

投稿: 練馬のんべ | 2007年12月11日 (火) 21時53分

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