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2007年11月17日 (土)

牛乳+ご飯、みそ汁、魚が日本の食文化?!

給食で「国の基準」に反旗、足立区が独自献立作りへ』(読売)

この足立区の試み、強く支持します。

給食には毎食必ず牛乳を付けなければならないそうです。全然知りませんでした。酷い規制です。子供の給食献立表を見たらその通りでした。

米飯給食(古い言葉?)が当たり前になった今、子供達に食べさせるべきは、何より和食のはず。ご飯、みそ汁、魚、野菜という和食の基本の給食を行ってそこに牛乳…これで残さず食べろ、というのは無茶、味覚破壊もいいところ。食べ残しが出るのも当たり前…

この食品構成モデル、戦後の欠食児童世代の名残にしか思えません。文科省のお役人サマが「給食には、必要な栄養素をとるだけでなく、子供の偏食をなくしたり、正しい食文化を伝えたりする目的がある。牛乳をなくすのは論外」と言っているそうですが、ご飯にみそ汁に牛乳が食文化?お役人サマ方、例えば和食の宴席で牛乳を飲んでいるのでしょうか。食文化を破壊しているのは誰ですか。

もちろん、牛乳は優れた食品と思います。パン食の日に牛乳、ということには異論ありません。でも、日本人はまずご飯の和食。それを子供に教えるべきでしょう。

(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧下さい)

 法律や国の基準などで1食あたりの食品構成モデルが定められている学校給食について、東京都足立区は国の基準を離れ、来年度から独自の基準作りに取り組むことを決めた。

 区内の学校で年30万本以上の牛乳が捨てられるなど、大量の食べ残しが出る現状に、「自由な発想で子供がおいしく食べられる献立を」と思い立ったという。文部科学省は「基準を守ってもらえないのは遺憾」と難色を示しており、専門家の間でも賛否が分かれている。

 文科省は、学校給食実施基準の中で児童・生徒1人が1食で摂取すべき熱量やカルシウムなどの栄養所要量を定めているほか、その栄養をどのような食品からとるべきかという目安を標準食品構成表で明示。8~9歳の児童の場合、1食で牛乳206グラム、米48グラム、小麦23グラム、豆製品20グラム、魚介類16グラム、小魚類3グラム――など25食品について摂取量を記載している。

 特に牛乳は、学校給食法施行規則で「ミルク」があるものを給食と定義しており、「牛乳なしの献立は認めない」(学校健康教育課)という姿勢だ。

 これに対し、足立区では、今年中にも区内の6小中学校をモデル校に指定し、来年4月から1年間、国の基準にとらわれない独自メニューの給食を提供する方針。食べ残し量を調べたり、子供や保護者にアンケートを実施したりして、その結果をもとに区独自の食品構成表を作るという。

 きっかけは、昨年度、区内の全109小中学校を対象に行った調査。年間で30万3122パックの牛乳が廃棄されたほか、約636トンの残菜も出ていた。「なぜ食べ残しが多いのか」と、給食の献立作りを担当している栄養士から話を聞くなどしたところ、国の基準に縛られ、数字合わせに汲々(きゅうきゅう)となっている現状が浮かび上がったという。

 国の基準に従うと、例えば牛乳は、週3回ある米飯の日にも出さなければならない。牛乳の代わりに温かいみそ汁をつけ、カルシウムは小松菜や小魚やチーズなどでとれないか。子供の嫌いな豆を半分にして、穀物や豆腐で補えないか――。担当者は「せっかく各校に栄養士がいるのに、項目や数値が細かすぎて腕の振るいがいがない。自由な発想で、子供の喜ぶ献立を工夫したい」と語る。

 同様の動きは他の地域でも出始め、東京都武蔵野市では、2年前から独自の食品構成表作りを試験的に開始。北九州市でも、保育園1園が昨年10月から、反対する市を説得して独自メニューに取り組み始めた。

 ◆文科省「食文化伝える目的」◆

 こうした傾向に、文科省は「給食には、必要な栄養素をとるだけでなく、子供の偏食をなくしたり、正しい食文化を伝えたりする目的がある。牛乳をなくすのは論外だが、その他の食品についても、子供が食べないからという理由で構成を大きく変えるのは遺憾だ」と強調。昨年10月に中学校2校で牛乳なしの給食を始めた三重県桑名市の場合、同省から「好ましくない」と指導を受け、結局、牛乳つきの給食に方針を変えている。

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コメント

 日本の牛乳ってもれなく低温殺菌してありますが、それでも腸内酵素(ラクターゼ)が相当数壊れるから、栄養として吸収されにくいとか云ってませんでしたか?

 事実市販の牛乳ダケで子牛を育てようとしたら、数ヶ月で衰弱死したとの話しも聞いたことがあります。

 大体牛乳って、牛の血と成分的には変わらないとも聴きました、それでも、ちゃんと酵素が働いて居れば栄養分を吸収するのでしょうが、牛乳など戦後に飲み始めた日本人の腸には西洋人の様にラクターゼが沢山無いワケです、腸内の環境がかわるのには三世代掛かるとも聴きます。

 CMで云うほど簡単ではないようですね。

 瀕死の酪農農家を、救い育てる事も確かに大事ですが、その為には嘘を吐いても赦されると言うのは余りに勝手な解釈ではないでしょうか。

投稿: ナポレオン・ソロ | 2007年11月17日 (土) 23時33分

ナポレオン・ソロさま
仰せの通りですね。気づきませんでしたが、牛の血と言われればまさにその通り、ヒトの母乳は母親の血液、と教わったことを思い出しました。

酪農農家の救済策は確かに必要だけど、米の文化を子供に教えることを犠牲にしては絶対にいけません。救済策は他の観点で考えないと…

投稿: 練馬のんべ | 2007年11月17日 (土) 23時53分

ご飯と牛乳が食文化だって\(~o~)/
役人は政令の改正をサボって、子どもたちをいじめています!!

投稿: のびぃ太 | 2007年11月18日 (日) 17時41分

のびぃ太さま

コメント有り難うございます。

子供の献立表より抜粋

「親子丼、のっぺい汁、切干大根と胡瓜の甘酢あん、牛乳」
「五目ご飯、菊花焼売魚、豆腐のすまし汁、牛乳」

牛乳さえなければ美味しそうな和食。牛乳の替わりにおさけなら私が食べたい…

投稿: 練馬のんべ | 2007年11月18日 (日) 21時48分

典型的な役人の思考停止ですね。
ミルクが無いと給食たり得ないとは馬鹿馬鹿しき限り。

牛乳よりお茶がいいです。
でつかい薬缶を置いて、みんなで茶碗にジャブジャブと注いで。
冷たいほうじ茶で構はないから。よつぽど日本人らしいと思ひます。

投稿: 葦原屋 | 2007年11月18日 (日) 23時40分

葦原屋さん
>典型的な役人の思考停止
そうですね。
役人のみなさん、優秀な若い人が必死にやっているで、エライサンがまともな方向にさえ向ければ素晴らしい力を出せるはずなのに、エライサンが余程変な方向を指示しているのでしょうねえ…

>でつかい薬缶を置いて、みんなで茶碗にジャブジャブと
いいなあ、楽しそうですね。

投稿: 練馬のんべ | 2007年11月19日 (月) 06時54分

ご無沙汰して、申し訳ありませんm(__)m 毎日 読ませていただいているのですが、コメントを書かずに反省しています(^_^;) ところで、こんな国の基準があるとは、全く知りませんでした。 練馬のんべさんの記事通り、牛乳を強制するべきではありませんね。 牛乳好きの僕でも、そう思います。 今や給食の牛乳に栄養を頼る時代ではありませんね。 ちなみに...僕は朝晩、食事が何であれ、牛乳は欠かさず飲んでいます。 しかも、ご飯を食べながら牛乳を飲んでも、美味しく食事が出来ます。 こんな姿を見て、女房は呆れていますが(^_^;)

投稿: パンプキン | 2007年11月19日 (月) 22時58分

パンプキンさん
コメント有り難うございます。
>ご飯を食べながら牛乳を飲んでも、美味しく食事が出来ます
ははは。好みの問題ですね。わかっている大人がすることに文句を言うのは野暮の骨頂。
ただ、それをすべての子供に押しつけるのはそれこそ野暮。

投稿: 練馬のんべ | 2007年11月20日 (火) 06時49分

私たちの頃は、給食はパン食ばかりだったから牛乳で良かったけれど、献立が変わってきているのですから、もっと柔軟性があってもいいと思いますけどね。決まりは一度作ってしまうとそのまま運用する方が楽なのでしょうけれど、時代に即して見直して欲しいことも数々ありますね。国の根幹を為すアレとかコレとか・・・。
しかし、最近の給食はおいしそうですね~。私も牛乳が日本酒なら、ご相伴にあずかりたいですわ!

投稿: milesta | 2007年11月20日 (火) 11時32分

milestaさん
給食で一杯やりましょう(笑)

投稿: 練馬のんべ | 2007年11月20日 (火) 20時54分

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