菅代表代行は「アサヒる民主」の象徴
『撤収は政府・与党に原因』(NHK)
民主党・菅代表代行の発言です。今更呆れる気もしませんが…
ついに今日、自衛隊はインド洋給油活動から撤退しました。日本は自らシーレーン防衛を放棄しました。世界の笑い者になるでしょう。ああ、情けない。
民主党が一方的にてこでも動かず反対したせいなのは明らかです。それで、世界からも日本国民からも顰蹙を浴びそうになると、今度は政府の悪いとアサヒる。政府与党が動かなかったからだ?参院の多数を握っている民主党が政府を押さえつけて動けなくしておいてこのセリフ。これじゃあ、「キチガイに刃物」ならぬ「民主党に多数」です。
都合の悪いことはすべて日本政府のせい。まるで、どこかの国か、アサヒる新聞みたい。もう少しましなことを言わないと、民主党は呆れられるばかりですよ。55年体制時代の社会党のほうが、まだましでした。
(続きは記事の保存です。もうリンク切れています…)
民主党の菅代表代行は、記者会見で、海上自衛隊がインド洋で給油活動を行う根拠となっているテロ対策特別法が1日に期限切れを迎えることに関連し、「政府・与党は7月の参議院選挙以降、何もしなかった」と述べ、政府・与党の対応が招いた結果だという認識を示しました。
この中で、菅代表代行は「テロ対策特別法がきょう期限が切れるのは前からわかっていたことだ。政府・与党は7月の参議院選挙以降、何もせず、新たな法案を出してきたのはつい2週間足らず前だ。期限切れになった理由は、政府・与党の対応にある」と述べ、海上自衛隊の給油活動の中断は政府・与党の対応が招いた結果だという認識を示しました。また、菅氏は、2日行われる福田総理大臣と小沢代表の党首会談について、「総理大臣が野党の党首に2度も続けて会談したいと言ってくるのだから、当然、何か提案があるのだと思う。逆に提案がなければ、政権運営の力量が問われる」と述べました。
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コメント
>55年体制時代の社会党のほうが、まだまし
ホンマですね、彼等には未だ「日本を善くしよう」と言う、復興ベクトルが働いていた様に思います。
民社党と言う政党が有りました、所謂、総評系とは一線を画す同盟系の労働団体を支持基盤にする左派政党ですが、支持団体が「連合」になって、いまの民主党に吸収されています、中野寛成さんなんかがその出自ですね。
春日さんという名物委員長がいましたが、思い返せば、彼の演説には労働者の目指すべき社会が淡々と語られており、全体が愛国心に満ちたモノで、所謂高論であったと感じております。
当時の世相には、そういう姿勢が却って中途半端に映って、「ご高論ごもっとも成れども・・」と言う姿勢で、もっと左よりの立場からの視点で批判されていました、しかし、その左の凋落は世界全体で起こり、既に、過去の遺物と化してしまっています。
彼の党の立ち位置こそ、現在民主党が立つべき立脚点ではないかと思うのです、民主党の心ある議員は、春日一幸さんの演説録でも読んで、その立ち位置について学ぶべきではないかと思います。
投稿: ナポレオン・ソロ | 2007年11月 2日 (金) 06時30分
ナポレオン・ソロさま
春日一幸氏、懐かしいけど、のんべは彼の現役時代をよく知らないのでWikiで拾ってみました。
・自民党側の主張を「理屈は貨車で後からついてくる」と評した
・政教分離問題における池田大作の証人喚問の要求
・共産党宮本スパイ事件における宮本顕治の証人喚問の要求
うーん、どれも真っ当だ…
>彼の党の立ち位置こそ、現在民主党が立つべき立脚点
そうですね、賛成。
投稿: 練馬のんべ | 2007年11月 2日 (金) 07時13分