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2007年11月23日 (金)

事なかれ外交こそ戦争への道

東シナ海 ガス田試掘先送り 首相、対中関係を重視』(産経)

うーん、予想通りだけど、あまりに情けない。事なかれ事なかれ…主権侵害にも事なかれ、攻めてこられても事なかれ、国が奪われても事なかれ…

冗談ではなく、こんなことをしていると戦争を起こされるでしょう。隣にどんなにいじめてもへいこらするばかりの金満国があれば、それを攻めて切り取ろう、と行動を起こす方が自然。

なんでも強硬・力の外交、というシナの真似をすることはありません。しかし、主権の侵害を見て見ぬ振りをする、などというのはもはや外交とは言えません。

ここは「なんでも反対民主党」に期待するしかないのでしょうか。幣原外交を思わせる軟弱外交。歴史を顧みれば、この軟弱外交こそが、日米戦争の元でした。つまり、日本を戦争に導くのか、と強烈に批判するのが筋でしょう。無理な期待とはわかっていますが…

(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧下さい)

 共同開発の対象海域などをめぐり日中の主張が対立する東シナ海のガス田開発で、試掘の前提となる漁業関係者との漁業補償交渉にただちに入ることにしていた安倍内閣の方針が福田内閣の発足に伴って先送りされていたことが22日、分かった。首相官邸の意向で方針が転換されたという。安倍内閣は今秋までに日中協議に進展がなかった場合、補償交渉に入ることを決めていた。

 関係省庁は補償交渉の準備を進めていたが、方針転換は、対中関係を重視する福田康夫首相の外交方針を改めて浮き彫りにしたといえる。

 ガス田の共同開発をめぐっては、安倍晋三前首相と中国の温家宝首相が4月の会談で、今年秋までに具体的方策を示すことで合意している。しかし、日中中間線付近での共同開発を求める日本側と、「係争海域は中間線と(中国が主張する境界線である)沖縄トラフの間だ」と主張する中国側の隔たりは埋まらず、ガス田開発を話し合う局長級協議も進展していない。

 このため安倍内閣は、今秋までに中国側に歩み寄りがみられない場合には、長崎県や沖縄県の漁業・水産業者など、試掘を開始した場合に影響を受ける関係者との「迷惑料」交渉を開始すると決定。試掘に向けた具体的な手順を踏むことで、日本側の強い意志を示し、対中交渉のテコとする考えだった。

 これに対して、福田内閣が、当面は補償交渉に入るべきではないと判断したのは参院選の自民党大敗で衆参「ねじれ国会」となったことで、新テロ対策特別措置法案の成否に見通しが立たないなど、国内政治に専念せざるを得なくなったことが背景にある。政府内からは「とても外交問題までは対応できず、中国とことを構える余裕はないのだろう」との指摘も出ている。

 また、中国側は局長級協議で日本が試掘した場合は「そうなれば(中国海軍は)軍艦を出す」と複数回発言していることも影を落としているとみられる。

 東シナ海では平成16年5月、中国がガス採掘施設「白樺」の建設を始めたことが発覚し、以後も中国は、中間線付近に計4つの試掘施設を建設している。これに対し、日本側は17年4月、中川昭一経済産業相(当時)が、中間線の東側海域に鉱業権を申請していた帝国石油に試掘権を付与。ところが、後任の二階俊博経産相(現自民党総務会長)が「私は試掘の道をとらない」とストップをかけ、その後動きが止まった経緯がある。

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コメント

これは、全く酷い話ですね。何が国益で、何が国益に反するかを取り違えているとしか思えません。国会は国会で一向に前進せず、空転ばかりで...でも我々庶民は政治家には物が言えず、指をくわえて見ているしかないんですかねえ。損をし、苦汁を舐めさせられるのは、いつも庶民ばかり...。

投稿: パンプキン | 2007年11月24日 (土) 09時56分

パンプキンさま
ほんとそうですね。
国民がマスコミに煽動されて参院選で安倍首相の絶ったことがやはり悔やまれます。
大阪でも市職員の労働組合天国を復活させる酷い市長になってしまいましたが、選挙期間中マスコミは市職員の労働組合の支援を受けているという重要な事実をほぼスルーしました。
そろそろマスコミの言うことがいかに信用できないか、国民は目を覚ますべきですね。

投稿: 練馬のんべ | 2007年11月24日 (土) 10時08分

中川(昭)→安倍ラインで、やっと試掘にこぎ着けた、と思っていたのに、はぁ・・・。双六でいいとこまでいってたのに「スタートに戻る」に止まってしまった気分です。

パンプキンさんの仰るように、「指をくわえてみているしかない」のが苛立たしいですね。同じ政党内に正反対の政策をとる人たちがいるんですもの。唯一意見を反映させることのできる選挙が意味を成しませんね。

投稿: milesta | 2007年11月24日 (土) 21時01分

milestaさん
そうですね。自民党はほんとなんだかわからない政党。保守政党だと信じて一票を投じたのに…
伝統文化国柄を大切にして国益のために毅然とすべきと思っている議員諸氏もいるわけで、その人達で大同団結してほしい、とつくづく思います。

投稿: 練馬のんべ | 2007年11月24日 (土) 21時21分

>二階俊博経産相(現自民党総務会長)が「私は試掘の道をとらない」とストップをかけ
 正に、売国派の面目躍如、反日の大ボス江択民の銅像を故郷に造るだけのことはあると云って褒めてドゥする(嗤)。

 自民党も、いい加減にこういう国益を無視して自国資源を自分の判断で外国に献上する様な、「国会議員」「執政大臣」を排除する自浄作用を働かせて呉れないと、都市部のホワイトカラーを構成層の中心にしたサイレントマジョリティにそっぽを向かれる事になるでしょうね、マトモな勢力に拠る新党への改革、脱皮が何より必要です。

 自民党の現在は、組織力の高かった地方部が、郵政民営化で組織を破壊されて弱体化した事と、インターネットの普及で、情報が一部双方向化して、都市部のマジョリティに政治への関心度が高まってきた事で、圧倒的に地方部が高かった政治への波及力、影響力が、都市部の其れと拮抗する迄になって居ないものの、何れ此の状態が続けば、逆転する事も可能かと思います。

 支持層の変化は、政治の変革の基本要素でしょう、つまり、我々一人一人の変化が集合する事によって、政治の変革に繋がるワケです。

 インターネットの普及がその先鞭を着けたと言って良いのですが、今度は問題に拠って抗議行動を執る政治集会へと参加し、衆論を高めて行きましょう。

 売国大臣に、国益を良いようにされるのは、もぅご免です。

投稿: ナポレオン・ソロ | 2007年11月25日 (日) 08時27分

ナポレオン・ソロさま
ぜひ逆転へつなげていきたいですね。圧倒的多くの日本人は、中共に足蹴にされ続けることに、嫌気が差していますので。気づかないのは政治家とマスコミばかり…

投稿: 練馬のんべ | 2007年11月25日 (日) 09時43分

こうなると、「媚中」等で済む話では無いですね。
 
 「スパイの最も重要な仕事は、その国の国策を誤らせる事にある」

 そこら中に居そうです。

投稿: tono | 2007年11月27日 (火) 12時29分

tonoさま
冗談ではなく、国会議員の過半数がスパイか工作員のような気がします。もちろんフクダが筆頭。安倍前首相を孤立無援にしたことが悔やまれてなりません。

投稿: 練馬のんべ | 2007年11月27日 (火) 20時40分

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