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2007年11月12日 (月)

新聞の長期契約の落とし穴が問題だ

NOVA譲渡 長期前払いの落とし穴が問題だ』(11月11日付・読売社説)

ちょっと脱線。いいこと書いてますね。その通りです。

同じこと、新聞勧誘員にも言いたい。新聞の「長期契約」などやめてほしい。毎月読んで、酷かったら別の新聞に切り替える。それがあるべき姿でしょう。新聞の長期契約は、金輪際認めるべきではありません。

新聞勧誘員側としても、馬鹿みたいな値引きをしなくて済むのでよいのではないでしょうか。

新聞とは、値引きや景品で争うものではなく、記事の内容で争うものでしょう。アサヒる新聞は自然淘汰される。そうなった世の中こそが、真の報道の自由が認められた世の中、というべきでしょう。

(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧下さい)

 受講生30万人の英会話学校最大手の破綻は、消費者保護のあり方に大きな課題を残した。

 会社更生法の適用を申請していた「NOVA」が、名古屋市の学習塾経営会社に営業譲渡されることになった。

 前払いした400億円超の受講料が戻る可能性はほとんどない。約670の教室のうち引き継がれるのは最大で200にとどまり、当面再開されるのは、わずか30に過ぎない。

 NOVA受講生にとって、極めて厳しい結果である。業界では当たり前の受講料前払いの危うさが浮き彫りになった。国や関係業界は、利用者が安心して学べる仕組み作りに取り組む必要がある。

 利用者が受けたサービスの対価が受講料だ。サービスが提供できなければ、前払い分は全額返還されるべきだ。

 NOVAは、前払いする講義の回数が多いほど、1回当たりの割引額を大きくしていた。だが、中途解約すると、購入済み分の割引額を少なく見積もり、前払い分からの返還額を抑えていた。最高裁は4月、これを違法と判断した。

 6月には経済産業省が、誇大広告などを理由に、一部業務停止を命令した。

 このため、中途解約の請求が殺到し、受講生は10万人も減った。しかし、NOVAには十分な手元資金がなく、返還請求に応じられなかった。請求に備える引当金を、昨年度末で、約18億円しか計上していなかったからだ。

 前払い制は英会話学校に限らず、エステサロンや学習塾などでも、ごく普通のことだ。前払いの受講料を講師、職員の給料や教室の賃貸料の支払い、事務経費など、事業の運営資金に回す。

 NOVAのような問題は、規模はともかく、どこでも起こり得る。関係業界として、前払い金の一定額をプールする指針作りなどを検討してはどうか。

 金融機関と協力し、信託を活用した「返還準備金」制度を設けて、預かり金の一定額を別に管理してはどうか、という議論もある。

 外国語学校の業界団体は、受講契約を1年以内とする自主ルールを定めていた。だが、業界団体に加盟していないNOVAは、最長3年にしていた。

 これが前払い受講料の被害規模が拡大する大きな要因となった。こうした問題にも十分、留意する必要がある。

 業者、業界任せの“自主規制”では、実効性に不安がある。やはり経産省が、業界の指針作りなどを積極的に指導すべきだ。消費者保護の観点に立って、必要なら行政処分などが可能な措置を講じることも検討課題となるだろう。

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コメント

私も新聞の「長期契約」には反対です。
ていうか、新聞は一切お断りします。まあ、古紙回収のティッシュペーパーくらいにしかならないので取るだけ無駄ということもあるのですが・・・(笑)
とにかくしつこいんですよね。いらないっていってるのに2ヶ月、いや、3ヶ月って!ホントに頭に来ていきなり玄関を締めて足挟んでやろうかと思うくらいです(笑)

投稿: かついち | 2007年11月12日 (月) 22時00分

かついちさん
うちでは産経と日経夕刊を取っています。一覧性があるので見やすい、というのは旧人類の証拠かな(新人類世代です)。

>とにかくしつこい
そうそう。カタギとは絶対に思えません。

投稿: 練馬のんべ | 2007年11月12日 (月) 22時08分

>同じこと、新聞勧誘員にも言いたい。新聞の「長期契約」などやめてほしい。

なんでもそうですが、会社の中身は結局営業にあらわれますね。
なんとしても契約を!と目先の利益だけを求めている会社は結局目先しか見えてない。

本当にお客さん獲得しようとしたらまず、新聞記事の中身どうにかするでしょう!
朝日新聞などまさにそうですね。
中身がわるけりゃ、契約してもすぐやめたくなりますからね。

投稿: ○○○ | 2007年11月15日 (木) 22時58分

○○○さま
仰せの通り、目先を追ってはいけませんね。「真っ当」「正直」という言葉、この時代にほんと貴重です。

投稿: 練馬のんべ | 2007年11月15日 (木) 23時06分

○○○さま
仰せの通り、目先を追ってはいけませんね。「真っ当」「正直」という言葉、この時代にほんと貴重です。

投稿: 練馬のんべ | 2007年11月15日 (木) 23時07分

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