狸のお宝?!
『大量のおからを不法投棄、堆肥製造業者ら4人逮捕…千葉』(読売)
食糧自給率40%以下の国で、食べ物の無駄遣いなど、許し難い話。
【千葉:伊勢アサヒる】
「狸のお宝」とも呼ばれるおから。卯の花にして食べればまことに美味しいけど、多すぎて処分に困っているのが現代日本の無駄遣いを象徴しています。
美味しいおからを不法投棄など、食べ物の神様であるトヨウケさま(外宮)の怒り爆発は間違いない、という声に押され、食品として再利用する道が考えられました。
おからは栄養豊富なため、とても足が速い(すぐ腐る)のが難点。そこで活躍するのはEM菌。おからにEM菌を振りまくとEM菌が大量繁殖して腐敗菌を抑えることがわかりました。EM菌が発酵させたおからのやわらかく美味しいこと。そのままでも食べられますが、加工食品の万能調味料兼天然の防腐剤として大活躍できることがわかりました。コンビニ弁当などに応用すれば、添加物なしで賞味期限を大幅に延ばせるものと期待されています。
などということになりませんかねえ。ほんともったいないこと限りない話です。(もちろん、おからが「狸のお宝」と呼ばれているとか、EM菌で…とか、アサヒリですよ。「狸のお宝」地球が一気に寒冷化しそうな駄洒落。EM菌は真面目に研究の価値があるのではないでしょうか。)
(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧下さい)
首都圏を中心に豆腐製造業者から集めた大量のおからなどを不法に投棄したなどとして、千葉県警は15日、同県大網白里町の堆肥(たいひ)製造業、大門正章(69)と内縁の妻、新妻恵美子(68)の2容疑者ら4人を廃棄物処理法違反の疑いで逮捕した。
このほか、逮捕されたのは、廃棄物収集運搬業、宮川和利(52)(横浜市南区大岡1)、横浜豆腐商工業協同組合元理事、田中■視(ともみ)(74)(同市保土ヶ谷区釜台町)の2容疑者。(■は「且」の下に「ハ」)
調べによると、大門、新妻両容疑者は、2004年6月~05年10月、宮川容疑者らから有償で買い受けたおからや木くずなど計約1万8000立方メートルを、千葉県知事の許可を得ずに、同町金谷郷で借りた敷地内に投棄した疑い。田中容疑者は無許可で横浜市内の豆腐製造業者から、おからの処分を請け負った疑い。
県警は16日、横浜豆腐商工業協同組合を書類送検する方針。
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コメント
本当に、勿体無いです。金を掛けて放棄するなら、組合で豚でも飼うとか、すれば良い用だろうと思います。
乾燥させて、犬猫、牛馬など、熱帯魚、養殖魚など、家畜の餌が、最良に思います。
投稿: 三島 | 2007年11月19日 (月) 17時52分
三島先生
仰せの通りですね。豚の餌には最高、例えば近郊で「TOKYO_Xおから豚」など、ブランドにさらに箔を付けて売れそうです。
問題は、特に夏場など、すぐ腐ることですね。なんとか知恵を出して有効に利用してほしいものです。有用菌で発酵させて腐敗菌を阻止できないものかなあ…
投稿: 練馬のんべ | 2007年11月19日 (月) 21時36分