参院選後の政治は子供の喧嘩以下
『守屋・額賀両氏の証人喚問は来月3日、参院委員会で議決』(読売)
宴会に出席したかどうかで証人喚問ですか。それに対して家族写真で対抗。なんだかあほくさい話ですねえ。子供の喧嘩以下、ばかばかしくてお話しにもならない。民主はレベル低すぎ。自民もみっともない。日本の政治は三流と言われていましたが、三流などより遙か低いのは確実、民主主義国最低でしょう。
こんなことするより急ぐべき課題は山積のはず。民主も自民も猛省して国益のために邁進すべきです。
こんな与太話ばかりではブログで政治を論じる気も全くしなくなります。民主も自民もそれが狙いなんでしょうね(笑)
(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧下さい)
航空・防衛分野の専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者との宴席に額賀財務相が同席したと守屋武昌・前防衛次官が証言した問題で、参院財政金融委員会(峰崎直樹委員長)は27日、守屋、額賀両氏の証人喚問を12月3日に行うことを議決した。
民主、共産両党の賛成多数の決定で、自民、公明両党は喚問に反対し、採決に加わらなかった。自民党が27日、額賀氏の宴席への同席を否定する調査結果を発表する中、49年ぶりとなる現職閣僚の証人喚問を、全会一致の慣例に従わず議決する異例の展開となった。
現職閣僚の証人喚問は1958年9月に衆院決算委員会で、当時の左藤義詮防衛長官を喚問して以来49年ぶり。守屋氏は、すでに10月29日と11月15日に証人喚問されている。自民党は12月3日の証人喚問には出席しない方針だ。
額賀氏の問題をめぐっては、自民党の大島理森国会対策委員長が27日、記者会見し、独自の調査結果を説明した。宴席は、昨年12月4日午後6時半から東京・日本橋人形町の日本料理店「濱田家」で始まり、山田洋行の宮崎氏は9時半に店を出たことがハイヤーの記録から分かったとした。
一方、額賀氏はこの日、午後6時から7時50分過ぎまで、家族や友人と東京・銀座のホテルで食事した。その後、8時13分から9時42分ごろまで、東京・永田町で安全保障の勉強会に出席した。大島氏は撮影日時が記録された会食者との写真のコピーや、勉強会の議事録の一部を示し、「額賀氏が(宮崎氏らとの宴席に)出席したことはあり得ない」と明言した。また、宴席に出席したジェームズ・アワー元米国防総省日本部長からも「額賀氏は宴席に出席していない」との証言を得た、と説明した。
一方、民主党の山岡賢次国対委員長は27日、記者会見し、同党が額賀財務相が「山田洋行」元専務らとの宴席に同席したと追及した情報源は、第三者でなく、守屋氏だったことを明らかにした。守屋氏への事情聴取は、今月21日、22日の2回、電話で行った。民主党の調査チームのメンバーは27日、記者団に対し、額賀氏の同席について守屋氏以外からは証言を得られていないことを明かした。
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コメント
練馬のんべさんの書かれている通りですね。国益を無視し、反対のための反対で自党のPRばかりしている民主党も、それに対して強硬姿勢を示すことの出来ない自民党も...これだけ国民を無視したような茶番劇を国会で繰り返し、重要法案の審議も遅れ、我々の血税の無駄遣い...守屋・宮崎問題は勿論、重要な問題ですが、これはこれ、次元の違う問題が山積みなはずです。もう、怒りを通り越して、話題にもするきにもなれません。こうなったら、自民党も民主党も解党して、政界再編をして欲しいものです。
投稿: パンプキン | 2007年11月28日 (水) 22時06分
パンプキンさん
>怒りを通り越して
ほんとですね。呆れるばかり。
>自民党も民主党も解党して、政界再編を
まさに。それしかありません。
投稿: 練馬のんべ | 2007年11月28日 (水) 22時21分
私がどうしても理解できないのは、普通の会議の参加者ならば一旦決まったことに対して会議の場では反対していたとしても会議体のメンバーとして共に責任を負うと言う常識が、何故国会では通用しないのか?と言う点。
基本的に国会議員であれば、どの党派であろうとも日本国のためになることを共に決めて実行していくというのが基本で、本来の国会論戦はその方法論を議論するというのが本筋で、意思決定のための手段として多数決がとられているに過ぎません。
そして国会での決議事項については、会議に参加した国会議員全てが共同正犯で、「俺は反対したから関係がない」等の態度は会議体の参加者として許されることではありません。
(普通の会議で野党のような態度をとったら、即除名されます)
日本国を考えない党利党略で国政をゆがめたり、都合の良いようにルールをすり替えたりするのは、みっともないこと甚だしい。
PS.
それでも、他のアジアの民主主義国家と比べて、前の国家元首が直ぐに投獄されたり、クーデターの危険性を考えなくて良いだけ、日本はそれなりの民主主義国家だと思っています。
(二流ではあるけれど、三流四流までは落ちていないのでは?)
投稿: 山本大成 | 2007年11月29日 (木) 08時51分
このところ政治のニュースがさらに幼稚化しているのは気付いてました。けどこれはホントにヤバイですよね。なんでこうなっちゃうんでしょ。
>基本的に国会議員であれば、どの党派であろうとも日本国のためになることを共に決めて実行していくというのが基本で、本来の国会論戦はその方法論を議論するというのが本筋で、意志決定のための手段として多数決がとられているに過ぎません。
まさにその通りだと思います。
多数決して終わりじゃ、小学生でもできます。
いかにみんなが可能性を持てる答えを導いていくか、それにみんなで収束していくかを真剣に議論してほしいものです。
投稿: ○○○ | 2007年11月29日 (木) 20時43分
山本大成さま
うん、ご意見には概ね賛成。反対意見は議事録に記載されても、会議体の一員としての責任を負うのは当たり前ですね。
>二流ではあるけれど、三流四流までは落ちていないのでは
そうかも知れません。ただ思うに、最近の民主主義国家はどこでも政治の劣化を感じませんか。新自由主義の弊害なのかも知れませんが…その中でも日本の政治の劣化は目に余ります。もちろん、民主主義、という最低限のラインはクリアしてますが…
投稿: 練馬のんべ | 2007年11月29日 (木) 21時32分
○○○さま
そうですね。いくらなんでも酷すぎます。もっとも、これは酷いという論調が世の中では(朝日社説ですら)一般的になっているのが救いかも知れません。
>いかにみんなが可能性を持てる答えを導いていくか、
>それにみんなで収束していくかを真剣に議論してほしい
仰せの通り。民主党ももう少し大人の政党にならないと…いまのままでは図体ばかりでかいガキですね。
投稿: 練馬のんべ | 2007年11月29日 (木) 21時37分
なんか、小泉以前に戻ったかなと言う感じがしてます、国会がスキャンダル暴き合戦の場になっています、出てくるのは腐敗、汚職と、国民をガッカリさせる汚いモノばかり、その間、全く政治が行われていません、こんな状態で一体誰が得をし、誰が損をするのかと言えば、得をするのが、安倍さんの時に青くなって居た連中で、損をするのは国民に決まっています。
国民が政治が汚い、ウザイ、関心を持てないと遠ざかって、無関心になれば成る程、手を叩いている連中が居る、それは誰有ろう政治家その人です、理由は、何も変わらないからです、選挙民が無関心なら、何もしなくても善いからでしょう。
こういう政治を許しているのは、実は我々なんです、マスコミが国民の代わりに暴き立て、糾弾してくれると信じていた様な部分がありましたが、実態は全くの逆であることがこの前の安倍降ろしでのメデイァスクラムで露呈しました、闇の権力べったりで、「自分の利益の為には国民の為の改革潰しもナンの其の」で、公器であるメデイアの中立を守ろうとする姿勢の一つも示さなかった彼等に、言論の自由、報道の自由を主張する資格は全くないと言って良いでしょう。
参院選後、つまりは、安倍政権つぶしが始まって、福田体制に移行してからは、闇の勢力の指名で登壇した連中が執政権を握っているのですから、表だったスキャンダル騒ぎの裏で、どんな汚いことが進行しているか、国民が其れを知る頃には、日本は大変なことになっているかも知れません。
投稿: ナポレオン・ソロ | 2007年12月 1日 (土) 17時49分
ナポレオン・ソロさま
仰せの通りですね。いくらネットの時代になりつつあるといはいえ、相変わらずマスコミの力が強い。国民は見事に騙されます。
日本は幕末や大東亜戦争末期のようなまさに末期の時代にいるのでは、と思います。日本はそのたびに不思議にも救われて(これこそが神、という言い方もできます)その後の発展につながったような気もします。今回ももうだめ、というところまで行き、きっと反転する…かなあ…
投稿: 練馬のんべ | 2007年12月 1日 (土) 18時05分