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2007年11月26日 (月)

武「道」で教えるべきは礼と心

体育教師に武道研修、中学必修化に向け指導力強化』(読売)

武道の必修化にはおおいに賛成なのですが、確かに指導力のない教師が教えても無意味ですね。研修を充実させるのは当然のことです。

問題はその研修の内容。技術を教えるのは当然ですが、その大前提として礼と心を教えることが重要。礼に始まり礼に終わる、という意味を十分に教えられる教師でないと、武道必修化の意味が全くありません。

教師諸氏に対する研修は、例えば参禅から始めたらどうでしょうか。

また、武道だけではなく、他の「道」も教えたらどうでしょうか。茶道・華道、棋道(囲碁将棋)…どれも礼と心を教える「道」です。

(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧下さい)

 政府は、中学校での武道の必修化に向け、公立の中学・高校で武道を担当する体育教師の指導力強化に乗り出す。

 体育の教師に武道の未経験者が多い現状を踏まえたものだ。来年度から各都道府県に武道教育の関係者らで構成する「武道振興協議会」を設置するとともに、武道学科を持つ体育系大学や民間の道場に体育教師を派遣して、指導方法を研修させることも検討している。

 武道の必修化は、先月30日の中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の学習指導要領に関する中間報告に盛り込まれ、早ければ2011年度の実現を想定している。ただし、渡海文科相の意向で、09年度に前倒しされる可能性もある。

 しかし、現状では、武道を経験していない体育教師も多く、必ずしも十分な指導ができていないという。

 現在、中学校での武道は選択制で、現行の学習指導要領では柔道、剣道、相撲の三つを例示している。なぎなた、空手、弓道などを教えている学校もあるが、主流は剣道、柔道だ。これが、必修化に伴い、女子生徒を中心に、なぎなた、弓道の履修を希望する声が強まると予想されている。

 このため、文部科学省は体育教師がより幅広い武道についての専門技術や知識を学ぶ環境整備が必要だと判断した。来年度予算の概算要求に、武道振興協議会の設置や体育系大学での教師の研修などの関連予算として、約5000万円を計上している。

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コメント

東国原氏、Goodjob!
http://www.ntv.co.jp/news/98269.html

やっぱり心・技・体が揃ってないとダメですね。
思いやりの気持ち、自分を律する心・・・
何とかして植えつけないと。

投稿: ひろふみ | 2007年11月29日 (木) 18時21分

 武道経験者(剣道)として一言、武道とは死生観に踏み込んで始めて語る値打ちがあるモノだと思います、特に剣道や長刀は武器を持ってのモノです、デタラメに振り回しても人を傷付けたり、時として殺すことも可能です、柔道や空手であっても殺人は可能ですが、刃物ですから触れるだけでも殺傷能力がある処が決定的に違います、ですから、剣道三倍段とも云うのです。

 亦、「間合い」と云う意味が、特に重要となってきます、剣道の場合、相手の間合いに居ることは、乃ち、死ぬ可能性がカナリ高い状態なのです、目測の確かさも要求されますし、相手と自分の間合いの把握も大切に成ってきます、相手と剣を構えて向き合った時点で、それら現実的な事全てに自分の生が掛かってくるわけです。

 相当にリアリストでなければ、間違うことになります、それは、間違いなく自分の死として現れるワケです。

 挙げた三つのウチ、把握しにくいというか、全く予想できない場合が有るのは相手の実力です、でも、多くの戦いでは、其れが判らないのが当然でしょう。

 ですから、相手の実力を測りかねて、甘く見て、はたまた、自分の実力を誤って評価して、結果、斬られて死ぬ場合は当然有るわけです、ですから、そう言う目を養う、相手を凌駕する実力を身につける事の他に、何時斬られて死んでも良い覚悟を養うのが、鍛錬・錬成する目的の重要な一つになるわけです、それが一瞬々を生きる事を大切にする死生観を育てて行くのだと思います。

 スポーツとは決定的に違うのがそこです、そんな武道を、経験したことがない先生が教えることなど出来ないでしょう。

 とは言え、武道教育を復活することには、諸手をあげて賛成したいです。

 私の中学校時代の剣道部の同志には、一人として警察官が居ませんが、7段が2人、6段が1人居ます、私は3段止まりで恥ずかしい限りですが、民間で、此処まで剣の道を一人の剣士として極めて来た彼等を誇らしく思っています。

 剣道も柔道も一生モノだと、この頃痛切に感じています。

投稿: ナポレオン・ソロ | 2007年11月29日 (木) 20時02分

ナポレオン・ソロさま
>武道とは死生観に踏み込んで始めて語る値打ちがある
なるほど!それはおおいに賛成です。
子供にそこまで教えるのは難しいですが、教える方にその心構えは絶対必要ですね。

>私の中学校時代の剣道部の同志には、一人として
>警察官が居ませんが、7段が2人、6段が1人
「警察官が居ませんが」でそれはすごい。3段でも、学生出身者の3段は相当のものと聞きます。

ところで、全くの余談ですが、今年の全日本では二刀流の剣士が出場しましたね。すごい!

投稿: 練馬のんべ | 2007年11月29日 (木) 22時00分

ひろふみさん
東国原知事の意見、大いに面白く、検討すべきですね。ただ、自衛隊入隊は賛成し難い。自衛隊は教育機関ではなく、DQNが来たら国防力が落ちます。

投稿: 練馬のんべ | 2007年11月29日 (木) 22時14分

 教育審議会の先生たち武道に期待していることはなんとなくわかりますが、今日の武道スポーツでは他のスポーツとあまり変わらないスポーツマンシップしか身につかないと思う。武道教育などといわれていが、礼儀や作法を学ばせるなら茶道や華道と変わらない。
 武道の本質は教えるものでなく、長く続けているうちに自然と身につくもので、短期間だけ学んだ体育教師に武道と武士道の違いなどもわかるはずもない。  教師のなかには愛国心と軍国心の違いもわからないものまでいる。学校外の指導者を入れるべきである。

投稿: robin | 2008年5月20日 (火) 05時48分

robinさま
コメント有り難うございます。

仰せの通りかと思います。わからんちんが片手間に教えられるようなものではありません。

投稿: 練馬のんべ | 2008年5月20日 (火) 07時00分

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