中秋の名月あれこれ

今日、新暦９月２５日は中秋の名月（旧暦８月１５日）、芋名月です。のんびり月見酒でもいかがですか。子供たちは月見団子が楽しみですね。

以下、まめちしき。ご参考まで。パラオ旗は中秋とは関係ないけどおまけ。

＜中秋の名月は仏滅＞

今年は仏滅、縁起悪いですねえ。あれ、去年も来年も…。これは、六曜の決まりのため。先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の順に繰り返しますが、旧暦の１日は１，７月：先勝、２，８月：友引、以下先ほどの順になります。ゆえに旧暦の（月＋日）÷６の余りが０：大安、１：赤口、２：先勝、３：友引、４：先負、５：仏滅。旧暦８月１５日は（８＋１５）÷６の余りが５なので仏滅です。

お月見に仏滅が嫌なら１月ずらして旧暦９月１５日なら大安ですが、誰もそんなこと考えません。六曜が流行ったのは明治以降のことらしく、お月見の長い伝統には完敗です。

六曜など迷信です。ただ、友引は坊主の貴重な休日。六曜は坊主が休日を確保するために陰謀？！（笑）

＜名月は満月か？＞

中秋の名月は当然十五夜。新月が旧暦１日ですが、旧暦１５日が満月になるとは限らない。今年は新暦２７日が満月です。でもまあ、少し早い時間（東京の月出は５時前）から月が楽しめるし見た目は十分満月みたいなもの、十五夜お月様を楽しみましょう。

＜片月見はやめよう＞

中秋の名月（芋名月）と、九月十三夜（栗名月、今年は新暦１０月２３日）は両方見ましょう。片一方だけのお月見は「片月見」で嫌われます。中秋の名月はシナ朝鮮でも月見の日ですが、栗名月は日本だけの習慣。

きっと、芋名月だけだと「媚中屈朝の月見」と罵声を浴び？、栗名月だけだと「偏狭な月見ウヨ」と嗤われる？のでしょう（笑）。きっと、福田葬祭以下の多くの議員は、芋名月しか見ないことでしょうね（怒）

＜パラオ旗＞

見ての通り「月の丸」。親日国家として有名です。詳しくは「博士の独り言」さんのこの記事をどうぞ。