靖國の財政は苦しかろう…
先日、靖國に行ったら大鳥居~売店までの参道がバスで埋め尽くされていました。8月15日でもないのになんで?と思ったらいずれも都市対抗野球の応援団のバス。
参道を何の関係もないバスの駐車場にするな!と思いましたが、神社にとっては結構な収入なのでしょうね。こんなところを駐車場に貸し出したくないことでしょうから、神社の財政はよほど苦しいのでしょうか。
昨年の8月15日は小泉首相参拝で参拝者も一気に増えたけど今年は元の木阿弥。だいいち、戦後62年、遺族の方も減っているので財政が苦しいのは当然です。
私は崇敬会会員で年間わずかばかり納めていますがそれだけでは焼け石に水。やはり国家で支えていかないと、先細りは明らか、参道の切り売り、さらには靖國神社倒産という事態すら起こりかねません。
靖國を宗教法人のまま国家護持する(金は出すが口は出さない)ことがやはり必要です。皇室から費用を出す(もちろんその分の皇室経費は増やす)のが一番でしょう。
政教分離原則は、目的効果原則で考えるしかないわけです。でないと、宗教系の私学に政府が金を出しているのは違憲そのものだし、京都の寺社を文化財保護で援助するのも違憲になってしまいます。
神道に対してのみ政教分離を徹底させられています。GHQ神道指令の名残、未だ戦後が終わっていない証拠です。宗教家の名を騙るプロ市民宗教屋もそのお陰で大活躍です(怒)
繰り返しになりますが、国のために身を捧げられた方々を護持するのが結局遺族だけというのが現在の靖國神社である、とも言えます。のんべにはそれでいいとはとても思えません。
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コメント
>神道に対してのみ政教分離を徹底させられています。
本当におかしいことになっていますね。
のんべさんのアイデアに私も賛成ですが、皇室の経費を増やすことにもいちゃもんをつける人がまた現れるんですよね。皇室も神道も、じわじわと追い詰められているような気がして、「日本人よ早くGHQの呪縛から解き放たれよ!」と思います。
投稿: milesta | 2007年8月31日 (金) 12時01分
宗教色が薄まるけど国家護持がいいのかも
投稿: 葦原屋 | 2007年8月31日 (金) 16時16分
milestaさん
いつまでGHQの呪縛、続くのでしょうねえ。もっとも、それがなくなったら、存在価値がなくなる朝日サマを始め困る連中は多いのでしょう。
これこそまさに「戦後レジーム」なのだから、安倍首相も四の五の言わないでさっさと靖國公式参拝を果たすのが戦後レジームからの脱却の第一歩なのに…
投稿: 練馬のんべ | 2007年8月31日 (金) 19時25分
葦原屋さん
難しいところですね。
靖國国家護持に必要な経費は20億円程度、大した額ではありません。
投稿: 練馬のんべ | 2007年8月31日 (金) 19時30分