狂師を追放し、狂親には超強硬で対応せよ
『モンスター親 先生を孤立させない体制を』(7/9毎日社説)
『教師悲鳴「つぶされる」 理不尽な保護者らのクレーム』(産経)
無茶苦茶な親は昔からいますが、今ほど強硬ではなかったと思います。一応「先生」と持ち上げた上でのことでしょう。
今の親たちは、狂親(モンスターペアレント)でなくとも、先生方への敬意に欠けています。親の学歴が先生より上回ることが当たり前だったりするから、などと言いますが、そんなことは昔からある話。
原因は、どう考えても、日教組が先生方の権威を地に墜としたこと。教員は聖職でなく労働者だ、と繰り返し、戦後教育により生徒を「反日サヨ」だの「フェミ」だの、要するに「自分がいちばん、他人はゴミ」に洗脳したわけです。今でもしています。それで育てられた子供達が親になれば、教師を馬鹿にするのは当然です。狂親は日教組による教育の精華と言えます。なんせ洗脳されているから、こいつらを正常に戻すのは無理です。
どうすればよいか。短期的には、専門の対応者を置くしかありません。無茶苦茶を言う狂親には超強硬な対応をするしかないでしょう。
もちろん、前提として教師の選別、日教組の非合法化が必要です。でないと、無茶苦茶な教師に真っ当な文句を言う親がモンスターペアレント扱いされるのは確実です。狂師もいっぱいいますから…
それにしても、これを毎日サンが偉そうに言えた義理ですかねえ。モンスターニュースペーパー・狂紙に批判する資格なし、と思いますけどねえ…
(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧下さい)
『モンスター親 先生を孤立させない体制を』(7/9毎日社説)
無理難題というほかはない苦情や抗議を執拗(しつよう)に繰り返す保護者、住民に学校が困惑している。「モンスターペアレント」という新語も登場した。怪物のような親という意味だ。
「仲のいい子と必ず同じ学級にしろ」「うちの子の写真の位置がおかしい」「チャイムがやかましい。慰謝料を出せ」「子供のけんかの責任を取れ」……。こんなクレームから授業内容や担任交代要求などまでさまざまにある。
もちろん、これは一部の親らのことだ。しかしその対応にしばしば時間を奪われ、精神的な余裕を失って授業や校務に打ち込めなくなり、療養する教師もいる。
全体的な統計数値はまだないが、年々こんなクレームやトラブルが増えているというのが学校現場の実感だ。これを受け、東京都港区は弁護士と契約して学校や教師たちに専門的助言をする制度を創設した。また、OBや臨床心理士らがチームで支援するなど、サポート体制をつくる動きや機運が各地に広がり始めている。
なぜ、こんな問題が表れたのか。いろいろな見方がある。少子化などによる子供への過剰な期待や保護意識。「自己中心」「言ったもん勝ち」といった社会風潮。地域社会で相談や不満を語り合う相手がなくなり、いらだちが直接学校へ向かうようになったとか、親たちが「高学歴化」し、教師を見下すような傾向も表れたと指摘する専門家もいる。
そうした要因が複合しているとみられるが、給食費不払い問題で、居直るように支払いを拒絶する保護者にも通じるものがある。
一方、教師の方はどうか。トラブル例には、最初の段階で対応を誤り、こじらせてしまったものがある。特に経験が浅い若い教師は、保護者懇談会などでもどう話を切り出していいか分からず悩むことが多いという。相手の気持ちになってじっくり話を聞き、不満の根源を考える「傾聴」も有効な手立てだが、これも不慣れだ。
対処するには教師を孤立無援にせず、支援体制を組むしかない。「先生の世界」には「へたに口出しして担任の顔をつぶしてはいけない」という考え方もあるが、そのために支援が遅れると、悩む教師を孤立させかねない。
また改正学校教育法で副校長や主幹教諭、指導教諭が設けられる。この制度が管理強化ではなく、こんな問題に悩む一線の教師への実践的な指導や支援にこそ活用されなければならない。そして相手に誠実に意を尽くした対応をしても、あまりに非常識な要求が執拗に続くのであれば、毅然(きぜん)として学校の判断と責任で対応を打ち切ることが肝心だ。
話がかみ合わない--。これは学校だけに生じている特異現象ではない。先月出た国民生活白書は諸データから家族、職場、地域社会で人間関係の希薄化が進んでいることを指摘した。それは情報化社会が急進するのと裏腹のコミュニケーション(意思疎通)の薄れであり、今の学校と保護者間の問題もその一つの表れといえる。
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『教師悲鳴「つぶされる」 理不尽な保護者らのクレーム』(産経)
モンスターにたとえられるほど理不尽な保護者らのクレーム。対応にあたる学校現場の悩みは深刻で、体調を崩す教員も出ているという。文部科学省が本格支援に乗り出す背景には、このままでは教員らが負担に押しつぶされてしまうという、深刻な実情があるようだ。
「今から出てこい」
関東のある中学教師は、受け持ちの生徒の父親から電話で怒鳴られた。時計はすでに午前2時を回っていた。
教師の指導をめぐり、「うちの子だけに厳しすぎるんじゃないか」というのが父親の不満だった。電話では解決できないから、飲食店まで出てこいという。強引な言動に、教師は恐怖心さえ抱いた。
学校現場がもっとも苦慮するのは、こうした強硬な姿勢だ。毎晩深夜に電話をかけたり、校長室で何時間も怒鳴ったりする“怪物”が、全国的に増えているという。
要求の内容にあぜんとさせられることも少なくない。「集合写真の真ん中がなぜうちの子じゃないんだ」「毎朝、(母親の代わりに)子供を起こしてほしい」といった無理難題も。
「不当な要求を突きつける保護者はごく一部にすぎないが、学校に1人でもいれば、その対応に振り回されて本来の業務に支障が出る。現場の校長や教員が抱えるストレスは、一般に考えられているよりはるかに深刻だ」
クレーム問題などを考察する「学校保護者関係研究会」のメンバーで、立川第一中学校(東京)の嶋崎政男校長がこう指摘する。学校に押しかけた保護者が始業ベルが鳴っても引き下がらず、教員が授業に行かせてもらえないケースもあるからだ。
文科省の委託で昨年7~12月に行われた教員勤務実態調査によると、全国の公立小学校教員の75%と中学校教員の71%が、「保護者や地域住民への対応が増えた」と感じていた。「授業の準備時間が足りない」と支障を訴える教員も、小学校で78%、中学校で72%に上った。
何らかのトラブルで保護者から訴えられるかもしれないと考える教員も多く、東京の公立教員の3人に1人が、訴訟の際の弁護士費用などを補償する「訴訟費用保険」に加入しているというデータもある。
かつて学校の先生は、保護者を呼んでしかりつけることはあっても、保護者から怒鳴られることはなかった。文科省幹部は「学校の権威が薄れ、不満をぶつけやすい場所になっている。地域ぐるみの支援が必要だ」と求めている。
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コメント
>原因は、どう考えても、日教組が先生方の権威を地に墜としたこと。
私はジャージ教師(非背広教師)亡国論を掲げて居ます(笑)。
ジャージ教師は大抵日教組でしたが、教師がジャージで登壇(教壇も既に無いですが)するやうになつてダメになつたと経験からも実感して居ます。
>それで育てられた子供達が親になれば、教師を馬鹿にするのは当然です。狂親は日教組による教育の精華と言えます。
全くもつてその通りです。左巻きは「今の日教組の組織率なんか殆ど影響ない位に低い」と嘯きますが、それはあくまでも現在の話です。今の親世代(私も含めて)が教育を受けて居た頃は組織率が高かつたのですから推して知るべし、です。
投稿: 葦原屋 | 2007年7月10日 (火) 10時53分
暴論ですが、教師は「自業自得」「因果応報」でしょう。
酷かもしれませんが、「日凶礎」の教師、その尻馬に乗った教師、そしてその異常さに無関心だった教師、見事な教育成果です。
残念というか、気の毒というか、その因果が、次世代の現教師に降りかかっている。
現場まともな教師を応援する態勢は、至急に必要でしょうが、十分な注意が必要です。下手に手を打てば、「日凶礎」残党の思う壺です。
中日もそうですが、教師だけが被害者のような記事はその旗振りでしょう。
何を於いても、一番の被害者は、「クレイジーティーチャー」に育てられた「モンスターペアレント」と「ベイビーティーチャー」の狭間で自己を見失う児童達です。
TBさせていただきます。
投稿: tono | 2007年7月10日 (火) 14時41分
葦原屋さん
お久しぶり。お元気でしたか。
>ジャージ教師亡国論
賛成。教師がガキと同じ格好をして権威なくしてどうするんでしょうね。
投稿: 練馬のんべ | 2007年7月10日 (火) 20時17分
tonoさま
ほんとそうですね。恨むなら先輩を恨めよ…
まずは日教組を追放しない限りはじまりません。
>一番の被害者…児童達
まさに。一番声の小さな子供たちは愛し保護すべきなのに、「人権」とやらが与えられる?だけで放置されるばかりですね。
投稿: 練馬のんべ | 2007年7月10日 (火) 20時21分