家族の大敵は長時間労働とフェミニスト
『薄れる「人のつながり」に警鐘…国民生活白書』(読売)
国民生活白書2007が公開されました。私も要旨をプリントアウトして読みましたが、まあだいたいこの記事の通りです。(要旨/全文)
どう考えても問題なのは長時間労働ですね。そんな、男女問わず深夜まで働いていたら、家族の絆もへったくれもなくなるし、独身者だったら出会いの場もありません。社内で誘ったらセクハラ呼ばわりされますし。
ワークライフバランスなんてわけのわからん言葉で誤魔化すのではなく、「長時間労働撲滅」。それがわかりやすい。
真っ当な言葉には、経済界や官僚だけでなく、実はフェミニスト連中が陰で反対しているのでしょうね。家族が一緒に長い時間過ごす、というのはフェミニストにとってはおぞましいことですから。男性はいつまでも働いて家族崩壊、こそがフェミニストの理想とする世の中です。
(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧下さい)
高市少子化相は26日午前の閣議に、「つながりが築く豊かな国民生活」と題した2007年版の国民生活白書を提出した。
今回で50回目となる白書は、家族、地域、職場という3つの「場」での人の「つながり」に焦点を当て、個人や社会に与える影響を分析した。長時間労働やIT(情報技術)化などで、いずれの場でも人間関係が希薄化し、個人の精神的不安定、家庭でのしつけ不足、地域の防犯機能や企業の人材育成能力の低下など、経済・社会に深刻な影響を与えると警鐘を鳴らしている。
家族に関して、小中学生の子供を持つ主婦に、平日に家族全員がそろう時間の平均を尋ねた調査(05年)では、最も多かったのが「0~2時間台(0を除く)」の44・5%で、次に「3~5時間台」の42・8%だった。「なし」も4・7%あった。1985年の調査では「0~2時間台(同)」が39・4%、「3~5時間台」が54・2%、「なし」は2・7%で、家族全員で過ごす時間の減少が浮き彫りになった。
家族との時間が取れない理由としては「仕事が忙しい」が77・5%を占めた。
地域に関しては、近所付き合いについて尋ねた調査(07年)で、「よく行き来している」「ある程度行き来している」が計41・6%だった。00年調査の54・6%と比べ、関係の希薄化が読みとれる。職場でも、IT化に伴い、「個人の仕事の裁量性」や「非対人的な仕事」の比重が高まったことを背景に、人間関係が変化していると結論づけた。
一方、家族と一緒に過ごす時間、隣近所との往来、職場での人とのつきあいのいずれについても、これらを確保している人の方が精神的やすらぎを得られる確率が高く、生活満足度を感じる傾向にあった。
こうした分析をふまえ、白書では人のつながりの再構築が重要だと指摘し、そのために政府が<1>有給休暇の取得促進などによるワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の推進<2>地域活動などに関する情報提供<3>家族や地域のきずなを再生する国民運動の展開――などを行うべきだと提言している。
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