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2007年4月12日 (木)

日中首脳会談は日本の完敗

日中首脳会談、「戦略的互恵関係」の具体化で合意』(読売)

この記事を読む限り、今回の温家宝訪日は中共にとって大きな成果でしょう。日本の完全な負けです。情けない…

化学兵器問題では金を出し続ける。環境保護やエネルギーでは日本がひたすら中共に技術を貢ぐ。ガス田はなし崩し。「台湾独立は支持しない」と明言。拉致は「必要な協力」としか言わない。

残念です。でも、安倍首相が一気にひっくり返すのは簡単。靖國神社春の例大祭に参拝すればそれでよし。いっそ、今日温家宝君を靖國に連れて行ったらいかがですか。

(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧下さい)

 安倍首相は11日、日本を公式訪問した中国の温家宝首相と首相官邸で約1時間40分会談した。

 両首脳は、昨年10月の日中首脳会談で合意した「戦略的互恵関係」を具体化させるため、北朝鮮の核・拉致問題での連携強化や日中ハイレベル経済対話の年内開始などで合意した。安倍首相は年内に訪中する考えを表明した。東シナ海のガス田問題では、今秋に共同開発の具体策策定を目指すことで一致した。両首脳は、双方の合意を盛り込んだ「日中共同プレス発表」と、環境保護とエネルギーの協力強化に関する共同声明を発表した。

 中国首脳の来日は6年半ぶり。

 首脳会談では、北朝鮮の核問題の解決に向けて両国が協力することで一致、日本人拉致問題に関して中国が「必要な協力の提供」を行うことが共同プレス発表に明記された。歴史認識問題では、「歴史を直視し、未来に向かい、両国関係の美しい未来を共に切り開くことを決意した」と未来志向の関係を強調した。

 安倍首相は中国側の招請に応える形で「本年内に中国を訪問したい」との考えを伝え、来年早々の胡錦濤国家主席の来日を要請した。

 戦略的互恵関係を発展させる具体策としては、<1>羽田空港と上海・虹橋空港の定期チャーター便の開設<2>日本米の中国輸出<3>新型インフルエンザとがん対策を重点とする日中医学協力構想――などで合意した。曹剛川国防相の秋の来日、中国海軍と海上自衛隊の艦船の相互訪問などの防衛交流でも一致した。

 東シナ海のガス田問題では、5月に局長級協議を開くことにした。共同プレス発表には「今秋までに共同開発の具体的方策を首脳に報告する」との目標が盛り込まれた。

 台湾問題で、温首相は「台湾独立は容認しない。独立反対を明確にしてほしい」と要請した。安倍首相は「台湾独立は支持しない」と述べた。共同プレス発表では、1972年の日中共同声明で「台湾は中国の不可分の領土の一部分とする立場を尊重する」とした原則を「引き続き遵守する」ことを確認した。

 日本の国連安全保障理事会の常任理事国入りについては、中国側は「日本が国際社会でより大きな役割を果たしたいとの願望を理解している」と一定の理解を示した。

 このほか、日中刑事共助条約締結交渉の年内合意や旧日本軍の遺棄化学兵器処理のため日本が移動式処理設備を導入することでも合意した。

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