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2007年3月 6日 (火)

事なかれ主義の企業はサヨクの餌食

大企業の本社の多くは、お役所と同じで事なかれ主義が蔓延っていますが、それを狙った「人権屋」の餌食になっているようです。昔は総会屋の餌食になりましたが、今はサヨクの餌食、というわけです。

東京人権啓発企業連絡会

こんな団体があるんですね。これが主体となって、各社に「人権研修」をやらせている。研修を受けるのは社員の義務らしい。きっと人権の何たるかを企業に勤めるサラリーマンに教えるものかと思いきや…

なんかすさまじいサヨクとジェンダーフリー思想による「人権」らしい。参加企業はサヨク団体ではないでしょうから、「のいじー・まいのりてぃー」の声があまりにうるさいので、そいつらに文句を言われないような事なかれ主義に染まってしまったものと思われます。

大声で文句を言う連中には企業は弱い…人権問題などは人事部か総務部が所管するのが一般的、となればまさに官僚主義はびこる部署…六平太なんかいません…なので、こうなるのは明らかなわけです。一昔前には「総会屋」に毅然たる態度をとれずに信用を失った企業が続出しましたが、体質は変わっていないようです。

この参加企業に勤める社員は、人権研修を就業時間中に受けなければならない仕掛けになっています。それでその時間分はサービス残業という名のただ働きに振り替わる仕掛けです。サヨクのお陰でただ働きが増えている実態、なんとかしないといけませんね。まあ、聞く方も苦笑いするしかない内容なので、それ以上の実害はなさそう、それで放っておかれているのでしょうが…

ちょっとのページを見てみましょう。とえば…

『「女だてらに」から「ジェンダー・フリー」へ』
今時フェミの人たちですら、こんなことは言いません。

在日の人々。
『強制連行され、軍事施設や民間企業で働かされた在日コリアン』
『「従軍慰安婦」について教えてください。』

はあ。朝日サマの捏造が企業の「人権研修」のテーマですか。

大好きな一揆史観。
『世直しを求める人々…
●渋染一揆』
しつこいようですけど、企業の研修でしたよねえ…

「子どもの権利条約」
『「こどもの人権条約」で求められているのは、むしろおとなたちの意識変革』
子供をわがまま勝手にさせよ、という誤った権利意識ですよ…

言葉狩り
『父兄…使い方を十分考える必要がある』…父兄会でなく、父母会ならOKのようで。父兄会に出ているお母さん方が文句を言っている様子もありませんよ。

『血筋、血統…しばしば、身分、出自にかかわる差別表現』…天皇家を言うのに高貴な血筋、というのも×らしい。

『狂気の沙汰・気違いに刃物…この種の言葉には十分注意を払う必要がある』…こんな言葉狩り、まさに狂気の沙汰。北朝鮮の核など「気違いに刃物」「狂気の沙汰」以外のどんな表現があるんでしょうか。

『女の子に届けさせます…「女の子」という表現と役割を補助的業務という固定的意識』…まあそうかも知れませんし、だいぶ死語になりつつあるように思います。ついでながら、私よりだいぶ年輩の知り合いの女性が「おばさんも会社へ来れば女の子」というサラ川を嬉しそうに作ってました。

『良妻賢母…女性蔑視と感じる女性は多い。』
それこそフェミニズム思想に染まった女性達でしょう。

『バカチョンカメラ…「チョン」が韓国・朝鮮の人に対する蔑称…差別語であるという意見がある…現在侮辱と感じる人が多いとすれば使用には配慮が必要』…ふーん。

また、同和問題がすごい書き方。これによれば、今でもぞっとするほどのすさまじい差別が行われているそうです…。でも、奈良市職員などのことなんかどこにもありません。私もサラリーマンですのでこの手の研修を受けたことがありますが、昔は「エセ同和」=暴力団で、峻別せよと教わったもんです。いまは完全に消えたらしい。

もちろん北朝鮮による人権侵害(政府が主催して啓発週間までやった)、中共の人権侵害などは完全にスルー。

こまったもんですね…

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