ネットを子供に使わせるな!が本筋だけど…
『ネット有害情報対策で国民会議創設を 再生会議が提言へ』(産経)
教育再生会議関係でもう1つ記事をみかけました。
これは意味が十分と思います。子供にみせるべきではない有害な情報がネットにはわんさか。でも、フィルタリングソフトも不十分だし、きっずgooなどのはじく基準もわけわかりません。ご賢察の通り、この「家族がいちばん」もはじかれます。
本来、子供にパソコンなど使わせるべきではない。ネットなど言語道断。子供に携帯を使わせるのも大問題。情報を取捨選択する能力を持っていることがネットを使う大前提です。子供にはまだそんな能力はありません。
現状では、子供がパソコンを使うのは親の監視下に限ること。子供に携帯電話など使わせないこと。それしかありません。危なすぎます。
でも、世の中こういうことを言う頑固オヤジばかりだけではないわけで…と考えると、なかなか難しいかなあ…というようなことなのでしょう。親はいろいろですが、子供はみな社会の宝です。
ネットや携帯がこれだけ普及した以上、子供が使うことを前提になるのはやむを得ません。子供を守るために、ネットや携帯の安全を「社会総がかり」で考えていく必要がある、ということに(やや消極的ながら)賛成します。
もっとも、ネットも問題だけど、テレビの「馬鹿養成ギブス番組」や「反日洗脳ニュース」を何とかするのが先かも知れませんが。
(続きは記事の保存です、当面はリンク先をご覧下さい)
政府の教育再生会議は、携帯電話やインターネット上の有害情報から子供を守るため、民間主導で対策強化を図る「国民会議」(仮称)の創設を提言する方針を固めた。5月に予定される第2次報告に盛り込む考えだ。
分科会の池田守男主査(座長代理)は記者会見で「幅広い組織が参加し、社会総がかりで取り組まなければならない」と強調。経済団体やPTA協議会などの教育団体、マスコミなどの参加が必要との認識を示した。
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コメント
私も、まだことの分別がつかないような子供に携帯を持たせたりインターネットをやらせるのは早すぎる。せめて義務教育が終わってからでも遅くはない。その間にネットに関する十分な教育をして、免疫を付けてから見せたってどうってことはない。危なっかしくて見てられないですよ。将来自分の子供には大人になるまで携帯もインターネットも与えるつもりはありません。ちゃんと教育をしてからにします。
投稿: かついち | 2007年3月29日 (木) 08時55分
パソコンは、親の目の届くところに置いて許可を得て使うなどのルールを決めやすいので、まだ良いですけど、携帯は一度与えてしまったらどんな使い方をするかチェックできないから、どうしても必要な状況でないなら与えたくないです。
しかし某所で、こういうコメントを書いたら、「持ってはいけない理由を子供にどうやって説明するのだ。」という、たぶん若い人からの書き込みがありました。私は「持たなければならない理由」がなければ持たせない、と親が決めて良いことだと思うのですが、親とも平等で何でも自由で思い通りになってきた若い人からすると、そういうのは親の干渉とか親が独善的だと思うのかな?と違和感を持ちました。先生からも「子供の権利」を主張しなさいとか教えられてきたのかな?
投稿: milesta | 2007年3月29日 (木) 09時26分
今の若い世代が四六時中携帯に没頭する世の中です。彼らの子供がそれを見て育ち、携帯を持つことが当たり前になるのは必然で、さういふ時代が目と鼻の先に来て居るのも悲しい現実ですね。地域の役員をやつて居ますが、近頃転入して来る若いカップルなどは加入電話権を持たない世帯(所謂固定電話を持たない世帯)が多いです。
それと子供に携帯を持たせる理由として「位置情報サービス」等のネットサービスがありますけど、あれも結局は飽和しつつある携帯加入者数を増やすための会社側の策略にすぎません。親も携帯会社の「子供の安全の脅威」と言ふ脅しに屈して居るのも事実で、それもまた悲しい現実ですね。
子供の安全を守るのは地域の連携から。これは鉄則です。
投稿: 葦原屋 | 2007年3月29日 (木) 10時52分
友人の娘(母娘ふたり暮らし小4)は携帯を持っていますが、ネットは出来ないそうです。学校にも規則で持って行っていません。
家に帰って鍵っ子状態の時に持っています。
位置情報と、もしも電源が切られると母親や私のところにメールが来て電話が繋がり暫く通話状態になり周りの音が聞こえます。
こんな物は無くて良い状態が望ましいのは明らかですよね。
子供のパソコンは、親が付いているか、十分な知識でユーザーが子供の時にはネットは見られない環境にしておくべきでしょうね。
ネットや下らないテレビより、子供達に見て欲しい物を拙ブログで記事にしました。お時間があれば寄ってみて下さい。
投稿: tono | 2007年3月29日 (木) 19時57分
みなさま
うちの子供達は、ネットは私の監視下でまあ1週間で10分くらい遊ばせることがあります。キッチンタイマーが鳴ったらおしまい。当然、携帯は持たせていません。
中学生くらいになると、携帯を持っていない子供は仲間はずれにされたりします。周囲と違う子供はいじめの対象になりやすいので、きっと子供達がそれくらいになったら私は無茶苦茶悩むでしょう。
投稿: 練馬のんべ | 2007年3月29日 (木) 20時35分
かついちさん
>ちゃんと教育してから
そうですね。それしかないでしょうね。
投稿: 練馬のんべ | 2007年3月29日 (木) 20時37分
milestaさん
うーん、持っていけない理由をどう説明するか、ですか。そんなこと考えたこともないですね。仰せの通り、保護者たる親が決めるべきことでしょう。
投稿: 練馬のんべ | 2007年3月29日 (木) 20時44分
葦原屋さん
携帯で子供を守れるなど、確かに携帯屋の宣伝文句に過ぎませんね。
>子供の安全を守るのは地域の連携から。これは鉄則
まさにそうですね。この前、家の前で子供の防犯ブザーが鳴ったので何事かと思って飛び出したら、子供同士の悪ふざけ。うちの子ではないけど叱り飛ばしておきました。
投稿: 練馬のんべ | 2007年3月29日 (木) 20時47分
tonoさま
素晴らしい。全部大きくしてみました。続きを期待しています。
投稿: 練馬のんべ | 2007年3月29日 (木) 20時57分
皆さんに叱られるかもしれませんが、僕は単身赴任を始めてから、子供達には携帯電話を持たせ、通話より遥かに安いメールで子供達との会話を持つようにしました。5年位前ですから、息子が中学2年生の時からで、その1年後、娘には中学1年生から持たせました。毎月の料金の請求書等でしっかり監視していますし、子供達を信頼して使わせれば、子供達もルールを守って使ってくれると信じています。携帯電話やネットに限らず、友人関係が子供達の行動を左右するとも考えています。常日頃、子供達と会話を持ち、子供達の友人関係をチェックするのも、携帯電話やネットの正しい使い方に繋がっていくと思います。
投稿: パンプキン | 2007年3月29日 (木) 22時17分
パンプキンさん
なるほど。子供達と十分会話し、子供の交友関係にも配慮し、さらに十分なチェックを行えば、有効な道具では、ということですね。
親の十分な監視下なら有効な道具であること否定しませんし、ましてパンプキンさんの場合は単身赴任で親子の会話の道具という、とても素敵な使い方の例と思います。どうしても子供に持たせなければならない状況下での好例かと。
ただ、そこまでわかってできる親は希有ですし、やはり特別な状況での使い方だと思います。一般化しないほうがよいかも。
投稿: 練馬のんべ | 2007年3月30日 (金) 07時25分
私もいざ子供を持つようになったら、実際は悩むのかもしれませんね。私は携帯を絶対持たせないという立場で、もし子供に「周りのみんなは持っているのにどうして僕だけ(私だけ)持っちゃいけないの?」と聞かれたら悩むかもしれないけど「持たせる理由がないから持たせない」と言うと思います。学校にまで行って携帯をわざわざ持たせなければいけないというのは私には理解ができないのです。ただ、安全面で持たせるというのは理解はできるのですが、それでも携帯を持たせて安心かと言えばそういうわけでもないですよね。ですから結局は、決して無意味ではないですが根本的な解決にならないし、みんなが持ってるから自分の子供も、という考えも短絡的なのではないかな、と私は思うわけであります。
投稿: かついち | 2007年3月30日 (金) 15時23分
かついちさん
仰せの通りです。うちでは「みんな持ってる」と言われようがどうしようがTVゲームは買っていません。でも、それで子供が仲間の会話に入れないのは辛そうだなあ、という思いはあります。子供の友達にはいい子がいて、「○○子(うちの子)はTVゲーム持っていないから今はTVゲームの話はやめようよ」などと気を遣ってくれるのですが(泣)、そんないい子ばかりではないのでねえ…まして、携帯で子供同士(まだ小学校だからないけど)メールのやりとりをするようになったら、持っていないとエンガチョ…と思うと悩むわけです。
親がみんなで持たせない、とか、学校で持ち込み禁止にでもしない限り悩みは尽きません。
投稿: 練馬のんべ | 2007年3月30日 (金) 20時29分
最近、愛国者を名乗る右翼の父親が「暴力的・性的な有害表現が子供達に悪影響を与え、犯罪を起こす。規制して子供達を守るべき」
と言う様なブログ主さんの主張と非常に近い説教をして来るので、勇気を出して疑問をぶつけてみました。
①その表現と犯罪との関連性を証明する物は?
関連性が証明されて無くとも証明されたかの様に宣伝したり、証明されたとするのに都合の良い情報を集め、都合の悪い情報は申し訳程度にしか集めないか、否定できる物しか集めないやり方は典型的。
反対派の専門家をほぼ同じ人数加えた上で、情報収集や資料の作成を行うなど、公平性を持たせる具体的工夫は?
②仮に関連性が証明されたとして、それはその表現に触れている人間全体の何%に言える事か?
僅かの例が大多数に当てはまるかの様に宣伝するやり方も典型的。
中立の立場の統計学の専門家に調査を依頼するなど、公平なパーセンテージを調べる具体的工夫を?
③仮に統計学上、高いパーセンテージを示したとして、それはその表現にだけ言える事か?
気に入らない物だと特別悪いかの様に宣伝するが、自分に都合の良い物の場合、まともに取り扱わないやり方も典型的。
自分に都合の良い表現に関しても、同等の調査を?
④誰の言う「有害」で「悪影響」で「守る」?
規制を作りたがっている人間がこれを見たら都合の悪い事を起こしそうだと予測した=有害・悪影響?
仮に規制を受ける本人が有害・悪影響としたとしても、犯罪を起こす可能性が否定できなくとも、その表現を見たいと思うかの価値観は人それぞれ。自分や同類の言う「こうしないとこうなる、こうなる可能性がある位ならこうした方が正しい」の価値観を押し付けておいて「有害」な表現の「悪影響」から「守る」?
押し付けられる側だったとしても正しいと?
⑤憲法違反では?
共産主義・管理主義・社会主義国家で悪名高い北朝鮮ならともかく、
資本主義・自由主義・民主主義国家の我が日本国には、憲法第19条・思想の自由が存在。
影響を受けるものを制限し、どの様な人格を持つかコントロールするやり方は、原則として禁じられているはずでは?
この様な自分が疑問に思う事を正直に話したら、突然殴られ「舐めたこと言いやがって」「ガキのくせに」「殺すぞてめえ!」「普通にやるぞコラ!」と威嚇と脅迫を繰り返し、髪を滅茶苦茶に切られ、表を歩けなくされました。騙されたふりをしたり、嘘をついて機嫌を取れば正しかったのでしょうか?
投稿: 中学校三年生女子 | 2010年6月14日 (月) 18時24分
中学校三年生女子さん
まずは公開が遅れたこと、お詫びします。スパムコメントに紛れ込んでました。
>最近、愛国者を名乗る右翼の父親が
>「暴力的・性的な有害表現が子供達に悪影響を与え、犯罪を起こす
>規制して子供達を守るべき」
>と言う様なブログ主さんの主張と非常に近い説教をして来る
あなたのように、中学3年生にしてやっていいことと悪いことがわかっている方、また、単に二次の世界で発散している方だけなら、なんの問題もない。でも世の中、そうでもない。ゆえに、私の親の時代から「悪書追放運動」なるものがあります。
憲法の保障する表現の自由とは、政府を徹底して批判する自由のこと。自民党政権下だろうが現政権だろうが、それは当然。しかし、公序良俗に反する表現は、当然制限されてしかるべき、最高裁判例でも当たり前。特に、18禁を憲法違反とする判例はないはず。
憲法以前に社会通念上の「当たり前」があります。もちろん、その「当たり前」を恣意に判断してはならないのは当然のこと。
>髪を滅茶苦茶に切られ、表を歩けなくされました。
それはちょっとやりすぎかも知れませんが、親子間のことに口を出す筋合いではありません。
投稿: 練馬のんべ | 2010年6月27日 (日) 21時04分