石川の地震被災者にお見舞い申し上げます
石川県で震度6強の地震が起こりました。被災なさった方々にお見舞い申し上げます。
それにしても、NHKニュースはなんとかならないでしょうかねえ。
その1.現地の役所などへの電話はやめろ!現地は大変で取材に応じている場合ではありません。まして、そこで「火の手は上がっていませんか」などと質問するのは不愉快。明らかに「火の手が上がっていること」を期待した質問です。聞かれた方もむっとして答えていたように感じました。
その2.家が倒れている映像が流れていますが、いつも瓦屋根の家ばかり厳選しているように感じます。瓦屋根は地震に弱い、という刷り込みをしたいみたい。実際はそんなことなく、要するに古い耐震基準で造られている家が弱く、新しい基準に従って造られていれば強い、ということです。詳しくは専門家である『山本大成 「かわら屋の雑記帳」』さんの『「瓦屋根は地震に弱い」は、正しくない!?』をどうぞ。
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コメント
練馬のんべさんの書かれている通りだと思います。初期段階での情報は不確実なことが多く、その段階での取材などで不確実なことが伝えられ、更に被害を大きくしてしまう恐れもありますね。どうせするなら「事件・事故は現場で起きている!」わけですから、地域全体を自分達の手足で均等に取材し、伝えるべきですね。ただし、ちゃんと災害時訓練をされた人以外が取材でウロウロするのは、邪魔になるだけですが。
投稿: パンプキン | 2007年3月25日 (日) 21時30分
パンプキンさん
ほんと災害時のマスコミは迷惑ですね。なにより大事な救助の足手まとい。それを全国に伝えるのも仕事かもしれないけど初動の邪魔をしないだとか同じところに各社が群がらない(代表取材)だとかしてほしいですね。
投稿: 練馬のんべ | 2007年3月25日 (日) 21時56分
TB下さりありがとうございます。
石川県は、弊社でもお客様の多い地域でもあり、今回の地震には心を痛めています。
まだ全体像が見えるまでの情報は入っては居ないのですが、地域的に在来工法の多い地域でもあり、当然旧耐震基準で建てられた建物の大半が、木造軸組瓦葺きの家でもあり、結果的にTV等の映像に登場する家に瓦がのっており、風評被害が実際の売上に今後影響するのではないか?と懸念を持っています。
数年前に九州に台風が上陸した際、私たち瓦業界の認識としてはほとんど被害がなかったにもかかわらず、マスコミの大半が「台風で瓦が飛ぶはず!」「瓦が飛んだ被害映像を探さねば!」との考えで探し回ったのか?、瓦のとんだ一棟の屋根を探し回り、各局同じ建物の被害映像を放送していたこともあります。(他に飛んだ物件が見つけられなかったようです)
マスコミは、責任の重さをもっと自覚して欲しいです。
投稿: 山本大成 | 2007年3月26日 (月) 09時46分
今回の能登半島沖地震で被害に遭われた方々には心より御見舞申し上げます。
マスコミの報道のあり方をまた考えさせられるようなことが起きてしまいましたね。本当に被災地の迷惑をまったく考えないマスコミの姿勢は手の施しようのないほど荒んでいますね。
実際被害に遭われた方々の心情を思うと、あんな無責任で人の心のみじんも感じない冷酷なマスコミなど信用できません。大変なのは見ればわかるでしょ?!と私はいつもテレビの前で文句を言っています。本当に常識をわきまえて欲しいものですね。
投稿: かついち | 2007年3月26日 (月) 10時47分
山本大成様
また瓦のせいにされそうですね。マスコミはスケープゴートを作りたがります。酷い話です。今回のはどうみたって古い家が倒れただけなのに…
マスコミはダイオキシンで所沢の農家を虐め倒したなど、その手の話題に事欠きません。許し難いですね。
投稿: 練馬のんべ | 2007年3月26日 (月) 23時44分
かついちさん
仰せの通り。代表撮影で映像さえ流せばどんな状態か一目で分かります。テレビはラジオと勘違いしているのでしょうかね。とにかく、取材する金とヒマがあるなら、少しでも救助の手伝いをすべきですね。
投稿: 練馬のんべ | 2007年3月26日 (月) 23時47分