« 朝日サマ社説は柳沢発言でも期待を裏切らない | トップページ | 宮本巡査部長に合掌 »

2007年2月11日 (日)

今日は紀元節

Hinomaru_42 今日は「建国記念の日」。「の」が余計だなあ、と思っていたら渡部亮次郎が「頂門の一針」第701号で解説していました、ぜひそちらをご覧下さい。自民党と社会党の妥協の産物ということですが、その経緯は笑えるけどもう昔話、ちゃんと改正してほしいし、どうせなら紀元節にしてほしいですね。(本ブログは日曜定休ですが、祝日の場合は定休日をずらすこともあります)

以下、余談。

今年は何年?といえばもちろん皇紀2667年。昭和15年が2600年です。なんと言ってもこの歌ですね。

金鵄(きんし)輝く 日本の
栄(はえ)ある光 身にうけて
いまこそ祝え この朝(あした)
紀元は二千六百年
ああ一億の 胸はなる

森毅先生(京大名誉教授)だったと思いますが(記憶を辿って書いているのであてになりません)、入試の面接で、なぜ今年はめでたいのかという問いに、紀元2600年です。万世一系の天皇が治め続けた日本、世界一永く続いていることです、という旨を真面目に答えたそうです。ところが試験官は意地悪く、では来年は2601年、更に永く続いて今年よりめでたいではないか、と聞いたそうです。まだ紅顔の美少年だった?森先生は機転を効かして、その通りだけど毎年祝っていたらめでたすぎるからちょっきりの時に祝うしかないでしょ、と冗談めかして答えたら試験官は大笑い、見事合格になったそうです。

また、そのときに流行った替え歌。こっちの方が有名?(金鵄、光は煙草の銘柄)

「金鵄」上がって十五銭
栄えある「光」三十銭
今こそ来たぜ この値上げ
紀元は二千六百年
ああ一億の民は泣く

日本人のユーモアのセンス、いいですね。戦争まっしぐらの軍国主義で真っ暗な日本…というのが如何にインチキかを示す逸話でした。

112_15

|

« 朝日サマ社説は柳沢発言でも期待を裏切らない | トップページ | 宮本巡査部長に合掌 »

コメント

こんばんは
うちでは見られないのですが・・。

>明日、2月12日午後7時〜8時。
>チャンネル桜・対談番組「人間の杜」で、
>池田 満先生が
>「ヲシテ文献と、我が国の光輝ある縄文文化について」
>1時間ほどの対談をなさいます。

とのことです。
のんべさんのところは「チャンネル桜」見られますか?

投稿: ことだま | 2007年2月11日 (日) 22時59分

ことだまさん
びーちぇさんのところの更新がずっとなかったので心配でしたが諸事多忙のためということでほっとしました。チャンネル桜、観ようとしたらうまく行きませんでした。ちょっと残念。あまてるさまも残念がっていらっしゃるかな?

投稿: 練馬のんべ | 2007年2月12日 (月) 00時47分


再放送もあるようですから、いつかは見られますね。きっと(笑)

投稿: ことだま | 2007年2月12日 (月) 10時22分

ことだまさん
多分、ネットだったらオンデマンドで観たいときに観られるようになるのでは?と若干期待しています。

投稿: 練馬のんべ | 2007年2月12日 (月) 17時53分

ネットで見るため、インストールしたのですが、
うまくいかなかったようで・・。
いつかまた再チャレンジします。

投稿: ことだま | 2007年2月12日 (月) 22時04分

ことだまさん
うちでも試聴はできたけど(最初の1分程度)ちゃんとした視聴はできませんでした。ざんねん…
チャンネル桜のトップページに「『ホツマツタヱ』を読み解く―日本の古代文字が語る縄文時代 池田満」が紹介されていますね。もっと広まることを願っています。

投稿: 練馬のんべ | 2007年2月12日 (月) 22時14分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今日は紀元節:

» 『楽しい古事記』 阿刀田 高 [本からの贈り物]
楽しい古事記阿刀田 高 (2003/06)角川書店この商品の詳細を見る 本日は建国記念の日、紀元節である。 つい先日こちらでも建国を祝うオーストラリアデーがあった。町ではイベントがあり、国旗を立てて走っている車があ... [続きを読む]

受信: 2007年2月11日 (日) 09時56分

« 朝日サマ社説は柳沢発言でも期待を裏切らない | トップページ | 宮本巡査部長に合掌 »